2015/04/29

グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢-AYA-2009

グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢-AYA-2009
グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢-AYA-2009
GRANDE POLAIRE Esprit de vin japonais AYA 2009

日本:山梨県産主体:国産ぶどう100%
アルコール度:12%
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA主体

リカーランドトップで、税抜き1130円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや明るい
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい色調で、透明感と輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い果実、キャンディ、干しぶどう
<花・植物>赤い花、オリエンタルスパイス
<香辛・芳香>フォクシーフレーヴァー、カラメル
<化学物質>無し
香りの印象:フォクシーフレーヴァーがあるが、複雑で深みを感じる

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:軽めでサラサラした
バランス:やわらかで、スマート
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ブルーベリージャムのような印象

【評価】
ライトでスッキリした飲み口ながら、じわっと旨みが広がり、バランスが良い

【供出温度】
10-13度 軽めなので温度低めが良さそうだけど、少し温度が上がってきたら面白くなりそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、6年前のワインとは思えない若々しい色調で、深い透明感と輝きがあり、美しさがあります。

香りは弱めながら、マスカット・ベーリーA独特のフォクシーフレーヴァー、キャンディやカラメル、熟成感を感じさせる干しぶどうやオリエンタルスパイス、ちょっと悪臭系の要素もあって、複雑で深みのある印象。

味わいは、ライトでスムーズなアタックから、スッキリした甘みと熟成感のある果実の印象が広がり、心地よい酸味と上品なタンニンが支えて、ややアルコール強めの印象が出てくるものの、スッキリしたフィニッシュ。

このワインはいいですね。
ポレールブランドはあまり相性が良くなくて、しかもマスカット・ベーリーAで6年前のヴィンテージ、これは完全にハズレを買っちゃったと思ってましたが、清楚でまっすぐ正直な味わいが実に良い印象です。
造り手の真摯な姿勢を感じるとでも言いましょうか、とてもクリーンなのですが、ちゃんと深みもあります。
調べると、単純に古いワインではなくて、今年の3月に発売されたいわゆる蔵出しのヴィンテージなんですね。

さすがに蔵出しだけあって、熟成感がとても効果的で、ワイン全体を落ち着かせています。

マスカット・ベーリーAでは、以前、シャトー酒折 マスカットベリーA 樽熟成 2007がとても良かったのですが、それに匹敵する良さじゃないでしょうか。

ややジュースっぽい印象もあるので、飲み進むとどう変わってくるかがポイントでしょうか。

今日の晩御飯は、自家製の焼しゅうまい。
醤油と七味で合わせました。

このワイン、穏やかな味わいなので、問題なく合います。
新玉ねぎのサラダにもさりげなくフィット。
熟成感があるので、合わせる食事の幅が広そうです。

カミさんに品種と産地を聞いたら、ニューワールドのカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーという回答。
甘みがあって強い、という感想でしたが、確かにアルコール度の強さがあるので、ブラインドで飲んだらそんなイメージかも。
マスカット・ベーリーAと分かる人は少ないかもしれません。
価格も1200円くらいとほぼ正解。

ほんのり甘くてジュースっぽい感じも、フォクシーフレーヴァーも意外とマイナスポイントになっていません。

ただ、食事があった方が飽きないかも。
ワインだけで飲んでいると、ちょっと単調な印象になってきたかな~。

低価格の国産ワインを飲んでる人には受け入れられやすそうですが、本格的な日本ワインが好きな人にはちょっと物足りないかもしれませんね。

人に例えると、ほんわり穏やかで、フツーの生活をしてる、庶民的な女子、って感じ?

■関連リンク

グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN- 2010

■楽天ショップへのリンク

グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢 赤 [2009]

※サイトより引用
エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネとはフランス語で「日本のワインの心」を意味します。繊細でやさしい味わいと、食事に合わせやすいベストバランスにこだわったワインです。絢は色糸をめぐらした模様の美しさを意味しています。山梨県産マスカットベーリーAを主体とし、いちごや赤い果実の華やかな香りと上品な酸味、程よい熟成感とタンニンの絶妙なバランスをお楽しみ頂けます

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2015/04/25

デル・スール シャルドネ 2013

デル・スール シャルドネ 2013
デル・スール シャルドネ 2013
Del Sur Chardonnay 2013

チリ:セントラル・ヴァレー:D.O.マウレ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、税抜き570円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:色付きが弱い、輝きが強め

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>南国系果実、
<花・植物>すいかずら
<香辛・芳香>ミネラル、硝煙、シロップ
<化学物質>やや硫黄
香りの印象:厚みのある果実感

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:やわらかい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:ふくよかな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
甘みのある熟した果実感

【評価】
軽めながら、厚みのある果実感でまとまりが良い

【供出温度】
8-10度 キンキンに冷やさない方が美味しそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、淡めのグリーンがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、熟した果実感と、硫黄由来のミネラル、スモーキーで独特なハーブ香もあります。

味わいは、ライトながらトロ味のあるアタックから、厚みのある果実感と甘みがふわっと広がり、優しい酸味とふっくらしたボディで、軽い苦味とえぐ味のある、やや辛いフィニッシュ。

実はこれ、深夜に開けたものの、たくさん余ってしまったので、冷蔵庫にそのまま入れて次の日に飲んでます。
2日目の感想になりますので、開けたてとはちょっと違うかも。

このワイン、2011年を飲んだことがあって、その時の感想は、
香りもボリュームとバターリィなリッチ感があって、1000円超えてるような印象。
味わいは、カジュアルで、フルーティで、とても飲みやすい。
カミさんは後味に種のようなエグ味が残るのがちょっと苦手、という評価で、たしかに、フルーツ感と一緒にエグ味もあります。
という内容で、今回も2013年もほぼ一緒。

輸入元のモトックスさんは、質の良いワインを扱っててハズレの無いイメージがあるのですが、このワインもとてもしっかりしていると思います。

トロトロのネクターみたいな味わいで、ワインだけでどんどん飲んじゃいますね~。
とても2日目とは思えない。
でもやっぱり後味にえぐ味とちょっとワックスのような感じが溜まってきて、そこが評価の別れるところかも。

今日の晩御飯は、自家製の油淋鶏(ユーリンチー)。
昨日の残りワインなので、食事に合わせて開けたわけじゃないのですが、結構合います。
フルーツ感がしっかりしてるのですが、食事にも合わせやすいイメージ。

カミさんに聞いたら、印象としては780円くらいで、そこそこ美味しいという評価。
実は2011年のときも同じく780円って言ったんですよね。

コストパフォーマンスも高くて良いと思います。

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【500均】デル・スール・シャルドネ[2014]年・ヴィカール社・D.Oマウレ・ヴァレー・自社畑産シャルドネ100%使用Del Sur Chardonnay [2014] Vicar D.O Maule Valley (Tortola Label)【YDKG】

