2016/01/31

ルート・ワン ピノ・ノワール 2013

ルート・ワン ピノ・ノワール 2013
ルート・ワン ピノ・ノワール 2013
Root 1 Pinot Noir 2013

チリ:アコンカグア地方:カサブランカ・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ドン・キホーテで、税抜き934円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:黒っぽい落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや明るさがある
粘性:強め
外観の印象:透明感がある、落ち着いた印象

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ヴェジェタル、ドライフルーツ
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、血液、鉄さび、アルコール香
香りの印象:若干閉じた印象、ややケミカル

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらか、やさしい
タンニン分:シルキー、控えめ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな赤い果実

【評価】
ライトでフレッシュ、清涼感のある味わい

【供出温度】
10-13度 ライトでフレッシュなので、温度低めが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、落ち着いた色調の濃いルビーで、底がうっすら見えるくらいの透明感と美しい輝きがあります。

香りは、若干閉じているのかケミカルで還元的、なめし革、血液、鉄さび、ドライフルーツのような印象で、これから変わってきそう。

味わいは、ライトでスムーズなアタックから、チャーミングな果実感と甘み、優しい酸味が広がり、タンニンはシルキーで控えめ、クールで清涼感があり、ややえぐ味を残してジューシーなフィニッシュ。

ニューワールドのピノ・ノワールらしい、角が取れててジュースっぽいまとまりながら、ヒンヤリした清涼感のある味わいがとても好印象です。
誰が飲んでも普通に美味しいって言いそう。

魅力のあるワインですね。
ワインだけで、どんどん飲んじゃいます。

今日の晩御飯は、自家製メンチカツ。中濃ソースと辛子でいただきます。

このワイン、軽めなので食事の邪魔をしない感じ。
特に高め合うって感じではありませんが、シンプルでプレーンなので、合わせる食事の幅が広そうです。

おつまみの堅揚げポテトにもパーティ的に合います。

オレゴンのピノ・ノワールに印象が似てるような気がします。
オレゴンワインセミナー ソムリエ協会関東支部 第1回例会セミナー
完全にニューワールドのイメージですが、品質感がありますね。

1000円を切るピノ・ノワールとしてはコストパフォーマンスは高いと思いますが、ブルゴーニュ好きにはあまり響かないでしょうね。

んん、確かに悪くないけど、リピートしたいかというと微妙。。。
個人的にはあまり好きなタイプではないかも。
時間が経ってもあまり変化がないんですよね。ちょっと工業製品的なタイプみたい。

人に例えると、誰にでもうまく付き合うけど、実は本心を明かさない、人付き合いのいいやつ、みたいな。

品質感は悪くないので、あとは好みの問題だと思います。
パーティワインとしては良さそうですね。

■楽天ショップへのリンク

ルート・ワン・ピノ・ノワール 2013【チリ】【赤ワイン】【カサブランカ・ヴァレー】【ヴェンティスケロ】【750ml】【辛口】

※サイトより引用
【ルート・ワン】という名前の由来は、使われているブドウの木が接木されていないため!。現在、ほとんどの地域では、フィロキセラの害から守るために根の部分と実をつける部分の品種を変えていますが、乾燥した大地と雨量の少ないチリでは、世界中で極々少ない、接木をする必要のない理想的な気候とテロワールをもった地域、それがチリなのです。
ピノ・ノワールは非常にデリケートな品種なので、接木をしないですめば、それに越したことはありません。しかしデリケートなゆえ、その管理も大変です。高級ワインには々、自根のワインを見つけますが、この価格で見つけられるのは、ワイン造りの理想郷、チリだからこそ!!
造り手である[ルート・ワン]というのは、聞いたことがないかもしれませんが、実はこのワインは、チリの大手ワイナリーであるヴェンティスケロ社がアメリカ向けに造っているブランドです。
その中身は、当店でもご紹介しておりましたヴェンティスケロ社の[リゼルヴァ]と上級キュベである[グラン・レゼルヴァ]をブレンドしたという超贅沢なるピノ・ノワール!!。
自国カリフォルニアからの安旨も豊富なアメリカで生き残るために、格上のブドウを使った戦略商品なのです。
[リゼルヴァ]も[グラン・レゼルヴァ]もどちらもこれまでに雑誌[ワイン王国]主催のブラインド・テースティングにて満点5つ星を獲得した実績をもつワイン!!。
ですから産地も、チリの高級ピノ・ノワール産地として知られる[カサブランカ・ヴァレー]!。
カサブランカ・ヴァレーは、標高が300メートルから400メートルと高く、海風の影響も受けるために非常に冷涼な気候を保っています。
早速、当店でも試飲してみました!!。
『色は少し濃いめのルビーレッド!。香りには少し熟したダークチェリー、ラズベリー、モカといった濃い目の果実の中からフレッシュなイチゴやラズベリー、ザクロの酸味、スミレの花、紅茶の香りへと続き、口の中にひろがります。ナツメグのようなスパイスのニュアンスもあり、タンニンもわりとしっかりめ。余韻には、熟した果実と紅茶の香り
が長く続きます!。』
新世界らしい果実味と樽香、しっかりとしたタンニンが特徴で、これが、1,120円(税別)は、まだまだ、お買い得!!
今回も早期完売は確実!!
ぜひ、お早めにたっぷりと買いこんでください!。

2016/01/30

レ・グランザルブル ルージュ 2013 ハーフボトル

レ・グランザルブル ルージュ 2013 ハーフボトル
レ・グランザルブル ルージュ 2013 ハーフボトル
Les Grands Arbres Rouge 2013 375ml

フランス:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カリニャン、メルロー、マルスラン、カラドック

ローソンで、ハーフボトルを698円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫かがった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、深い透明感がある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブラックベリー、針葉樹
<香辛料・芳香・化学物質>黒胡椒、なめし革、赤身の肉
香りの印象:温度が低いせいかあまり香らない

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:軽め、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めでドライながら、しっかりした酸味と芯の強さがある

【供出温度】
14-16度 ドライで後味の渋みというか苦味が強いので、あまり冷やさない方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、深い透明感のある若々しい色調の濃いルビーで、輝きが強い。

