2014/06/29

レ・グラニティエール ブラン 2011

レ・グラニティエール ブラン 2011
レ・グラニティエール ブラン 2011
Les Granitiers Blanc 2011

フランス:南西地方:I.G.P.コート・デュ・タルン
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン主体、モーザック、ランドゥレル

フェリシティーの通販で、5本セット5,054円、1本あたり1,011円で購入。
参考価格は1233円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しい、ツヤのある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カリン、南国系の果実、洋なし、アカシアのような甘いフローラル、シロップ、クリーム
香りの印象:第一アロマがつよめ

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:やわらかい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやか、やや厚みがある
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっと酸化した印象のフルーツ感

【評価】
マイルドで優しい口当たりながら、ドライでアルコール度も強めで後味は辛い。

【供出温度】
11-14度 マイルドでドライなので、温度高めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、グリーンがかった若さのある色調で、キラキラ美しい輝きがあります。

香りは弱めで、カリンや洋なしのような甘い果実香が中心で、フローラルやハーブ、ミネラルの印象もあります。

味わいは、マイルドでやわらかいアタックから、あまり広がらないものの、じわっと旨みを感じて、アルコール度がやや高く、辛さのあるフィニッシュ。

フルーツ感抑えめの辛口な印象で、アルコール度も高く、伝統的なボルドータイプの味わいでしょうか。

全体的に、辛くて重いので、女性向けはないかもしれません。
ちょっとしかめっ面して飲むようなタイプ?

このワイン、2006年のヴィンテージを飲んだことがあるのですが、その時の感想は以下の通り。
すっきりとしてクリーンで美味しいんですが、ちょっと何か物足りない感じのあるワインです。
後味が物足りないんですね。
余韻が無いというか、ちょっと水っぽいというか。
レ グラニティエール ブラン 2006

今回のワインと、だいぶ違いますね。
物足りなさや水っぽさ、は全く無くシャンパーニュのような旨みがあって、余韻も味わいが残ります。
スッキリとクリーンって感じではなくなって、ふっくらと厚みがある、という感じに変わってますかね。

今日の晩御飯は、自家製コロッケ。
カレー味とノーマルの2パターン。

どちらも合わせると、ワインが微妙に主張して、馴染みが良くない感じなのですが、プレーンなコロッケにソースをつけずに合わせると、ちょっとしっくりきました。
魚介類よりは鶏肉とか豚肉に合いそう。

食事が終わってワインだけになると、後味の重さと辛さが気になって、何か食べ物が欲しくなりますね。

好みは人によって分かれそうですが、しっかりしたワインだと思います。

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※サイトより引用
フランス南西地区(フロントン、ガイヤック、カオール)の協同組合が集結して、2006年に設立されたヴィノヴァリ社。今では、南西地区最大の生産規模を誇り、良質でバリューな価格のワインを生産しています。
ステンレスタンクでの低温発酵により果実のフレッシュさと味わいを最大限に引き出しています。明るい麦藁色のワインは、白いお花やシトラスのような香りがあり、みずみずしくフルーティな味わいです
2004年:ガイヤックワインコンクール金賞
2005年:パリ農業コンクール金賞
2006年:ヴァン・ド・ペイ ワインコンクール金賞
2009年:パリ農業コンクール金賞
2010年:リヨンコンクール2011金賞
2011年:パリ農業コンクール2012金賞
2012年:カステルサラサン(南西地区)ワインコンペティション2013金賞

2014/06/28

トッレヴェント ヴェント ロッソ N 2009

トッレヴェント ヴェント ロッソ N 2009
トッレヴェント ヴェント ロッソ N 2009
Vento Rosso N 2009

イタリア:プーリア州:IGTプーリア
アルコール度:13%
ブドウ品種:ネーロ・ディ・トロイア

バッコスの通販で、6本セット5600円、1本あたり933円で購入。
参考価格は、950円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若い印象ながら落ち着いた色調で、深い透明感がある
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若い、透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:赤い果実、なめし革、血液、燻製肉、薬箱、ややケミカル
香りの印象:酸化熟成が始まっている、まだ閉じている

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープで強め
タンニン分:軽めだけど、やや粗い
バランス:やわらかな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ちょっと酸化した印象のある個性的なスパイス感

【評価】
ライトでスッキリしたまとまりながら、酸化熟成による深みがある

【供出温度】
11-14度 ワインが軽いのであまり温度高めだとダレそうだけど、冷やしすぎると熟成感が活きない

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
やや落ち着いた色調で、深い透明感と輝きがあり、美しい外観です。

香りは、なめし革や薬箱のようなケミカルな印象が強く、そこに酸化熟成の印象が重なり、まだ閉じていて、開いていない感じ。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、しっかり強めの酸が締めて、スムーズに流れるようにフィニッシュまで行きますが、渋みが強めに残ります。

軽めのボディで5年熟成となると普通はもう下り坂で美味しくないケースが多いですが、このワインは、熟成感が深みになっていて、ライトでスッキリした味わいに深みを与えてますね。
下り坂の印象は全く無くて、熟成感をうまく味方につけてます。
イタリアワインらしい、個性的な味わいで、素直に美味しいって感じ。

軽やかでクールなんですね。
口当たりがひんやりした感じで、第一印象はとても良いですね。

ただ、辛めでフルーツ感も控えめで、ちょっと個性的なので、万人受けするようなタイプでは無いかも。
ちょっとマニア向けかもしれません。

今日の晩御飯は、自家製のローストビーフと、おみやげの焼き鳥。
ローストビーフは、脂分が抜けてるので、タンニンが余る感じで、イマイチフィットしません。
焼き鳥もやはり脂分が不足してるのか、イマイチフィットしませんね。

もうちょっと肉の味が強い料理じゃないとダメみたい。

熟成感もあって、個性的な味わいなので、料理との相性がやや難しいかも。

食事が終わって、チーズクラッカーと合わせても、軽く付き合ってくれる感じで、フィット感はイマイチ。
でも食べ物があったほうがワインが飲みやすくなりますね。

ワインだけだと、ちょっと後味の渋みとか収斂性がキツくなってきました。
ちょっとゴムっぽい感じ?