※サイトより引用
チリ辛口白ワインファン大注目!安旨!クリーミー!チリ超お買い得!21世紀最高コスパワイン!!究極白ワイン!1825年設立の伝統ある造り手!現当主で7世代に渡り家族経営を貫く、人気醸造所(ビカール社)(現在チリワイン生産者ランキング第12位)からD.Oマウレ ヴァレー規格のシャルドネ100%!しかもびっくり!ボリューム感、抜群の辛口白ワイン!!ピーチやアプリコット、新鮮なパッションフルーツのアロマやオレンジの花の香りが漂う白ワイン。引き締まった酸とクリーミーでボリューム感ある飲み応え抜群の大人気究極辛口白ワイン!しかもかわいい野鳥の自然をアピールしたラベルも人気の秘密!レストラン様やカフェバーさまにも自信をもっておすすめします。

コノスル カルメネール ヴァラエタル 2013

コノスル カルメネール ヴァラエタル 2013
コノスル カルメネール ヴァラエタル 2013
Cono Sur Carmenere 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カルメネール

酒のいしかわの通販で、6本セット4525円、1本あたり754円で購入。
参考価格は、657円。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付が良い

【香り】
豊かさ:少し鼻を突く印象
特徴:
<果実>酸っぱい黒い果実
<花・植物>若いグリーン香、ちょっと胡椒
<香辛・芳香>なめし革、鉄さび
<化学物質>硫黄、還元的
香りの印象:まだ閉じている感じだが、あまり広がらさそう

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:軽め、サラサラした、収斂性がある
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽くてスッキリした味わいながら、強めのアルコールとタンニンがしっかりと味を締めて、やや辛い印象

【供出温度】
10-13度、飲み口軽めなので温度低めが良さそうだけど、後味に強いタンニンが残るので、そこが微妙

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調で、ほぼ黒に近い印象の濃さ。

香りは弱く、硫黄とケミカルのちょっと閉じた印象があり、あまり香りませんが、もう少し時間が経つと変わってくるかも。

味わいは、軽めですっきりしたアタックから、甘みとフレッシュなフルーツ感、優しいけどしっかりした酸味が広がり、その後アルコールの印象が強めに出て、タンニンも後味でキューっと締る印象で、えぐ味のあるやや辛いフィニッシュ。

フレッシュで飲みやすい感じはさすがコノスルですが、後味がやや重いというか、えぐ味と渋みが強く残ってしまいますね。

第一印象は、まあまあ悪くないって感じ。
これから飲み進むと変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、巻かないロールキャベツ。
キャベツとひき肉を交互に重ねて、トマトスープで煮たもの。

フルーティなタイプのこのワインにとてもやさしくフィットしました。
カジュアルだけど、じわっと合う感じで、なかなか良いです。

このワインは素性がいいのか、食事と合わせると落ち着いた雰囲気になりますね。

おつまみで、レバーペーストを小麦胚芽のクラッカーに乗せたものに合わせると、ちょっとレバーの臭みが出るみたいで、ちょっとイマイチ。

堅揚げポテトのブラックペッパー味にレバーペーストを乗せて、そこに乾燥バジルをふって合わせると、レバーの臭みが消えて、とても良く合いました。
さらに焼いたマフィンにレバーペーストを乗せてバジルをふると、これはピッタリでとても満足感がありました。

ワインだけでもフルーティで飲みやすいのですが、食事と合わせても馴染みがいいですね。

この価格だと十分なコストパフォーマンスで、良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

コノスル カルメネール [2013] 【あす楽対応_関東】【RCP】

※サイトより引用
”コノスル”とは「南の円錐」という意味で、南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンをもって1993年に設立されました。
設立後十数年のうちに、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長したコノスルですが、その成長の原動力であり、コノスルの理念でもある「イノヴェーション(革新的であること)」を常に追い求める姿勢は、スクリューキャップの導入、ビオビオやレイダなど新興産地においての自社畑拡大、サステイナブル農法や有機栽培の実践、など、時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みにあらわれています。
リーズナブルな価格で高品質&高コストパフォーマンスのコノスルワインは、各種コンクール等の賞やワイン誌での高い評価を国内外で獲得しており、農夫達のハードワークと有機栽培畑のシンボルである「自転車」ラベルで親しまれています。
★チリ名物「カルムネール」!
カルメネール種はもともとボルドー原産の品種で、19世紀のフィロキセラ被害でフランスでは絶滅してしまいました。
ところが被害の前にチリに持ち出されていて、今ではチリの名物品種の1つとなっています。
とってもジューシーな味わいで、カベルネよりも、柔らかく、メルローにも近いニュアンスがあります。
製 法:
手摘み。熟成 は7ヶ月。
80%はミディアムトーストの100%新品のフレンチオーク樽を使用、残り20%はステンレスタンク使用。
色合い:
魅力的で深みのあるルビー色。
香 り:
ブラック・ペッパーのようなスパイシーな香り、熟したベリー系の果実香、樽熟成に由来するヴァニラ香、 コーヒーなどの香り。
味わい:
フルボディで質の良い酸味、まろやかなタンニンがあり、バランスのよい味わい。余韻は長め。
合う料理:
ハンバーグ、サーロインステーキ、ビーフシチュー、鴨のグリルなど。
適 温:
16℃~18℃
■関連情報(コノスルのワイン)



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2015/04/22

ビニャ・マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー 2014

ビニャ・マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー 2014
ビニャ・マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー 2014
VINA MAIPO CABERNET SAUVIGNON MERLOT 2014

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン85%、メルロー15%

マルエツで、645円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、透明感がある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>赤い果実、木苺
<花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>薬草、カラメル
<化学物質>硫黄、ちょっと薬箱
香りの印象:弱く、ケミカル

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:サラサラしているが、しっかりしている
バランス:スマートだけど、重さと強さを持っている
アルコール度:やや高い
余韻:ケミカルな印象が残る

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
フルーツ感とほんのり甘みもあるが、アルコールとタンニンの強さの印象が残る

【供出温度】
10-13度、あまり冷やすと渋く感じそうなので、ちょっと冷えてるくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、輝きがあります。

香りは弱くケミカルで、薬草っぽいグリーン系の印象がありますが、時間が経つとカラメルの印象も出てきます。

味わいは、フルーツ感のあるやや強めのアタックから、ほんのり甘みとしっかりした酸が広がり、その後にアルコールの強さがでてきて、えぐ味の残る辛いフィニッシュ。

ヴィニャ・マイポって以前からそうですけど、ちょっと強めで辛い印象なんですよね。
このワインは後味に舌にワックスのような感触が残るのがちょっとマイナスポイントです。

