2014/11/26

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2014

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2014
フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2014
FINCA LA ESCONDIDA CHARDONNAY 2014

アルゼンチン:クージョ地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、税込み500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、南国系果実
<花・植物>アカシアの蜂蜜、
<香辛・芳香>ミネラル、ヴァニラ?、シロップ、ハッカ
<化学物質>少し硫黄
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やわらかな
苦味:えぐ味を伴う変な苦味
バランス:スリムな、ちょっとぎこちない
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
水っぽい梨のようなちょっと頼りない果実感

【評価】
スリムながらも強さを持っているが、飲みくちが荒くバランスが良くない

【供出温度】
8-10度 少し強さを持っているのであまり冷やさない方が良さそうだが、イマイチバランスが良くない 

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、やや淡めのグリーンがかった色調で、輝きが少しあります。

香りは、南国系の果実が中心で、蜂蜜やミネラル、爽やかなハーブの印象、厚みもあるので期待感がふくらみます。

味わいは、ちょっと頼りない感じのアタックから、それなりにボディの強さが出て、ややえぐ味や収斂性が強い、荒っぽくバランスの悪い印象でフィニッシュ。

いままで信頼のブランドだった、フィンカ・ラ・エスコンディダですが、2014年はちょっと飲みくちが良くないですね。
へんなクセというか、舌触りが悪いというか、えぐ味や収斂性が強いというか、ちょっと水っぽい感じというか、とにかく何だかちょっと気になる味わい。

まあ、普通においしくない、って印象です。
食べ物が入ると変わるかもしれません。

今日の晩御飯は、自家製の親子丼。
卵を蒸らす時間を間違えて、卵かけご飯風親子丼になってしまいました。

これが合わせると意外といい感じ。
いままで欠点だったのが、食事とあわせると急に長所に変わります。

豆腐とわかめ大根の味噌汁に合わせても、すっと馴染みます。
食事の邪魔をしないで、リフレッシュしてくれますね。

お茶とかに近い役割?
シャルドネでこれだけ家庭料理に合わせやすいのは初めてかも。

このワインのへんな苦味がお茶の苦味に近い感じなんですよね。
緑茶ハイみたいな感じ。

ワインだけで飲むと気になるけど、食事と一緒だとその苦味が良さに変わるんですね。
白米に合うワインです。

食事が終わって、薄皮付きピーナッツに合わせると、最初ケンカしますが、薄皮の渋みと塩分をうまくかわしながら懐に入り込む感じで、意外と油断できないやつみたい。
いろいろな食事に幅広く馴染みそうだけど、ワインだけだと美味しくないのが問題ですね。

いままでに飲んだ、2011、2012、2013が良かったので、ついつい辛口になってしまいますが、ワンコインなら問題ないと思います。

独特のお茶っぽいフレーバー、フルーツ感が弱め、炭酸の印象があってチューハイっぽいなど、いろいろありますが、個性と捉えると面白いですね。

飲み終わりのころにはこのワインを許せる感じになってきました。
ロットで違うかもしれないので、またリピートしてみたいですね。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


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