1000円くらいだったら、楽しめるし、コストパフォーマンスは高いと思います。

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※サイトより引用
2009が「リアル・ワイン・ガイド No.40」 3000円以下の旨安ワイン 旨安大賞獲得!!
ヴェントとは「風」の意味。南イタリアの情熱的な太陽と、清々しい風の中で育まれた新鮮な完熟ブドウから造られました。
豊かな香りと濃厚な果実味があり、バランスのとれた味わいです。

2014/06/27

ロス・モリーノス 赤 NV (2014年購入)

ロス・モリーノス 赤 NV
ロス・モリーノス 赤 NV
LOS MOLINOS RED NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、ガルナッチャ

セブンイレブンで、税込514円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、透明感がある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:硫黄、なめし革、赤い果実、ケミカル、タバコの葉、ヴェジェタル
香りの印象:弱い、やや閉じた印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:軽め、サラサラした
バランス:細身、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
軽くてドライなフルーツ感

【評価】
ライトでスムーズ、軽快だが、タンニンがしっかりしていてドライ

【供出温度】
8-10度 軽めの味わいで素直な印象なので温度低めの方がフレッシュ感が出ると思う

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいけど、やや落ち着いたルージュで、底がしっかり見える透明感があります。

香りは弱めで、ケミカルな硫黄の印象があって、かすかに赤い果実やグリーン香、時間が経つと、ちょっとカラメルの印象も出てきました。

味わいは、ライトでフレッシュ、心地良い酸味と軽めの果実味、細身ながら爽やかさがあって、後半でしっかりタンニンが締めてくれて、フィニッシュはややドライ。

このワイン、何度も飲んでますが、毎年確実に美味しくなってるみたいですね。
軽いけど、フレッシュで心地よく、とてもバランスが良い感じです。

相変わらず後味のタンニンはキツ目だけど、それも心地よい感じで悪くありません。

全体的にとても飲みやすく、爽やかで心地よく、ワインだけでスイスイ飲めますね。何もいらない感じ。
週末だったら1本くらい空いちゃいそうです。

今日の晩御飯は、コンビニの、チーズとトマトソースの生パスタ。
白ワインに合うタイプなので、しっくりは馴染まないけど、ワインが軽いので、バランスは悪くありません。

どうしてもタンニンの持って行き場がない感じになってしまいますが、気にしなければ全然問題なし。

このワイン、軽いけどあまり冷やしすぎない方が良さそうです。
温度が低いと、渋みが強く出てしまいますね。

食事が終わって、ピーナッツチョコに合わせてみると、ワインが完全に負けますが、でもうまくフォローしてくれます。

全体的に軽めなので、コストパフォーマンスはそこそこですが、ワンコインらしい味わいで完成度が高いのではないでしょうか。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2014/06/26

ル・バロン ギョーム・ドゥ・ヴェルジィ NV

ル・バロン ギョーム・ドゥ・ヴェルジィ NV
ル・バロン ギョーム・ドゥ・ヴェルジィ NV
Le Baron Guillaum de Vergy NV

フランス:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ

DSKワインの通販で、6本セット4743円、1本あたり791円で購入。
参考価格 1404円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
泡立ち:発泡性
外観の印象:若々しい、色づきが弱め、泡立ちが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:洋なし、マンゴー、青りんご、白い花、ミネラル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め、泡立ちが良い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:ふくよかな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
リンゴのような爽やかな果実感、アルコールの印象が少し残る

【評価】
強さと厚みがあり、果実感もしっかりあるが、アルコールがやや浮いた印象で、後味は辛い

【供出温度】
7度以下

【グラス】
中庸

【総評】
グラスに注ぐと、かなり大量に泡立ちますが、そのあとも長く泡立ちが続きます。
若々しいグリーンがかった色調で、輝きは弱めでやや大人しい印象。

香りは、南国系の果実や洋なしのような甘い果実香が中心で、フローラルやハーブ、ミネラルの爽やかな印象がかすかに感じられます。

味わいは、強めの泡立ちの強めのアタックから、ほんのり甘みと果実香がひろがり、柔らかい酸味と、ふっくらとしたボリューム感がありますが、アルコールの印象がやや浮いていて、後味は辛い印象。

ワインセットで単価791円だったけど、これは超お買い得。
参考価格は1404円ですが、確かにそれくらいか、もう少し高いくらいの印象ですね。

しっかりした泡立ちがかなり長く続き、ボディもしっかりしていて、安定感がありますね。
お客さんに出しても全然大丈夫なレベルだと思います。

最初の乾杯には最適かも。

ふっくらしたボリューム感と優しい果実味はいいのですが、後味がやや重いのがちょっと気になるところです。

今日の晩御飯はイカの炒めもの。醤油ベースで、梅肉とワタが入ってるコクのある味付け。
基本的には和風な味付けなのですが、このワインは意外と馴染みますね。

というか、最近、梅干しとワインとの相性が気になってて、アクセントで梅干しを少し加えることで、料理に果実感と酸味が出て、ワインに合わせやすくなるんですよね。
このメニューも梅干しがつなぎになってるタイプです。