でももうちょっと時間が経つと変わってきそうなので、もう少し飲み進んでみます。

今日の晩御飯はコンビニパスタのミートソース。
甘くて脂っこいパスタソースですが、ワインがいい感じでさっぱりしてくれます。
ダメカップルのマリアージュですね。お互いの欠点を補いあう感じ。

でも食事があった方が、ワインがイキイキしますね。

食事が終わってワインだけになっても大丈夫。
随分と飲みやすく、フルーティな印象に変わってきました。

若干、味わいに重さがあるのが気になりますが、コストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。

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ビニャ・マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー【ケース(12本入)】【送料無料】(沖縄送料+1,000円、クール便+216円)

※サイトより引用
ビニャ・マイポはチリ赤ワインの理想郷であるマイポヴァレーで造られ、その確かな品質と人気の高さから輸出量は増加の一途を たどっており、現在、世界47ケ国に輸出し、チリで第4位を誇る ワインブランドです。
創業以来一貫して、ぶどうの「特長、個性と果実感」を最大限にいかしたワインづくりに、 こだわりつづけています。
銘醸地セントラルヴァレーのぶどうを中心に使用し、近代的な設備・醸造技術を積極的に導入してきました。
この恵まれたぶどう産地と、ワインづくりへのこだわりにより、ぶどうの凝縮感・果実味のあるワインを生み出しています。
これが、ビニャ マイポのワインの魅力であり「価格以上の価値」があると世界でも高い評価を得ています!
■関連リンク(マルエツのワイン)



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2015/04/19

シャトー・ディケム 1990

とても素晴らしいワイン会に出席できました。

ラインナップは以下の通り。

1)ギー・ミッシェル・シャンパーニュ・トラディション・ミレジム 1982
2)シャトー・オリヴィエ・ブラン 1988
3)シャトー・ディケム 1990
4)ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュ 2006
5)オスピス・ド・ボーヌ キュヴェ・ニコラ・ロラン 1972
6)ギガル コート・ロティ ラ・ムーリンヌ 1997

ありえない・・・

簡単ですが、テイスティングコメントを記録しておきます。

1)ギー・ミッシェル・シャンパーニュ・トラディション・ミレジム 1982

33年前のシャンパーニュ。
さすがに熟成感が強く、リンゴやシードルのような香りがあり、泡立ちは弱かったのですが、飲みやすく食事にも合わせやすい味わいでした。
新玉ねぎのペーストにバッチリよく合いました。

2)シャトー・オリヴィエ・ブラン 1988

27年前のボルドーブラン。
しかもグラーブのグラン・クリュです。
熟成感はあるものの、まだ若さを残して、フルーティな味わいでした。
ただグラスに入れて時間が経つとやや酸化の印象になっていました。
バーニャカウダにとても良くフィットしました。

3)シャトー・ディケム 1990

死ぬまでに一度は飲んでおかないと、と思っていたシャトー・ディケム。
ありがたくいただく機会に恵まれました。
25年熟成ですが、まだまだ若々しさの残るフレッシュな印象で、濃厚な蜂蜜に複雑に絡み合うフローラルやハーブ、、香りだけでもうノックアウト状態。
味わいは清らかで、深い甘みとしっかりした酸味、キレイに消えていく余韻はまさにグラン・ヴァンです。
この甘味は何にも例えられない、飲むのがもったいない、と思わせる数少ないワインですね。
ディケムに合わせたメニューはフォアグラ。
そのマリアージュはまさに夢の世界で、鳥肌が立つくらいの体験でした。
さらにゴルゴンゾーラ・ドルチェ、ゆず味のゆべし、にも合わせたのですが、それぞれ表情を変えながらもゴージャスにフィットして、懐の深さと偉大さを感じさせました。
こんなワイン、なかなか無いですよね・・・さすがです。

4)ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュ 2006

コルトン・シャルルマーニュって、以前飲んだときは辛くて強い印象だったのですが、ルイ・ラトゥールのこのコルトン・シャルルマーニュはとてもフレンドリーで、甘みとフルーツ感があり、後味はすっきりフレッシュ、それでいて深い味わいがありました。
飲めば飲むほど美味しさが染みてくる素晴らしいワインでした。
合わせた天然鯛のスモークにもしっかりフィットしました。

5)オスピス・ド・ボーヌ キュヴェ・ニコラ・ロラン 1972

43年前とは思えない、若々しさのある味わいで、上質な軽さとフレンドリーな甘みと果実感がありました。
普通に飲んだら43年前のワインとは思わないでしょうね。

6)ギガル コート・ロティ ラ・ムーリンヌ 1997

上質な甘みとフルーツ感のある、誰が飲んでも美味しいと言いそうなまとまり。
良いワインってホントに優しい味がしますよね。
深みと厚みのある果実感で、穏やかな味わいで飲みやすく、すっきりキレイなフィニッシュ。
ローストビーフにもとても幸せ感のある合い方をしました。

ワインも料理もとても美味しく、ただただ感謝です。
ホントにただの感想ですみません。。。

その他のセミナー・試飲会

2015/04/18

コッパー・エステート プレミアム シラーズ 2014

コッパー・エステート プレミアム シラーズ 2014
コッパー・エステート プレミアム シラーズ 2014
COPPER ESTATE PREMIUM SHIRAZ 2014

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラーズ

セブンイレブンで、645円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若さがあるが黒っぽく落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:落ち着いた印象、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カシス、黒い果実
<花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>タバコ、スモーク
<化学物質>ちょっと焦げ臭
香りの印象:木樽からのニュアンス、ちょっと荒っぽい

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):多めの残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:なめらか、やわらか
タンニン分:緻密で柔らか
バランス:まろやかな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ちょっと焦げ臭い黒い果実

【評価】
マイルドな口当たりで濃厚なフルーツ感があるが、ちょっと人工的で焦げ臭いのが難点

【供出温度】
10-13度、温度高めでも問題ないけど、ちょっと冷えていた方が飲みやすそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さがあるけど黒っぽく落ち着いた色調の濃いガーネットで、輝きは弱めです。

香りは、カシスやジャムのような濃縮感のある果実と、ちょっと生っぽいグリーン香、スモークチップのような焦げ臭があって、これからどう変わっていくかで評価が別れますね。

味わいは、穏やかでなめらかなアタックから、濃縮感のある果実味と甘みが広がり、穏やかな酸とタンニン、ふっくらしたボディで、フィニッシュはやや水っぽい感じ。

飲みやすいんだけど角が取れ過ぎてて、ちょっとワインらしくないですね。
いかにもニューワールドって感じのジュースっぽい味わいに、むりやりスモークの香り付けをして、ワインらしさを演出しようとしてるような印象です。

