2015/03/31

ネブリナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

ネブリナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
ネブリナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
neblina cabernet sauvignon 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ヤオコーで、税抜き568円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しさのある紫がかったフチで、ほぼ黒に近い色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>カシス、黒い果実
<花・植物>やや生っぽいグリーン香、
<香辛・芳香>メントール、ヴェジェタル、チョコレート
<化学物質>少しケミカル
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、はっきりした
タンニン分:ライトでサラサラした
バランス:心地よい、流れるような、やや収斂性がある
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュでフルーティ

【評価】
ライトでフレッシュ、フルーティな味わいながら、程よくタンニンが効いていてワインらしさがある

【供出温度】
10-13度 フレッシュな味わいなので温度低めの方が楽しめる

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と輝きがあります。

香りは弱めながら、カシスやグリーン香、メントール、青ピーマン、カラメルやチョコレートのような甘い印象があります。

味わいは、ライトでフレッシュなアタックから、心地良いフルーツ感と酸味が広がり、スマートなボディを程よいタンニンが締めて、乾く印象ながら穏やかなフィニッシュ。

何というか、カジュアルで普通に美味しいワインですね。
この価格帯なら文句なしです。

今日の晩御飯は、ひき肉のカレーと唐揚げ。
一般的な家庭料理です。

カレーに合わせると、ちょっとジュースっぽくなるものの、フレンドリーにフィットします。
友達付き合いってくらいの合い方。

唐揚げもバランスはバッチリ。
ニコニコしながら、そばにいるって感じの合い方でしょうか。

現代的な軽い付き合いって印象で、あまり絡みませんね。

マヨネーズ味のダイコンサラダは苦味が強くなってダメでした。

おつまみで、だし塩味のせんべいに合わせてみると、お茶っぽく合います。
塩気が甘みとフルーツ感を打ち消して、渋みだけ残る感じで、不思議と悪くありません。

このワイン、ニコニコしながら幅広く食事を受け入れるので、家飲みには重宝しそうです。
ワインだけでも美味しく飲めて万能タイプですね。

人に例えると、フレンドリーなんだけど、自分自身をしっかり持ってる人みたいな感じでしょうか。

ちょっとケミカルな印象は最後まで消えませんが、コストパフォーマンスは高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

☆定番人気【お得な12本セット!】ネブリナ・カベルネソーヴィニヨン(赤)[2012]1本あたり528円(税別)(チリ産)スクリューキャップ【0509スペシャルセール】

※サイトより引用
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローから造られる上品で且つ繊細な味わいの赤ワイン♪
カシスやブラックチェリーのような活き活きとした果実味とチョコレートやバニラを思わせるニュアンスを感じさせてくれます。
ややまったりとした質感で喉越しもスムースに入ります。
アタックは柔らかく少し熟成したカベルネソーヴィニヨン・・もしくわ少し円やかなサンテミリオンのボルドーをも思わせる、バランスの取れた赤ワインです☆
日常的に・・気軽に・・パーティに・・是非お勧めの逸品です♪

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2015/03/29

コノスル ピノ・ノワール ヴァラエタル 2013

コノスル ピノ・ノワール ヴァラエタル 2013
コノスル ピノ・ノワール ヴァラエタル 2013
Cono Sur Bicicleta Pinot Noir 2013

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

酒のいしかわの通販で、6本セット4525円、1本あたり754円で購入。
参考価格は、657円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しさのある、紫がかった色調の、ちょっと明るめのルビー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、底がはっきり見えるくらいの透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>黒い果実、干しぶどう
<花・植物>重さと華やかさのあるフローラル
<香辛・芳香>なめし革、薬草っぽいハーブ
<化学物質>少しケミカル
香りの印象:第1アロマが強め、ハーブ香が強い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘み
酸味:やさしい、はっきりした
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっとキャンディっぽい木苺の印象

【評価】
ライトでフレッシュ、甘みがありタンニン弱めの飲みやすい味わいながら、ワインらしい存在感はある

【供出温度】
10-13度 軽いので温度低めが良さそうだけど、温度が上がると香りがどうなるか気になる

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、底がはっきり見えるくらいの透明感があり、若々しい色調の明るめのルビーで、輝きもあります。

香りは、干しぶどうやなめし革のピノ・ノワールらしい香りで、ちょっと南仏ガリーグのような強めのハーブ香があります。

味わいは、ライトでスムーズなアタックから、残糖やや多めの甘みと落ち着いたフルーツ感、細身でシュッとしたボディでタンニンは弱めでマイルド、流れるようにスムーズなフィニッシュ。

コノスルのピノ・ノワールは何度か飲んでますが、なんだか新しいステージに入ったような印象ですね。
ニューワールドと伝統産地のハイブリッドというか、それぞれの良さを融合して新しいジャンルを造っているようなイメージでしょうか。

特徴はこの強めのハーブ香と、残糖の甘み、それでいてベタベタしないジュースっぽくならない、クリーンな味わいですね。

多分この「甘さ」でかなり評価が別れると思いますね。
私はアリかなと思います。

万人受けする飲みやすさを目指しながら、ワイン好きにもちょっと「おっ!」と思わせると仕掛けがあって、コノスルのワインは日々進化しているようです。

香りは主張強めですが、とにかく軽いので家庭料理にも合わせやすそうかな。
かなり軽いのに、ちゃんと存在感を持っているワインって、なかなかありません。

なんだか普通に美味しいですね~。
一気飲みでボトルそのまま1本飲めるんじゃないか、ってくらいのスムーズさ。
もちろんやりませんけど・・

後は飲み飽きないかってところがポイントでしょうか。
これくらい甘みがあると、だんだん飽きてくるケースが多いですからね。

今日の晩御飯は、豚のしょうが焼き。
軽いこともあって、食事を邪魔せずに合うのですが、ぴったり合うかというとなかなか微妙で、ワインが遠慮してる感じ。

独特な香りがあるので、和風の味付けだと香りがちょっと浮いてしまいますね。

どのワインとも相性が悪かった、メルティーキッスの抹茶味に合わせてみると、抹茶の香りとワインの香りがフィットして、お互いの渋みも最初はケンカしないのですが、やはり最終的には渋みが強く残ってしまいました。

スッキリ飲みやすいというタイプではなくて、個性的で、ひっかかりのある飲み口で、ピノ・ノワールらしい突き放し感が魅力的という、ブルゴーニュっぽいアプローチ。

人に例えると、小悪魔的な女子高生?
映画「乾き。」に出ていた小松菜奈さんをイメージしますが、あの映画のようなヒドイ世界観ではありません。
もっと平和な世界での小悪魔的なふるまいですね。

カミさんに感想を聞くと、「水っぽい、580円くらい、品種はシラー?」。
確かに、軽くて甘いので、そういう感想を持つ人もいるかもしれません。。。

この価格帯では十分なコストパフォーマンスで、飲んで損の無い1本だと思います。

■楽天ショップへのリンク

[2013] コノスル ピノ・ノワール ヴァラエタル Cono Sur Pinot Noir Varietal

※サイトより引用
常に時代を先取りする”イノベーティブ”な生産者「コノスル」の、ハイ・コストパフォーマンスなヴァラエタルワイン。
60%をフレンチオーク樽(インナーステーヴ、もしくは樽)、40%をステンレスタンクで7ヶ月熟成。
複雑で豊かな味わいのワイン。
色合いについて:少しオレンジがかった明るいチェリーレッド。
香りについて:鮮烈なチェリー、プラム、苺の香りに、なめし皮や煙草のニュアンスが複雑性を与える。
味わいについて:中庸な酸味とタンニンのバランスが良く、複雑で豊かな味わいのワイン。僅かにスパイシーな後味が楽しめる
栽培方法について:15%を手摘み、85%を機械で収穫。
製法について:熟成は7ヶ月。60%をミディアムトーストのフレンチオーク樽(インナーステーヴ、もしくは樽)で、40%をステンレスタンクで。
料理について:地鶏むね肉のロースト、和風ハンバーグ、しゃぶしゃぶ(牛肉)、ヒレカツ、鰻の蒲焼き、アマトリチャーナ
インポーター スマイルさんより:なんと飲み易い赤ワインなのだろう。しなやかで、素直さはチェリーをジュースにしたような親しみ易い、フレッシュさが心地良い。この価格で、この完成度ピノ・ノワールは一つの脅威ですね。一度お試しいただきたい。

■関連情報(コノスルのワイン)



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2015/03/28

M.シャプティエ ペイ・ドック ブラン 2013

M.シャプティエ ペイ・ドック ブラン 2013
M.シャプティエ ペイ・ドック ブラン 2013
M.CHAPOUTIER Pays d'Oc Blanc 2013

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テレ、ヴェルメンティーノ

ヤオコーの2割引きセールで、税抜き864円で購入。
元値は、税抜き1080円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きとツヤがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>白い実の果実、熟した果実、みかん
<花・植物>菩提樹、杉
<香辛・芳香>シロップ
<化学物質>なし
香りの印象:控えめながら、上品な印象