イタリアンドレッシングのサラダにはイマイチフィットしません。
ノンオイルだからですかね。
ヘルシーだけど、ワインには合わないみたい。

アルコールの強さと、スパークリングならではの、炭酸の印象が食事との相性を良くしてるのかな?
果実感も抑えめなのが、いいんですね。

食前酒でもいけそうだし、食事中も大丈夫そうです。

日頃スパークリングを飲まないのですが、夏場はやはりスパークリングはいいですね。
しっかりした強めで辛口のスパークリングを手軽に味わうということでは、このワインはオススメです。

■楽天ショップへのリンク

ヴァン・ムスー・ドゥ・カリテシャルドネ・ブリュット“ル・バロン”[NV]

※サイトより引用
フランスの大手ネゴシアンの1件である“ギョーム・ドゥ・ヴェルジィ”が造り出す、コストパフォーマンス溢れる辛口スパークリング。
厳選したシャルドネ100%使用し、より味わい深いものに仕上げる為、木樽で醗酵させるこのクラスでは大変珍しい造り込み。
最新の設備とラボを持つ、ギョーム・ドゥ・ヴェルジィならではの醸造技術で造られるワインは、フランス通常のヴァン・ムスーでは味わえないような、こちらはしっかりしたコクを感じさせながらも、余韻にキレがある、本当にクオリティの高い仕上がりです。
【醸造方法】シャルマー法 18度以下で20日間発酵後、横置きステンレスタンクにて10度以下20日間の2次発酵。ドサージュ(10グラム/リットル)もタンク内で行い3ヶ月間そのままタンク内で落ち着かせます。
【ティスティングコメント】
輝きのあるやや濃い目のイエローの色調。アーモンドのようなナッツの風味、リンゴ、グレープなど多彩で豊かな風味。
含むと凝縮されたコク、奥深いシャルドネの旨味が詰まった、しなやかで上品さも感じる本格派。味わいの中にアカシアの蜜のような風味も溶け込み、その風味がアフターまで続きますが、最後に入る酸が絶妙でよく締まった印象です。余韻は爽やかな酸と共にキレがある辛口スタイル。

2014/06/25

キンタ・ラス・カブラス カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

キンタ・ラス・カブラス カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
キンタ・ラス・カブラス カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
QUINTA LAS CABRAS CABERNET SAUVIGNON 2013

チリ:セントラル・ヴァレー地域:ラペル・ヴァレー地区:カチャポアル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

セブンイレブンで、514円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:パン、なめし革、赤い果実、エーテル香、グリーン系のスパイス、ヴェジェタル
香りの印象:第一アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:ドライでサラサラした
バランス:固くて、強さのある
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ドライで硬質、強さを持っている

【供出温度】
11-14度 辛口で強いので、少し温度高めの方がまろやかになりそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい鮮やかな紫色のフチの濃い色調で、深い透明感と輝きがあります。

香りは、最初にパンの酵母のような印象で、その後はややケミカルなイメージのなめし革、赤い果実や、スパイス香、ヴェジェタルな印象もあります。

味わいは、強めのアタックから、抑え目の果実感がスーッと長めに続き、ちょっと厚みと、しっかりした酸と優しいタンニンが支えて、ややジューシーなフィニッシュ。
飲んでからフィニッシュまでは長めですね。

このシリーズ、何度も買ってますが、相変わらず安定感を感じます。
2012年の時は酒精強化ワインくらいの甘みの印象でしたが、2013年はかなりドライで固め。
方向転換したんですかね?
それとも食事と合わせると甘みが強調されるのかな?

あ、ちょっとわかった。

アルコールの強さが、最初は辛く感じるのですが、馴染んでくると甘い印象に変わるんですね。
これは人の味覚の変化かもしれません。

というか、温度が上がってくると、アルコールのドライさが甘さに変わってくるんですね。
アルコールって辛くも感じるし、甘くも感じますからね。不思議です。

このワイン、だんだん甘くなってきました。
いい感じで、確かにポートみたいな印象がちょっとありますね。

そういう点では変わってないみたいです。

今日の晩御飯は、コンビニのビーフカレー
かなり脂の味が強いタイプです。

このワイン、カレーにも負けずに渡り合います。
ただ、ガツガツぶつかる感じで、平和な組み合わせじゃないですね。

でも、コンビニカレーをしっかりサポートしてくれて、食べやすくしてくれます。

それにしても、このコンビニカレー、脂の量が半端ない。
体に悪いぞー。
なるほど、脂っこいカレーだからこそ、しっかりした赤ワインが合うんですね。

ベースはしっかりした印象ですが、食事と合わせると果実味が強く出るので、カジュアルな肉料理に合いそう。
バーベキューとか焼き肉にもよく合いそうです。

おつみまみで、カルパスに合わせてみると、カレーと一緒で、脂を洗ってくれる感じで悪くありません。
パーティ的な合い方ですね。

このワイン、美味しいので、セーブしないと1本開けちゃうかも。

コストパフォーマンスの高い、良いワインだと思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2014/06/22

ドメーヌ・ポール・マス イル・ラ・フォルジュ・アンウッディド シャルドネ NV

ドメーヌ・ポール・マス イル・ラ・フォルジュ・アンウッディド シャルドネ NV
ドメーヌ・ポール・マス イル・ラ・フォルジュ・アンウッディド シャルドネ NV
ILE LA FORGE UNWOODED CHARDONNAY NV