まったく好みじゃないけど、なめらかでジューシーでスイスイ飲めるので、なんだかんだ文句言いながらも結構飲んでしまってます。

カミさんは、「このワイン美味しいね、680円くらい? 食事と合わせるは難しそうだけど、ワインだけでちょっと飲むにはいい。」という評価。

今日の晩御飯はチキンのトマトシチュー。
ジュースっぽくなるものの、意外と馴染みます。

このワイン、飲み進むと意外と悪くないですね。

ビーフジャーキーに合わせてみると、まったく絡まないけど、楽しくやってますって感じ。

低価格ですが、シラーズらしさもあって、これはこれでありかも。

樽臭さは気にならなくなってきました。
普通はだんだん強くなるけど、このワインは樽香がおさまってきて全体的に馴染んで良くなってきてますね。

甘みがあるタイプで果実味が強いので、食事と合わせるというよりはパーティワインでしょうか。
みんなでワイワイ飲むには良いのではないでしょうか。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

コノスル シラー ヴァラエタル 2013

コノスル シラー ヴァラエタル 2013
コノスル シラー ヴァラエタル 2013
Cono Sur Bicicleta Syrah 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー

酒のいしかわの通販で、6本セット4525円、1本あたり754円で購入。
参考価格は、657円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかったフチで、ほぼ黒に近い色調の、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、ツヤがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ブルーベリー
<花・植物>バラ、針葉樹
<香辛・芳香>赤身の肉、なめし革
<化学物質>ちょっとケミカル
香りの印象:華やかさがあるが、ややケミカル

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:柔らかいが、しっかり強め
バランス:まろやかだけど力強さがある
アルコール度:高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシーで濃縮感のある果実感

【評価】
まろやかな口当たりで濃厚な果実感があり、しっかり強めの味わい

【供出温度】
10-13度、アルコール度が高くてしっかりしているが、フルーツ感が強いのでちょっと温度低めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをしたほぼ黒に近い濃さの、濃いガーネット。

香りは、最初にフレッシュな黒い果実で、グラスを回すとムワッと動物系の香りとフローラル、針葉樹のようなグリーン系の印象、さらに時間が経つとカラメルの印象が出てきました。

味わいは、なめらかなアタックから、濃縮感のある果実味と甘み、しっかりした酸味がフレッシュ感を出して、その後強めのタンニンとアルコールが締めてきて、やや辛い印象でフィニッシュ。

ちょっとアルコールが強めかなと思ったけど、飲み進むとだんだん馴染んできました。
果実感強めで甘みのあるニューワールドタイプですが、しっかりしたタンニンとアルコールが引き締めてて、ワインとしての存在感を出していますね。

相変わらずコノスルらしく、この価格とは思えないクオリティです。

ちょっと後味のえぐ味と収斂性があるのが、評価が別れるポイントでしょうか。
果実感と甘みが強いので、ワインだけで楽しめるタイプですが、後味の辛さがあるので食事が欲しくなりますね。

今日の晩御飯はメンチカツ。
中濃ソースをつけると、ワインの甘みとソースの甘みがつなぎになって良く合います。
果実味と甘みが強めですが、食事との相性がいいですね。

おつまみで、赤ワインで漬け込んだローストポークをソテーして合わせると、多めの脂分をうまくなだめてくれる感じ。
ビーフジャーキーに合わせると、ジャンキーでカジュアルなイメージ。

かみさんは、甘くてちょっと重いのでイマイチという評価でした。

人に例えると、ちょっと暑苦しいおネエキャラだけど、フレンドリーで人に好かれる濃い男性、って印象?

コストパフォーマンスは高いと思います。
パーティワインですが、ちょっと重いので男性向きかな。

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コノスル シラー ヴァラエタル 750ml

※サイトより引用
シラー85% カベルネ・ソーヴィニヨン5% メルロー5% カルメネール4% アスピラン・ブーシェ1%
手摘みで収穫。熟成は13ヶ月。
60%をセカンドもしくはサードユースのフレンチオーク樽で、20%をステンレスタンクで。
深く美しいチェリー・レッド。
苺や無花果のジャム、煮詰めた赤い果実の濃厚な香り。
シラー独特のスパイシーなノートもかすかに感じられる。
豊富なタンニンと、ジャムのような甘さが印象的。
やや若さはあるもののベルベットのようななめらかさ、
スムーズな舌触りとボリューム感が味わえるワイン。
■関連情報(コノスルのワイン)


2015/04/15

コッパー・エステート 赤 NV

コッパー・エステート 赤 NV
コッパー・エステート 赤 NV
COPPER ESTATE RED NV

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:不明

セブンイレブンで、494円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:黒っぽいくすんだ色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:地味で大人しい外観

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ドライフルーツ
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>鉄さび、血液、なめし革
<化学物質>硫黄、還元的な印象、ケミカル
香りの印象:少し閉じた印象と、ちょっと熟成感のようなものがある

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:おだやか
タンニン分:軽い、少し収斂性がある
バランス:軽くて心地よいがちょっと力がない
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
生っぽいブドウの印象

【評価】
ライトで穏やかな味わいで、半分ジュースのようなイメージ

【供出温度】
8-10度、ほとんどジュースなのでキンキンに冷やしてもいいかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、黒っぽく落ち着いた地味な色調の、濃いガーネット。

香りは、硫黄やケミカル、ちょっと閉じたイメージもあって、ドライフルーツやドライフラワー、なめし革や鉄さびの印象もあります。

味わいは、スーパーライトなアタックから、ジュースっぽいフルーツ感と変な甘みがあり、穏やかな酸味が細いボディをささえて、ちょっと締まる感じの収斂性のあるフィニッシュ。

これはほぼジュースですね。
国産ワインにちょっと後味の収斂性を加えた、って感じの味わいでしょうか。

このシリーズ、白ワインが個性的だったので、赤も期待して買ったのですが、第一印象はアウトですね~。
食事にも合わせにくそう。

今日の晩御飯は、シンガポール風チキンライス「南海鶏飯」。
ご飯と鶏肉だけだと、ジュースっぽさが強調されますが、ケチャップベースの辛いタレをちょっとつけると、とたんに馴染みが良くなります。

なるほど、タイ料理とか、甘辛いエスニックな料理は意外と合うかも。

食事が終わって、ミックスナッツに合わせると、完全にワインが負けるけど、潔い負け方で、キレイに消えてなくなります。
このシリーズ、白ワインもそうでしたが、後味がキレイに消えるところが魅力ですね。

あとから変なちょっかいを出さない感じで、素性はいいみたい。
白ワインもそうでしたけど、後半良さが出てきました。

キレイで爽やかな印象でしょうか。

人に例えると、シンプルで未熟な、素直な女子高生って感じ?