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:おだやか、爽やか
苦味:爽やかさを与える
バランス:マイルドでクリーン、スムーズ
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
上品な柑橘系の印象

【評価】
スムーズでなめらか、クリーンな印象の味わいで、心地良いフルーツ感と爽やかさがある

【供出温度】
8-10度 冷蔵庫でしっかり冷やしておいて、だんだん温度が上がってくるのを楽しむのが良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかった色調で、強い輝きと液面のツヤがあります。

香りはそれほど強くありませんが、白い実の果実やみかんのような上品な果実香、グリーン系のおだやかなフローラル、シロップのような甘い印象などがあって、とても品が良くまとまってます。

味わいは、なめらかで優しいアタックから、心地良い果実感とほんのり甘みが広がり、上品で穏やかな酸味とボディで、軽い苦味を伴ったキレイなフィニッシュ。

さすが、M.シャプティエって感じのまとまりで、この世界観はなかなか真似できないですよね~。

個性的なローカル品種にも関わらず、まとまりはワールドクラスで、みんなシャルドネばっかり作ってんじゃねーよ、って言ってるような(私の勝手な思い込み)説得力を持ってます。

ただ、若干力がなさそうなので、時間が経つとちょっと力が落ちてくるかもしれません。
もう少し飲み進んでみますが、第一印象は抜群です。

ワインだけでもするする入ってくるので、ついつい飲み過ぎてしまうタイプですね。
これは美味しい。

注いだ時はとても心地よい飲み口ですが、グラスに入れて時間が経つと、木のチップのような生っぽい樽の印象が出てきます。
味わいはちょっとザラッとしたひっかかりが出ますが、これを個性の範囲と捉えるかどうか難しいところですね。

今日の晩御飯は炊き込みご飯と、揚げ出し豆腐。
完全に和食ですが、このワイン意外と大丈夫。

おだやかな印象なので、和食とも大人な印象で付き合ってくれます。
ただ、悪くないけど、もうちょっと合う組み合わせがありそう。

冷凍のピザがあったので合わせてみましたが、ワインが自分のスタンスを崩さない感じ。

おつまみのイカフライも、そこそこ付き合ってくれるけど、やっぱりこれじゃないって感じ。
ハーブクラッカーにクリームチーズを乗せて合わせるとちょっと歩み寄ります。

やはりハーブの効いている料理が良さそうですね。
家庭料理だとちょっと工夫が必要そうです。

若干地味な印象ですが、最後までおだやかな味わいでした。
最近あまり飲まないカミさんも、このワインは結構飲んでて、ちょっと足りないくらいで1本無くなってしまいました。

上質なワインのコストダウンバージョンって感じで、ワインの奥深さをちょっと感じることが出来ますね。
高いお店だけど、ランチなら手軽に味わえるって感じでしょうか。

M.シャプティエがこの価格で飲めると思えば、コストパフォーマンス高いと思います。
きっとまた買うことのあるワインですね。

■楽天ショップへのリンク

M・シャプティエ・ペイ・ドック・ブラン[2013]年・M・シャプティエ社・I.G.P・ペイ・ドック・ブランM.Chapoutier Pays d'oc Blanc [2013] IGP Pays d'Oc

※サイトより引用
ローヌの名門!タン・エルミタージュ村の中心の本拠地を置き、ローヌ渓谷だけでなく、フランス中のワイン生産者の中でも人気も実力とともに兼ね備えたトップ生産者!であり、自社畑100%で、ビオディナミを実践する大人気生産者!M.シャプティエ!が南仏ペイ・オック(旧V.D.P規格からペイ・オック・IGP規格になりました)で造る、平均樹齢30~40年のテレ・ブラン種(主体)とヴェルメンティーノ種(ロール種)で造る、白桃や白い花のような香り、フルーティーで丸みがあり、しかもキレの良い酸を伴う、爽やかな辛口白ワインが限定で、しかもびっくりプライス!で少量入荷!
銘醸ワインの生産者として名高いM.シャプティエ社が手がけた、より気軽に楽しめるワインです。果実味が豊かで、キレの良い酸味がある飲みやすい味わいです。
淡い黄色。ピーチなどの白い果実の華やかな香り。果実味が豊かで、キレの良い酸味がある飲みやすいワインです。
サラダ、パスタ、魚料理、エキゾチック料理など、和洋中問わず様々な料理にあわせやすいワインです。単独で飲んでも美味しくいただけます。冷やしてお召し上がり下さい。

2015/03/26

サン・オブ・アフリカ ルージュ NV

サン・オブ・アフリカ ルージュ NV
サン・オブ・アフリカ ルージュ NV
Sun of Africa Red NV

南アフリカ:ウェスタン・ケープ州
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

肉のハナマサで、税込み537円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱い
色調:落ち着いた色調の、やや濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:落ち着いた色調で、透明感がある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>赤い果実
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>生肉、カラメル
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:硫黄の印象が強い、ケミカル

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:なめらか、やわらか
タンニン分:弱い
バランス:やわらかで、ややジュースっぽい
アルコール度:低め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ジュースっぽいフルーティさ

【評価】
残糖多めで甘みのある、なめらかなジュースっぽい味わい。

【供出温度】
7度以下 タンニンも軽く、甘くジュースっぽいので、冷やして飲んだほうが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、落ち着いた色調のルージュで、底がうっすら見えるくらいの透明感があります。

香りは、硫黄の印象が強めで、赤い果実や、生肉、カラメル、キャンディっぽさもあります。

味わいは、なめらかでライトなアタックから、残糖多めの甘みが広がり、優しい酸味とタンニンで、スムーズでジュースっぽい味わいのままフィニッシュ。

実になめらかで飲みやすく、ちょっとジュースっぽい感じがあるものの、ギリギリのラインでワインを保ってるような印象でしょうか。

飲みやすいので、ワインだけでどんどん飲んでしまいますね。
甘みが強めなので、そこが食事に合わせるポイントになりそうです。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当のカレーハンバーグドリア。
ワインが完全に負けますが、爽やかな負け方でフレッシュ感を残します。

くどいコンビニ弁当の味わいをフォローしてくれますが、やっぱりジュースっぽさはありますね。
ファンタくらいを合わせてる感じでしょうか。

食事が進んでくると、ワインが鼻についてくる感じで、ちょっと邪魔になってきました。

おつまみで、ベビースターラーメンスナックに合わせると、中学生のカップルみたいな合い方をします。
おたがい依存せずに、興味本位でつきあってる、みたいな。

食事都合わせるよりも、ワインだけの方が落ち着きますね。

甘みが強めでジューシーな味わいなので、日頃あまりワインを飲まない人でも受け入れやすそうです。

人に例えると、まだ社会人として成熟していない、大学生気分が抜けない新入社員、って感じ?
でも、爽やかさとフレッシュさと、甘い人生の希望があります。

甘みがあって飲みやすいので、アルコール度が13%あっても1本くらいいけちゃいそうですが、平日に1本飲んだら次の日完全にアウトでしょうね。

とても飲みやすくてコストパフォーマンスも悪くないのですが、個人的にはリピートは微妙かな~。

■楽天ショップへのリンク

【500均】サン・オブ・アフリカ・ケープ・レッドSun of Africa Cape Red

※サイトより引用
今、注目の産地!アフリカ ウェスタンケープからコストパフォーマンス抜群のミディアム・ボディ辛口赤ワイン!オーストラリア等で人気のシラーズ種の深い色合いが力強さ、カベルネ・ソーヴィニヨンの果実味と香り、メルローの芳醇さがあいまって、バランスのとれたフルーティーでエレガントなミディアム ボディの辛口赤ワインに仕上がった究極辛口赤ワインが信じられないプライス!で限定少量入荷!
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■関連リンク(肉のハナマサのワイン)


2015/03/24

サンティアゴ シャルドネ NV (2015年購入)

サンティアゴ シャルドネ NV
サンティアゴ シャルドネ NV
SANTIAGO CHARDONNAY NV

チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティで、税込み469円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きは弱め

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、南国系の果実
<花・植物>すいかずら
<香辛・芳香>硫黄由来のミネラル、クリーム
<化学物質>硫黄
香りの印象:果実感が強く、硫黄の印象もある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:ちょっと酸化の印象で重い
苦味:ちょっと収斂性がある
バランス:アルコールが浮いている
アルコール:強め
余韻:アルコールのちょっと嫌な印象が続く

【フレーヴァー】
アルコールを添加したかのような印象が残る

【評価】
果実感があるが最初からアルコールが浮いた印象で最後まで残る

【供出温度】
7度以下 アルコール高めだが嫌な印象なので冷やして抑えた方が美味しいかも

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、少し輝きがあります。

香りは、果実感が強くさらに硫黄の影響も強く、ほぼこの2つの要素しかありません。

味わいは、アルコール強めの重いアタックから、果実感があるもののアルコールが重石のように全体にのしかかって、最後まで重く辛い印象でフィニッシュ。

これはだめなんじゃない、という第一印象ですね。
アルコールを添加してるかのような味わいですが、アルコールの質が悪いのでしょうか?

