2016/03/25

エレンシア・アンティカ 赤 NV

エレンシア・アンティカ 赤 NV
エレンシア・アンティカ 赤 NV
HERENCIA ANTICA RED NV

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ボバル、カベルネ・ソーヴィニヨン

ミニストップで、540円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい色調の、濃いルビー
濃淡:やや明るい
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、底がうっすら見えるくらいの透明感がある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>茎っぽいグリーン香、ちょっとタバコの葉
<香辛料・芳香・化学物質>ケミカル、硫黄、生肉、血液、アルコール香
香りの印象:ケミカルで青っぽい

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:ちょっと荒い印象
タンニン分:ちょっと粗く、収斂性がある
バランス:荒っぽくて、ワイルド
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
ケミカル

【評価】
ライトながら全体的に荒っぽいバランスで、アルコールとタンニンが強く辛いフィニッシュ

【供出温度】
10度以下 荒っぽくて辛いのを冷やして抑えるか、温度を上げて飲みやすくするか、ちょっと微妙

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の濃いルビーで、底が見えるくらいの透明感と輝きがあります。

香りは、ケミカルな印象があって、茎っぽいグリーン香や、赤身の肉や血液、ちょっと荒っぽい印象です。

味わいは、軽めのアタックから、抑えめの果実感と甘みがじわっと出てくるものの、すぐに荒れた印象の酸味やタンニン、浮き気味のアルコールが主張してきて辛いフィニッシュ。

第一印象はハズレですね。
でも傷んでるとか、管理が悪かったという印象ではありません。

正々堂々と荒っぽいというか、ちょっと男前な感じでしょうか。

食事と合わせると結構いけそうな気がします。

今日の晩御飯は、コンビニのハンバーグカレードリア。
かなり強いメニューですが、このワイン完全に渡り合って負けません。

ただ、相性がいいといよりはケンカするような合い方で、フィット感はありません。
最後にワインの強さが残るのですが、サッパリしてくれる感じでもないですね。

人に例えると、発言は強いんだけど、場をかき回すだけで、何も結論を出さない、身勝手なビジネスマンみたいな。

んん、でも食べ物を飲み込んだあとでワインを飲むと、ちょっとサッパリしてくれますね。

枝豆って意外と赤ワインに合うのですが、このワインはオラオラって枝豆をボコボコにしてしまう感じ。
このワイン暴力的なんですね。

ビーフジャーキーにも対等に渡り合いますが、完全にケンカですね。
楽しそうに乱闘してる感じ。

冷蔵庫で冷やすとフルーツ感と甘みが出てくるので、温度低めの方が飲みやすいみたいです。

ただ温度が低いと、後味に苦味が残るのが気になりますね。
安いワインに時々ある、強く残る苦味です。

あまり幸せ感のない、武闘派ワインですが、好きな人は好きなんじゃないでしょうか。
特に男性は、これくらいガツンと個性のあるタイプが好きな人も多いかもしれません。

まあ個人的にはリピートすることはないかな~。

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エレンシア アンティカ(赤) ビセンテ・ガンディア 750ml (赤ワイン)【ライトボディ】あす楽対応

※サイトより引用
Vicente Gandia ビセンテ・ガンディア
歴史に刻まれたスペインの情熱
1885年に創業を開始して以来、125年以上の歴史を持つ老舗生産者です。
スペインでここまで長い歴史を持つ家族経営の生産者は珍しいと言われています。
創業間もない頃、フランスでフィロキセラの被害があった際に、スペインワインをフランスに輸出したことで大成功を収めました。
年間生産量6500万本。輸出85カ国(全体の90%が輸出)を誇り、オリーブオイルや無農薬有機栽培にも力を注いでいます。現在では四代目が継承しており、更なる飛躍の為に日々情熱を注いでいます 。
ブルーベリーやプラムの香りが広がり、滑らかな舌触りといつまでも余韻の続く味わいを楽しめます。ルビー色に輝く美しい色合いは、正に老舗ならではの情熱を感じさせます。
1000円以下のおすすめワイン

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