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ100%

フェリシティーの通販で、5本セット5,054円、1本あたり1,011円で購入。
参考価格は957円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若さのある、輝きがあり、粘性がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:南国系果実、パイナップル、バナナ、はちみつ、白い花
香りの印象:南国系の甘い印象の果実香が中心で、特にバナナの印象が強い

【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、豊かな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:厚みがあり、力強い
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
香りは南国系だが、アフターフレーヴァーはグループフルーツのような柑橘系

【評価】
香りもリッチで、味わいも厚みがあり豊か、それでいてフレッシュ感がある

【供出温度】
8-10度、11-14度 フレッシュな果実感とリッチさが両方あるので、冷やしても温度高めでもそれぞれ楽しめそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、若さのあるグリーンがかった中庸な濃さのイエローで、輝きと粘性があります。

香りは、パイナップルやバナナの南国系の果実が中心で、他の要素が完全に裏に隠れてます。
時間が経つともう少しいろいろな要素が出てくるかも。

味わいは、強めのアタックから、豊かな甘味と果実感が広がり、ボリューム感がありながらもシャープな酸味がキュット締めてくれて、柑橘系のフレーバーが残る爽やかなフィニッシュ。

この生産者のワインは完成度が高いものが多いですが、このワインも完全に仕上がってる感じがあります。
食事と合わせるというよりは、ワインだけで完結してるタイプでしょうか。
ワインだけで、十分満足感があって、楽しめるタイプですね。

今日の晩御飯は、鯵の干物と、昨日の残りのカレー。
アジの干物は案の定、まったく合いません。

カレーには合うかなと思ってたら、苦味が強く出てイマイチ。

アジの干物もカレーも、白ワインに合わせるにはちょっとむずかしいメニューなので、何とも言えませんが、果実味が強いので、家庭料理には合わせにくいタイプかもしれませんね。

食事が終わって、生のマンゴーとかスナック菓子に合わせても、なんか馴染みません。
ワインだけだととても完成度が高いのに、食事が入ると、邪魔すんなよ!って感じになりますね。

後味の苦味が結構強くて、食事合わせるとそれが強く出てくるんですね。
フルーツ感と苦味を加えて美味しくなるメニューというと、白身魚系のフリッターとかフライとかでしょうか。

合わせる食事は気を使いそうですが、カジュアルで完成度の高いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

イル・ラ・フォルジュ アンウッディド・シャルドネ/ラ・フォルジュ 750ml (白ワイン)

※サイトより引用
「レ・ドメーヌ・ポール・マス」が契約農家と自社畑のブドウをブレンドして造るヴァラエタルシリーズ。担当しているのは若き造り手、マーケティング担当兼ブレンダーであるジャン・クロード・マス。 良いブドウの選定・良いキュヴェの選定の上に、彼の高いブレンド技術によって、毎年安定した品質のワインを生産しています。契約栽培者のブドウを使いながら、一定のスタイルを保つよう努力しています。各国からのニーズに応えられるよう、数量を増やす事も少しずつ行なっています。しかし、ジャン・クロード・マス氏自らが全てのキュヴェをテイスティングし、ブレンドを決めている為、彼の手が届く規模に制限しています。イル・ラ・フォルジュは市場トレンドも考慮したブレンドを行っており、ニューワールドワインのような市場性の強いタイプに仕上がっています。 ボルドー、ブルゴーニュの高級ワインと見紛うほどの重量瓶も、品質ばかりでなくプレゼンテーションにもこだわる彼らの意気込みです。
有名航空会社でも採用されている女性に大人気のワインです。
異なる特徴をもつ畑のシャルドネを別々に醸造し、澱とともに3ヶ月熟成させることから、すっきりと爽快かつ複雑味のあるアンウッディドになります。和食との相性も抜群です。

2014/06/21

シャトー・メーヌ・パルガード 2012

シャトー・メーヌ・パルガード 2012
シャトー・メーヌ・パルガード 2012
CHATEAU MAYNE PARGADE 2012

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カべルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー30%

バッコスの通販で、6本セット5600円、1本あたり933円で購入。
参考価格は、1,120円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若さはあるが落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:深い透明感と輝きがあり美しい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:なめし革、硫黄、燻製肉、ドライハーブ、ケミカル、薬箱、ユーカリオイル
香りの印象:まだ少し閉じている?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープな、やや控えめ
タンニン分:緻密でサラサラしているが、強め
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな赤い果実と、スパイス香

【評価】
スパイシー

【供出温度】
11-14度 かなりドライなタイプでフルーツ感も控えめなので、ちょっと温度高めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、まだ若い印象ながら、落ち着いた色調のルージュで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、まだ閉じているのか、還元香や硫黄のような印象が強く、ドライハーブや燻製肉、時間が経つと揮発性のあるユーカリオイルのような印象が出てきます。

味わいは、ミディアムボディで、やや軽めのアタックながら、甘みは少なくドライ、キュッと締まった酸味とタンニン、スレンダーなボディであまり膨らまず、えぐ味と強めの渋みを残して、やや乾く印象のフィニッシュです。