お酒って「アルコールの質」みたいなものが味わいの基本にありますよね。
焼酎なんてのは、アルコールの質で美味しさが決まるような気がします。

醸造酒は蒸留酒と違って味わいの要素がたくさんありますが、やはりアルコールの質が一番味わいの芯にありますよね。

あれこれ文句を言いながら、カミさんと飲んでると、意外とワインだけでどんどん無くなっていきます。
ぶっきらぼうな味わいなのですが、嫌味がないというか、気兼ねなく飲める良さはありますね。

ワインというよりは、蒸留酒ベースのカクテル的な味わいってイメージでしょうか。
平日なのにカミさんもガブガブ飲んでました。

今日の晩御飯は、鶏塩鍋風つくねとキャベツの煮物。
合わせてみると、ワインの辛さと塩の辛さがハイタッチするような合い方?
抱擁はしないけど、意気投合してるって感じで、悪くありません。
男同士の関係って感じでしょうか。

このワイン、塩味の料理に合いそうですね。

チキンの塩味のソテーとか、焼き鳥の塩とか。
香りがあまり強くなくてアルコールの印象が強く、焼酎の水割りのようなイメージですね。

ワインとしては粗雑でも、家庭料理にはいろいろ合いそう。
焼酎の水割りと考えると合わせる料理のレパートリーは幅広そうです。
柚子胡椒とか合いそうですね。

今回のつくねとキャベツの煮物は、キャベツの甘味がワインの甘みとフィットしてるという要素もありそうです。
アルコールの辛さと塩味のダシの辛さ、ワインの甘みとキャベツの甘み、この2つが偶然フィットしてますね。

おつまみで、クラッカーにクリームチーズを乗せて合わせると、ようやく本来の場所に帰ってきたって感じの、ほっとする組み合わせ。
クリームチーズ乗せクラッカーに「明太子」を乗せて合わせてみると、ちょっと邪魔者が入ったって感じが出てきます。
ワインの懐はそれほど深くないかも。

人に例えると、粗雑で乱暴な男子だけど、気さくで悪気はないって感じでしょうか?

なんだかんだで結構飲んでてるので、まあコストパフォーマンスは悪くないみたいです。
この価格だったらリピートしてもいいかも。

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2015/03/22

ウルフブラス イーグルホーク シラーズ 2012

ウルフブラス イーグルホーク シラーズ 2012
ウルフブラス イーグルホーク シラーズ 2012
WOLF BLASS EAGLEHAWK SHIRAZ 2012

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ

ヤオコーで税抜き2割引の、684円で購入。元値は855円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:落ち着いた色調、底光りするような透明感

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>黒い果実
<花・植物>茎っぽいグリーン香、青ピーマン
<香辛・芳香>血液
<化学物質>やや硫黄、還元香?
香りの印象:ちょっと閉じてる感じ?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ちょっと多めの残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:サラサラした、軽め
バランス:スマートだが、アルコールは強めの印象
アルコール度:高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
甘みの残るチャーミングな果実感

【評価】
残糖多めの、ジューシーでフルーティな味わいで、ちょっとジュースっぽい

【供出温度】
10-13度 冷やしすぎると完全にジュースっぽくなるので、ちょっとひんやりくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、ちょっと落ち着いた黒っぽい色調の、濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。

香りは弱く、還元的で、生っぽいグリーン香やケミカルさもあって、まだ閉じているような良くない印象です。

味わいは、軽めでフレッシュなアタックから、残糖多めの甘みと果実感、しっかりした酸味が広がり、ジューシーな印象のまま、タンニン弱めのジュースっぽいフィニッシュ。

飲みやすいですが、かなりジュースっぽいですね。
飲み進むと飽きてきそうな、深みとか個性のようなものは感じられない、単調な印象です。

今日の晩御飯は、フツーのルーのカレー。
合わせると、ワインがさらにジュースっぽくなりますね。
食事の邪魔はしないので特に問題はありませんが、なんだかイマイチ。

おつまみでピスタチオに合わせても、甘みが増してジュースっぽさが強く出ますね。

飲み進むとだんだん、妙な甘さが鼻につくようになってきました。
というか、香りが良くないかも。
生くさい感じがある?

人に例えると、初対面ではフレンドリーでいい人だけど、話しているとだんだん面倒くさい感じになる人、みたいな?

後半どんどんペースが落ちてきますね。
あまり効果的ではない甘みがあって、ワインになりきれてないような、ちょっと生っぽい感じです。

これはイマイチですね。
個人的にリピートはしないタイプでしょうか。

2015/03/21

M.シャプティエ ペイ・ドック ルージュ 2013

M.シャプティエ ペイ・ドック ルージュ 2013
M.シャプティエ ペイ・ドック ルージュ 2013
M.CHAPOUTIER Pays d'Oc Rouge 2013

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー

ヤオコーの2割引きセールで、税抜き864円で購入。
元値は、税抜き1080円。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:若々しい紫がかったフチの、黒に近い濃さのガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、液面にツヤがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>カシス、黒い果実
<花・植物>ちょっと生っぽいグリーン香
<香辛・芳香>ちょっとアルコール臭がある?
<化学物質>無し
香りの印象:弱くてあまり良くない

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:やわらかな、優しい
タンニン分:きめ細かいが後味に強めに残る
バランス:やわらかな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
マイルドでフルーティな味わい、ふわっと優しいボディながら、タンニンが強めで後味は辛い

【供出温度】
10-13度 ボディがあまり強くないのでちょっとひんやりしてるくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかったフチをした黒に近いくらいの濃さで、ツヤと輝きがあります。

香りは弱めで、カシスのような果実感と、茎っぽいグリーン系の香り、ちょっと生っぽい印象もあって、あまり良くありません。

味わいは、マイルドで果実感のあるアタックから、優しい酸味と甘みがふわっと広がり、ソフトなボディながらタンニンが強めで、舌全体がカラカラに乾くような辛いフィニッシュ。

ソフトで優しい口当たりで、ジューシーな果実感があって飲みやすいのですが、タンニンが強めなので、そこが好き嫌いの分かれそうなところですね。

多分、食べ物が合ったほうが美味しく飲めるタイプだと思います。
しっかりした味わいなのですが、ワインだけで飲んでると、辛さとえぐ味がドンドンたまってくる感じですね。

マイルドでフルーティという点ではニューワールド的な味わいですが、しっかりしたタンニンに伝統産地のプライドを感じますね。

今日の晩御飯は、豚肉の唐揚げ。
このワイン、豚肉ではまったく相手にならず、ワインが完全に勝ってしまいます。

しっかり血の味のある、牛肉とかラムやジビエ、あとはスパイスの強い料理でしょうか。

とてもフレンドリーでオープンなイメージがありますが、じつはとても個性的で、合わせる調理を選びますね。
料理がピッタリフィットすると、とても幸せな組み合わせになりそうですが、家庭料理だとなかなかピンポイントで難しいかも。

おつまみに買ってきた、高座豚の厚切りハムをソテーして合わせみましたが、やはりワインが勝ちますね。
ベーコンの入ったエピパンもフィットしません。

たまたま豚肉が続いてしまいましたが、やはり豚肉ではダメみたい・・
もうちょっと軽い赤かと思って開けたのですが、意外と芯が強くて主張が強いですね。

ピスタチオに合わせてみると、これはすごい絡んで、お互いの味の深みが増して、大人のスウィーツみたいな味わいになりました。
お互いの短所をおぎなって、長所を伸ばすような合い方。まさにマリアージュ。

このジャンルでいくと、アボカド系の料理でしょうか。
ハンバーグにアボカドとか?

