2016/08/02

モンテマール ソーヴィニヨン・ブラン 2015

モンテマール ソーヴィニヨン・ブラン 2015
モンテマール ソーヴィニヨン・ブラン 2015
MONTEMAR SAUVIGNON BLANC 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン主体

イオンで、518円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しいがやや地味な印象

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、柑橘系、グリーン系ハーブ、青草香、白い花
<香辛・芳香・化学物質>シロップ、クリーム、かすかに硝煙
香りの印象:爽やか、だんだん落ちてくる

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、フレッシュな
苦味:控えめ
バランス:フレッシュで溌剌としている
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
砂糖をかけたグレープフルーツみたいな

【評価】
フレッシュで爽やかな果実味があるが、甘みが邪魔してキレが悪い

【供出温度】
7度以下 夏場はキンキンに冷やして飲むと美味しそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、輝きが弱く地味な印象。

香りは、最初にソーヴィニヨン・ブランらしい青草香があって、白い実の果実、柑橘系、シロップ、クリームなど甘い印象に変わってきます。

味わいは、ライトでシャープなアタックから、フレッシュな果実感としっかりした酸味が爽やかに広がり、その後甘みがふんわりと落ち着かせて、ジューシーな印象のまま静かにフィニッシュ。

かなりジューシーですが、普通に美味しいですね。
昔のドイツワインみたいに、後から果汁を混ぜているような感じも受けます。

今のワンコインに求められている事に、正しく答えているワインだと思いますね。
難しいことを考えず、素直に美味しいって思う味わい。

しかもワンコインという引け目はまったくなく、正々堂々と自己主張しています。
カジュアルに楽しくやりましょうよ、と胸を張ってる感じ。

今日の晩御飯は、自家製の「親子丼」。
とても合うとは言えませんが、まあチューハイをあわせてるくらいの相性でしょうか。

おつまみで「クリームチーズ」は相性いいけど、お互いの良さは薄まります。
「アーモンド」は完全にワインの負けますが、でもふわっといい感じを残します。
「レーズン」は、親戚だけど仲が悪い的な合い方。
ドライフルーツの「クランベリー」は一番良く合いました。

砂糖のかかった「パインダイス」はワインに溶かされて消えるような合い方。
「クリームチーズ」を「カシューナッツ」に乗せて合わせると、かなりいいバランスで合います。
クッキー生地のレアチーズケーキに、レモンでアクセント、みたいなバランスでしょうか。

ワンコインのワインが、その立場を確固たるものにしている過程体現しているワインではないでしょうか。

高級ワインとは別の世界で、しっかり地位を築いているカジュアルワインの新しいスタンダードって感じがあります。

人に例えると、素直で溌剌とした希望に満ちている、爽やかな風に吹かれている青年、みたいな感じ?

このワイン、オススメです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


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