グラスに入れて時間が経つと、だんだん柔らかさが出てきて、香りも良くなってきました。
デカンタージュしたら香りも立ちそうですが、すぐに酸っぱくなりそうな感じです。

今日の晩御飯は、自家製の普通のカレーライス。
昨日の残りのメンチカツ付きです。

このワイン、ワインらしい味がするので、家庭料理に合わせにくいみたいですね。
邪魔はしないけど、フィットしない感じがします。

おつまみで、アボカド味のトルティーヤチップスと、素煎り皮付き落花生に合わせても、あまり馴染みません。

スッキリしたドライで、強めの味わいなので、ビーフやラムとかの、しっかりした肉料理が良さそう。

華やかさやフルーツ感は少なめですが、質実剛健な感じで、悪くありません。
時間が経つと香りも出てきました。

飲み方にちょっと気を使うけど、コストパフォーマンスは高いと思います。
伝統的な印象で、媚びてない感じがいいですね。

次の日に飲んだら、全体的にマイルドになってて、カラメルっぽい香りが出てきて、飲みやすくなってました。

ボルドーは、様々なバリエーションが広がってる感じがしますね。
ニューワールド的な方向に突き進んでる時代に、新しい方向性を模索しているみたい。

最近ややブランド力を落としている感のあるボルドーですが、やはり底力を持ってる感じがしますね。
ボルドーが、新しいワインの方向性を切り開いていくのでは、と期待させる1本でした。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・メーヌ・パルガード [2012] 3429670742268【01003】【YDKG-f】【bwsdr】【楽ギフ_包装】【10P12Jul14】

※サイトより引用
アントル・ドゥ・メーヌのオー・ベノージュ地区、Soulignacにあるシャトー。
ブドウ畑は一箇所に集まり、畑のある丘の斜面からは素晴らしい田園風景が一望出来ます。
カベルネソーヴィニヨン主体で、ベリー系果実香とスパイスのニュアンスが特長です。
適温:14 ℃ ~ 16 ℃
色合い:チェリーレッドに赤レンガの色あい。
香り:ベリー系果実の香りとスパイスのニュアンスが楽しめる。
味わい:キリッとした舌触りのバランスの取れたタンニン、軽やかな飲み口に黒胡椒の後味が感じられる。
栽培方法:畑の面積は62ha。土壌は石灰石を含む粘土質土壌。
合う料理:ペッパーステーキ、焼肉、焼き鳥(タレ)

2014/06/19

カスティーヨ・サビナル 赤 NV

カスティーヨ・サビナル 赤 NV
カスティーヨ・サビナル 赤 NV
CASTILLO SABINAR VINO SECO NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

マルエツで、税込615円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若さのあるルージュ色の、やや明るいルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若さのある、透明感のある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:赤い果実、燻製肉、腐葉土、ジビエ?、ドライフルーツ、オリエンタルスパイス
香りの印象:やや熟成感を感じさせる

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽め、残糖の甘み
酸味:すっきりした、優しい
タンニン分:軽い
バランス:心地よい、流れるような、ジュースっぽい
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
キャンディのような果実香

【評価】
ライトでシンプル、かなりジュースっぽい

【供出温度】
7度以下、8-11度 とても軽いので、冷やした方が飲みやすそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さのある鮮やかめの明るいルビー色で、透明感があります。

香りは、キャンディのような果実感と、ちょっと熟成感のある、ドライフルーツやオリエンタルスパイスの印象、ジビエや燻製肉のような動物香もあります。

味わいは、かなり軽めのアタックから、残糖の甘みがほんのりあり、シンプルで膨らみはなく、ほぼジュースのようなボディで、スッキリとした印象でフィニッシュ。

とにかく軽くて、ジュースっぽいけど、飲みやすいのでまあいいか、って感じ。
でも、ワインらしさはあまりないかも。

今日の晩御飯は、コンビニの、チーズとトマトソースの生パスタ。
合わせると、まったくジュースのようになりますが、甘みが少ないので、邪魔はしません。

おつまみで、素煎り皮付き落花生に合わせると、ジュースっぽい感じでよく合います。

このワイン、輸入ワインや果汁を使った国産ワインみたいですね。
日本のメーカーが海外に技術協力をして造ってるようなイメージ。

これだったら、もう少し安い国産ワインでも同じかも。

ワンコイン以上の価格帯なので、これだったら、もっと良いワンコインワインがありますね。
個人的にはリピートしないタイプ。

ただ、すっきりと飲みやすいのは好印象で、後悔するような品質ではないと思います。

■関連リンク(マルエツのワイン)


2014/06/18

ラヴァケ・クラシコ 白 NV

ラヴァケ・クラシコ 白 NV
ラヴァケ・クラシコ 白 NV
LAVAQUE CLASICO BLANCO NV

アルゼンチン:メンドーサ州
アルコール度:13%
ブドウ品種:トロンテス、セミヨン、シュナン・ブラン

町田の藏家さんで、698円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがさした、少しベージュっぽい、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:色づきが弱い、やや大人しい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ライチ、パッションフルーツ、白い花、オレンジ、シロップ、モモ
香りの印象:アロマティック、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やか、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、厚みのある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く、下にワックスのような感触が残る

【フレーヴァー】
南国系の果実

【評価】
アロマティックで華やかさがあり、心地良い果実感と甘みを持っているが、後味にワックスのような嫌な感触が残る

【供出温度】
7度以下、8-10度 香りが強く、アルコール度も強いので、冷やしてサッパリと飲めるが、温度高めだとまた変わってくるかも

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、淡く、ベージュっぽい色調で、やや地味な印象です。

香りは、アロマティックで、ライチや南国系の果実や、シロップのような甘い感じ、花やハーブのような印象もあり、華やかですね。

味わいは、やや強めながら豊かな果実感とほんのり甘みのあるアタックで、しっかりした酸味がありますが、途中から舌の周りをワックスのような嫌な感触がまとわりついて、えぐ味を残してフィニッシュ。

途中までとてもいい感じなのに、フィニッシュが悪いですね。
このワイン、飲んでいいのかな?って思うくらい。

今日の晩御飯は、子供におかずを全部食べられて、スーパーで買ってきた冷凍食品の、海老のトマトクリームパスタ。
生パスタの食感がなかなかいいです。

ぴったりフィット、って感じではないけど、単調な冷凍食品の味にアクセントを加えてくれる合い方をします。
苦味と後味のえぐ味が気になりますが、食事があった方が飲みやすいみたい。

