2015/06/21

シャトー・デレスラ トカイ・フルミント・ドライ 2014

シャトー・デレスラ トカイ・フルミント・ドライ 2014
シャトー・デレスラ トカイ・フルミント・ドライ 2014
Chateau Dereszla Tokaji Furmint Dry White 2014

ハンガリー:トカイ・ヘジアリャ地方:D.H.C.トカイ
アルコール度:13%
ブドウ品種:フルミント85%、シャルガ・ムシュコタイ10%、ハールシュレヴェユ5%

リカーランドトップで、税抜き1110円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、独特な色調、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>パイナップルやバナナのような南国系の果実、柑橘系
<花・植物>少し甘い印象の白い花、ミントのようなハーブ、針葉樹
<香辛・芳香>貝殻のようなミネラル、紅茶
<化学物質>なし
香りの印象:アロマティック、若々しい

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、スリムな、爽やか
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:少し長めに続く

【フレーヴァー】
梨や青リンゴのような爽やかなフルーツ感

【評価】
フレッシュで爽やかフルーティ、個性的な香りと味わいを持っている

【供出温度】
8-10度 グローバル品種にはない個性があるので、あまり冷やし過ぎないで楽しみたい

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、オレンジがかったベージュっぽいイエローで、少し輝きがあります。

香りは、アロマティックで、南国系の果実があって、そのあとに柑橘系や青りんごのようなフレッシュなフルーツ、ミントや紅茶のようなハーブに、針葉樹のようなグリーン香、貝殻のようなミネラル感もあって、個性的で複雑。

味わいは、やや軽めのアタックから、フレッシュな果実感と甘み、しっかりした酸が爽やかに広がり、スマートなボディが長めに続いて、個性的なフレーバーが活きているジューシーなフィニッシュ。

個性的ながら、とてもバランスよくまとまっていて、第一印象は抜群にいいですね。
ワインがイキイキとしていて、飲んでて楽しくなる感じ。

アロマティックで果実感が強めなので、合わせる食事は難しそうですが、ワインだけでも美味しく飲めるタイプです。

ただ、飲み進むと後味のえぐ味がちょっと気になってきました。
ワインにブレーキをかけるような感じで、食べ物が欲しくなる感じ。

今日の晩御飯は、自家製の餃子。
野菜多めでニンニク少なめ。
醤油とお酢とラー油のつけダレです。

普通の白ワインだと餃子が勝ってしまいますが、このワインは力関係では対等、でも馴染むって感じではありません。
ワインの香りと甘みが、料理と合わせるポイントになりそうですね。

白身の天ぷらとかは意外と合いそうで、個性的な香りと甘みはグリーンカレーとかに相性が良さそうな気がします。
おつまみの薄皮付きピーナッツにはとても良く合いました。

途中、ちょっと変な香りが気になりましたが、最終的にはまったく問題ありません。

人に例えると、個性的で美しい女性、水原希子さんって感じ?

グローバル品種では味わえない個性がある、という点では飲んでみる価値があると思いますね。
価格もこなれているので、たまにはちょっと違ったワインが飲みたいって人にはオススメですね。

良いワインだと思います。

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※サイトより引用
名門ドラン家により見事復活を遂げたワイナリー
<ワイナリーの歴史はハンガリーの歴史そのもの>
トカイ地方におけるシャトー・デレスラの歴史はあまりにも古く、遡ればハンガリーの歴史そのものを振り返ることができます。最初に記録に登場するのは15世紀初頭。ハンガリー国王ジグモンドへ、農民から税金として納められたワインリストにその名が記されています。15世紀半ばワイナリーは国王の所有となり、その後オーストリア帝国のハプスブルク家に所有権が移ります。その後は19世紀の独立戦争まで、何度かハンガリーの上級貴族の手を経ることとなりました。
名門ドラン家により復活
共産時代に品質が低下し、民主化後、完全に見捨てられていたワイナリーのポテンシャルを見抜き復活させたのが、かつてシャンパーニュでパイパー・エドシックを率いた名門ドラン家。エドシックを成功に導いた後、目立った動きを控えていたドラン家が、2005年、新たなプロジェクトとしてデレスラを選びました。品質の向上と効率化を目指して、5か所に分かれていたセラーを一か所に集め、最新技術を備えた醸造設備を導入。2年の歳月をかけて現在のセラーを完成させました。ワイナリーの技術向上は、2008年以降現在までEUとハンガリーの共同プロジェクトの一環としても継続されています。

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