2015/07/23

フロンテラ シャルドネ 2014

フロンテラ シャルドネ 2014
フロンテラ シャルドネ 2014
FRONTERA CHARDONNAY 2014

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

グルメシティで、642円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、パイナップル、熟した果実
<花・植物>すいかずら、ハチミツ
<香辛・芳香>爽やかなハーブ香
<化学物質>やや鉱物的
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:穏やか
バランス:溌剌とした、厚みがある
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
熟した印象のフルーツ

【評価】
フルーティでカジュアル、厚みのある味わい

【供出温度】
8-10度 冷やしてカジュアルに飲みたいが、わりとしっかりしているので、冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観はやや淡く、グリーンがかったレモンイエローで、少し輝きがあります。

香りは、カリンやパイナップル、熟した果実の印象があって、甘いフローラル、ハチミツ、グリーン系のハーブなど、しっかりした印象。

味わいは、トロ味のある優しいアタックから、厚みのあるフルーツ感と甘みが一気に広がり、ふっくらとしたボディを優しい酸味が締めて、穏やかな苦味を伴ったジューシーなフィニッシュ。

さすがに安定感のあるフロンテラ、2014年もしっかり期待に応えてくれますね。

ニューワールドのシャルドネらしいまとまりで、果実感がたっぷりあります。
それでいて、ジュースっぽくならずにワインらしさもあります。

温度が下がるとリッチ感が消えてフレッシュなまとまりになりますね。
最初は冷やしておくと、だんだん温度が上がって味わいが変わってくるのも楽しめそうです。

後味にちょっとえぐ味が残るの気になりますが、相変わらずテンションアガる系の陽気な印象で、万人受けするタイプのパーティワインです。
みんなで集まって飲むときに選んでおいてまず間違いない1本でしょう。

今日の晩御飯は、夏やさいのトマトソースパスタ。
自家製なので、香辛料控えめ。

合わせると、特に問題なく合いますが、パーティ的な合い方。

おつまみのピスタチオもワインが勝つ感じ、でも悪くありません。

家庭料理や和食には合わせにくいタイプですが、果実感たっぷりの陽気なパーティワインでコストパフォーマンスも抜群、ストックしておいてもいいくらいですね。

おすすめです。

■楽天ショップへのリンク

【555均】コンチャ・イ・トロ・フロンテラ・シャルドネ[2014]年・D.O.セントラル・ヴァレー・コンチャ・イ・トロ社(スクリューキャップ)Concha y Toro“FRONTERA”Cardonnay [2014] D.O Central Valley

※サイトより引用
チリのまぶしい太陽と、豊かな大地が育んだフレッシュなおいしさが世界中で大人気のフロンテラ。

フレッシュで爽やかな酸味と、完熟した果実から生まれるほんのり感じる優しい甘みが、このワインに様々な表情を与えます。
グレープフルーツやリンゴようなみずみずしい味わい。
価格に対するクオリティとしてはパーフェクトといえる、カジュアルな白ワインです。

【フロンテラについて】
コンチャ・イ・トロそれは、チリNo.1のワイナリー。
コンチャ・イ・トロ社の「フロンテラ」シリーズは、太陽と豊かな大地が育んだブドウから造られる「大地の恵みのうまさ」をコンセプトとした、気軽に楽しめるワインとしてご好評いただいています。キーワードは、「クオリティ&フリースタイル」。
品質の高い味わいを、気取らずに自由に楽しむそのスタイルは、まさにフロンテラならではの醍醐味。
特別な日にゆっくり飲むだけではなく、もっと楽しく、もっとおおらかに。
地球の恵みをまるごといただくように飲む。
ここには、常識にとらわれない、ワインの気持ちいい姿がある。
■関連情報(フロンテラ)

4 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

2015買って飲みました。言われるように値段が信じられないほどおいしいワインです。割と市内のどこでも売っているようなので、これは定番にしようと思います。万人受けしそうな味わいです。これまで、千円未満の赤をいろいろ試しましたが、結論は、どれも「すっぱい!!!」でした。ダメもとで本サイトの評価を参考にアヴァンサのカベルネソーヴィニヨンも購入しましたので、今度試してみます。ワンコインで押しい赤に出会えたらもう最高です!
このフロンテラ、ブルーチーズは全くダメ!でも、カカオ76%のほろにがチョコとはばっちり!フロンテラの持つフルーティさの中にある重層的な味わいが出てきました。この価格で、結構、味わえることに驚きました。教えていただき本当に感謝です。アヴァンサの次は、コノスル行ってみます。また、目から鱗が落ちることに期待しています。

にしのたけし さんのコメント...

ひゃ~、うれしいコメントありがとうございます。(*´∇`*)
ワインは好みの問題もあるので、期待に沿えないワインを紹介することあるかと思いますが、どうぞご容赦ください。
フロンテラはいいですよね。
安いワインは飲んでパーッと楽しくなるタイプが一番ですね。
コノスルは安ワインの中では飛び抜けて美味しいと思います。
あと、ルイス・フェリペ・エドワーズのシリーズはひとクセあって面白いワインがありますので、今度是非試してみてはどうでしょうか。
http://tnishino.blogspot.jp/2014/12/2013_12.html
頑張って安いワインを飲み続けますので、また是非おいでください。

Unknown さんのコメント...

西野さん。とうとう見つけました。ワンコインの絶対おすすめの赤ワイン!
成城石井で勧められたんはよいけれど、500円以下の赤では半信半疑!
ところが、家で常温で開栓して、見事にノックアウト!
これ、うますぎです。ブラインドなら一体いくらの値が付くのやら…
まず、安い赤ワインのあの酸っぱさがない。アルコール臭が鼻をつくこともない。これは上質。しかも濃い!
グラスの残り香には、テンプラリーニョらしい個性も香る。これはいい(^_^)
結局、すでに6本空いた。だってワンコインですから、ガンガン行ける。白はサンライズでフィックス中。
泡も、成城石井で平行でお買い得なスペイン産カヴァのコルドンネグロを進められて飲んだら、これがまた目から鱗。
開栓直後は炭酸の強さに閉口。ところが、翌日からなんとも素敵なバランス。これが、千円以下! もう感激の嵐。結局我が家は、赤はヴァルデモンテ、白はサンライズで、泡はコルドンネグロということになっています。でも、さっき飲んだワンコインプラスαのフロンテラ2015も侮れない。スッキリ感はサンライズだが、この果実の濃密感も合わせるものによってはありだ。以前のえぐい香りがなくなって上質感が増した。今、成城石井にヴァルデモンテの白をリクエスト中。
これもワンコイン以下ですが期待大です。

にしのたけし さんのコメント...

石川浩さん
コメントありがとうございます!
赤はヴァルデモンテ、白はサンライズで、泡はコルドンネグロ、ですか~。

赤のヴァルデモンテは以前飲んだことがありますね。
http://tnishino.blogspot.jp/2013/10/nv.html
確かに高評価で、「とても誠実で素直な印象、フルーティに振れすぎずドライにも振れすぎず、良いバランスでシンプルにまとまってる。」という感想でした。

フレシネ コルドン・ネグロも美味しいですよね。
ロゼの「フレシネ セミセコ ロゼ」もオススメです。
http://tnishino.blogspot.jp/2012/12/nv_24.html

最近の安ワインは貫禄が出てきたというか、高いワインとの住み分けがハッキリ出来ていて、堂々としてますよね。
ヴァルデモンテの白、どこかで手に入れてレビューしたいと思います。(o^∇^o)ノ

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