おつまみで、テングのビーフジャーキーにあわせてみても、香りが強いので意外と負けません。

食事が終わってワインだけになると、やはりちょっと後味が気になります。

全体的にバランスがあまり良くないですね。
コストパフォーマンスはイマイチじゃないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ラバケ・クラシコ ブラン※スクリューキャップ採用

※サイトより引用
アルゼンチン、メンドーサ産の豊潤な果実の旨味が詰まった高品質ワイン!
シックで高級感溢れるラベルに、開けやすいスクリューキャップ、そしてワインも抜群の美味しさ、しかもお手頃なんです♪
ラヴァケ・クラシコが作られるメンドーサはアルゼンチン有数の銘醸地で、アンデス山脈を挟んでチリの首都サンティエゴの反対側に位置します。
そのメンドーサにはワイン生産に適した地区が5箇所あり、ラヴァケ・クラシコはそのうちの1つ南部にあるサン・ラファエル地区で造られています。
砂質が特徴で、乾燥した厳しい地ですが、素晴らしい葡萄が収穫されており、その葡萄を使ってワインが造られています。
■世界的な醸造家『ヒュー・ライマン』氏プロデュース!
インポーターさんのお達しで、蔵元の名は明かせないのですが、チリの超有名なワインメーカーで、製造に携わるのは、現在世界で名を轟かせる醸造家“ヒュー・ライマン”氏。フランスだけでなくアルゼンチン、チリなどの南米や、最近ではイタリアでもその手腕を振るっている凄腕です。
世界各国で、素晴らしいお買い得ワインを発掘、プロデュースしている同氏ですが、今回初入荷となる“ラヴァケ・クラシコ”も、そんなヒュー・ライマン氏のイズムがしっかり引き出されたワインとなっています。
輝きのある明るいゴールドの色合い。
シトラスや青リンゴの香りに白桃の香りが素晴らしく華やかで、飲むと、爽やかな酸が見事な辛口の味わい。
果実のボリュームも程良く、余韻まで爽やかなニュアンスが残ります。

2014/06/15

シャルドネ ボーヴィニャック 2012

シャルドネ ボーヴィニャック 2012
シャルドネ ボーヴィニャック 2012
CHARDONNAY BEAUVIGNAC 2012

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ100%

フェリシティーの通販で、5本セット5,054円、1本あたり1,011円で購入。
参考価格は1490円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:少しオレンジがかった、黄金色に近いイエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:色づきが良い、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:南国系の果実、青りんご、ヴァニラ、バタークリーム、はちみつ、グリーン系のハーブ
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、強め
苦味:コク(深み)を与える
バランス:厚みのある、力強い、やや酸化が進んでいる
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸化をイメージさせるリンゴのような果実感

【評価】
強さと厚みがあるが、やや酸化が進んでいて、後味が良くない

【供出温度】
11-14度 ボディが強いので温度高めの方が深みが出そうだが、酸化してる印象があるのでそこがこれからどう変化するかで変わる

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、少しオレンジかがった色調で、ギラギラした輝きがあり、黄金色に近い印象です。

香りは、南国系の果実香が先にきて、そのあとに酸化をイメージさせるリンゴ、ヴァニラやバタークリームの木樽熟成のイメージ、爽やかなハーブが重なります。

味わいは、強めのアタックながら、ちょっと酸化してる感じで、ふっくらしたボリューム感と、強めのアルコールがしっかり支えて、ややえぐ味と酸化した印象でフィニッシュ。

2年前のワインなのに、随分酸化した印象ですね。
ベースはしっかりしたワインの印象だけにちょっと残念です。

飲み進むと変わってくるかも。
酸化した印象って、それが深みに変化する場合がありますからね。

今日の晩御飯は、揚餃子と、韓国風の鶏肉炒め。
合わせると、どちらも、イマイチフィットしませんでした。

酸化の印象もあって、より香りが強く感じるので、しっかりハーブの効いたような料理じゃないと難しいかも。
魚の香草焼き、チキンステーキ、カルボナーラ、とかでしょうか。

カミさんに感想を聞くと、イマイチ美味しくない、という評価。
やはり酸化してる感じがダメみたいですね。

食事が終わってワインだけになっても、酸化してる感じが気になります。
良い方向には変化しなかったみたいですね。

ちょっと残念でしたね。
ちゃんとしたコンディションの時に飲めば違うのでしょうが。

通販のワインセットで買うと、酸化してるワインが混ざってる率が高いですよね。
配達途中で急に酸化するとは思えないので、やはりちょっとワケありの品を混ぜているような気がしてならないのですが。。。

■楽天ショップへのリンク

ボーヴィニャック・シャルドネ [2013] Beauvinac Chardonnay

※サイトより引用
グレープフルーツやパインのようなフルーティ感、ミネラルを感じる華やかさ。完熟した果実味と酸味が口の中に広がります。
料理:白身魚(ムニエル)、海老・カニ料理、帆立貝のクリームソース

2014/06/14

スパイス・トレイル ピノ・ノワール ロゼ 2012

スパイス・トレイル ピノ・ノワール ロゼ 2012
スパイス・トレイル ピノ・ノワール ロゼ 2012
SPICE TRAIL PINOT NOIR ROSE 2012

ハンガリー:マトラ地域
アルコール度:12%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1190円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:鮮やかで赤味の強い、濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある、色づきが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:赤い果実、キャンディ、イチゴ、爽やかなハーブ、シロップ
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やか、シャープ
タンニン分:柔らかく、控えめだが、しっかり効いている
バランス:溌剌とした、スリムだが芯が強い
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感とスパイシーさが残る