個人的はリピートしたいタイプではないですが、国産ワイン好きな人には薦めたくなるワインです。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2015/04/14

シャポー・ブルー ブラン NV

シャポー・ブルー ブラン NV
シャポー・ブルー ブラン NV
Chapeau Bleu Blanc NV

フランス:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

マルエツで、税抜き470円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:少し強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:ちょっと鼻を突く感じ
特徴:
<果実>熟した果実香、ちょっと傷みかけた果実
<花・植物>人工的な香料
<香辛・芳香>洗剤のようなミネラル香
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:傷んだ果実や、ケミカルな印象が強い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):変な残糖の甘み
酸味:やさしい
苦味:後味に強めに残る
バランス:スリムな、ギクシャクした、バランスが悪い
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
すかっと抜けたような空っぽな印象

【評価】
大事なものがスッポリ抜け落ちてるような、やるせない味わい

【供出温度】
7度以下 バランスが悪いので冷やして飲むしかないかも

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかったやや色味の強いイエローで、少し輝きがあります。

香りは、硫黄や傷んだ果実の印象があって、ケミカルだったり人工的だったりで、かなり悪い印象。

味わいは、ライトな味わいから、大事な何かが足りない空っぽな印象で、変な苦味と変な甘みがありながら、水っぽいフィニッシュ。

これは久しぶりの大ハズレワインかも。
悪い要素のフルラインナップって感じです。

ただ、傷んでたり、体に悪そうな印象は無いので、もうちょっと我慢して飲み進んでみます。

このワイン、2009年に飲んだことがありますが、そのときはスーパーライトだけど悪くないという評価でした。

ちょっと慣れてくると、まあまあ飲めるようになるかも。
確かにこういった、魂の抜けた感じの安ワインって、以前多かったですよね。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
合わせると、しゅっと真面目で大人しい印象になって、欠点が隠れます。

ニューワールドものと違って、甘みやフルーツ感が抑えめなので、食事は合わせやすそうですね。

食事が終わって、ミックスナッツに合わせると、ジャイアントコーンはOK、アーモンドは香りを活かしきれないけど悪くない、ピーナッツは俗っぽい合い方、カシューナッツとピスタチオは良く合います。

食事が終わってワインだけになると、やっぱりダメ。
これはリピートしないワインですね。

人に例えると、カッコつけてるけど全然かっこ良くない、空回りしている男子、みたい?

■楽天ショップへのリンク

シャポー・ブルー ブラン(白) 750ml ペットボトル [ボリー・マヌー社・キッコーマン]

※サイトより印象
フルーティな香りとフレッシュで軽快な味わいのワイン。
オードブルや、魚介類の料理によく合う柔らかな味わいです。
■関連リンク(マルエツのワイン)

2015/04/12

ウルフブラス イーグルホーク リースリング 2013

ウルフブラス イーグルホーク リースリング 2013
ウルフブラス イーグルホーク リースリング 2013
WOLF BLASS EAGLEHAWK RIESLING 2013

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:リースリング

ヤオコーの2割引セールで、税抜き684円で購入。
元値は、税抜き855円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:ほんのりオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>リンゴ、シードル、白い実の果実
<花・植物>菩提樹、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香>クリーム、ミネラル
<化学物質>なし
香りの印象:青っぽい個性的な印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、スムーズな
苦味:爽やかさを与える
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや強めに感じる
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系や梨のようなさっぱりしたフルーツ感

【評価】
ライトでスッキリ爽やか、フルーツ感と甘みは弱めでドライでシャープな印象

【供出温度】
7度以下 ややボディが弱くて力のない印象なので、しっかり冷やした方が飲みやすいかも

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観はやや淡めの、若々しいけど少しオレンジがかっているイエロー。

香りは弱めで、白い実の果実、リンゴやシードル、クリームのような甘い印象と、ミネラル、青っぽい個性的なハーブ香があります。

味わいは、ライトなアタックから、すっきり爽やかなフルーツ感で甘さは控えのドライ、スレンダーなボディですーっと流れて、軽い苦味のあるジューシーなフィニッシュ。

最初ちょっと辛いかな、と思いましたが、飲み進むとこのドライな感じと爽やかなフルーツ感がなかなかいい感じ。
ちょっと酸化をイメージさせるリンゴの印象も、フレッシュさにつながっています。

ちなみにリースリングの香りの特徴、ペトロール香(石油香)は一切ありません。
最近はもうペトロール香は無くなってきたのでしょうか。
特にニューワールドのリースリングでは感じなくなりましたね。

味のえぐ味がちょっと気になりますが、フレッシュでワインだけでもどんどん飲めます。

今日の晩御飯は、たけのこご飯と、若竹煮、わかさぎの天ぷら。

たけのこご飯は、味が繊細なので、ワインが浮いて、繊細な料理の良さが出ません。
たけのことワカメを煮た、若竹煮は、たけのこの味が強いので、バランスは悪くありません。
わかさぎの天ぷらは、味が蛋白なので、ワインがやっぱり浮いてしまいます。

繊細な和食に合わせるのはちょっとむずかしいですね。

おつまみでピスタチオに合わせると、ワインが完全に裏に回るけど、甘みとフルーツ感は残って、パーティ的な合い方。

繊細な和食は難しいけど、家庭の洋食には普通に合いそうですね。
フルーツを加えて美味しくなりそうなメニューでしょうか。
中辛口のカレーとか、デミグラスソースのハンバーグ、焼き肉系とか焼き鳥のたれ、でも肉料理空いてだとちょっと力不足かも。

甘みとフルーツ感を許容できる食事となると、やはりパーティ系のメニュー?

