2015/10/17

モメサン メルロー 2014

モメサン メルロー 2014
モメサン メルロー 2014
MOMMESSIN MERLOT 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

ヤオコーの20%引きセールで、税抜き822円で購入。
元値は、税抜き1028円

【外観】
清澄度:やや濁ったように見える
輝き:強い
色調:若々しい紫色のフチの、黒に近い濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、底光りするような輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>黒いフレッシュな果実
<花・植物>メントール、ドライハーブ
<香辛・芳香>カラメル、チョコレート
<化学物質>すこし還元的でケミカル
香りの印象:ちょっと閉じているのか還元的な印象がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:はっきりした、やわらか
タンニン分:柔らかだけど、しっかりしている
バランス:優しい飲み口から、しっかりした後味になる
アルコール度:やや強め
余韻:少し長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
やや軽めで優しい飲みくちながら、しっかりした芯の強いボディと強いタンニンがある

【供出温度】
14-16度 あまり冷やさない方が飲みやすそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色をフチをした、ほぼ黒に近い濃いガーネットで、底光りするような輝きと液面のツヤがあります。

香りは、まだ閉じているのか還元的でちょっとケミカル、フレッシュな黒い果実や、ドライハーブ、カラメルやチョコレートのような印象もあります。

味わいは、軽めの優しいアタックから、甘みと大人なフルーツ感がじわっと広がり、少し長めに続いたあとにアルコールとタンニンがギュッと締めて、乾く印象のフィニッシュ。

とてもしっかりしたワインですが、まだ若いせいかバランスが悪くてギクシャクしてる印象です。
ケミカルな薬箱のような印象がありましたが、時間が経つと華やかな香りが出てきました。

ひょっとしたらデキャンタージュした方が一気に開くのかもしれません。

実はワイン用の冷蔵庫が壊れてしまい(T△T) 、ワインを床下収納に避難させるという悲劇が・・・

という訳で、ちょっと温度高めの飲み始めだったので、冷蔵庫で冷やしてみることに。
温度が下がるとちょっとバランスが良くなるような気もしますが、あまり冷やし過ぎると渋くて辛いワインになってしまいそうです。

今日の晩御飯は、豚肉のピリから炒めと、白菜とベーコンの温サラダ。
豚肉のピリから炒めは、ワインの辛さと料理の辛さが真っ向からぶつかる感じの合い方で、まったく幸せ感のない組み合わせ。

白菜とベーコンの温サラダの方は少し馴染みました。

カミさんは、「甘くてフルーティでアルコールが強くて、ニューワールドのシラーみたい。」という感想。

確かに時間が経つと、だんだん果実感が強めに出てきましたね。
しかもちょっと重い甘みを伴ってて、たしかにニューワールドっぽいかも。
アルコール度はそんなに高い方ではないのですが、とても高めに感じます。

悪いワインではないのですが、全体的にちょっと重さが気になりますね。
おつまみのミックスナッツに合わせても、やっぱりワインが辛くて重い感じです。

このワイン、品質感は良いと思いますが、あとは好みの問題でしょうか。

■関連リンク(ヤオコーのワイン)


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