人に例えると、ヨーロッパ系のちょっと知的だけど、甘えん坊でわがままな美女って感じ?
飲み始めより、飲み終わりのころに美味しくなってくて、さすがにシャプティエの品質感を感じます。

1000円そこそこでフランスワインの深淵を覗けるという点では、貴重なワインじゃないかと思います。
またリピートしてみたいワインですね。

■楽天ショップへのリンク

M・シャプティエ・ペイ・ドック・ルージュ[2013]年・M・シャプティエ社・I.G.P・ペイ・ドック・ルージュM.Chapoutier Pays d'oc Rouge [2013] IGP Pays d'0c

※サイトより引用
ローヌの名門!タン・エルミタージュ村の中心の本拠地を置き、ローヌ渓谷だけでなく、フランス中のワイン生産者の中でも人気も実力とともに兼ね備えたトップ生産者!であり、自社畑100%で、ビオディナミを実践する大人気生産者!M.シャプティエ!が南仏ペイ・オック(旧V.D.P規格からペイ・オック・IGP規格になりました)で造る、平均樹齢30~40年のグルナッシュ(主体)とシラー種で造る、赤いベリー類やカシスを連想させる瑞々しい香り!エキス分のあるジューシーな果実味溢れる究極ミディアムボディ辛口赤ワインが限定で、しかもビックリプライス!で少量入荷!
銘醸ワインの生産者として名高いM.シャプティエ社が手がけた、より気軽に楽しめるワインです。赤い果実を思わせる香りと果実味にあふれたフレッシュな味わい。
美しい赤色。赤い果実やブラックカラントを思わせる香り。果実味にあふれたフレッシュで、飲みやすいワインです。
サラダ、前菜、パスタ、肉料理、チーズなど、和洋中問わず様々な料理にあわせやすいワインです。単独で飲んでも美味しくいただけます。
■関連リンク(ヤオコーのワイン)

2015/03/20

カルメン 赤 NV (2015年購入)

カルメン 赤 NV
カルメン 赤 NV
PALACIO DEL CARMEN TINTO NV

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン

肉のハナマサで、税込み409円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若さのある、やや紫がかった、明るめのルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若さがある、透明感がある

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:
<果実>赤い果実、木苺
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>なめし革
<化学物質>ケミカル
香りの印象:とても弱くて、ややケミカル

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:弱めだけど、舌全体が乾くような印象
バランス:スマートな、収斂性がある
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
軽めの果実感とちょっとスパイシー

【評価】
かなりライトでドライ、フルーツ感弱めで収斂性が強く後味が悪い

【供出温度】
10-13度 軽いけどフルーツ感弱めでドライなのであまり冷やしすぎると美味しくないかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さのある紫がかった色調で、底がはっきり見えるくらいの透明感があります。

香りは弱く、ケミカルでちょっと人工的な印象、動物香や、生っぽいグリーン感があります。

味わいは、かなり軽めのドライなアタックから、弱めのフルーツ感弱としっかりした酸味、タンニンは軽めだけど舌全体が乾くような渋みと収斂性があり、口当たりの悪いフィニッシュ。

舌にワックスが残るような、嫌な後味で、飲んでてちょっと心配になるようなタイプです。

以前はこんなに悪くなかったような。。と思って2012年のテイスティングコメントを読んだら、まったく同じで、「ワックスのような舌にひっかかる感じがあり、後味もエグ味が残って、あまり良くない。」との評価。

3年前から変わってないってことですね。
もう少し飲み進んでみます。

今日の晩御飯はコンビニパスタのミートソース。
ワインが完全に裏方に回りますが、脂っこい味をリフレッシュしてくれる、という点ではとても良く合います。
合わせた時は裏に回っても、最終的にワインが主張するようなタイプもありますが、このワインは裏方に徹して最後まで主張しませんね。

食事に合わせると、ワインのマイナスポイントも消えて飲みやすくなるのですが、ただちょっと事務的な合い方って感じで、幸せ感はあまり無いみたい。

マリアージュというよりは、ソリューション?
しかもビッグビジネスじゃなくて、小商いって感じ。

週末に飲むんだったら、もうちょっと華が欲しいですね。

と、文句を言いながら、気がつくと結構グイグイ飲んでますね。
ただ脂っこさを流すだけじゃなくて、最後にワインの余韻が効いてるみたいです。
なかり控えめだけど、ちゃんと仕事してくれてます。

おつまみのピスタチオに合わせても、完全に裏方に回りますが、ワインだけよりはいいですね。
誰かに助けられて活きるタイプのワインでしょうか。

物足りない感はあるものの、この価格ならまあいいかな、って感じでしょうか。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)


2015/03/19

ネブリナ シャルドネ 2014

ネブリナ シャルドネ 2014
ネブリナ シャルドネ 2014
neblina chardonnay 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

ヤオコーで、税抜き568円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>熟した果実、南国系の果実
<花・植物>すいかずら
<香辛・芳香>石鹸のようなミネラル感、やや硝煙
<化学物質>硫黄
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、やや重い
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
熟した果実感とややアルコール臭

【評価】
果実感強めで爽やかな酸味があるが、アルコールが強めに出て、重い印象がある

【供出温度】
8-10度 アルコールの印象が強いのでちょっと温度低めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、淡めのグリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、硫黄と石鹸のようなミネラル、グラスを回すと熟した果実や南国系の果実、フローラルな印象と硝煙に印象もあります。

味わいは、やや強めのアタックから甘い果実感と爽やかな酸味が広がりますが、その後アルコールが強めに出てきて、辛く乾く感じのフィニッシュ。

飲み始めは陽気で、フィニッシュが重い感じです。
アフターが重いので、全体的にはちょっと暗い印象でしょうか。

今日の晩御飯は自家製のぎょうざ。
醤油にお酢、ラー油のタレでいただきました。

餃子って、あまりワインに合うイメージがありませんが、このワインは「よおっ!」って感じでカジュアルに合います。
カミさんも、ワインがちょっと甘いけど、餃子だとちょうどいい、という感想でした。

ワカメとはんぺんのマヨネーズ味のサラダは、ワカメのヨード香がワインと合わずにイマイチ。
おつまみでベビースターラーメンおつまみ、に合わせると、まったくすれ違うけど、お互いに干渉もしないパーティ的な合い方。

ワインのアラがちょっと消えるので、食べ物があった方が飲みやすくなりますね。

このシリーズは以前も飲んだことがあって、その時は評価が高かったのですが、最近の低価格ワインの品質向上を考えると、まあそこそこって感じでしょうか。

時間が経つと「お化粧」が落ちてきたみたいで、木のチップみたいな印象とか、ちょっと悪臭系の印象が出てきましたね。

人に例えると、そのへんにいる普通の、人のいいオジサンなんだけど、ちょっと体臭が臭い、みたいな?
すみません、よく分かりませんね。

ワンコインでも、もうちょっと良いワインがあるので、リピートしたいと思わせるワインではないかも。

■楽天ショップへのリンク

よりどり12本送料無料 ネブリナ シャルドネ 2014 750ml WWINE

※サイトより引用
コノスルのワイン造りのノウハウを余すところなく生かしてつくられた「ネブリナ」シリーズ。
コストパフォーマンスの高さで人気の高いコノスルが、さらに手軽に気軽に楽しめるワインとして造られたのがネブリナです。
ネブリナとは、スペイン語で「霧」という意味。
このワインの産地で発生する深い霧が、良質の葡萄を育んでいることから名付けられました。
最高レベルのコストパフォーマンスを備えた、まさに「バリュー・フォー・マネー」(お買い得)なワインです。
雑誌『一個人』の別冊「いま、最高においしいワインBEST300」にネブリナが登場。
チリ白ワインで第3位に輝きました。
輝きのある黄色。
パイナップルなどの'トロピカルフルーツやレモンのような活き活きとした果実香と、バターのニュアンスが感じられる。
フレッシュで柔らかな口当りのワイン。
■関連リンク(ヤオコーのワイン)

2015/03/17

カーサ・スベルカソー メルロー 2013

カーサ・スベルカソー メルロー 2013
カーサ・スベルカソー メルロー 2013
CASA SUBERCASEAUX MERLOT 2013

チリ:産地不明
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー主体

ローソンで、税込み576円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、やや濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若さがある、色付きが弱い、底が見えるくらいの透明感

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い果実、
<花・植物>草っぽいハーブ
<香辛・芳香>石鹸のようなミネラル、赤身の肉、ヴェジェタル
<化学物質>やや硫黄
香りの印象:控えめ、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした
タンニン分:サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシーさのある赤い果実

【評価】
ライトでスマート、フレッシュな飲み口で、軽やかながらワインらしさもある

【供出温度】
10-13度 軽い飲み口なので、温度低めが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の透明感のあるルビー。

香りは、最初に硫黄由来の石鹸のようなミネラルや、生肉や、青臭いグリーン香がありますが、全体的に上品なまとまりでそんなに悪くありません。
時間が経つと蚊取り線香のようなスモーク香が出てきました。

味わいは、すっきりライトなアタックで、爽やかなフルーティさとほんのり甘みがあり、酸味が気持よく締めて、軽いタンニンで流れるような心地よいフィニッシュ。

全体的に軽やかで、とてもよくまとまっている印象です。
ライトだけど、最後にふわっと締めるタンニンがワインらしさを出してくれる要因になってます。

めっちゃフルーティ、って感じではありませんが、心地よくてワインだけでサラサラ飲んでしまう感じですね。
気持ちのいいいワインです。

でも飲み進むと、ちょっとジュースっぽい感じが出てきたかも。
アルコール度が低めで、お腹に貯まるタイプ?

