2015/01/02

エール・ド・リューセック 2011

エール・ド・リューセック 2011
エール・ド・リューセック 2011
R de Rieussec 2011

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%

町田の藏家さんで、税抜き2933円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>南国系果実
<花・植物>蜂蜜、タバコの葉
<香辛・芳香>バタークリーム、樽香、硝煙
<化学物質>なし
香りの印象:温度低めのせいか、閉じているのか、香りが弱め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やか、フレッシュ
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、まろやかな、フレッシュな
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
チャーミングなオレンジのような甘みのある果実感

【評価】
ライトでフレッシュ、甘みのあるフルーティな味わいで、樽の影響でコクもある。

【供出温度】
11-14度 フレッシュでフルーティながら深みと厚みがあるので、やや温度高めの方が楽しめそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかった少し濃いイエローで、強めの輝きがあります。

香りは弱めで、南国系の果実感とちょっと酸化をイメージさせるリンゴ、蜂蜜やバタークリーム、時間が経つと樽の影響が強めに出てきて、後半はほぼ樽の印象。

味わいは、軽めでフレッシュなアタックから、じわっと甘みとフルーツ感が心地よく広がり、爽やかな酸味としなやかなボディが支えて、とても心地よい印象でフィニッシュ。

セミヨン多めのボルドーブランのお手本のような、さすがのまとまりですね。
心地よい甘みがあってフルーティ。ワインだけでどんどん飲めるタイプです。

大事な日に開けたい、プレミアムなワインですが、自宅でも十分楽しめるクラス感がまた良い感じ。
樽の印象がこれからどう変わってくるかが、ちょっと気になるところです。

飲み進むと、舌に残るワックスのような感じが、ちょっと気になってきました。

今日の晩御飯は、ブリの塩焼きと、焼きタラバ、おせち、の正月メニュー。
焼きタラバとブリの塩焼きは、ピッタリ合わないけど、食事の邪魔をせずにそれになりに問題なし。
おせちでは、栗きんとんがピッタリ合いました。

酢だこは酸味が強くてイマイチ、伊達巻は卵の印象とあわなくてイマイチ、あとは何となく問題なしって感じです。
ピスタチオもバッチリ良く合います。

このワイン、樽香はあるものの、香りの主張が強くないのと、ライトなボディなので、家庭料理にも合わせやすそう。

食事が終わってワインだけでも、ほんのり甘みとフルーツ感で、そのまま美味しいタイプですね。
ニューワールドと違った、大人なチャーミングさを持っている、フルーティでカジュアルな感じ。

とても可愛らしい大人な女性なんだけど、人生の深みも知ってる、って感じ?

安心して人に薦められる1本だと思います。

■楽天ショップへのリンク

R(エール)・ド・リューセック[2009]年・AOCボルドー・ブラン・セック"R" de Rieussec [2009]

※サイトより引用
ソーテルヌ・アペラシオンの中心部に近づくと、シャトー・リューセックとその見晴らしい台が最も高い丘の斜面に見えてくる。ガロンヌ河の左岸を見下ろすファルグとソーテルヌの丘の斜面に広がるリューセックの畑は、ディケムに次ぐ標高にある。ボルドーのシャトーとしてはまったく驚きだが、単一区画の畑となっており、そのかなりの部分が神聖なるディケムの畑に隣接している。
リューセックは常に傑出した評価を得てきたが、1971年にアルベール・ヴュイエールに買い取られてからは、新樽が増えたことと、ボトリティス菌が多いブドウだけを収穫するためにより頻繁に畑に出るようになったことによって、品質がさらに大幅に改善された。実際には、リューセックの批評家の中には、ヴュイエールのワインは、熟成すると色があまりにも濃くなりすぎる(例えば1976年のように)と主張する者もいた。ヴュイエールは、リューセックをドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトに売却した。ロートシルトは、リューセックのワインづくりのためなら金を惜しまず、妥協を許さなかった。その結果、常にこのアペラシオンの最高の3つか4つに数えられる。真に深みのあるワインができ上がった。おそらく、裕福なコレクターたちは、2001年、1990年、1989年、1988年のどのヴィンテージが最も深みのあるリューセックであるか、何十年にもわたって論議し続けることだろう。
リューセックはまた「R」と呼ばれる辛口の白ワインをつくっている。このようなワインはキャッシュフローの問題を大幅に解決してくれ、「R」は辛口のソーテルヌの中で最も人気のある最良のワインの1つである。

ラフィットのロスチャイルド家所有のグランクリュ第1級シャトー、リューセックの辛口白ワイン!!リューセックの貴腐ワイン用のブドウ収穫が始まる前に厳選して摘みとられたわずか30%のセミヨン種とソーヴィニヨン種から造られる貴重なソーテルヌ地区を代表する辛口白ワイン!!
数ヶ月の樽熟も行われるため、ボルドー高級白ワインの個性豊かな持ち味が楽しめます。さすがラフィット ロートシルト家!! の辛口白ワイン!!ですねっ!!

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事