香りは、カシスやブラックベリーのような黒い果実、赤身の肉やなめし革、グリーン系のスパイス、針葉樹、のような印象があります。

味わいは、軽めのドライなアタックから、抑えめのフルーツ感と爽やかな酸味がじわっと広がり、細身のボディが長めに続いて、タンニン軽めながら後味に苦味と渋みが残るフィニッシュ。

ドライな印象だったのですが、飲み進むとちょっと付け加えたような甘みを感じるようになりました。
いろいろな要素がややチグハグな印象で、バランスがあまり良くないかも。

温度が低すぎるのかも。
何となく良さも感じるので、飲み進むと変わってくるかもしれません。

2012年はとても良くて、

温度高めでもなめらかで、心地良いフルーツ感があって幸せ感が強く、第一印象はとても良いです。

という感想でしたが、2013はちょっと違いますね。

フルーツ感は抑えめで、ちょっと神経質なというか、あまり幸せ感はありません。
ツンケンしてるというか、ちょっと真面目にまとまってる感じ。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、焼きパスタのラザーニャ。
ボロネーゼとホワイトソースがかかってます。

ワインがカジュアルなので、バランス的にはバッチリ。
パスタもそうですが、ニンジンやブロッコリーにも良く合います。

食事と合わせると、清涼感が出てきますね。

枝豆に合わせてみると、苦味が強めになってイマイチ。

最初は重さのある甘さが気になりましたが、温度が上がるとチャーミングな果実感が出てきて、全体的なバランスが良くなってきました。
しかし、さらに温度が上がるとちょっとダレた印象になってしまいます。
適温の幅が狭いのかも。

ハーフで700円だとフルボトルで1400円。
その価格を考えると、ちょっと単調な印象を受けますね。

■関連リンク

レ・グランザルブル ルージュ 2012 ハーフボトル

レ・グランザルブル ヴァン・ド・ペイ・ヴィニョーブル・ド・フランス ルージュ 2008(ハーフボトル)

レ・グランザルブル ヴァン・ド・ペイ・ヴィニョーブル・ド・フランス ブラン 2008(ハーフボトル)

■関連リンク(ローソンのワイン)


2016/01/29

ドゥルシネーア シャルドネ レセルバ 2014

ドゥルシネーア シャルドネ レセルバ 2014
ドゥルシネーア シャルドネ レセルバ 2014
Dulcinea Reserve Chardonnay 2014

チリ:セントラル・ヴァレー地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ100%

ファミリーマートで、680円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:色付きが弱く、若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カリン、パイナップル、南国系果実、キンモクセイ、ナッティ
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、硝煙、バタークリーム
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みとアルコールのボリューム感がある
酸味:やさしい、やわらか
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやかな、ねっとりした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
熟した果実

【評価】
まろやかでふっくらとした、たっぷりと果実感のあるカジュアルな味わい

【供出温度】
8-10度 カジュアルながら、柔らかくてボリューム感があるのであまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、金属質な輝きがあります。

香りは、カリン、パイナップル、南国系果実、硝煙、ミネラル、ナッツやバターの印象もあり、リッチなシャルドネタイプ。

味わいは、穏やかで優しいアタックから、リッチな果実感と甘みが口いっぱいにひろがり、穏やかな酸味とふっくらしたボディが支えて、ややえぐ味を残したジューシーなフィニッシュ。

とても優等生的なシャルドネですが、なんでしょうね、何かひっかかる。
後味なのか、キレがないのか、ちょっと重いんですよね、後味が。

少し炭酸を含んでいて、それが爽やかさになってるのですが、その一方炭酸が重さになって邪魔してるような気もします。
悪くないけど、良くもない、みたいな。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの野菜のペペロンチーノ。

合わせると、ワインの人工的な部分が顔をだす感じ。
ちょっと変な甘みが重さにつながってるんですね。

全体的には悪くないのですが、ちょっとひっかかるのは、好みのタイプじゃないからですね。
食事に合わせると、甘みが主張して邪魔する感じなので、どちらかというとパーティワインでしょうか。

おつまみでストリングチーズスモーク味に合わせてみましたが、これはイマイチ。
黒豆せんべいは馴染みました。

ワンコインよりは上の価格帯で、それなりの安定感はありますが、ちょっと元気がありません。

人に例えると、大人の雰囲気で落ち着いて見える若者だけど、実は体力が無いだけ、って感じ?

冷蔵庫に入れておけば、次の日でも大丈夫でした。
後味が重くて苦いというのは変わりませんが、まあ普通に美味しいです。

いろいろ文句言ってますが、コストパフォーマンスは悪くないと思います。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2016/01/26

カーサ・スベルカソー カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

カーサ・スベルカソー カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
カーサ・スベルカソー カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
CASA SUBERCASEAUX CABERNET SAUVIGNON 2014

チリ:産地不明
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体

ローソンで、575円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、底がうっすら見えるくらいの透明感がある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>黒果実、タバコ、スモーキー
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、肉、なめし革
香りの印象:ちょっと還元的?若々しい

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらかな、やさしい、爽やか
タンニン分:サラサラした
バランス:ちょっと人工的、スマート
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ライトでスマート、心地良いフルーツ感があるが、ちょっと国産ワインのような人工的な印象がある

【供出温度】
10-13度 カジュアルなので温度低めが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観はやや明るさのある、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、硫黄やケミカルな印象があって、生肉やなめし革、重いグリーン香、スモーク、タバコ、時間が経つとカラメルの印象も出てきました。

味わいは、ライトでスムーズなアタックから、チャーミングな果実感と甘み、程よい酸味が広がり、その後に人工的な甘さや重さが出てきて、ワインらしくない印象でフィニッシュ。

飲んだ瞬間はいいのですが、後味は輸入果汁を使った国産ワインのような味わいですね。
ナチュラル感が無いというか、魂が抜けてるというか、角が取れ過ぎているのかもしれません。

このワイン、2011年を飲んでますが、その時の感想も国産ワインっぽいということなので、味わいはきっと変わってないんですね。
開けてから2~3日経ってもあまり変わらないのでは、って感じです。

今日の晩御飯はコンビニ弁当の、ハンバーグドリア。
デミグラスソースがかってて甘みがあります。

このワイン、甘さがつなぎになってとても良く合いますね。
というか、人工的な印象が同じなのかも。

ロボット同士のマリアージュみたいな?
いや、二次元的なマリアージュ?