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、焼きラザーニャ。
合わせてみると、よりジュースっぽくなって、グイグイ飲んでしまいますが、組み合わせとしては悪くないですね。

カジュアルで気兼ねない感じ。
大学のサークルの仲間って感じの合い方でしょうか。

最後までフレンドリーな印象は変わりません。
ちょっとジュースっぽいけど、コストパフォーマンスは高いと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2015/03/15

シャトー・デ・ジラレ ルージュ 2013

シャトー・デ・ジラレ ルージュ 2013
シャトー・デ・ジラレ ルージュ 2013
CHATEAU DES ILLARETS ROUGE 2013

フランス:南西地方:A.O.C.ベルジュラック
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%

ヤオコーで、税抜き838円で

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:若さがあるが落ち着いた黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、深い透明感と輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>ドライフルーツ、黒い果実
<花・植物>ドライ、
<香辛・芳香>少しピーマン、なめし革
<化学物質>少しケミカル
香りの印象:まだ閉じているのか、ちょっと固い印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープ、ちょっと酸化の印象
タンニン分:サラサラした、収斂性がある
バランス:ライトだが、アルコールがやや浮いた印象
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ドライなフルーツ感とスパイス

【評価】
ライトでドライな口当たりで、フルーツ感は弱めの固い印象ながらスッキリと飲みやすい

【供出温度】
10-13度 軽めの味わいなので温度低めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さがあるけど黒っぽい色調の、深い透明感のある濃いルビー。

香りは、まだ閉じている固い印象で、なめし革、黒い果実、ピーマン、などを感じます。

味わいは、ライトでドライな果実感弱めのアタックから、少し酸化したような印象があり、スレンダーなボディと軽めのタンニンで、収斂性のある短めのフィニッシュ。

ちょっと固くて甘みやフルーツ感の少ない伝統産地のタイプですが、クリーンでクールな印象があるのでワインとしては悪くないと思います。

ベルジュラックはボルドーの上流にあたる南西地方ですが、このワインはボルドーと同じ品種を使っていて、印象はほぼボルドータイプ。

安価なボルドー・ルージュのイメージですが、伝統産地らしいまとまりで、第一印象は悪くありません。
スッキリした味わいで、ワインだけでも美味しく飲めますね。

フルーツ感は弱めですが、上品なフルーツ感が効果的にふっと顔を出して、ちょっとじらされるような奥深さを感じます。
魅力の見せ方をよく分かってる、ちょっと悪女タイプみたいな?

飲み進むと魅力がだんだん出てきますね。

今日の晩御飯は、ミートボールのトマト煮込み。
軽めの肉料理ですが、このワインはちょうど良く合いました。

軽いけどタンニンが強めなので、肉系が良さそうです。
鶏肉だとトマト煮込み、ビーフだとハッシュドビーフとかカレーとか。
しっかりワインらしい香りなので、和食は難しそうですね。

人に例えると、見た目は細身で真面目な印象のサラリーマン、でも脱ぐと細マッチョで面白い趣味を持ってる、みたいな感じでしょうか??

軽めなんだけどちょっと本格的な味わいという点では、あまり一般ウケはしなさそうだけど、良いワインだと思います。
ワインだけで飲んでると、だんだん渋みが気になってくるので、ちょっと食べ物が欲しくなりますね。

パーティワインって雰囲気でもなく、家庭で飲むにはちょっと扱いが難しい印象ですが、でも良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

【赤ワイン】シャトー・デ・ジラレ ルージュ フランス 赤ワイン 750ml

シャトー・デ・ジラレは、16 世紀の哲学者モンテーニュの生誕地として知られる、サン・ミッシェル・ド・モンテーニュ村に位置します。A.O.C. はベルジュラック地区ですが、畑はボルドーのカスティヨン地区に極めて近いところに位置する為、メルローを主体にボルドースタイルが強く出たワインに仕上がっています。
■関連リンク(ヤオコーのワイン)

2015/03/14

デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション セミヨン シャルドネ 2013

デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション セミヨン シャルドネ 2013
デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション セミヨン シャルドネ 2013
DE BORTOLI DB FAMILY SELECTION SEMILLON CHARDONNAY 2013

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:セミヨン、シャルドネ

リカーランドトップで、税抜き698円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:色付きが弱い、輝きが強い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>レモン、柑橘系、熟した果実、白い実の果実
<花・植物>菩提樹、松のようなグリーン香
<香辛・芳香>ハーブ、ミネラル
<化学物質>なし
香りの印象:松のような独特な爽やかなグリーン香

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みがある
酸味:やわらか、スムーズ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、溌剌とした、まろやかな
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
熟した厚みのある果実感

【評価】
まろやかで優しい果実味と甘みのある味わいで、穏やかなまとまり

【供出温度】
8-10度 温度が高くなるとややダレてきそうな印象

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、強めの輝きがあります。

香りは、最初に柑橘系、グラスを回すと熟した果実や白い実の果実、針葉樹のような強めのグリーン香、クリームやシロップのような甘い印象もあります。

味わいは、優しいとろみのあるアタックから、厚みのある果実感と甘みが広がり、優しいけどしっかりした酸味が支えて、すーっと流れるように穏やかなフィニッシュ。

全体的にとても幸せ感のあるまとまりです。
ストレスがないというか、優しいというか。
ピリッとした酸味と、松のような独特なグリーン香もアクセントになってますね。

第一印象は抜群に良いですね。

ちょっと温度が上がるとダレてきそうな印象もあるので、もう少し飲み進んでみます。

グラスに残り少なくなると、木のチップのような樽香が残ります。
ちょっとお化粧してる印象で、我が家的にはマイナスポイント。

しかも時間が経つと、ちょっとグダグダな印象に変わってきた?

今日の晩御飯は、九州の実家から送られてきた、でっかいアジの干物と、旬のめかぶ。
干物とワインはまったく合わない代表例ですが、案の定このワインもダメでした。
めかぶは反発はしないけど、相性はあまり良くありません。

しょうがないので、おつまみにマルゲリータピザと、オリーブオイル&バジルのクラッカーにクリームチーズを準備。

どちらも問題なく合いますが、ワインのスタンスを崩さない感じで味わいがブレないですね。
フルーツ感が強いので、合わせる食事は難しいかも。

ワインだけの方が美味しいタイプみたいですね。
食事やおつまみは、ワインの邪魔をしないものを選ぶ、って感じでしょうか。

スナックや軽食で、みんなでワイワイ楽しむパーティワインですね。

途中気になる点も少しありましたが、最終的には悪くありません。
コストパフォーマンスも高いと思います。

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よりどり6本以上送料無料 デ ボルトリ ディービー ファミリーセレクション セミヨンシャルドネ 2013 750ml RWINE

※サイトより引用
ニューサウスウェールズ州リヴェリナ地区で収穫されたセミヨン70%、シャルドネ30%を使い、フレンチオークとアメリカンオークの樽で醗酵させた後、柔らかみを出しテクスチャーを持たせ、キャラクターを際立たせる為に全体の20%にマロラクティック醗酵を行っています。
柑橘系や柔らかなピーチの香りの中にわずかに感じる、青草やヴァニラのニュアンス。心地よいフレッシュな口当たりにセミヨン特有の果実の厚みと爽やかさが印象的なワインです。
トロピカルフルーツとイチジク。溌剌とした酸味と爽やかな味わいが広がります。
相性の良い料理:きのこと鶏胸肉のクリームに、あさりのワイン蒸し。
受賞歴:
2011 ベルリンワイントロフィー 金賞
2011 ジャパンインターナショナルチャレンジ 銀賞
2010 AWCヴィエナ 銀賞

2015/03/13

サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン 2014

サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン 2014
サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン 2014
Alpaca Chardonnay Semillon 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ、セミヨン

リカーランドトップで、税抜き447円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きは弱め、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>洋梨のような熟した果実、南国系果実
<花・植物>白い花
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル、グリーン系のハーブ、クリーム
<化学物質>硫黄
香りの印象:第1アロマが強め、2つの品種のブレンドなので複雑性がある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みと、アルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやか、ふくよか、爽やか
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
熟した厚みのある果実感

【評価】
熟した厚みのある果実とふっくらボリューム感があり、酸味も強く爽やかさもあるが、後味にちょっと嫌なえぐ味が残る

【供出温度】
8-10度 冷やしすぎず、ちょっとひんやりくらいが美味しそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観はやや淡く、若々しいグリーンがかったイエローで、輝きと艶があります。

香りは、最初に硫黄と硫黄由来のミネラル、グラスを回すと過熟した果実と南国系の果実、その後グリーン系のハーブや、クリームやシロップ、若干ケミカルな要素も感じますが、全体的には悪くありません。

味わいは、しっかりしたフルーツ感の厚みのあるアタックから、じわっと甘みが広がり、強めで爽やかな酸味とふっくらしたボディが支えて、だんだん苦味とえぐ味が強くなってフィニッシュ。

