2014/06/21

シャトー・メーヌ・パルガード 2012

シャトー・メーヌ・パルガード 2012
シャトー・メーヌ・パルガード 2012
CHATEAU MAYNE PARGADE 2012

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カべルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー30%

バッコスの通販で、6本セット5600円、1本あたり933円で購入。
参考価格は、1,120円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若さはあるが落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:深い透明感と輝きがあり美しい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:なめし革、硫黄、燻製肉、ドライハーブ、ケミカル、薬箱、ユーカリオイル
香りの印象:まだ少し閉じている?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープな、やや控えめ
タンニン分:緻密でサラサラしているが、強め
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな赤い果実と、スパイス香

【評価】
スパイシー

【供出温度】
11-14度 かなりドライなタイプでフルーツ感も控えめなので、ちょっと温度高めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、まだ若い印象ながら、落ち着いた色調のルージュで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、まだ閉じているのか、還元香や硫黄のような印象が強く、ドライハーブや燻製肉、時間が経つと揮発性のあるユーカリオイルのような印象が出てきます。

味わいは、ミディアムボディで、やや軽めのアタックながら、甘みは少なくドライ、キュッと締まった酸味とタンニン、スレンダーなボディであまり膨らまず、えぐ味と強めの渋みを残して、やや乾く印象のフィニッシュです。

グラスに入れて時間が経つと、だんだん柔らかさが出てきて、香りも良くなってきました。
デカンタージュしたら香りも立ちそうですが、すぐに酸っぱくなりそうな感じです。

今日の晩御飯は、自家製の普通のカレーライス。
昨日の残りのメンチカツ付きです。

このワイン、ワインらしい味がするので、家庭料理に合わせにくいみたいですね。
邪魔はしないけど、フィットしない感じがします。

おつまみで、アボカド味のトルティーヤチップスと、素煎り皮付き落花生に合わせても、あまり馴染みません。

スッキリしたドライで、強めの味わいなので、ビーフやラムとかの、しっかりした肉料理が良さそう。

華やかさやフルーツ感は少なめですが、質実剛健な感じで、悪くありません。
時間が経つと香りも出てきました。

飲み方にちょっと気を使うけど、コストパフォーマンスは高いと思います。
伝統的な印象で、媚びてない感じがいいですね。

次の日に飲んだら、全体的にマイルドになってて、カラメルっぽい香りが出てきて、飲みやすくなってました。

ボルドーは、様々なバリエーションが広がってる感じがしますね。
ニューワールド的な方向に突き進んでる時代に、新しい方向性を模索しているみたい。

最近ややブランド力を落としている感のあるボルドーですが、やはり底力を持ってる感じがしますね。
ボルドーが、新しいワインの方向性を切り開いていくのでは、と期待させる1本でした。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・メーヌ・パルガード [2012] 3429670742268【01003】【YDKG-f】【bwsdr】【楽ギフ_包装】【10P12Jul14】

※サイトより引用
アントル・ドゥ・メーヌのオー・ベノージュ地区、Soulignacにあるシャトー。
ブドウ畑は一箇所に集まり、畑のある丘の斜面からは素晴らしい田園風景が一望出来ます。
カベルネソーヴィニヨン主体で、ベリー系果実香とスパイスのニュアンスが特長です。
適温:14 ℃ ~ 16 ℃
色合い:チェリーレッドに赤レンガの色あい。
香り:ベリー系果実の香りとスパイスのニュアンスが楽しめる。
味わい:キリッとした舌触りのバランスの取れたタンニン、軽やかな飲み口に黒胡椒の後味が感じられる。
栽培方法:畑の面積は62ha。土壌は石灰石を含む粘土質土壌。
合う料理:ペッパーステーキ、焼肉、焼き鳥(タレ)

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