2014/11/08

KWV ピノタージュ 赤 2012

KWV ピノタージュ 赤 2012
KWV ピノタージュ 赤 2012
KWV Classic Collection PINOTAGE 2012

南アフリカ:ウエスタン・ケープ州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ピノタージュ

スーパーマーケット ライフで、税抜き934円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ドライフルーツ、木苺
<花・植物>オリエンタルスパイス、茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>なめし革、赤身の肉
<化学物質>硫黄
香りの印象:硫黄の印象と茎っぽいグリーン感がある

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やわらかい、フレッシュ
タンニン分:きめ細やか、穏やか
バランス:濃くて強くて粗い
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ちょっと熟成感のある黒っぽい果実感

【評価】
軽めでフレッシュ、ちょっと酸化熟成した印象の個性的な果実感がある

【供出温度】
10-13度 フレッシュに飲みたいなら温度低めで、個性的な果実感を楽しむなら温度高め

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調ながらやや黒っぽく、深い透明感と輝きがあり、底光りするような美しさがあります。

香りは、最初は硫黄の印象が強く、その後シェリーやポートのような酸化熟成した果実感と、やや生っぽい茎のようなグリーン香、時間が経つとカラメルの印象も出てきます。

味わいは、スムーズで軽めのアタックから、酸化したイメージの酸っぱい果実感が広がり、優しい印象ながらボリューム感はあまりなく、後味は酸味が残りジューシー。

ピノタージュってスパイシーなピノ・ノワールってイメージがありましたが、これはローカル品種のサンソーとかムールヴェードルみたいなイメージですね。

今日の晩御飯は、チキンのトマトシチューに、マカロニとガーリックライス。
味付け弱めなので、ワインが勝ち気味ですが、それなりにフィットします。

食事が終わって、おつまみのビーフジャーキーに合わせると、バランス的にはちょうどいい感じ。

最近、ニューワールドのワインも個性の主張が強くなってきている印象がありますが、このワインもまさにそんな感じ。
ただ飲みやすいワインではなく、ピノタージュの良さも悪さも受け入れて、表現しているようなイメージでしょうか。

私のイメージでは、人に例えると満島ひかり。
ただカワイイとか綺麗じゃない、強い主張と個性を持った、自分を持ってる女性って感じ

陰か陽かでいうと陰で、ちょっとマイナーなイメージなのですが、哲学を持ってるというか自分の考え方がしっかりしてる印象。
誰にでもすすめられる感じではないけど、個人的には好きなタイプです。

また新しいビンテージは試してみたいですね。

■楽天ショップへのリンク

KWV ピノタージュ 赤ワイン フルボディ 750ml 【南アフリカ ワイン】

※サイトより引用
1918年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって共同組合であるKWVが設立されました。
1925年には南アフリカワイン産業において画期的な出来事がありました。KWVの支援のもと、長年研究を行ってきたペロード教授がピノ・ノワールとサンソーの交配に成功し、ピノタージュという南アフリカ独特のブドウ品種を生んだのです。ピノタージュはその後、栽培面積を広げ、南アフリカでは無くてはならない品種となっています。1973年には原産地統制呼称制度が設けられ、産地や生産年度、品種などの規制が始まり、正確なラベル表示が求められ、原産地が明確になりました。KWVは南アフリカのワインやブランデーの最大級の輸出者として業界のスポークスマンであり、生産やマーケティングの先駆者の役割を担っております。さらに政府機関とも緊密な連携を取り、南アフリカ産業のリーディングカンパニーとして大きな役割を果たしています。1997年に民営化し現在は世界35カ国で販売しています。
ピノタージュはピノ・ノワールとサンソーとの交配によって生まれた南ア独特のブドウ品種です。深く濃いルビー色、果実の香り豊かで、樽熟成によって複雑な風味が生まれ、コクのある味わいとなっています。ピノタージュ100%。
フルボディの重層感がありながら滑らかな飲み口。 ワインが好きなら常備しておきたい南アフリカ産赤ワイン。

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