香料のキンモクセイや、洗剤の「おひさまの香り」などは、なんだか気持ち悪いものがありますが、それに通じるものがあります。

コンビニ弁当や冷凍食品は化学調味料のような後味が残るので、それをワインで洗い流したいところですが、このワインは同じように人工的な後味なので、すっきり洗い流してくれません。

最近、こういった国産ワイン的な味わいのニューワールドワインが増えてきてる気がしますね。
まとまっていて飲みやすいのですが、何だかちょっと気持ち悪さがあります。
個人的には、荒っぽくて酸っぱくても、もうちょっとワインらしい味わいの方が良いかも。

人に例えると、優等生に作り上げられて人間性が欠けてて面白みがない男子、みたいな?

食事が終わって、ミックスナッツとか普通のチョコレートに合わせても無条件で受け入れてくれる感じです。

個人的にはリピートしたくないタイプでしょうか。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2016/01/24

モンテス・クラシック・シリーズ シャルドネ 2014

モンテス・クラシック・シリーズ シャルドネ 2014
モンテス・クラシック・シリーズ シャルドネ 2014
MONTES CLASSIC SERIES CHARDONNAY 2014

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ100%

ドン・キホーテで、税抜き951円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡め
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある、色付きが弱い

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、梨、ハチミツ
<香辛料・芳香・化学物質>ミネラル、硝煙
香りの印象:温度が低いせいか、やや弱めでシンプル

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、深みのある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
苦味が強くグレープフルーツのような印象

【評価】
フレッシュでフルーティだが、しっかり旨みがあって、後味はどっしりしている

【供出温度】
11-14度 温度低めだと後味の重さがちょっと気になるかも

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、強めの輝きを持っています。

香りは、柑橘系果実、梨、ミネラル、ちょっと硝煙、あまり複雑性は無くてシンプルな印象。

味わいは、やや軽めのアタックから、フレッシュな果実感と爽やかな酸味、心地よい甘みがふわっと広がり、しっかりしたボディが支えて、強めの苦味とアルコールの重さが出てくるものの、甘みと旨みがしっかり残る充実感のあるフィニッシュ。

モンテスのワインはハズレがないですが、このワインも期待通りの品質感。
ドンキで1000円切って売っていたので、思わず買ってしまいましたが、以前買った2012年もそのくらいのお値段でした。

2012年のときは
クラシックシリーズという名前の通り、やや辛めで大人な印象の硬派な味わいで、伝統産地を思わせるまとまりですね。
モンテスのワインって、完全なブラインドで飲んだらブルゴーニュに間違えるのでは、といつも思ってしまいます。
という感想でしたが、2014年は完全にニューワールドタイプ。

フルーツ感が心地よくて、カジュアルな印象。
ただ、しっかりしたボディと、旨みと深みのある味わいはさすがにモンテスです。

普通に美味しいですが、後味にちょっと重さがあるので、このあたりが人によって好みが分かれるかもしれません。

今日の晩御飯は、とんかつ。
中濃ソースと辛子をつけていただきました。

ワインがフィットする感じではありませんが、邪魔もしません。
ワインが活かせる組み合わせではありませんが、カジュアルに合わせるなら食事の幅は広そうですね。

普通の洋食だったら全般的に合いそうです。
魚介やトマトのパスタ、ピザ全般、フライ系も良く合いそう。

食事終わって、ドライフルーツのマンゴーに合わせると、パーティ的なアゲアゲな感じで良く合います。
ミックスナッツも全般的に良く合いますね。

カジュアルなパーティワインだけど上質感もある、というのがこのワインの最大のポイントでしょうか。

1000円前後のワインとしては十分な品質だと思います。
私の中で、チリワインの中で一番信頼出来るブランドがモンテスでしょうかね~。

■楽天ショップへのリンク

[2014] モンテス・クラシック・シリーズ・シャルドネ(スクリューキャップ) / モンテス・エス・エー チリ セントラル・ヴァレー / 750ml / 白

※サイトより引用
モンテス社は、1988年チリのワイン・シーンをリードする4人の専門家によって設立されました。
世界中を渡り歩いて修行した社長兼醸造責任者であるアウレリオ・モンテス氏、ワイン・ビジネスのスペシャリストであるダグラス・ムライ氏、財務を担当するアルフレド・ヴィダウレ氏、そしてワイナリーを所有するペドロ・グランデ氏。
各人の持つ技術と経験を結集して造り上げたのが、チリのプレミアム・ワイン「モンテス」です。
モンテスはアルファシリーズやクラシックシリーズなど、お好みに合わせて選べる充実のラインナップを揃えています。
クラシックシリーズは、モンテスにおいて最もスタンダードで人気のシリーズ。
低価格ながら、厳選された手摘みのブドウをアメリカンオーク樽で熟成させています。
フィルターは1回軽くかける程度。
これは「余計な手を入れ過ぎることで果実のうまみを壊さないように」という愛情から生まれたもの他のシリーズと比較すると、今すぐ飲んで美味しいのが魅力です。
同じような価格帯のワインと比べると、モンテスのクオリティの高さは明らか。
スタンダードなこのキュヴェに、モンテスの魅力がすべて凝縮されています。
クラシック・シャルドネはグレープフルーツやハーブなどのさわやかな香り。
味わいはバニラやバターを思わせるクリーミーなニュアンスがあります。
アルファシリーズのシャルドネに比べると、ややスッキリとしており、フレッシュな果実味をストレートに出したスタイルです。

■関連リンク(モンテスのワイン)

2016/01/23

メゾン・ジョセフ・ドルーアン ラフォーレ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2013

メゾン・ジョセフ・ドルーアン ラフォーレ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2013
メゾン・ジョセフ・ドルーアン ラフォーレ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2013
Maison Joseph Drouhin LAFORET Bourgogne Pinot Noir 2013

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ブルゴーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%

リカーランドトップで、税抜き1580円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:少し落ち着いた色調の、明るめのルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:明るめ、輝きがある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>ドライフラワー、タバコ、きのこ
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、ちょっとコーヒー?
香りの印象:落ち着いた、控えめな、やや複雑

