2015/10/29

ポッジオ・アル・ザーレ ソアーヴェ 2014 500ml

ポッジオ・アル・ザーレ ソアーヴェ 2014
ポッジオ・アル・ザーレ ソアーヴェ 2014
POGGIO AL SALE SOAVE 2014

イタリア:ヴェネト州:D.O.C.ソアーヴェ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガルガネーガ90%、トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェ10%

セブンイレブンで、500mlを718円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、少し酸化をイメージさせる色調

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>カリン、アプリコット、柑橘系、キンモクセイ、ややナッティ
<香辛料・芳香・化学物質>ハチミツ、ちょっとシナモン?
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:酸化していてキツメ
苦味:ちょっと変な後味の苦味
バランス:バランスが悪い
アルコール:やや強め
余韻:ちょっと嫌な余韻が残る

【フレーヴァー】
酸化して苦い、あるいみスパイシーな後味

【評価】
酸化していて舌触りとバランスが悪い、舌に嫌な印象が残る

【供出温度】
7度以下 クリーンさが無いので冷やしてごまかすしかない

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ちょっとオレンジがかったイエローで、酸化をイメージさせる。

香りは、複雑な果実感に、カラメルのような甘い印象、ハチミツやナッツ、トーストのような印象もあり、複雑です。

味わいは、酸化したギスギスしたアタックから、雑味を伴った酸味と苦味が出てきて、舌にワックスのような嫌な印象を残しながら、えぐ味のあるフィニッシュ。

これは失敗したわ~、という第一印象。
ヨーロッパの場末の居酒屋で、管理の悪い状態のワインを我慢して飲んでるって感じで、ある意味少旅行気分が味わえます。

ただ飲み進むと、このギスギスした感じが何となくクセになるというか、ダメな奴らの飲み会のような心地よさもありますね。
飲み進むとだんだんこの味に馴染んできて、美味しくなってきたかも。

でも舌にねっとりと絡みつくような感じがあって、決して良いワインではなさそうです。

今日の晩御飯はコンビニの、クラムチャウダーのパスタ。
合わせると、可愛らしい果実感が出てきて、違うキャラクターになりますね。
ワインだけより美味しくなります。

コンビニパスタのくどい味わいをワインがうまく洗い流してくれて、なかなかのマリアージュになってきました。
最近はコンビニパスタも美味しいですが、ちょっと脂っこかったりしますので、それのフォローという点では良い働きをしますね。

おつまみのピスタチオには、追い抜きざまに挨拶する、みたいな合い方?

第一印象がかなり悪かったにも関わらず、気が付くと500mlが無くなっていました。

クリーンじゃないダーティな印象があって、世渡りの上手い大人なワインって感じでしょうか。
人には薦められませんが、個人的には「アリ」ですね。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


0 件のコメント:

閲覧数の多い記事