2015/02/22

シャトー・オー・カントルー 2011

シャトー・オー・カントルー 2011
シャトー・オー・カントルー 2011
Chateau Haut-Canteloup 2011

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ブライ・コート・ド・ボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

うきうきワインの玉手箱の通販で、6本セット4094円で購入、1本あたり682円。
参考価格は、1598円。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかったフチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きとツヤがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カシス、黒い果実、ブルーベリージャム
<花・植物>スミレ、針葉樹、メントール
<香辛・芳香>赤身の肉、なめし革
<化学物質>なし
香りの印象:若干還元的な印象があるが、華やかさがあり強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):わずかに残糖の甘み
酸味:やわらかな、はっきりした
タンニン分:きめ細やか、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めですっきりフレッシュな飲み口ながら、タンニンは強く、収斂性のある乾く印象のフィニッシュ

【供出温度】
14-17度 ワイン自体にクールな印象があり、タンニンが強めなので、少し温度高めの方が飲みやすそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
ひょっとしたら飲む直前にデキャンタージュすると飲みやすくなるかも

【総評】
外観は、若々しい紫がかったフチの濃いガーネットで、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、スミレやバラのようなボルドーらしいフローラル、針葉樹やメントールのような揮発性のある感じ、肉系の印象もあり、複雑で華やか。

味わいは見た目と違い、すっきりライトでクールなアタックから、ふわっと華やかな香りが広がり、優しい酸味とスレンダーなボディが支えて、その後強めのタンニンが出てきて、収斂性のある乾く印象でのフィニッシュ。

1500円のクラスにしては、香りもしっかりあり、口当たりもよく、やや渋みが強く残るもののしっかりワインらしさのあるフィニッシュで、これは美味しいですね。
アフターフレーバーにも華やかさがあります。

でも、香りが華やかで渋みが強めなので、これは家庭料理には合わせにくいかも。

今日の晩御飯は、鶏肉のオーロラソース炒め。
白ワインに合いそうなメニューなので、やはりこのワインだとバランスが悪いですね。
ワインが完全に勝ってしまいます。

サイドメニューの、餃子の皮のウィンナー巻きはちょっと合いました。

やはりしっかりした肉料理が良さそうですね。
ビーフシチューとか合いそう。
ハッシュドビーフとか、カレーも悪くないかもしれません。

香りの主張が強めですが、全体のボリューム感が無いので、家庭の肉料理でもちょっと工夫すれば十分合いそうですね。

おつまみで、キリのクリームチーズ、ハーブ&ガーリックをグリッシーニにつけて合わせると、ピッタリフィットはしないけど、方向性は同じで悪くありません。
ビーフジャーキーは、バランスはバッチリですが、お互いに香りが強めなのでパーティ的な合い方になります。
メルティーキッスは、ワインが完全に飲み込まれるけど、味わい深い大人のスイーツって感じで、悪くありません。

最初は、後味の渋みが気になりましたが、飲み進むとだんだん味が馴染んできて、ひんやりクールですっきり爽やかな味わいになってきました。

このワイン、いいですね。

安いボルドーって、当たり外れが大きいですが、やはりワインのトレンドを引っ張ってる感があって、このワインも普及価格帯のワインのお手本を示しているというか、教科書的で品質感はとても良いですね。

美味しい食事に合わせたい、造り手のセンスを感じるワインです。

人に例えると、知的で冷静、セクシーなんだけど浮ついていない、30代の男子、って感じ?
日曜美術館に出ている、井浦 新をイメージしてしまいました。

このワイン、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・オー・カンテループ[2011]年・AOC・ブライ・コート・ド・ボルドー・パリ農業コンクール金賞受賞酒(ゴールドメダル)・シャトー元詰(ボルドナーヴ家)Chateau Haut Canteloup [2011]

※サイトより引用
ボルドーこだわり注目AOCフルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!フランス アシェット・ガイド2013年版でなんと!この2010年のシャトー・オー・カンテループが星付で掲載大注目!
ボルドーAOCの数ランク上の人気急上昇高級AOC地区!!からパリ農業コンクール金賞受賞酒!!造り手は、プルミエ・コート・ド・ブライ(現ブライ・コート・ド・ボルドー)の中心部“サン・パライス”村に4世代続く名門!ボルドナーヴ家(現当主夫妻と2人の息子が運営)!!
AOCブライ・コート・ド・ボルドーに、石灰粘土質土壌の畑を44ha所有!!密植度驚異の4,500~6000本!
この2011年ものは、メルロー75%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%をオーク樽熟成!!きれいに輝くレッドカラー!
熟した赤いフルーツのアロマとトーストやヴァニラのニュアンスの華やかなブーケ!にきれいなアタック!そしてしっかりとしたこなれたタンニンとシルキーなフィニッシュを伴う非常にすばらしいストラクチャーを感じさせる究極フルボディ赤ワイン!が限定でしかもゴールドメダル&アシェット・ガイド誌大注目のスーパーグレイト2011年で少量入荷!

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