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした、爽やかな
タンニン分:サラサラした、軽め
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュな赤い果実

【評価】
ライトでジューシーだが、品のあるまとまり

【供出温度】
10-13度 ライトでフレッシュなので温度低めが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、落ち着いた黒っぽい色調の、少し明るめのルビーで、美しい輝きがあります。

香りは、温度低めのせいで弱いですが、ドライフラワー、なめし革、タバコやコーヒー、きのこなど、深みのある印象。

味わいは、ライトでフレッシュなアタックから、ジューシーなフルーツ感と爽やかな酸味が一気に広がり、スマートで上品なボディがすーっと続いて、じわっと旨みと果実感の残るフィニッシュ。

カジュアルでフレンドリーながら、育ちの良さみたいな上品さを持っています。

このワイン、ブラインドで飲んだらブルゴーニュって思わないかも。
印象としてはロワールのピノ・ノワール?
ドイツのシュペートブルグンダーにも近いかも?

とにかく北の産地のクールな印象はありますね。
それでいて、カジュアルさも持ってます。

とてもライトなのですが、世界観がいいですね。
新しいブルゴーニュって感じがします。

スクリューキャップも外側にデコボコのないフラットなタイプで、ちょっと上質感がありますね。

今日の晩御飯は、キムチ鍋。
豚肉と白菜、ウインナー、豆腐が入ってます。

ワインがもったいない感じになるものの、悪くはないですね。
でも、もうちょっと良い食事に合わせたいワインです。

馬肉入りカルパスに合わせるとこれもまったく同じで、ワインがもったいない感じ。

44ヶ月熟成の生ハムに合わせると、これはようやくフォットしました。
熟成された生ハムは赤ワインにもよく合いますね。

ドライフルーツのマンゴーには、ワインが負けるけど、しっかり存在感を残します。

そんなに主張が強く無いので、一般的な洋食だったら合いそうな気がしますね。

人に例えると、育ちが良くて品の良いけど、フレンドリーで人付き合いのいい、お嬢さんみたいな?

このワインオススメです。

■楽天ショップへのリンク

http://item.rakuten.co.jp/tochikame/c/0000000258/

※サイトより引用
味わい:ミディアムボディ
合う料理:カマンベール(白カビ系チーズ)、ローストチキン、スモークサーモン、フィレステーキ
飲み頃温度:15~16℃
味わいはフレッシュでやはりさくらんぼのような酸味と果実味とやわらかなタンニンを持ち、非常に魅力的で好印象を与えます。
SAKURA ワインアワード ゴールド受賞歴!
<メゾン・ジョゼフ・ドルーアン>
■ブルゴーニュの名門
1880年設立。130年以上にわたり、『家族経営』を続けるブルゴーニュの名門中の名門。
古代ローマ壁内側、ボーヌの中心にあり、旧フランス国王のセラーを所有。
■有機栽培の先駆者
1976年、全自社畑を無農薬栽培に、2007年全自社畑を10年かけビオディナミ栽培に転換。
シャブリでは1988年に大手生産者で初の有機栽培導入を果たす。
■エレガントなワイン造り
エレガントでテロワールを反映したワイン造りの追求。40年以上も前から女性が醸造責任者が活躍。
(前醸造家:ローレンス・ジョバール、現醸造家:ヴェロニク・ドルーアン)
[その他]
・世界のワイン産業を牽引する12家族「P・F・V」
(プリムム・ファミリエ・ヴィニ)メンバー
・フランス3星レストラン26軒中・23軒がドルーアンワイン採用(05年実績)
・公式晩餐会採用多数
(例:1994年、昭和天皇のフランス公式訪問の際、エリゼ宮の歓迎晩餐会でシャサーニュ・モンラッシュ マルキ・ド・ラギッシュ
1985:1988年サッチャー首相公式訪問時でもシャサーニュ・モンラッシュ1982 出典:新潮文庫「エリゼ宮の食卓」より )
・ボジョレにおいてG.デュブッフよりも早くボジョレ・ヌーヴォーをリリースした先駆者(MJD1959年、Gデュブッフ1964年)
<自社畑> 合計73ha (全てビオディナミ農法で栽培)
シャブリ37.8 ha、コート・ドール 32ha ( 約70%が特級・1級)
コート・シャロネーズ 3.2 ha

2016/01/22

エル・ミシオネロ テンプラニーリョ 2013

エル・ミシオネロ テンプラニーリョ 2013
エル・ミシオネロ テンプラニーリョ 2013
EL MISIONERO TEMPRANILLO 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOバルデペーニャス
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

ローソン100で、538円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しが、少し黒っぽい紫色の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや弱い
外観の印象:色付きが良い、黒みがかった

【香り】
第一印象:ちょっと鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>ちょっと傷んだ系の果実
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、酸化、悪い意味でのなめし革
香りの印象:ケミカルで、ちょっと傷んだ印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:酸化している、キツ目
タンニン分:ザラザラして収斂性がある
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
腐臭のような悪臭が残る

【評価】
酸化していて、ザラザラして収斂性があり、最後に悪臭が残る最悪のコンディション

【供出温度】
10度以下 いくら冷やしてもこのコンディションの悪さは隠せない

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、まだ若さがあるが黒っぽい紫色の、濃いガーネット。

香りは、硫黄、ケミカル、酸化の印象、ちょっと傷んだ果実、ケミカルなめし革、など悪い要素のオンパレード。

味わいは更にひどく、酸化した酸っぱいアタックから、傷んだ果実にザラザラした渋みが加わり、収斂性のある強く乾くフィニッシュのあとに、なんと腐臭のような悪臭が出てきました。

いままで悪いワインに何度か当たったことがありますが、このワインはいままで最悪かも。
ホントに飲んで大丈夫?って感じ。

酸化して飲み口が悪いのはまだしも、アフターフレーヴァーに悪臭が残るのは問題外ですね。

不味いワインでも結構飲める私ですが、さすがにこれはちょっとダメかも。
と、いいながら、ちょっとずつ様子を見ながら飲んでます。

今日の晩御飯は、鶏肉のオーロラソース炒めと、レトルトのバターチキンカレー。
鶏肉のオーロラソース炒めは、俗っぽい感じが意外とフィットします。

ダメなワインって食事との相性が良かったりするケースがありますが、このワインもそうみたい。
普通に飲めるようになって、最初に感じた体に悪そうな感じはごまかせますね。