ニューワールドらしい、明るくてフレンドリーな味わいで、完成度が高いと思います。
パーティワインに最適ですね。

人に例えると、気さくでフレンドリー、気兼ねなく付き合える若者って感じでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ウルフ・ブラス イーグルホーク リースリング

※サイトより引用
コストパフォーマンスの高さで人気!
コストパフォーマンスの高いデイリーワインとして、世界中で人気のイーグルホーク。
このリースリングは、柑橘系の香りが漂うフレッシュでフルーティな味わい。
「香りも華やかでリースリングらしい。酸が控えめで適度にアフターに心地よいビターテイストが残る。ローストハーブチキンやあじフライなどにも合う」
イーグルホークは高品質のワインをお求めやすい価格で提供する事をコンセプトとしたワイン。常に最高の品質を追求するウルフブラス社のワイン醸造チームが、責任を持って生み出したシリーズです。
このリースリングはオーストラリアを代表する、最も人気があるスタイルのワイン。
美しくきらめく金色、柑橘系の香りの中でも特にライムの香りを持つワインです。
シーフードグリル、天ぷらなどと、よく合います。

1000円以下のおすすめワイン

2015/04/11

コノスル ピノ・ノワール ロゼ ヴァラエタル 2014

コノスル ピノ・ノワール ロゼ ヴァラエタル 2014
コノスル ピノ・ノワール ロゼ ヴァラエタル 2014
Cono Sur Bicicleta Pinot Noir Rose 2014

チリ:南部地方:ビオビオ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

酒のいしかわの通販で、6本セット4525円、1本あたり754円で購入。
参考価格は、657円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、鮮やかなサーモンピンクの淡めのロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、明るい色調

【香り】
豊かさ:最初しっかりと感じられるが、だんだん弱くなる
特徴:
<果実>木苺、キャンディ
<花・植物>菩提樹っぽいグリーン系のフローラル、
<香辛・芳香>ミネラル、炭酸の印象、少しココナッツ?
<化学物質>ちょっと硫黄?
香りの印象:香り控えめながら複雑性があり上品

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘み
酸味:はっきりした、爽やか
タンニン分:上品で効果的
バランス:心地よい、まろやか
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
赤い果実のチャーミングな果実感とちょっとハーブの印象

【評価】
マイルドでフルーティで甘みがあって、とても幸せ感のあるまとまり

【供出温度】
8-10度 キンキンに冷やしてしまうとこのワインの良さが消えてしまうので、ほんのり冷たいくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいけど穏やかな色調のサーモンピンクで、明るいイメージのロゼ。

香りは、赤い果実やキャンディ、ミネラル感もあって、ココナッツのような甘い印象と、かすかなグリーン感があります。

味わいは、マイルドでフルーティなアタックから優しい甘みが広がり、しっかりした酸味と上品なタンニンがボディを支えて、じゅわっとジューシーな印象でフィニッシュ。

とても幸せ感のある味わいですね。
一口目で完全につかまれました。

甘みがあるタイプなのですが、ジュースっぽくない絶妙なバランス。
飲み進んで、この甘味がどう変わってくるかがこのワインのポイントですね。
あと、舌にワックスのような感触が残るのがちょっと気になりました。

口当たりが良くて飲みやすいので、ワインだけでどんどんいけちゃいます。
軽めに感じますが、じつはアルコール度が13%もあるので、グイグイ飲んでると危ないタイプですね。

今回購入したコノスルヴァラエタルワインセットの中で一番楽しみにしていたのが、このロゼ。
期待を裏切らない美味しさです。
やっぱりコノスルはいいですね。

今日の晩御飯は、自家製の豚肉つくね。
ゴマがまぶしてあって芳ばしい味わいです。

甘みのあるタレですが、ワインの甘みが勝ってしまって、ちょっとジュースっぽくなりますね。
食事と合わせると、急に今までの良さが無くなる感じ。

スモークハツに合わせると、やっぱりジュースっぽくなる。
アンチョビ味のスモークチーズをクラッカーに乗せて合わせると、生臭さが出てダメ。

このワイン、そのままだと美味しいけど、食事と合わせるのが難しいかも。

カミさんの感想は食事がなくても飲める、美味しい、という評価でした。

ワイン好きな人には物足りないかもしれませんが、だれでも美味しいって言いそうなまとまりで、コストパフォーマンスは高いと思います。
安心して人に薦められますね。

人に例えると、いつもにこにこ明るい、穏やかで安心できる、太陽のような女性って感じ。
あくまで男性目線ですが。

■楽天ショップへのリンク

【ワイン】【ロゼ】【コノスル】 ピノノワール ロゼ ヴァラエタル 750ml 赤ワイン チリ

※サイトより引用
常に時代を先取りする”イノベーティブ”な生産者「コノスル」の、ハイ・コストパフォーマンスなヴァラエタルワイン。チェリーを思わせる赤い果実の香り。ジューシーで柔らかな口当たり。赤い果実の風味豊かで爽やかな味わい。
色合いについて:微かに青み、紫がかった透き通るピンク色。
香りについて:はっきりとしたアロマがあり、フレッシュでエレガント。チェリーを思わせる赤い果実の香り。
味わいについて:ジューシーで柔らかな口当たり。赤い果実の風味豊かで爽やかな味わい。
製法・栽培方法:栽培方法について 土壌はミネラルを豊富に含む赤土の粘土質土壌。標高が高く29℃を超えることは滅多にない。手摘みで収穫。収穫量は11t/ha。
製法について:10℃に保たれたステンレスタンクで6ヶ月間熟成。残糖度は7.3g/L。

■関連情報(コノスルのワイン)


2015/04/08

コッパー エステート 白 NV

コッパー エステート 白 NV
コッパー エステート 白 NV
COPPER ESTATE WHITE NV

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:不明

セブンイレブンで、494円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱い
外観の印象:若々しい、色付きは弱め

【香り】
豊かさ:最初強いがだんだん弱くなる
特徴:
<果実>マスカット、ライチ
<花・植物>白バラ?
<香辛・芳香>軽いミネラル
<化学物質>かすかに硫黄
香りの印象:最初はアロマティックで、どんどん香りが飛んでいく

【味わい】
アタック:軽い、水っぽい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:軽い
バランス:スリムな、ちょっと弱い
アルコール:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっと水っぽい梨のようなフルーツ感

【評価】
水っぽいくらい軽い口当たりながら、爽やかなフルーツ感があってバランスは悪くない

【供出温度】
7度以下 相当軽いのでキンキンに冷やして飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかった淡めのイエローで、輝きも少しあります。

香りは、アロマティックなマスカットやライチのような果実香があり、軽いミネラルや、白い花のような印象で、グラスを回すたびにどんどん香りが飛んで無くっていきます。

味わいは、水っぽいくらい軽いアタックから、爽やかなフルーツ感と軽い甘み、ひょろひょろしたボディを酸が支えて、ジューシーな印象のままフィニッシュ。

口に含んだときは水っぽくてダメな印象ですが、フィニッシュは意外といい感じで終わります。
最近よくある、フルーツフレーヴァーの天然水みたいな印象でしょうか。

とても軽いんだけど、クリーンでヘルシーなイメージですね。
これはこれで悪くないかも。
新ジャンルのワンコインワインって感じ?

