2016/05/22

ナターレ・ヴェルガ ヌアレ ピノ・ネロ 2015

ナターレ・ヴェルガ ヌアレ ピノ・ネロ 2015
ナターレ・ヴェルガ ヌアレ ピノ・ネロ 2015
Natale Verga Nuare Pinot Nero 2015

イタリア:ロンバルディーア州:IGTプロヴィンチャ・ディ・パヴィア
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)

リカーランドトップで、税抜き890円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいが大人しい色調の、明るめのルビー
濃淡:淡め
粘性:強め
外観の印象:底がしっかり見えるくらいの明るさ、美しい輝きがある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>赤い実の果実、キャンディ
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、ちょっとヴァニラ?
香りの印象:温度低めのせいか、香りが立ってこない

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):多めの残糖
酸味:爽やか、はっきりした
タンニン分:サラサラした、控えめ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ジュースっぽい果実感

【評価】
甘くて軽い、ジュースのような味わい

【供出温度】
10度以下 軽くてジュースっぽいので冷やして飲むタイプだけど、温度が上がったらどうなるか気になる

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、底が見るくらいの透明感の、若々しい色調の明るいルビーで、ツヤと美しい輝きがあります。

香りは、温度が低めのせいかほぼ感じられず、キャンディや赤い果実、なめし革、かすかにヴァニラっぽさもあるような。

味わいは、軽くて甘いジュースっぽい味わいで、飲んだ瞬間にすべての味わいがあって、すぐにえぐ味を残したフィニッシュ。

このワイン不思議でのですが、ボトルがやたらに重く、5000円クラスくらいの重量があって、しかもピノ・ノワールで、でも価格は890円。
掘り出し物なのか、出来が悪かったから安く売らざるをえなくなってしまったのか、とても興味がありました。

で、実際に飲んでみると、まあ価格なりの味わいというか、ブラインドで飲んだら輸入果汁を使った国産ワインと答えそうな、500円台のワインの感じですね。

でもまあ素性はいいというか、すっきりまとまっていて悪い要素は感じないので、これから変わってくるのを期待して飲んでみます。

今日の晩御飯は、「シンガポールチキンライス」と「冷奴」。
赤ワインだとやや軽めのメニューですが、このワインは赤でも軽いタイプなので、パワーバランスはいい感じ。

ワインの甘みが、穏やかに食事とのつなぎになっていて、受け入れてくれます。

人に例えると、ただの可愛い女の子だと思っていたら、周りに配慮の出来るしっかりした考え方を持っている女性だった、みたいな。

醤油をかけた冷奴にも合いますね。
ジュースっぽさが出るかと思ったら意外とそうでもなく、すーっと後ろに引いて食事を立てるみたいな合い方をします。
おつまみのミックスナッツも、程よい距離感で社交的に合わせてきます。

ちょっと特殊な味わいで、ワイン通の人には受け入れられないと思いますが、不思議な魅力を持っているワインだと思います。

ニューワールドっぽいけどチャーミングで品が良くて、ピノ・ノワールらしさは無いけど、ワインとしてはカジュアルで魅力のある味わいではないでしょうか。

ただ、ワインだけになるとやはりちょっと物足りないんですよね。
ここまで持ち上げておきながら、個人的には好んでまた買おうとは思わないかな~。

■楽天ショップへのリンク

ナターレ・ヴェルガ ヌアレ ピノ・ネロ Natale Verga Nuare Pinot Nero イタリアワイン/赤ワイン/ミディアムボディ/750ml【イタリアワイン】

※サイトより引用
ナターレ・ヴェルガ  Natale Verga
品質と価格のバランスに優れたワイン造り
1895年エンリコ・ヴェルガにより創業されたこのワイナリーは、現在4世代により引き継がれ、現在も創業当時と変わることない想いの下、ワイン造りを行っています。現在の経営者であり、社名にもなっているナターレ・ヴェルガ、そして彼の父であるジャンカルロ、妹のクリスチーナ、ローラとともに家族経営ながら、品質を重視したワインを生み出すため、最新鋭の機器を整え、今日ではイタリア国内のみならず、世界中にて高い評価を受けています。
より多くの人が気軽に飲める高品質ワインを常に目指しており、品質と価格のバランスに優れたワイン造りで国内外の市場で成功を収めました。 豊富な品揃えも魅力でイタリアにおけるワイン市場のリーダー的存在と言えるでしょう。イタリア各地を代表する品種からコストパフォーマンスに優れたワインを造り、イタリア国内の多くの愛好家はもちろん、世界各国へ輸出され幅広い支持を集めています。
8か月の樽熟と4か月のビン熟を経て出される、北イタリアのピノ・ノワール。口当たりの良いイチゴなどベリー系の果実味と柔らかいタンニンが調和し、酸味とのバランスも良好。
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