レトルトのバターチキンカレーは、フルーツと酸味のアクセントを加えてくれて、アフターフレーヴァーをカレーがごまかしてくれる、意外と素敵なマリアージュ。
これは飲めない、と思っていたワインがグイグイ進みます。

でも食事が終わってワインだけになると、やはり明らかにダメですね~これは。

これは管理の問題も大きそうですね。

3年前の安ワインは危ないってことで。
コンビニで買うときはなるべく新しいワインを買うようにしましょう。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2016/01/19

オズウェル シラーズ 2014

オズウェル シラーズ 2014
オズウェル シラーズ 2014
OZWELL SHIRAZ 2014

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラーズ

まいばすけっとで、599円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいピンクっぽい紫色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ジャム、タバコ、カラメル
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、黒胡椒、スパイス
香りの印象:開いている、第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:緻密、控えめ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強めに感じる
余韻:短い

【フレーヴァー】
ジャムのような感じに、アルコールが重なる

【評価】
優しくフルーティな味わいながら、後味にアルコールの印象が強く辛さが残る

【供出温度】
10-13度 後味のアルコール感が強いので、温度が低すぎない方がいいかもしれない

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかったピンク色のフチをした濃いガーネットで、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、最初にカシスやジャムのような濃縮感のある果実、グラスを回すと動物香が出てきて、タバコやスパイス、時間が経つとカラメル香も出てきます。

味わいは、ライトで柔らかいアタックから、甘みと濃縮感のあるフルーツ感がカジュアルな印象で広がり、スマートなボディが少し続いた後にアルコールの強さが出てきて、後味はやや辛い印象でフィニッシュ。

飲み始めはライトでスムーズ、フルーティなのですが、後半アルコールの影響が強く重く辛い感じに変わってきます。
ちょっとバランスが良くない感じ。

今日の晩御飯は、冷凍パスタのタリアテッレのボロネーゼ。
合わせると甘さが強く出るのですが、冷凍パスタだったら問題なし。

特にボロネーゼのソースの甘みとフィットするんですね。

デミグラスソースのハンバーグとかだと合いそうです。
食事と合わせると意外と素直な印象になります。

おつまみで、だし塩味のおせんべいと合わせるとパーティ的な合い方。
ミックスナッツも同じで、楽しく合う感じ。

チョコレートもカジュアルに合って、結構相性が良さそうです。

なるほどこれはパーティワインですね。
食事と合わせるというよりは、おつまみの方が合います。

時間が経つとウッドチップのような香りが出てきました。

残ったワインを冷蔵庫に入れておいて、次の日に飲んでもまったく問題なし。

人に例えると、あっけらかんとした、陽気で良く笑う小柄な女の子、みたいな。
色気は無くて、パーティピープル的なイメージでしょうか。

時間が経つと、全体が馴染んできてカジュアルでフルーティな感じになってきます。
コストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。

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2016/01/17

プダ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

プダ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
プダ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
Wild Puda Cabernet Sauvignon 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

グルメシティで、税抜き734円で購入。

【外観】
清澄度:多分澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいが黒みの強い色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>すみれのようなフローラル、ブラックベリー、たばこ、ちょっと腐葉土、干しぶどう?
<香辛料・芳香・化学物質>肉、なめし革、血液、オリエンタルスパイス
香りの印象:華やかな印象と、なぜか熟成感がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:やや粗い、収斂性がある
バランス:若干痩せた印象があり、乾いた感じ
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ちょっと酸化した印象で、酸っぱくて収斂性がある。

【供出温度】
10-13度 ちょっと酸っぱいのであまり冷やし過ぎない方が良さそうだが、温度上がってどうなるかも分からない

【グラス】
中庸 ※香りは意外といい

【デカンタージュ】
必要なし するとさらに酸っぱくなりそう

【総評】
外観は、黒っぽいちょっと不思議な色調の濃いガーネットで、底光りするような輝きと液面のツヤがあります。

香りは、最初にスミレのようなフローラル、なめし革、黒い果実、肉や血液、ちょっと腐葉土のような熟成感もあり、華やかで複雑な印象。

味わいは、やや軽めで酸化してる感じの刺々しいアタックから、果実感は抑えめのドライで痩せた酸っぱい味わい、タンニンがキューっと締めてきて、収斂性のあるフィニッシュ。

香りは良かったのですが、謎の熟成感は酸化してるのが原因だったんですね。
第一印象はあまり良くないですが、この酸っぱい感じが管理のせいなのか、もともとこういうワインなのかは分かりません。

ただ傷んでるって感じではなく、魅力もありますね。
ボルドースタイルを標榜してる、志の高さみたいなものは感じますね。

後味は酸っぱいのですが、チャーミングな果実感も残ってまたグラスに手が伸びます。
飲み進むと、だんだん良くなってくるタイプかもしれません。

今日の晩御飯は、鶏のトマトシチュー。
このワイン、荒っぽい感じが料理とのつなぎになってて、普通に良く合います。

ワインのまとまりがイマイチな分、食事との馴染みは良くて、合わせる料理の幅も広そうです。
ちょっと不足しているところが、食事が入ると完成するみたいなイメージ。

おつまみのミックスナッツにもよく合いました。

時間が経つと、青っぽい個性的な香りのあるニューワールドのカベルネ・ソーヴィニヨンって感じになってきました。
ワインだけで楽しめますね。

人に例えると、まだ若くて青臭いところがあるけど、個性的で魅力のある青年って感じ?