【評価】
スッキリと爽やかで飲みやすいが、アルコールが強めで、やや辛い印象がある

【供出温度】
7度以下、8-10度 夏場は冷やしても美味しいと思う、しっかりしているので温度高めでも意外といけるかも

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、鮮やかな赤味の強い色調で、美しい輝きがあります。

香りは、果実香とキャンディのような甘い印象が中心で、かすかにハーブやフローラルの要素があります。

味わいは、爽やかでフレッシュな果実感のある口当たりから、酸味がしっかりと支えて、優しく軽いタンニンが味を引き締めてくれますが、アルコールがやや強く出てきて、えぐ味を残した、やや辛い印象のフィニッシュ。

トカイワインで有名なハンガリーワインですが、飲むのは初めてかも。
とても良く管理されていて、隙がない感じは、ドイツのピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)のようなイメージですね。

1000円ちょっとでピノ・ノワールのロゼというのは、コストパフォーマンスが高いと思います。

このワイン、ハンガリーなのに何故かアジア料理に合うように開発された商品ということです。
http://www.spicetrailwines.co.uk/

今日の晩御飯は、自家製の餃子。
中華とロゼは相性が良いのと、さらにこのワインはアジア料理向けということなので、期待大です。

合わせてみると、タレをつけた餃子を、やさしく包み込むような合い方をします。
ビールのガツンとぶつかり合うような合い方とはまた違って、これはこれでいいですね。

でも、もうちょっとスパイスの効いた料理の方が合いそう。
バターチキンカレーとか、麻婆豆腐とか、

食事が終わってビーフジャーキーに合わせると、負けて跡形もなくなりました。

悪くないけど、ちょっとスッキリしすぎてて、深みがないのかな?
ずっと印象が変わらず、ちょっと飲み飽きてくるタイプかも。

コストパフォーマンスは十分だと思いますが、個人的にはリピートしたい感じではないかも。

2014/06/13

シエンブラ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴ 2013

シエンブラ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴ 2013
シエンブラ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴ 2013
SIEMBRA CABERNET SAUVIGNON RESERVA 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体

ローソン100で、514円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチの、やや濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良いが透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ケミカル、なめし革、エーテル、赤い果実、茎のようなグリーン香、赤身の肉
香りの印象:ケミカル、やや刺激的

【味わい】
アタック:軽めだがやや荒い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ややドライ
酸味:フレッシュ、シャープ
タンニン分:サラサラした、やや軽め
バランス:軽めだが、ややトゲのある強さがある
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ミディアムボディだが、ドライで荒っぽい強さがある

【供出温度】
8-10度、11-14度 温度高めだとダレた印象だが、冷やしすぎると荒っぽくなりそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調でフチは鮮やかな紫色、濃い色調ながら透明感があり、底光りするような輝きもあります。

香りは、ケミカルさが最初強く、動物的ななめし革や赤身の肉、赤い果実のイメージ、やや生っぽいグリーン香から、時間が経つと焦げたカラメルの印象が出てきました。

味わいは、ミディアムでドライな口当たりから、ややトゲトゲした酸味で、アルコール強めながらボリューム感はなく、ややえぐ味が残るジューシーなフィニッシュ。

やや荒っぽい感じが気になるものの、価格のわりには悪くありません。

荒っぽいまとまりも、逆にいえばワインっぽさにつながっていて、ジュースのようなマイルドでカドが取れ過ぎたワインよりは好感が持てますね。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当のロコモコ丼。
ハンバーグが肉々しくないので、ややワインが勝ち気味。

ワインが荒々しいので、もうちょっと肉の味が強いものが良さそうです。

とはいえ、ワインがある方が美味しいですね。
微妙にずれはあるものの、肉料理をしっかりサポートしてくれる感じがあります。

食事が終わって、柿ピーわさび味に合わせると、合わないんだけど、でもなんか合わせちゃう。
ピーナッツはイマイチだけど、なぜか、わさび味の柿の種に意外と合うかも。

ワインだけになっても、温度低めだと美味しく飲めます。
サービス精神はあまりないけど、媚びない感じで、フランクに気兼ねなく付き合えるタイプみたい。

このワインはいいですね。
ワンコインでは十分だと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2014/06/11

ルイス・フェリペ・エドワーズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012 (2回目)

ルイス・フェリペ・エドワーズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
ルイス・フェリペ・エドワーズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
LUIS FELIPE EDWARDS CABERNET SAUVIGNON 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

グルメシティで、543円で購入。

【外観】
清澄度:濃くてわからない
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチの深い透明感のある黒の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:硫黄、ケミカル、閉じた印象
香りの印象:完全に閉じている印象

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、やわらか
タンニン分:細かい、強め
バランス:まろやか、強さがある
アルコール度:強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
アルコールの印象が強く残り、ドライでスパイシー

【評価】
濃縮感のある強い味わい、ドライで硬質

【供出温度】
15-18度 アルコール度が強くドライなので温度高めの方がまろやかになりそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
完全に閉じているので、デカンタージュした方が美味しいかもしれない

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをしたほぼ黒に近い色調で、とても濃いけど深い透明感があり、底光りするような輝きがあります。

