2015/04/18

コノスル シラー ヴァラエタル 2013

コノスル シラー ヴァラエタル 2013
コノスル シラー ヴァラエタル 2013
Cono Sur Bicicleta Syrah 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー

酒のいしかわの通販で、6本セット4525円、1本あたり754円で購入。
参考価格は、657円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかったフチで、ほぼ黒に近い色調の、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、ツヤがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ブルーベリー
<花・植物>バラ、針葉樹
<香辛・芳香>赤身の肉、なめし革
<化学物質>ちょっとケミカル
香りの印象:華やかさがあるが、ややケミカル

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:柔らかいが、しっかり強め
バランス:まろやかだけど力強さがある
アルコール度:高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシーで濃縮感のある果実感

【評価】
まろやかな口当たりで濃厚な果実感があり、しっかり強めの味わい

【供出温度】
10-13度、アルコール度が高くてしっかりしているが、フルーツ感が強いのでちょっと温度低めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをしたほぼ黒に近い濃さの、濃いガーネット。

香りは、最初にフレッシュな黒い果実で、グラスを回すとムワッと動物系の香りとフローラル、針葉樹のようなグリーン系の印象、さらに時間が経つとカラメルの印象が出てきました。

味わいは、なめらかなアタックから、濃縮感のある果実味と甘み、しっかりした酸味がフレッシュ感を出して、その後強めのタンニンとアルコールが締めてきて、やや辛い印象でフィニッシュ。

ちょっとアルコールが強めかなと思ったけど、飲み進むとだんだん馴染んできました。
果実感強めで甘みのあるニューワールドタイプですが、しっかりしたタンニンとアルコールが引き締めてて、ワインとしての存在感を出していますね。

相変わらずコノスルらしく、この価格とは思えないクオリティです。

ちょっと後味のえぐ味と収斂性があるのが、評価が別れるポイントでしょうか。
果実感と甘みが強いので、ワインだけで楽しめるタイプですが、後味の辛さがあるので食事が欲しくなりますね。

今日の晩御飯はメンチカツ。
中濃ソースをつけると、ワインの甘みとソースの甘みがつなぎになって良く合います。
果実味と甘みが強めですが、食事との相性がいいですね。

おつまみで、赤ワインで漬け込んだローストポークをソテーして合わせると、多めの脂分をうまくなだめてくれる感じ。
ビーフジャーキーに合わせると、ジャンキーでカジュアルなイメージ。

かみさんは、甘くてちょっと重いのでイマイチという評価でした。

人に例えると、ちょっと暑苦しいおネエキャラだけど、フレンドリーで人に好かれる濃い男性、って印象?

コストパフォーマンスは高いと思います。
パーティワインですが、ちょっと重いので男性向きかな。

■楽天ショップへのリンク

コノスル シラー ヴァラエタル 750ml

※サイトより引用
シラー85% カベルネ・ソーヴィニヨン5% メルロー5% カルメネール4% アスピラン・ブーシェ1%
手摘みで収穫。熟成は13ヶ月。
60%をセカンドもしくはサードユースのフレンチオーク樽で、20%をステンレスタンクで。
深く美しいチェリー・レッド。
苺や無花果のジャム、煮詰めた赤い果実の濃厚な香り。
シラー独特のスパイシーなノートもかすかに感じられる。
豊富なタンニンと、ジャムのような甘さが印象的。
やや若さはあるもののベルベットのようななめらかさ、
スムーズな舌触りとボリューム感が味わえるワイン。
■関連情報(コノスルのワイン)


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