オーストラリアワインの関税が撤廃されて、これから低価格なオーストラリアワインが増えてくるでしょうね。
我々庶民にとってはとても嬉しいことです。(^▽^)/

今日の晩御飯は豆腐の肉あんかけ。
さっぱりしたメニューですが、ワインがさっぱりしているのでよく合いました。

ワインが食事の邪魔をしない感じで、家庭料理全般に問題なく合わせられそうな印象。
白米とも相性が良さそうですね。

おつまみでピスタチオに合わせてみると、ワインが負けるけど相性はいいみたい。
裏方からこっそり応援する、みたいな合い方です。

ワンコインのオーストラリアワインは初めてですが、なかなかいい感じ。

人に例えると、爽やかなスポーツマンの男子高校生みたいな、スポドリとかミネラルウォーターが合うイメージですね。

とっても軽いという事が前提ですが、軽めのワインが好きな人にはオススメです。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2015/04/05

ガストン パリジャン ロゼ NV

ガストン パリジャン ロゼ NV
ガストン パリジャン ロゼ NV
Gaston Le Parisien Rose NV

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シラー

ヤオコーで、税抜き648円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかったサーモンピンクに近いロゼ
濃淡:ロゼとしてはやや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、ちょっと黒っぽい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>赤い果実、アセロラ
<花・植物>カンパリのような薬草系のハーブ
<香辛・芳香>ヴェジェタル、青ピーマン
<化学物質>硫黄、還元香?
香りの印象:やや還元的な印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:ロゼの中ではしっかりした方
バランス:固くてドライな印象
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
赤い実のちょっと酸っぱい果実

【評価】
柔らかい飲み口でスッキリしたドライ、タンニンもしっかりしていて、硬派なイメージ

【供出温度】
8-10度 温度が上がると辛さが強くなりそうなので、温度低めの美味しいと思われる

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、少しオレンジがかった黒っぽいサーモンピンクで、フルーツゼリーくらいの輝きがあります。

香りは、最初はちょっと硫黄で、その後にアセロラのような赤い果実、カンパリのような薬草感、ヴェジェタルなど、ちょっと閉じている還元的な印象です。

味わいは、軽めで優しいアタックから、フルーツ感抑えめのスッキリしたドライ、タンニンが効果的に締めて、穏やかなフィニッシュ。

最初、ドライでそっけなくて、ちょっと飲みづらい印象印象だったのですが、飲み進むとじわっと美味しさが出てきました。
ボディは弱めですが、温度が上がってもダレてきませんね。
スッキリ辛口で美味しいです。

香りの主張も強くないので家庭料理に合わせやすそうですね。
第一印象は、かなり良いです。

今日の晩御飯は、豚肉のしゃぶしゃぶ風。
味付けは、和風ステーキソースです。

合わせると、ワインが完全に消えて、裏方に回りますが、ちょっと焼酎のような合い方をしますね。
なんだかワインっぽさが無くなってしまいます。

食事が終わって、クラッカーにアンチョビ味のクリームチーズを乗せて合わせても、やはり裏方に回ってしまって、ワインの存在感が薄いみたい。
ただ、食事の邪魔をしないので、特に問題はありません。

ワインだけになっても飽きずに飲めて、700円弱のロゼとしては使い勝手が良さそうです。
品質感もいいですね。

人に例えると、一見地味で真面目だけど、よく話すと可愛く見えてくる女の子、みたいな?

コストパフォーマンスは悪くないと思います。

1000円以下のおすすめワイン

2015/04/04

コノスル ヴィオニエ ヴァラエタル 2014

コノスル ヴィオニエ ヴァラエタル 2014
コノスル ヴィオニエ ヴァラエタル 2014
Cono Sur Viognier 2014

チリ:セントラル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ヴィオニエ

酒のいしかわの通販で、6本セット4525円、1本あたり754円で購入。
参考価格は、657円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:少しオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>南国系果実、パイナップル、バナナ
<花・植物>くちなしのような甘いフローラル、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香>キャンディっぽいシロップ
<化学物質>なし
香りの印象:アロマティックで強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やか、シャープ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、ふっくらと厚みがある
アルコール:強い
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
ゴージャスな厚みのある果実感

【評価】
強く華やかな香りと濃縮感のあるフルーティさがあり厚みのある味わい

【供出温度】
8-10度 キンキンに冷やしても美味しそうだけど、ちょっと温度が上がってきても楽しめる

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、やや淡めのオレンジがかったベージュっぽいイエローで、強い輝きがあります。

香りは強くアロマティックで、南国系の果実や、華やかなフローラル、キャンディっぽい甘い印象や、ハーブの印象もあります。

味わいは、トロリとしたネクターのような口当たりから、濃縮感のあるフルーツ感と華やかな香り広がり、しっかりした酸が締めて、軽い苦味とジューシーさのあるフィニッシュ。

ヴィオニエに期待している要素がしっかり入ってて、満足感の高い1本です。
それにしても、この品質のワインが700円くらいで買えるってのは、ある意味奇跡ですね。

コノスルのヴァラエタルシリーズだけあれば、とりあえず他のワインはいらないんじゃないかって思うくらいです。

このワイン、攻めてる印象というか、ハリがあって元気が出るような味わいで、パワーを感じます。
しっかり、コノスルマジックが入ってますね。

しかしこれだけ品種の個性をしっかり出してると、コノスルのヴァラエタルシリーズでの飲み比べは楽しいですよね。
何人かで集まって、6本くらい一気に開けても楽しそうです。
一度やってみたいな~。
それぞれ好みが違ったりして楽しいワイン会になりそう。

やっぱりコノスルのワインって、元気が出る感じがいいんでしょうね。
メリハリのある味わいというか、前向きで清潔感のある、素直で元気な夏の青年、って感じ。
ヴィオニエのイメージは夏ですね。

今日の晩御飯は、チキン南蛮。
タルタルと甘辛ソースがかかってます。

このワイン、香りが強いので食事に合わせにくいかと思っていたら、そうでもなく、ハイテンションながらよく馴染みます。
食事に楽しさを加える感じ、というかチキン南蛮が意外とフィットしたのかもしれません。
和食の中でも香りが強い方ですからね。

このワイン、香りは強いけど意外と口当たりは優しいところが家庭料理に合うポイントかも。

食事が終わって、クリームチーズのアンチョビ味をクラッカーに乗せて合わせると、うまくワインが乗ってく感じ。
ドライフルーツとナッツが入ってるデザートのクリームチーズにも良く合いました。パーティの雰囲気ですね。

食事にも合わせやすいですが、どちらかと言うとパーティワインですね。

ワインだけでも美味しく飲めます。
後半はちょっとえぐ味が気になって来ましたが、この価格帯ならまったく問題ありません。

ヴィオニエらしい華やかさがあって、コストパフォーマンスも高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

