キンタ・ダ・オプサダ アレアル・ヴィーニョ・ヴェルデ 2014
Quinta da Pousada AREAL VINHO VERDE 2014
ポルトガル:ミーニョ地方:D.O.C.ヴィーニョ・ヴェルデ
アルコール度:11%
ブドウ品種:ロウレイロ50%、トラジャドゥーラ20%、アリント20%、アルバリーニョ10%
リカーランドトップで、税抜き925円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:中庸
粘性:弱い
外観の印象:軽い発泡がある、輝きがある
【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>梨、白い実の果実、ハチミツ、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、開いている
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:穏やか
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ
【評価】
ライトでスリム、溌剌としているが、若干酸化の印象がある
【供出温度】
7度以下 軽めで炭酸を含んでいるのでしっかり冷やして飲んだほうが良さそう
【グラス】
小ぶり
【総評】
外観は、オレンジがかったベージュっぽいイエローで、ちょっと酸化の懸念があるものの、輝きは強め。
香りは、梨や白い実の果実、柑橘系、グリーン系のハーブ、ハチミツやシロップ、若干リンゴやシードルのような酸化の印象も感じます。
味わいは、かかすかに発泡しているライトなアタックから、ナチュラルな果実味と爽やかな酸味がゆっくり広がり、少し酸化の印象はあるものの、すーっと流れるようにフィニッシュします。
ヴィーニョ・ヴェルデって緑のワインって意味ですが、意外とオレンジがかった色調のものが多いですね。
酸化してるわけでは無いのかもしれません。
いままでは微発泡くらいのものが多かったですが、これは微発泡とは呼べないレベル。
ちょっと炭酸を含んでる、くらいです。
飲み進むと、酸化の印象も無くなり甘みも強くなってきて、少しづつ良さが出てきました。
今日の晩御飯は、ほぼジャガイモの味の、自家製コロッケ。
中濃ソースをかけるとワインが負けて、コロッケだともうひと味欲しい感じです。
魚のフライとか、チキンフライとか、天ぷらとかの方が合いそうですね。
酸の印象が個性的で、ちょっとクセがあるので、香りの強い洋食が合いそうです。
おつまみで、キャラメルコーティングしたカシューナッツに合わせるとバッチリ合いました。
女子会的な合い方で「やだ、これおいし~(ハート)」って感じ。
バナナチップスにも良く合います。
ワインだけになると、やはりちょっと個性的。
誰にでも好かれるタイプでは無さそうなので、パーティに持ってくイメージでは無いのですが、ラベルデザインはとても可愛いですね。
ポルトガルワインって、ラベルデザインが秀逸なものが多い気がします。
そうなんですよね~、悪くないんだけど何かちょっと惜しい感じ。
人に例えると、一見爽やかななんだけど、独特な価値観を持っていて、とっつきにくい青年みたいな。
一般的にはオススメできませんが、試しに飲んでみるのはありかと思います。
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■1000円以下のおすすめワイン
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