ワインとしてまとまっているわけではありませんが、個人的には嫌いじゃないですね。
そんなに高くもないので、飲んでみて損はないのではないでしょうか。

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2016/01/16

トルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン 2014

トルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
トルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
TOLVA SAUVIGNON BLANC 2014

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

まいばすけっとで、799円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>グレープフルーツ、柑橘系、青草香
<香辛・芳香・化学物質>ミネラル、スモーキー、香木
香りの印象:若々しい、アロマティック

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、しっかりした
苦味:軽め
バランス:溌剌とした、ドライな
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系フルーツ

【評価】
フレッシュでドライ、シンプルでさっぱりしている

【供出温度】
8-10度 ドライでスリムな印象なので、温度低めが良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、液面のツヤと輝きがあります。

香りは、ソーヴィニヨン・ブランらしいグリーン系の印象が強く、グレープフルーツや青草香、焦げ臭、ミネラルなど、アロマティックな印象です。

味わいは、やや軽めでドライなアタックから、フレッシュな果実感と爽やかな酸味がゆっくり広がり、スリムなボディが短めに続いてジューシーなフィニッシュ。

ソーヴィニヨン・ブランらしい爽やかな味わいですね。
ニューワールドにしてはドライでさっぱりしているので、好き嫌いはありそうですが、まとまりは良い感じ。
ワインだけでも美味しく飲めます。

グリーン系の香りが爽やかだけど個性的で、さらにフレッシュな味わいなので、ちょっとモヒートっぽいような感じでしょうか。

今日の晩御飯は冷凍パスタの、鮭とホウレンソウのクリームソース、タリアテッレ。
ワインの主張は強いものの、ハーブ的な要素を加えて、パスタにはよく合います。

アロマティックなので、和食には合わせにくいかもしれませんが、洋食には全般的に合いそう。

パスタやピザ、白身魚のフライやソテー、天ぷらにも合うかも。
揚げ物は全般的に合いそう。

グリーン系の爽やかな余韻がいいですね。

おつまみでミックスナッツに合わせても問題なし。

このワイン、良いと思います。

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2016/01/11

シャン・ド・フルーレ ボルドー・スペリュール 2011

シャン・ド・フルーレ ボルドー・スペリュール 2011
シャン・ド・フルーレ ボルドー・スペリュール 2011
CHAMP DE FLEURET BORDEAUX SUPERIEUR 2011

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー・シュペリュール
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン

ワインショップ サン・ヴァンサンの通販で6本セット6,000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1512円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:少しオレンジがかった落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強い
外観の印象:やや熟成感がある、深い透明感と輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>バラのようなフローラル、カシス
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、黒胡椒っぽいスパイス
香りの印象:華やか、少し熟成感がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:はっきりした、やや酸化した
タンニン分:収斂性がある、緻密
バランス:スマートな、少し熟成感がある
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー、ややアルコールの印象が残る

【評価】
軽めながらドライでメリハリのある味わいに、少し熟成感が加わった感じ

【供出温度】
14-16度 温度低めで飲み始めたが温度が上がっても大丈夫そう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
デキャンタージュすると香りは開くかもしれないけど、一気に酸化しそうな感じもある

【総評】
外観は、オレンジがかった落ち着いた色調の濃いルビーで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、最初にスミレやバラのような華やかなフローラル、カシスなどの黒い果実、グラスを回すと赤身の肉やスパイス、少し熟成感と酸化した印象もあります。

味わいは、軽めで少し熟成したドライな口当たりから、落ち着いた果実感と少し酸化した印象がじわっと広がり、ミディアムでやや固めのボディで、すぐにフィニッシュ。

5年熟成ですが、軽めのワインなのでかなり熟成が進んだ感じ。
香りはとても華やかで期待感を持たせるものの、ちょっと酸っぱくなってます。

この酸っぱさがさらに酸っぱくなるのか、落ち着いてくるのかがこのワインの評価のポイントでしょうか。

ただ、クールな印象はかなりいい感じで、魅力的。
余韻にしっかりしたタンニンと大人な果実感が残って、ついついグラスに手が伸びます。

人に例えると、大人を振り回す小悪魔的な魅力を持った若い女子、みたいな?

飲み進むと最初に感じた酸化の印象はだんだん気にならなくなってきました。

今日の晩御飯はサバの味噌煮、かぼちゃのサラダ。
華やかな印象なので、和食には合わせにくいかと思っていたら、熟成感がつなぎになって、しっとりと合わせてきますね。

めんたいこはさすがにアウトでしたが、他のメニューは問題なし。

食事終わって、おつまみのミックスナッツも大丈夫。

時間が経つと、やはり酸化の印象が強くなってきました。
もうちょっと若いときの方が美味しかったでしょうね~。

後半は、アラフォーだけどオシャレを忘れてなくて、ちょっと艶っぽい感じの大人な女子、みたいな印象に変わってきました。

コンディションがイマイチなのでオススメ出来ませんが、もう少し若いヴィンテージを飲んでみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク

シャン・ド・フルーレ ボルドー・シュペリュール [2012]赤ワイン フルボディ 750ml フランス ボルドー AOCボルドー シュペリュールChamp De Fleuretトリプル金賞受賞!

※サイトより引用
・ 産地 フランス ボルドー AOCボルドー シュペリュール
・ 品種 メルロー 60%、カベルネ・ソーヴィニヨン 30%、カベルネ・フラン 10%
・ 樹齢 平均25年
・ 土壌 粘土と石灰岩
・ 発酵 伝統的なボルドースタイル、ステンレスタンク、15日間
・ 飲み頃温度 16℃
1938年にサンテミリオン地区で設立された生産者協同組合(Producta社の4大株主の一つ)。
Champ de Fleuretの名はフランス語で剣(Fleuret)の畑(Champs)を表し、イギリスとフランスの100年戦争を終結させ、アキテーヌ地方をイギリスの支配から解放させた戦いに由来します。
イギリス国王は15世紀までこの地方の実権を握っていましたが、1453年にカスティヨンの戦いにおいてイギリスのタルボット将軍がフランス国王に敗れ、それ以来、「剣の畑」は古の戦場として記憶されております。現在は緩やかな起伏が続く、美しいブドウ畑となっています。
果実味豊かで、丸みのあるやわらかいタンニンのバランスがとれたワイン。
受賞歴
ロサンゼルス インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション2012 金賞(2011)
マコンコンクール2011 金賞(2010)
アキテーヌワイン・ボルドーコンクール2010 金賞(2008)