2011年ビンテージから毎年飲んでる、あちこちで評判の良い、アルパカシリーズです。

2014年も期待して開けましたが、安定感はあるけどそれほど感動はない感じ。
ここまで有名になると期待感が強くて、最初のハードルが高いのかもしれませんね。
2013年はイケイケな感じでしたが、2014年はちょっと大人しいタイプみたいです。

また食事が入ると変わるかもしれないので、飲み進んでみます。

今日の晩御飯は、かき揚げとキスの天ぷら、それに残ったキーマカレー。

かき揚げを天つゆにつけて、完全な和食の味で合わせてみましたが、これが意外と大丈夫。
キスの天ぷらもそこそこいけますが、やっぱり果実感がちょっと邪魔をします。

繊細な高級天ぷらだとアウトだと思いますが、家庭の天ぷらならまったく問題ないですね。

天つゆたっぷりつけて、天丼風で合わせると、ワインがちょっと遠慮して場違いな印象になります。

キーマカレーだとワインが遠慮しないけど、ちょっとギャップがあって何だかフィットしません。
カレーには「ゲヴュルツトラミネール」の相性がいいですが、このワインはちょっと固くて真面目な印象なんですね。

食事と合わせると、なんか変に固いですね。
ちょっとブレーキをかける感じがあります。

おつまみで、オリーブオイル&ハーブのクラッカーに、フィラデルフィアのクリームチーズを乗せて合わせてみると、いままでで一番合うけど、ちょっとよそよそしい感じ。
ワインの苦味が、食事にブレーキかけてるのかも。

塩せんべいだとさらにワインの苦味が強くなります。
クリームチーズだけだと、なんか物足りません。

2014年のアルパカは、品質感は問題ないけど、プラスアルファの楽しさみたいなものが足りない印象ですね。

香りもイマイチ良くなくて、最後まで強めのえぐ味が残るのが気になりました。
また機会があったら飲んでみたいと思います。

ちなみに残ったワインを次の日に飲んだらまだまだ大丈夫でしたね。
しかもちょっと良くなってるかも。
一日で飲み切らない方が楽しめるワインかもしれません。

■Amazonへのリンク



■関連リンク(サンタ・ヘレナ アルパカ)


2015/03/10

カーサ・スベルカソー シャルドネ 2014

カーサ・スベルカソー シャルドネ 2014
カーサ・スベルカソー シャルドネ 2014
Casa Subercaseaux Chardonnay 2014

チリ:産地不明
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

ローソンで、税込み576円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、やや色付きが弱め

【香り】
豊かさ:少し弱め
特徴:
<果実>カリン、熟した果実、パイナップル
<花・植物>花の蜜
<香辛・芳香>硫黄由来のミネラル、お茶っぽいハーブ
<化学物質>やや硫黄
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みと、アルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:溌剌とした、コンパクトな
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸味と苦味が強い柑橘系

【評価】
ボリューム感のある強めの味わいで、強い酸味と苦味、アルコールもやや浮いた印象で、ちょっとまとまりが悪い印象

【供出温度】
8-10度 ちょっとアルコールの印象が強めなので、温度低めの方がいいかも

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観はやや淡く、グリーンがかったイエローで輝きがあります。

香りは弱めで、最初に硫黄の印象、その後にカリンや熟した果実、ミネラル、蜜のような甘い印象、ちょっと茶のようなハーブ香もあります。

味わいは、やや強めでボリューム感のあるアタックから、フルーツ感と甘み、強い酸味が広がり、その後を強い苦味が全体を締めて、えぐ味とアルコール感が残る辛めのフィニッシュ。

全体的に、ちょっと暴れた感じのヤンチャなまとまりです。
ちょっと荒っぽい印象だけど、そんなに悪くはありません。
とてもメリハリのある印象で、ピリピリした感じもあって、個性と捉えるとちょっと面白いかも。

ただ、ワインだけだとえぐ味が気になりますね。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのペペロンチーノ、ベーコンとチキングリルが乗ってます。
塩辛くて変な味がして、麺もボソボソで、このパスタ美味しくないぞ。

最近コンビニパスタの品質が上がってきたので油断してましたが、これは完全に外れです。
乗ってる肉も臭くて不味い、何があったんだ、Rーソン!!

合わせると、ちょっと高いところから、「まあまあ」って慰めにくる感じでしょうか?
私とあなたは住んでるところが違うけど、何か困ったことがあったらおっしゃって、って感じ?

ベーコンくらいだとワインとの釣り合いが良くて、チキンだとワインが辛いですね。

コンビニパスタはダメだったけど、鶏肉系の料理が合いそうですね。
あとはクリームソース系の料理。

コンビニメニューだったら、グラタンとかドリアの方が良かったかもしれません。

おつまみで、ダシの効いた塩せんべいに合わせてみると、まったく干渉せずにすれ違います。
不二家のアーモンドチョコレートに合わせてみると、意外とフィット。
ワインが負けずに、すっと近づいて、抱き合う感じ。
特にアーモンドとの相性は良いですね。
大人のスイーツのような合い方をします。

人に例えると、やんちゃで暴れん坊、マイペースでサバサバしてて、ざっくばらんな若い女子、って感じ?

コストパフォーマンスは良いと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2015/03/08

シャトー・サブル ルージュ 2012

シャトー・サブル ルージュ 2012
シャトー・サブル ルージュ 2012
Chateau Sable Rouge 2012

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー・シュペリュール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー100%

うきうきワインの玉手箱の通販で、6本セット4094円で購入、1本あたり682円。
参考価格は、1490円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>若々しい黒い果実
<花・植物>針葉樹
<香辛・芳香>メントール
<化学物質>ちょっと還元的な印象
香りの印象:まだ閉じている感じ

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:おだやか
タンニン分:サラサラした、収斂性がある
バランス:スリムな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ドライでスパイシー

【評価】
ライトでスッキリした口当たりで、フルーツ感弱めのドライ、タンニンが強く残りカラカラに乾く感じ

【供出温度】
10-13度、ボディが軽めなので温度が低い方が良さそうだけど、タンニンがやや強めに出るので、やや難しいところ

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
香りが閉じているので、1時間前くらいにやってもいいのかも

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の、深い透明感と輝きのある濃いガーネット。

香りは閉じた印象で、酸味の強い黒い果実、メントール、針葉樹などがあって、まだこれから開いてきそう。

味わいは、軽めでクールなアタックから、果実感弱めの辛口で酸味は穏やか、後半強いタンニンが出てきて、収斂性のある乾く印象のフィニッシュ。

伝統産地らしい、ちょっと飲みにくい系のまとまりで、フレンドリーさがありません。
自己主張の強い印象。
まだ閉じてて本来の姿を見せてない感じなので、これから飲み進むとどう変わってくるかが楽しみです。

今日の晩御飯は、ポークソテートマトソース。
やはり赤ワインがやや余るというか、豚肉だとこのワインに勝てませんね。

何となく馴染む感じはありますが、ちょっとワインが辛いんですよね。

おつまみのビーフジャーキーに合わせると対等に渡り合う感じですが、ワインが本格的なのでジャンキーな印象が出てしまいます。
ビーフ系のちゃんとした肉料理が良さそうですね。
デミグラスソースのハンバーグとか、ビーフシチュー、塩コショウのビーフステーキとかでしょうか。
ピスタチオは渋みが強くなってダメでした。

ワインだけになると、やはりそっけないというか、ちょっと拒絶されるような印象というか、幸せ感少なめでとっつきにくい印象ですね。

人に例えると、悪い人ではないけど、冷徹で冷たい、痩せ型で青白い顔の男性、って感じ?

カミさんに感想を聞くと、ちょっと酸っぱい、一日経ったワインみたい、という評価。
確かに時間が経つと酸っぱくなってきてるかも。

だんだん辛さは落ち着いて、ほんのりフルーツ感と甘みが出てきたんですけど、一緒に酸っぱくなってしまいましたね。
開いてくるかと思ったけど、逆に酸化が進んだ印象です。
あまり人には薦められないワインかも。

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シャトー・サブル[2012]年・メルロー100%・AOCボルドー・シューペリュール

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2015/03/07

トラピチェ アスティカ シャルドネ 2014

トラピチェ アスティカ シャルドネ 2014
トラピチェ アスティカ シャルドネ 2014
TRAPICHE ASTICA CHARDONNAY 2014

アルゼンチン:クージョ地方
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ100%

うきうきワインの玉手箱の通販で、6本セット4094円で購入、1本あたり682円。
参考価格は、719円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>パイナップル、マンゴー、南国系の果実
<花・植物>キンモクセイ、蜂蜜
<香辛・芳香>ミネラル
<化学物質>なし
香りの印象:アロマティック、果実香が強い

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やか、シャープな
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、スリムな、アルコールの強み
アルコール:強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
グレープフルーツのような爽やかな苦味のあるフルーツ感

