2014/09/23

エスピノ シャルドネ 2012

エスピノ シャルドネ 2012
エスピノ シャルドネ 2012
espino chardonnay 2012

チリ:マイポ・ヴァレー:D.O.ピルケ
アルコール度:13.9%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、税込み1338円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きはやや弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、南国系の果実
<花・植物>すいかずら、蜂蜜
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル、硝煙
<化学物質>やや硫黄
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:フレッシュな、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、フラットな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
厚みのある果実感

【評価】
やや強めで、ちょっと荒い口当たりながら、フレッシュで爽やか、芯の強さもある

【供出温度】
8-10度、11-14度 あまり冷やすと口当たりが悪くなる感じ

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、やや淡く、グリーンがかったイエローで、輝きは強めです。

香りはリッチ系で、濃縮感のある果実香と、蜂蜜やカラメルっぽい甘い印象、フローラル、硝煙、いかにもシャルドネらしいイメージ。

味わいは、やや荒い口当たりながら、果実感と酸味のフレッシュ感が心地よく、ややフラットな印象で、ジューシーさのあるキレイなフィニッシュ。

シャルドネらしい果実感もしっかりありながら、ちょっとやんちゃな個性を感じる、優等生的にまとまってない感じが面白いですね。
あまり冷やすと、個性が失われて、味わいが荒くなって、良さが出ないので要注意です。

ワインだけで、どんどんいっちゃいます。

飲み進むとちょっとえぐ味がたまる感じが気になってきましたが、まったくお構いなしにグラスは進みますね。
このワイン、セーブしないと飲み過ぎて危険なタイプみたい。

ちょっと飲み口が荒い感じなのですが、生の柑橘系の果実の苦味とか強い酸味とかのイメージに近くて、それが爽やかさにつながっているようです。
さらに果実感と、ほんのりある甘みがバランスよくて、ついついグラスが進んでしまいますね。

これは美味しい。

今日の晩御飯は、サバの竜田揚げと、中華風の野菜の炒めもの。
サバの竜田揚げは、まったく合わず、ワインを近づけたくない感じ。
中華風の野菜の炒めものは塩味ベースのあんになってますが、ニンニクの香りもあって、これは意外と合いました。

食事が終わって、子供の誕生日のケーキ。
レアチーズケーキですが、ちょっとマンゴーのようなフルーツソースが入ってます。
これに合わせると、ワインの苦味が強く顔を出します。

おつまみのミックスナッツに合わせると、カシューナッツは問題なし、ピスタチオはちょっと渋みが強くなる、アーモンドは渋みが強くなりすぎてイマイチ、くるみは渋すぎてまったくダメ、でした。
このワイン、「苦味」が合わせる食事のポイントになりそう。

鶏肉を使った塩味系の中華とか、参鶏湯とかタッカンマリとか韓国料理もいいかも。
あとは塩味の焼き鳥でしょうか。

果実感が強めで、ちょっと甘みもあるので、どちらかというとパーティワインかもしれません。

人に例えると、ちょっと雑でぬけたところがあるけど、一緒にいると楽しい、チャーミングで明るい女性、って感じ?
このワイン、おすすめです。

■関連リンク

エスピノ ピノ・ノワール 2012

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エスピノ シャルドネ 2012 ヴィーニャ・ウィリアム・フェーヴル・チリ シャブリの名門がチリで手掛けるお買い得アイテム 比較的強いやや塩味を帯びた酸とよく熟した果実の旨味が広がる 爽やかでしかも骨格のしっかりしたGoodヴィンテージと言える1本です。

※サイトより引用
シャブリの名門ウィリアム・フェーブルがチリで手掛ける高級アイテム。
ビィーニャ・ウィリアムフェーヴル・チリは、生産量の限られた「ブティック ワイナリー」です。著名なシャブリの造り手ウィリアム・フェーブルは、新たなるテロワールを求め、1991年にチリのマイポ・ヴァレーの中でも最も標高の高い場所で、素晴らしい畑に出会いました。その畑はピノファミリーの所有でしたので、一緒に運営することになったのです。
フランスワイン造りのノウハウがチリの銘醸地マイポ・ヴァレーで花開いた!
93年にフランスから持ってきたシャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、ピノ・ノワールを植えました。カベルネ・ソーヴィニョン、カルムネールはピノファミリーのものです。96年、97年はバルクで売ってしまい初リリースは1998年からとなります。栽培する葡萄品種は6種類で、白がシャルドネ(15%)、ソーヴィニオン・ブラン(5%)、赤がカベルネ・ソービニオン(35%)、メルロ(25%)、ピノ・ノワール(10%)、カルメネール(10%)、それらから9種類のワインを生産しています。ワイナリーと畑の大部分は、マイポ・ヴァレーの、アンデス山脈の麓ピルケにあり、標高は600mです。
フェーヴルとフランスのエノロジスト達のノウハウが、毎年最良のワインを造ることに大きく貢献しています。葡萄栽培は、熟練した専門家が年間を通して行い、最新のワイン栽培のノウハウも取り入れています。また、収穫量を抑えるために厳格な灌漑を行っています。最良の葡萄を選別するため収穫は手摘みで行い、醸造法はそれぞれのワインの個性を引き出すように選択しています。8500hlを保管出来るステンレスタンクや、数千個のフレンチ オークの樽を備えることの出来るエアーコンディショナーの付いた樽貯蔵庫があります。さらに、品質の向上のために、ニューマティックプレスや醸造行程全てを調節出来る冷却設備など、最新施設 への投資もおこなっています。また、瓶詰めには、重力を利用し、注意深く行っています。もちろん、瓶、コルク、カプセルの品質にもこだわっています。
シャブリのウィリアム フェーヴルは、霜害対策のヒーターの設置やアメリカでのシャブリの名称の使用を禁止させ原産地呼称の保護に貢献した生産者で、‘98年にはシャンパンのジョセフ アンリオが引き継ぎ、現在「クラスマン」が★★★(最高評価)を付けるシャブリのトップドメーヌのひとつです。

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