2015/08/25

ダイヤモンド・コースト シラーズ&ピノタージュ NV

ダイヤモンド・コースト シラーズ&ピノタージュ NV
ダイヤモンド・コースト シラーズ&ピノタージュ NV
Diamond Coast Shiraz & Pinotage NV

南アフリカ:ウェスタン・ケープ地方:オリファンツ・リヴァー地区
アルコール度:14%
ブドウ品種:シラーズ、ピノタージュ

ローソンで、480円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:落ち着いたオレンジっぽい色調の、明るめのルビー
濃淡:淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:少し熟成感のある色調で、地味な印象

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実>加熱した黒い果実、若干傷んだ印象
<花・植物>青臭いグリーン香
<香辛・芳香>なめし革、血液
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:青臭くやや傷んだ果実や硫黄で、大変良くない

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:舌に残る強さと収斂性がある
バランス:タンニンが後味に強く残る
アルコール度:やや弱め
余韻:とても短い

【フレーヴァー】
刺々しい酸味と苦味だけ残る

【評価】
ライトでドライ、酸味と渋みが強く、後味が苦い

【供出温度】
10-13度、かなり苦い味わいなので、あまり冷やし過ぎない方がいいかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は淡く、オレンジ色が差した落ち着いた色調の、淡いルビー。

香りは、硫黄やケミカルの印象と、ちょっと傷んだ果実や青臭いグリーン香もあって、あまり良くありません。

味わいは、ライトでシャープなアタックから、果実味は控えめで強い酸味が口に広がり、その後舌全体を覆うようにえぐ味と渋みが出て、苦くて辛いフィニッシュ。

第一印象は明らかにハズレで、何かの修行ですか!ってくらいに苦くて辛いのですが、素性はそんなに悪くないみたいで慣れれば飲めるような気がします。

でも後味の苦味がちょっと強すぎるかな~。
ペリートを一番最初に飲んだ時を思い出しますが、素直な印象はあるんですよね。

今日の晩御飯は、コンビニのポークカレー。
食事と合わせると、素直な部分がすーっと伸びてきますね。爽やかさも出てきます。
カレーとの組み合わせもいいのかもですね。
果実味や甘みも感じるようになりました。
ワインだけで飲んだ時よりもグッと良くなりますが・・・やはり後味の苦味は変わらず。後に変なえぐ味が残る感じ。

本来ワインがスッキリさせてくれるところを、さらに後味を重くしてしまいますね。
う~ん、やはりこのワイン、後味に難ありです。

冷蔵庫で冷やしてみるとさらに後味が悪くなりました。
ちょっと頭痛もしてきた??

食事が入った瞬間はちょっとごまかされましたが、やっぱりこのワイン難ありです。
チリワインは安くても品質が安定していてブランド力を上げてきましたが、南アフリカはなかなか品質が安定しませんね~。
良いワインもあるのですが、ハズレのイメージがちょっと強いかも。

キットカット風のウエハースチョコに合わせると、ワインが馴染まずに浮つく感じ。
薄皮付きのピーナッツには、油脂分にはフィットするけど、渋皮にタンニンが重なって後味が気になります。

いかにも南アフリカの安いワインって感じで、後味が重くて人工的。

人に例えると、外見ばかり気にしていて、まったく心の通った会話のできない、表面的な若い男子、って感じ?

ちょっと人にはオススメできないかな~。

次の日に余ったワインを飲んでみましたが、2日目の方が飲みやすいかもです。

■関連リンク(ローソンのワイン)


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