【白ワイン】コノスル・ヴィオニエ ヴァラエタル チリ 白ワイン 750ml

※サイトより引用
コンチャ・イ・トロ傘下の輸出を主眼としたワイナリー。本拠地はラペル・ヴァレーのチンバロンゴで、最北のリマリから最南のビオビオまで100ヶ所、計1800haの栽培面積を誇る。
コノスルとは「南の円錐」という意味で、南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうと いうヴィジョンをもって1993年に設立されました。設立後十数年のうちに、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長したコノスルですが、その成 長の原動力であり、コノスルの理念でもある「イノヴェーション(革新的であること)」を常に追い求める姿勢は、スクリューキャップの導入、ビオビオやレイ ダなど新興産地においての自社畑拡大、サステイナブル農法や有機栽培の実践、など、時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みにあらわれています。リーズ ナブルな価格で高品質&高コストパフォーマンスのコノスルワインは、各種コンクール等の賞やワイン誌での高い評価を国内外で獲得しており、農夫達 のハードワークと有機栽培畑のシンボルである「自転車」ラベルで親しまれています。
昨今のワインブームでも注目を浴びているワイナリーで、各種雑誌や、情報サイト、はたまた某漫画にも掲載される程!勢いのあるワイナリーです。
もちろん味にも定評があり、お手頃な価格で楽しめるワインを多数生み出しています。値段を隠してワインを飲んで、幾らで購入するかという企画でも、数倍の値が付けられる程!
この機会に是非お試し下さい!
常に時代を先取りする”イノベーティブ”な生産者「コノスル」の、ハイ・コストパフォーマンスなヴァラエタルワイン。ボリューム感があり、柔らかな口当たりのワインです。
色合い:とても輝きのある、やわらかな色合いの麦わら色。
香り:鮮烈なアンズ、白桃、クチナシの香りに微かな樽熟成によるナッツのノートが複雑性を与えている。
味わい:ボリューム感と酸を感じるが口当りは柔らか。微かに樽熟成を感じさせるナッツの風味があり、マイルドな余韻が楽しめる。
■関連情報(コノスルのワイン)


2015/04/03

マテウス ロゼ NV

マテウス ロゼ NV
MATEUS ROSE NV

ポルトガル:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:バガ、トゥリガ・ナショナル、ティンタ・ロリス

ヤオコーの2割引きセールで、税抜き747円で購入。
元値は、税抜き934円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤身の強い濃いめのロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:やや弱め
泡立ち:弱発泡性
外観の印象:若々しい、色付きが良い、泡立ちは弱い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い実の果実、ラズベリー、ちょっとキャンディ
<花・植物>赤い花、瓜のようなヴェジェタル
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル
<化学物質>硫黄
香りの印象:弱めで、白ワインのイメージもある

【味わい】
アタック:軽い、泡立ちは弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:フレッシュ、やさしい
タンニン分:軽やかだけど、存在感はある
バランス:まろやか、心地良い
アルコール度:弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
赤い実の果実にカンパリのような薬草感

【評価】
軽くて泡立ちの優しいまろやかな飲み口で、スッキリしたフルーツ感がある

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やして爽やかに飲むのが良さそうだけど、少し温度上がってきてからも楽しめる

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
してはダメ

【総評】
外観は、赤味の強い鮮やかな色調の濃いロゼで、輝きは弱めです。

香りは、硫黄由来と思われる白ワインっぽいミネラル感があり、ラズベリーのような赤い果実、カンパリのような薬草感、瓜のようなヴェジェタルな印象があります。

味わいは、穏やかな優しい泡立ちで、ライトなアタックからスッキリしたフルーツ感とスマートなボディで、軽い渋みと炭酸の印象を残した心地良いフィニッシュ。

マテウス・ロゼ、何十年ぶりに飲みますが、とてもモダンなアプローチを感じるので、進化しながら長い間売れ続けてるんでしょうね。

軽やかで優しい炭酸が、「微発泡」というジャンルの存在感を強く印象付けますね。
微発泡の良さを改めて感じさせてくれます。
強い炭酸よりも、これくらいの穏やかな炭酸が好きな人は多いのではないでしょうか。

何というか「マテウス・ロゼ」というカテゴリとでも言うような、完成度です。
これはお花見にいいですね~、昼間から飲むには最適かも。

軽いのでジュース感覚で飲んでしまいますが、気が付くと意外と酔っ払うので要注意です。

最初はちょっとドライな印象でしたが、ワインだけでも飲めるくらいの残糖はあって、とてもチャーミングなまとまりです。

今日の晩御飯は肉団子のトマトシチュー。
軽いので、料理に合わせると完全に裏に回りますが、炭酸とスッキリした酸味でとてもリフレッシュしてくれます。

ピラフタイプのドライカレーがあったので合わせてみると、完全にワインが負けてしまいます。
ただ、とても爽やかでフレッシュな印象なので、食事に華を添えますね。

ワインがあったほうが食事が楽しくなる感じ。

おつまみで、キリのクリームチーズアンチョビ味を小麦胚芽のクラッカーに乗せて合わせると、ちょっとアンチョビの味が邪魔をします。
ハーブ&ガーリックのクリームチーズの方が合いそう。

人に例えると、育ちが良くて物静かな、優しい心を持っている少女、って感じ?

これはパーティワインですね~。
見た目が華やかで個性的、軽くて昼間から飲めるタイプなので、お花見とかピクニックに最適です。

アルコール度が低いので、お酒が強くない女子向けのイメージですが、しっかりワインの個性は持っていますね。

シーンによってはとても活きるワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

マテウス・ロゼ・(ソグラペ・ヴィノス・デ・ポルトガル社)・ロットナンバー入りMATEUS ROSE Sogrape,Vinhos de Portugal.SA Vinho Regional Beiras

※サイトより引用
あまりに有名!ソグラペ社を代表するというより全ポルトガルを代表するワイン!130カ国以上の人々に愛飲されている、世界で最も人気の高いワインのひとつ!ほのかに甘い口当たり、軽い炭酸を含み、生き生きとした活力溢れるやや甘口のロゼワインは、どのような料理にもあうところから、世界のロゼワインの傑作と讃えられています。バーガ種、トゥリガ・ナショナル種、ティンタ・ロリス種などの高級ブドウ品種から造られるほのかな甘口と軽発泡性をもつ爽やかなロゼ!マテウス・ロゼは昔から非常に人気のやや軽発泡性の人気ロゼ”がお手頃プライス!で限定入荷!
昔ながらの丸みを帯びたデザインはそのままに、スタイリッシュなイメージにするために、やや縦長のスマートなボトルになりました。またボトル中央には、マテウス城を踏襲したラベルと製品名である“MATEUS”を大きな文字で配しました。
なお中味は、微発泡で爽やかな甘さが特長の基本コンセプトは生かしつつ、より洗練された味わいにブラッシュアップし、軽やかなロゼカラーが食卓を華やかに演出します。

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