【評価】
軽めでフレッシュ果実感厚めのアタックから、残糖は少なめのドライ、アルコール度の高さもあってやや辛い味わい

【供出温度】
8-10度 フレッシュ感が強いのでやや温度低めが良さそうだけど、アルコールが強いので、もう少し温度高めでもいいかも

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかった、中庸なイエローで、ギラギラした輝きがあります。

香りは、アロマティックな印象で、パイナップルやマンゴーのような南国系の果実、ちょっと香水っぽいフローラル、蜂蜜のような甘い印象やミネラル感もあります。

味わいは、ライトでフレッシュ、フルーティなアタックから、甘み弱めのドライで、しっかりした酸味と軽めの苦味、その後アルコールの印象が強く出て、やや乾き気味のフィニッシュ。

飲んだ印象はアルコール度強めの辛口で、13.5%から14%くらいのイメージがあるのですが、ラベル表記では12.5%。

フレッシュなんですけど、この辛い感じがひっかかるんですよね。ちょっとざらつくというか、抵抗感がありますね。
えぐ味もやや強めで、後味に残って辛さを強くしています。

今日の晩御飯は、キャベツのシュウマイと、メンチカツ丼。
アロマティックな香りが食事に合わせにくそうですが、実際に合わせてみると急に真面目な対応をして、そこそこビジネス的にこなす感じ。
ただやはり辛さがちょっと気になりますね。

オリーブオイルとバジル味のクラッカーに、クリームチーズを乗せて合わせてみても、ワインがなんか固くて辛い感じ。

なんか、かたくなでほぐれないというか他人行儀というか、食事と馴染んでくれない感じがありますね。

ワインとしては悪くないと思うのですが、ちょっと人を寄せ付けないような強さがあって、飲んでてちょっと気になりました。
緊張感があってリラックス出来ない雰囲気なんですよね。

ワインの緊張をほぐしてくれるような料理がいいと思いますが、やっぱり肉系でしょうか。
ちょっと脂分のある鶏皮肉とか、焼き鳥の鶏皮塩味とか、あとはつくねとかも良さそう。

個人的に気になる点はあるものの、ワインとしては悪く無いと思います。

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【666均】トラピチェ・アスティカ・シャルドネ[2014]年・D.Oメンドーサ・ボデガス・トラピチェ社Trapiche Astica Chardonnay[2014] D.O Mendoza Bodegas TRAPICE

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『アスティカ』という名は、古くインカ帝国の言葉で「花」を意味し、表ラベルの渦巻きのようなマークは、古いインカの「花」をイメージしています。花のような爽やかさとすがすがしさを持ったワインであること、そしてテーブルに花とワインがあれば楽しい時間の始まりという意味を込めて、この名前が付けられました。
爽やかな酸味と、りんごやパイナップルのようなフルーティさを併せ持った味わいのある辛口の白ワイン。

2015/03/06

サンタ・ヘレナ アルパカ カルメネール 2013

サンタ・ヘレナ アルパカ カルメネール 2013
サンタ・ヘレナ アルパカ カルメネール 2013
Alpaca Carmenere 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カルメネール

リカーランドトップで、税抜き447円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しさのある、紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カシス、干しぶどう?
<花・植物>グリーン系のスパイス、黒胡椒?
<香辛・芳香>なめし革
<化学物質>やや硫黄、ケミカル
香りの印象:まだちょっと閉じてるかも

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘み
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:なめらか、やや収斂性がある
バランス:やわらかで心地よいが、強い苦味が残る
アルコール度:やや高い
余韻:短い

【フレーヴァー】
渋みの強い黒い果実

【評価】
なめらかでフルーティな味わいから、一転、強い収斂性と苦味が残り、辛い

【供出温度】
10-13度 最初の柔らかさと後味の強い苦味のギャップがあるので、温度帯が難しい

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色がかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と底光りするような輝きがあります。

香りは、黒い果実、グリーン系のスパイス、なめし革のような印象で、ちょっと閉じているのか、還元的な印象。

味わいは、ふわっとソフトなアタックからジューシーなフルーツ感と甘みが広がり、ふっくらソフトなボディとやわらかな酸味が支えて、その後強い収斂性と「苦味」が出てきます。

突然襲ってくる不幸、みたいな強い苦味ですね。
以前飲んだ「ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン」にこんな強い苦味がありましたね。

アルパカの白は安定感がありますが、赤はイマイチというパターンがいままでも何度かありましたね。
高品質のワンコインって印象があるので、ついつい赤も期待してしまいますが、このワインは平均よりちょっと上、くらいでしょうか?

飲み進むと変わってくると思いますが、はたしてこの苦味は慣れてくるのだろうか?
苦味もそうですが、アルコール臭もちょっと気になります。

今日の晩御飯は自家製のメンチカツ。

まず何もつけずに合わせると、ちょっとそっけない合い方。
自家製なので、肉汁ジュワってわけではなく、ヘルシーなボソボソ感なので、ワインが戸惑う感じです。

中濃ソースをつけると、ワインとの馴染みが良くなるけど、苦味がやや強めにでます。
さらに辛子をつけて合わせると、びっくりするくらい、苦味と辛さがケンカします。
苦辛い感じで、これはダメですね。

普通にご飯に合わせて食事をしながら飲むと、のほほんと合う感じで、あまり自己主張はありません。

マヨネーズをかけたグリーンサラダでも、そこそこ問題なし。
サラダのトマトはよく合いました。

食事が終わって、ビーフジャーキーに合わせると、フルーツ感と甘みが強調されて、ほぼジュースの印象。
ピスタチオはちょうど良く合って、世界観が広がって、面白い味わいになります。

あれこれ気になる点はあるものの、ワインコインだと十分な品質ではないでしょうか。
残ったワインを次の日に飲んでみましたが、普通に飲めました。

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【500均】サンタ・ヘレナ・アルパカ・カルメネール[2014]年・D.Oセントラル・ヴァレーSanta Helena “Alpaca” Carmenere [2014] chile(Valley-Central)

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2015/03/04

フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013 ハーフボトル

フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013 ハーフボトル
フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013 ハーフボトル
FRONTERA CABERNET SAUVIGNON 2013 375ml

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

グルメシティで、ハーフボトルを税込み399円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しさのある、紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カシス、黒い果実
<花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>なめし革、ミネラル
<化学物質>やや硫黄
香りの印象:第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:心地よい、まろやか
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングながらやや濃厚な赤い果実

【評価】
ソフトでジューシーな味わいで、まろやかで優しく、とてもバランスが良い

【供出温度】
10-13度 軽めでジューシーなので、温度低めが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、カシスや黒い果実、やや生っぽいグリーン香、硫黄っぽいミネラル、ややケミカルななめし革、あまり良くないですがワインらしい香りではあります。

味わいは、ソフトでジューシーなアタックから、優しい甘みと酸味がじわっと広がり、ふっくらしたボディに穏やかなタンニンが優しく締めて、平和な印象のフィニッシュ。

フツーに美味しいワインです。
ワイン通以外はみんな美味しいって言いそうな、とてもフレンドリーで優しい味わい。

これがハーフボトルで399円でスーパーで買えるとなると、ヘビーローテションになりそうですね。
平日飲むにはピッタリです。

ツルツルに角が取れてるので、食事にも合わせやすいかも。
ものすごく角が取れた八方美人な印象なのですが、ワインとしての最後のポイントはちゃんと残してあるところが、国産ワインとは違うところでしょうか。

ワインだけでどんどん飲んじゃいますね。
ハーフじゃ足りないかも・・

今日の晩御飯は、豆腐のチリソースと、冷凍パスタのボロネーゼ。

豆腐のチリソースは、適当に料理をあしらうような印象で、あまり馴染まないけど拒絶はしないみたいな。
あまり幸せになる組み合わせではありませんが、ちょっとまだ歩み寄ろうといてる感じはします。

冷凍パスタのボロネーゼは、生活感のない組み合わせというか、なんか実態がないというか、フワフワした組み合わせ。
食事と合わせると、ワインが結構甘いことに気が付きますね。

適当な発言で笑ってごまかす、人生楽しくてしょうがない女子高生みたいな感じ?

