2014/07/26

シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ 2012

シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ 2012
シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ 2012
Chateau Mercian ENSEMBLE MOMOIRO 2012

日本:山梨県:甲州市
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー、マスカット・ベーリーA

ヤオコーで、税抜き1,505円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤味の強い、濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若い、色づきが良い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>赤い果実、木苺
<花・植物>グリーン系のハーブ
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル
<化学物質>ちょっとヨードのような印象
香りの印象:やや控えめ、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:柔らかな、優しい
タンニン分:ロゼとしてはやや強めに感じる
バランス:やわらかいが、芯がしっかりしている
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めで優しい飲みくちだが、アルコールがしっかりしていて芯が強い感じ

【供出温度】
7度以下、8-10度 軽めのロゼなので冷やしてサッパリ飲むのがいいが、意外としっかりしているので、やや温度高めでも問題なさそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、赤味の強いアセロラジュースのような色調で、ロゼとしてはやや濃い、クラレットくらいの印象。

香りは、チャーミングな果実香と石灰のようなミネラル香があって、時間とともに甘いカラメルのような印象が出てきます。

味わいは、軽めのやさしい口当たりで、じわっと果実感が広がりますが、そのあとにしっかりしたアルコールの印象があってやや辛い印象でフィニッシュ。

思ったより強めの印象の、しっかりしたロゼですね。
国産のロゼの中ではかなり強い方ではないでしょうか。

というか、アルコールの印象が強くて辛いんですよね。
ちょっとバランスがよくない?

休日の夕方に、リゾート気分で冷やしたロゼをいただく、というシチュエーションにはイマイチかも。
香りが弱いせいですかね、ちょっと地味で固い感じで、いまいち華やかさがありません。

まあ、時間が経つと変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、オイルサーディンのパスタ。
ロゼワインにはイマイチ合わないメニューですが、このワイン、ロゼにしてはやや強めで赤ワイン寄りなのでさらに合いません。

おつまみで、ピスタチオに合わせてみても、何かちょっと馴染まない感じ。

ちょっと強めだけど、香り弱めなので、和食の豚肉とかに合うのかな?
とんかつとか生姜焼き、角煮も合いそうな気がします。

カミさんの意見は、可もなく不可もなし。

一般的なロゼの基準で考えると、コストパフォーマンスはイマイチですが、日本ワインのロゼで、1500円くらいで買えるのは貴重ですね。

最後まで、やや地味で固い印象が続きましたが、温度高めだとさらにその傾向が強いですね。
やはりちょっと冷やした方が美味しく飲めそうです。

■楽天ショップへのリンク

【シャトー・メルシャン】アンサンブル ももいろ メルロー 750ml 日本のワイン ロゼ

※サイトより引用
長野県桔梗ヶ原地区のメルロー品種から生まれる『桔梗ヶ原メルロー』『長野メルロー』などの醸造過程で(※)セニエから得られた果汁を発酵させ、フレッシュさとアロマを保つようにステンレスタンクで貯蔵し、厳寒の1月に瓶詰めします。
毎年4月桜の花の咲く頃、勝沼ワイナリー周辺は桃の花が咲き桃源郷のようになりますが、その桃の花の色に近づけるため、山梨県産マスカット・ベリーA品種で造られた赤ワイン原酒をブレンドし、ももいろの辛口ロゼワインに仕上げました。
(※セニエとは「血抜き」の意で、赤ワイン造りの行程で、ブドウを除梗・破砕し、発酵槽に入れ、短時間のマセラシオンの後、一部の果汁を引き抜くこと。)
◆産地:長野県
◆ブドウ品種:メルロ、マスカットベリーA
■関連リンク(ヤオコーのワイン)

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事