2016/01/10

プダ シャルドネ ゲヴュルツトラミネール 2015

プダ シャルドネ ゲヴュルツトラミネール 2015
プダ シャルドネ ゲヴュルツトラミネール 2015
Wild Puda Chardonnay Gewurtztraminer 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール

グルメシティで、税抜き734円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがありネットリした印象

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カリン、南国系の果実、グレープフルーツ、菩提樹、青草香
<香辛料・芳香・化学物質>小石のようなミネラル、ややアルコール臭
香りの印象:若々しい、個性的で複雑性もある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖とアルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、優しい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやかで、ねっとりしている
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ハチミツのような甘みが残る

【評価】
ネクターのようなトロ味のある、果実感たっぷりの味わい

【供出温度】
8-10度 果実感が強いカジュアルな味わいだけど、厚みがあるので温度上がっても結構大丈夫そう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかったレモンイエローで、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、最初にカリンや南国系の果実があり、だんだん柑橘系に変わってきて、青草香や菩提樹のようなグリーン香やミネラルの要素もあり、複雑でちょっと楽しい感じ。

味わいは、トロっとしたアタックから、甘みと南国系の果実感が一気に広がり、ふっくらしたボディを爽やかな酸がしっかり支えて、えぐ味と苦味が出るけど甘みが最後まで残るフィニッシュ。

とても陽気で幸せ感のあるまとまりですね。
パーッと気分が晴れるような味わい。

ネクターのようなトロッとした口当たりで、いろいろな果実が重なっているような楽しさがあります。

残糖多めの味わいなので、辛口ワインが好きな人にはちょっと甘みが強いかもしれませんが、とてもしあわせ感があるので誰にでも好かれるタイプではないでしょうか。

飲み進むと、ちょっとアルコールがやや浮き気味で出てくるのが気になりました。
たまにちょっとアルコール臭というか、後味にアルコールの印象が残るんですよね。

ワインだけで、デザート的に完結しているので、食事にはちょっと合わせにくいかも。
デザートワインのような極甘口では無いのですが、印象がそれに近いというか。

今日の晩御飯は、自家製のホタテのクリームコロッケ。
付け合せには、かぼちゃのソテーと、キャベツのサラダ。

かぼちゃのソテーが一番合いましたが、クリームコロッケも邪魔しなくて意外と馴染みます。
甘くてフルーティだけど、食事との相性は悪くないみたいですね。

食事が終わって、おつまみに合わせても、ミックスナッツ、ポテトスナック、アタリメなど特に問題なし。

そのままでも飲めるし、結構万能タイプかも。

時間が経つと、甘さがちょっと重さに変わってきましたね。
というかえぐ味が強くなってきたのかな?
温度が上がったせいかもしれませんが。

パーティワインとしてはなかなか良いですね。
ゲヴュルツトラミネールがブレンドされているので、普通のシャルドネよりも果実感と甘みを増しているのがこのワインの特長ですね。
香りも華やかになっています。

このワイン、オススメです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/01/04

センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV (2016年購入)

センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV
センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV
SENSI BORGO CIPRESSI BIANCO NV

イタリア:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明

ローソンで、575円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カリン、パイナップル、柑橘系、グリーン系ハーブ
<香辛・芳香・化学物質>やや硫黄、ミネラル
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやか、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
モモのような甘い果実感

【評価】
トロ味のある口当たりで、優しい果実感があり、しあわせ感のあるまとまり

【供出温度】
8-10度 ちょっと柔らかさがあるので、ちょっと冷えてるくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかった中庸なイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、果実感が中心で、カリンやパイナップルのような南国系や柑橘系、硫黄由来と思われるミネラル、青っぽさのあるハーブ香などあります。

味わいは、トロ味のある柔らかいアタックから、甘みと果実感が心地よく広がり、ややふっくらしたボディが少し続いて、軽い苦味とえぐ味を持ったジューシーさのあるフィニッシュ。

とてもしあわせ感のあるまとまりで、第一印象は抜群にいいですね。
ワインだけで、とても美味しく飲めます。

このワイン、2012年から飲んでますが、毎回安定感があって美味しいですね。

いわゆる本格的なワインの味わいでは無いのですが、伝統産地の品のいい果実感というか、とてもチャーミングでしかも余韻がいいんですね。

飲むと気分の上がる、しあわせワイン。
これは金曜日の夜に1本空けたいタイプですが、平日は逆に飲み過ぎ注意です!

今日の晩御飯は、コンビニパスタのポルチーニソースの生パスタ。
合わせるとキャピキャピしながら、すり寄ってくる感じですが、食事に合わせるにはワインが自己完結しすぎてるかも。

食べ物を飲み込んでからワインをふくむと、後味をさっぱりしてくれる感じで悪くありません。

おつまみで薄焼きサラダせんべいに合わせると、ちょっと日本酒のような感じで合います。

お土産でもらった、バニラクリームサンドのクッキー、モロゾフ・オデット・ヴァニラに合わせるととても良く馴染みますが、最後の余韻をワインが台無しにしてしまいますね。
クッキーの余韻の方が深みがあるのでこれは合わせない方がいいかも。

ピーナッツブロックチョコはワインが完全に負けます。

人に例えると、いつも陽気でキャピキャピしている、周りを明るくする元気な女子みたいな感じでしょうか。
自分のスタンスは崩さない芯の強さも持ってます。

このワイン、オススメです。

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2016/01/02

シーカイト シャルドネ 2015

シーカイト シャルドネ 2015
シーカイト シャルドネ 2015
SEA KITE CHARDONNAY 2015

オーストラリア:南東部
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティで、税抜き753円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しい、フラットな色付き

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>レモン、柑橘系、ちょっとパイナップル、グリーン系のハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:若々しい、やや硫黄の影響を感じる

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、ややボリューム感がある
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系の果実

【評価】
シンプルでフレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
7度以下 フレッシュなのでしっかり冷やして飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかったイエローで、全体的にフラットな色付き。

香りは、硫黄由来のような石灰のようなミネラル、柑橘系、ちょっとパイナップル、グリーン系のフローラルやハーブのような印象があります。

味わいは、軽めのアタックからフレッシュな果実感と爽やかな酸味がパーっと広がり、ややボリューム感のあるボディで軽めの苦味とえぐ味が出てきて、ちょっと引っかかるようなフィニッシュ。