食事が終わってワインだけになると、ちょっと渋みが強めにでて、神妙な面持ちになってきますが、でもやっぱりキャピキャピした若い女子、人生たのし~って感じの印象でしょうか。

食事との相性がポイントですが、普通の肉料理だったらまったく問題なさそうです。
コストパフォーマンス最高ですね。

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コンチャイトロ フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン Conchay Toro Frontera Cabernet Sauvignon チリワイン/赤ワイン/ミディアムボディ/750ml 【スクリューキャップ】【楽天 通販 販売 お酒】

※サイトより引用
チリカベなる言葉を生み出した立役者。コクをお求めの方へのデイリーワイン。
たっぷりと太陽をあびたカベルネ・ソーヴィニヨンには、フロンティア精神=開拓者の息吹を感じる生き生きとしたアロマと躍動感が満ちています。まろやかなプラムのアロマ、フレッシュで程よい酸味とコクがあり、飲み飽きしないバランスのよい赤ワインです。

■関連情報(フロンテラ)


■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2015/03/03

カンティナ・ラヴォラータ インツォリア 白 2013

カンティナ・ラヴォラータ インツォリア 白 2013
カンティナ・ラヴォラータ インツォリア 白 2013
Cantine Lavorata Inzolia 2013

イタリア:シチリア州:I.G.T.テッレ・シチリアーネ
アルコール度:12%
ブドウ品種:インツォリア

OKストアで、税抜き470円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:オレンジがかっているが、若々しい

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>リンゴ、シードル
<花・植物>針葉樹
<香辛・芳香>硫黄由来のミネラル?
<化学物質>少し硫黄っぽい
香りの印象:ちょっと酸化のイメージ

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、シャープ
苦味:爽やかさを与える
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
剥いてちょっと時間の経ったリンゴ

【評価】
軽くて爽やか、シードルっぽい味わいで個性的

【供出温度】
8-10度 軽めなので温度低めで美味しく飲めそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ちょっとオレンジがかった、ベージュっぽい中庸な濃さのイエローで、少し輝きがあります。

香りは、最初にリンゴやシードル、それから爽やかな針葉樹のような印象、硫黄由来のようなミネラル感があります。

味わいは、ライトでフレッシュなアタックから、爽やかなリンゴのような果実感と酸味、スリムなボディがスーッと長めに続いて、ジューシーなフィニッシュ。

ちょっと酸化してる印象がありますが、品種の特徴と捉えると、ちょっと個性的で美味しく感じますね。
全体的な印象は、この価格帯の中ではまったく問題ありません。

ワインとしての存在感がしっかりありますね。
魂が抜けてないというか。

低価格ワインは、ゾンビのような精気のないワインがたまにありますが、このワインはとても素直で、真面目な田舎者って感じ。ほっぺ赤い肌のキレイな少年みたい?

今日の晩御飯はかに玉。
ワインには合わせにくいメニューです。

合わせてみると、案の定ちょっと反発する感じ。
かけてある「あん」にお酢が入ってて、ワインを悪い方向に引っ張っていきます。

直接合わせるんじゃなくて食べ物を飲み込んだ後に、口をリフレッシュしてくれる感じで飲むと、これはこれで問題なし。

ワインと食事のマリアージュって、がっつり合わせるパターンもあれば、料理とワインをちょっと距離感をもって合わせるってパターンがありますよね。
後者は熟年夫婦の距離の取り方って感じでしょうか。
人と一緒で、いろいろな夫婦関係があるってことですね。(しみじみ)

料理とワインの相性は、それぞれの量によっても左右されるし合わせるタイミングによっても違ってくるので、多分無意識のうちにワインが一番美味しく感じる量やタイミングで飲んでるんだろうな、と思います。

食事が終わってピスタチオに合わせてみると、ちょっとワインの酸化したイメージが強くなります。

和三盆をつかった、きな粉のおせんべいに合わせてみると、これが一番合いましたね。
きな粉に合うみたいで、和三盆のコクみたいな部分にもフィットしますね。
このワインの特徴の酸味が活かされる感じ。

チョコレートのメルティーキッスは、ワイン多めに合わせるとチョコに負けずに酸味を加えてくれて、なかなかいい感じになります。
メルティーキッスの抹茶味は、最初苦いですが、余韻の抹茶の香りにワインがいい感じで馴染みますね。

このワイン、いいですね。
低価格でも伝統産地のプライドみたいなものを感じます。

ちょっと酸化した印象というマイナスポイントがあって、飲み進むとそれが魅力に変わってくるというのは、ニューワールドではなかなか出来ない技ですね。

良いワインだと思います。

2015/03/01

デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション シラーズ カベルネ 2013

デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション シラーズ カベルネ 2013
デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション シラーズ カベルネ 2013
DE BORTOLI DB FAMILY SELECTION SHIRAZ CABERNET 2013

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、税抜き698円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しさのある、紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある、透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>ブルーベリー、ブラックチェリー、酸味が強めの黒い果実
<花・植物>松のようなグリーン香
<香辛・芳香>メントール、揮発性のあるユーカリオイルのような印象
<化学物質>少しケミカル
香りの印象:木樽からのニュアンス?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような、ややアルコールが浮き気味
アルコール度:強め(に感じる)
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
メントールやシナモンのようなスパイシーさ

【評価】
ライトな口当たりながら、ピリッとスパイシーな味わいで、後味はやや辛い。

【供出温度】
10-13度 フレッシュさを楽しむなら温度低めが良さそうだけど、温度が上がってきても楽しめそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーの、底がうっすら見えるくらいの明るさで、輝きがあります。

香りは少しケミカルな印象で、酸味の強い黒い果実、メントールのようなスパイス、針葉樹のような爽やかさ、時間が経つとカラメルの印象も出てきます。

味わいは、軽めでフレッシュ、フルーティなアタックから、ひんやり清涼感があり、しっかりした酸味と緻密なタンニンが支えて、爽やかな印象のままフィニッシュ。

このワイン、軽めながら全体的なバランスが良くて、さらに個性的なスパイシーさがあって、第一印象でガッチリと掴まれますね。
なんだかスキのない、よく出来たワインって感じ。

税抜き700円未満とは思えない、しっかりしたボトルで、パント(底のくぼみ)も深く、購入時にすでに期待感があったのですが、ワイン自体もとてもしっかりしています。

軽めなので、高いワインって感じでは無いのですが、とてもセンスの良いまとまりだと思います。
ちょっと遊び心のある仕上がりという点では、チリの、ルイス・フェリペ・エドワーズに似ている気がします。

ワインだけでも美味しくて、どんどん飲んでしまいますが、これくらい味にアクセントが強いと、家庭料理との相性がやや気になりますね。
スパイス強めの料理じゃないと合わなさそう。

今日の晩御飯は、鶏肉の甘辛いため。
まぶしてあるゴマの香りがワインとのつなぎになって、悪くありませんでしたが、七味を加えるとさらに良く合いました。

香りの主張は強くても、ワインが軽めなので、意外と家庭料理にも合わせやすいかもしれません。
おつまみのピスタチオに合わせると、ワインが完全に同化して消えるような合い方で、しっかり馴染んで、影武者のように支える感じになります。

食事が終わって、ワインだけになっても大丈夫ですね。

カミさんに感想を聞いたら、「これは美味しい、1200円くらい?」という感想。
700円って言ったらそれは安いという反応でした。

人に例えると、ちょっと神秘的な雰囲気を持っていて、印象的な香水が香る大人の女性、って感じ?

個性的なハーブ香がありながら、家庭料理にも合わせやすくて、最後までアラも出ませんでした。

このワインはいいですね。オススメです。

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デ・ボルトリ・DB・シラーズ・カベルネ

※サイトより引用
日本の人気ワイン誌「ワイン王国」恒例の企画、ブラインドテイスティングで究極のお値打ちワインを探す企画なんですが、今回70号で行われた「1000円台の冷やして美味しい赤ワイン」において、本日ご紹介のワインが、1000円台どころか1000円を切って最高満点評価となる5ッ星を獲得したんです!
その評価コメントには
『濃密な果実味と清涼感が伴う』
『オーストラリアを代表する家族経営ワイナリー「デ・ボルトリ」。1928年の創立以来、安定した品質で支持されている。シラーズ主体で、グラスから立ち昇るスパイスと力強いフルーツの香りが驚くほど華やか! 濃く柔らかな果実のニュアンスと程よい酸味、余韻には熟したベリーの風味が豊かに感じられる。12℃~13℃くらいに冷やすと、すっきりとしたミントなどの清涼感あるニュアンスが際立ち、洗練された印象に。エスニック料理と。』
と、とても1000円を切っているワインとは思えないレビューと共に、4人の一流テイスターのうち2人が5ッ星を付け、2人が4ッ星という非常に高いスコアを獲得!
デ・ボルトリは1928年に創設されたオーストラリアでも歴史ある家族経営のワイナリー。今ではワイナリー・オブ・ザ・イヤーに輝くなど、オーストラリアを代表する造り手のひとつ。彼らは「高い価値のある地域の特性をしっかり持ったワイン造り」をモットーとしワインは品種の特性だけではなく、地域と季節の特徴を持つべきと信じており産地の個性を大切にワインを造っています。
さらに、[デ・ボルトリ]はあの英国王室にも認められ、バッキンガム宮殿の公式サプライヤーとして名を連ねる由緒正しい名門ワイナリー!!
さらにその安定した品質が認められ、毎年の如く[シドニー・インターナショナル・ワイン・コンペティション]他、様々なところでワイナリー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、成功したワイナリーに送られる【Most Successful Winery】などにも選ばれた、豪州の大手家族経営ワイナリーの一つ!!

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