シンプルで爽やかにまとまっていますが、甘みとボリューム感があって、いかにもニューワールドって味わい。
後味がちょっと重いのが気になります。

今日の晩御飯はお正月メニューで、ブリの刺し身と塩焼き、おせちもあります。

甘みとフルーツ感があるので食事に合わせにくいタイプですが、実際に合わせてみると意外と邪魔しません。

おせちも数の子以外は問題なし。数の子はワインの天敵ですよね~。
燻製にすればワインに合うという情報を聞いたことがありますが、なかなか試す機会はありませんね。

あと、栗きんとんはワインの苦味が強く出てイマイチでした。
おつまみのミックスナッツもそつなく合います。

でもこのワイン、最後までちょっと甘い重さのようなものが気になりますね。
後味がすっきり切れないで重く残る感じ。

税込みで800円を超えるワインとしては、ややコストパフォーマンスが悪い印象でしょうか。

人に例えると、ちょっと暗くて何を考えてるか良く分からない、無口な若い男の子みたい?

好みの問題だとは思いますが、個人的にはあまりリピートしたくないタイプかな~。

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2016/01/01

ドメーヌ・オベール・エ・パメラ・ド・ヴィレーヌ ブーズロン アリゴテ 2012

ドメーヌ・オベール・エ・パメラ・ド・ヴィレーヌ ブーズロン アリゴテ 2012
ドメーヌ・オベール・エ・パメラ・ド・ヴィレーヌ ブーズロン アリゴテ 2012
DOMAINE A. ET P. DE VILLAINE Bouzeron 2012

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ブーズロン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:アリゴテ

リカーランドトップで、税抜き2700円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:少しオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:オレンジがかっているが若々しさを感じる、輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ちょっと酸化したリンゴ、シードル、ナッツ
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:温度が低いせいか、まだ開いていない印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、優しい
苦味:控えめ
バランス:スリムでまろやかな印象だが、ベースはしっかりしている
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
リンゴやシードルのような印象

【評価】
まろやかで穏やかな味わい、ボリューム感は無くボディも弱めだが、ベースはしっかりしている印象

【供出温度】
11-14度以下 期待感として温度高めで美味しくなって欲しい

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかった中庸な濃さのイエローで、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、ちょっと酸化したリンゴやシードル、石灰のようなミネラルのような印象がありますが、温度が低いせいかあまり香りません。

味わいは、優しいアタックから、抑えめの果実感と穏やかな酸味がじわっと広がり、ドライで強いアリゴテ独特なクセのある酸があって、旨みがしっかり残るフィニッシュ。

何度か飲んだことのあるブーズロンのアリゴテですが、前回の2003年は、最初は酸化した重い印象で飲み進むとスッキリした味わいになったと記録しています。

2012年のこのワインも今の段階では酸化した重い印象があるものの、柔らかい口当たりと旨みたっぷりな感じで、さすがにヴィレーヌって感じ。

やっぱり美味しいですよね~。
なんというか、後味にじっくり旨みが残る感じで、またグラスに手が伸びます。

今日の晩御飯は、ブリの刺身としゃぶしゃぶ。
刺し身って、ワインには合わせにくいメニューですが、このワインはがっちり受け止めてくれます。
もちろんブリのしゃぶしゃぶも大丈夫。

おせちメニューも幅広く受け入れて、酢だこでも大丈夫ですね。
このワイン、かなり和食との相性が良いみたいです。

ちょっと控えめな印象なんですけど、しっかり自分を持ってるみたいな。
博多の女性は男性を立てるけど実はしっかり裏で掌握する、みたいなことを聞いた事がありますが、ちょっとそんなイメージでしょうか。

食事は立てるけど、ワインはブレないみたいな。

飲みはじめてから6時間以上経つと、さすがにちょっと酸っぱくなってきました。

シャルドネのようなしっかりした品質感とは違いますが、アリゴテという品種を味わうという点では、とても素直に品種の良さを出しているのではないでしょうか。

温度は低めの方が良さそうですね。
ドライですっきりした味わいで、ボリューム感はありませんが、深みと存在感を持った味わい。

人に例えると、可愛い系じゃないクールで存在感のあるモデルさんで、松岡モナさんみたい感じでしょうか。

また絶対飲みたいワインですね。

■楽天ショップへのリンク

ブーズロン・アリゴテ[2013]年・ドメーヌ・ア・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ・AOCブーズロンBouzeron ALIGOTE [2013] DOMAINE A. ET P. DE VILLAINE

※サイトより引用
クラスマンで高評価!!ロマネ・コンティのオーナーが造る辛口白ワインに人気ヴィンテージ2013年が登場!!ひたすら一途に手入れされた斜面の畑や健全な樹、抑えられた収量により、テロワールに忠実な良質のワイン!優しく心地よいアロマティックな香り、アリゴテ種特有の清々しい酸味、ブルゴーニュ南部ならではのまろやかな口当りが絶妙に調和しています。ロマネ・コンティが造る白ワイン、しかも人気ヴィンテージ2013年!飲んで頂く価値あり!ですっ!
ひたすら一途に手入れされた斜面の畑や健全な樹、抑えられた収量により、テロワールに忠実な良質のワイン、ごく限られたAOCブルゴーニュの村名ワインの一員にふさわしいものになっています。
2013年はパッションフルーツやピーチの香りが豊かな、こくのある白ワインに仕上がっています。アリゴテ種ならではのすがすがしい酸味とまろやかな口当たりとは少し違っています。 ロマネ・コンティが造る白ワイン、しかもグレイトヴィンテージ2013年!飲んで頂く価値あり!ですっ!
優しく心地よいアロマティックな香り、アリゴテ種特有の清々しい酸味、ブルゴーニュ南部ならではのまろやかな口当りが絶妙に調和しています。生き生きとした、アリゴテに典型的なフレッシュなアロマを持ち、洗練された、果実のピュアさが際立つワインです。
若い間はミネラルに富んだ味わいを特徴としますが、5-7年程度熟成させると、フィネスと優雅な風味を持ったワインへと成長します。太陽に恵まれた美しい葡萄園の風景がまぶたに浮かぶようなワインです。

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