香りは、完全に閉じている印象で、硫黄の印象とケミカルだけで、他には何もありません。
もう少し時間が経たないとダメみたい。

味わいは、強めのアタックで、フルーツ感はあるもののドライで強め、アルコール度もしっかり強く、後味も辛めです。
これも時間が経つと変わってくるかも。

第一印象は、ちょっとアルコール浮き気味で、バランスは悪いけど、ワンコインとは思えないしっかりした感じ。

今日の晩御飯は、赤ワインが効いたソースの自家製ハンバーグ。
合い挽きで豚肉多めみたいですが、ワインとしっかり合います。

やっぱりソースがつなぎになりますね。
肉汁とタンニンが、とてもいい感じにフォローしあいます。

このワイン、しっかり強めながら、食事には合わせやすそうな柔軟性を持ってるみたいです。

最初に感じたアルコールの浮いた感じもだんだん気にならなくなってきました。
ソフトで穏やか、マイルドな印象です。
でもやっぱりしっかりアルコール度は強めなので、平日に飲み過ぎるのは要注意。

温度はかなり高めでもダレないですね。
というか、温度高い方がまろやかになるかも。

逆に、キンキンに冷やして飲むとこのワインの良さが分からないかもしれません。

夏場にボトルを触って、ちょっとひんやり、くらいの温度がいいですね。
地下収納に入れておいたくらい。

おつまみでピスタチオに合わせると、苦味がケンカして、アルコール感がぐっと出てくるけど、そんなに悪くない。

香りもグラスに入れて時間たが経つと、濃厚な果実感やグリーン系のハーブの印象が出てきます。
ワンコインの中では相当しっかりしてる方ですね。

イカン、平日に飲み過ぎました!

ワンコインの中では充実感のある、コストパフォーマンスの高いワインだと思います。

■関連情報(ルイス・フェリペ・エドワーズのワイン)


■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

2014/06/10

ラデラ・ヴェルデ レッド NV

ラデラ・ヴェルデ レッド NV
ラデラ・ヴェルデ レッド NV
LADERA VERDE RED NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明

ポプラで、税込398円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若々しい紫がかった色調の、明るさのあるルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:キャンディ、イチゴ、なめし革、血液、鉄さび、カラメル
香りの印象:第1アロマが強め、やや人工的

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープ、やや荒い
タンニン分:軽め、やや収斂性がある
バランス:痩せた
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
ライトなフルーティさ

【評価】
ライトでドライ、ちょっと荒い飲みくちで痩せた印象

【供出温度】
8-10度
ワインが軽くて荒い印象なので、冷やして欠点を隠した方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい鮮やかさのある色調の、透明感のあるルビー色で、輝きは弱めですが透明感があり、キレイな印象。

香りは、最初鉄さびや血液のような印象で、そのあとに甘い果実香とキャンディ、時間とともにカラメルっぽさが強くなってきます。

味わいは、かなり軽めのアタックで、ちょっと荒い印象の酸、まったく膨らまないドライで痩せたボディで、ちょっとえぐ味と収斂性のあるフィニッシュです。

まあ価格なりって感じで、軽くて口当たりもイマイチかな。
でも、いわゆる国産ワインよりは、まだワインらしさがありますね。
平日に気軽に飲むにはいいのかもしれません。

ペットボトルで扱い易く、注いだときのワインのキレも良いのでボトルが汚れないし、冷蔵庫にも入れやすいですね。

今日の晩御飯は、コンビニのバターチキンカレー。
このワイン、軽いので、ちょうど良く合います。

でもワインが水のように進む組み合わせなので、要注意。

食事に合わせると、このワインが実は素直なことに気が付きます。
飲みくちはやや荒いものの、クリーンな印象がありますね。

フレッシュでクリーンで、とても素直な印象で、伸びやかな飲みくち。
食事と合わせると、とたんにイキイキしてきた感じ。

しかもワインの進み方が半端ないですね。
どんどん飲んじゃいます。

脂っこいコンビニのカレーには、このワインがあった方が全然美味しく食べることができます。
おつまみのピスタチオにもよく合いました。

食事が終わってワインだけだと、ちょっと物足りないので、何か食べ物が欲しくなりますね。

気になる点はあるものの、398円という価格を考えると悪くないと思います。

■楽天ショップへのリンク

ラデラ・ヴェルデ ホワイト 720mlPET (45691)(ワイン) 【02P12Jul14】 【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし】

※サイトより引用
チリの完熟した果実の味わいを気軽に楽しめるワイン「ラデラ・ヴェルデ」。カリフォルニアワインのフランジア同様、チリからバルクで輸入したワインを、メルシャンの藤沢工場で酸素透過率の低いワイン用PETボトルにボトリングしたワインです。コストパフォーマンスが高いのはもちろんですが、スクリューキャップとの組み合わせで、軽量でどこででも開けることができるのも魅力です。
ベリー系の果実やスパイスの中にバニラやトーストのニュアンスも感じる豊かな香りが特長です。タンニンは穏やかで、いきいきとした味わいが口中で持続します

2014/06/08

メスタ テンプラニーリョ ボデガス・フォンタナ 2012

メスタ テンプラニーリョ ボデガス・フォンタナ 2012
メスタ テンプラニーリョ ボデガス・フォンタナ 2012
Mesta Tempranillo BODEGAS FONTANA 2012

スペイン:内陸部地方:DOウクレス
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

DSKワインの通販で、6本セット4,743円、1本あたり791円で購入。
参考価格は、1,134円。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:若々しい、マゼンタに近い紫色のフチでほぼ黒に近い、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強い
外観の印象:若々しい、色づきが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブルーベリージャム、シナモン、グリーン系のスパイス、メントール、タバコ
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような、アルコールの印象が強い
アルコール度:強い
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
優しく軽やかな飲みくちながら、アルコールが強く後味はとても辛い

【供出温度】
15-18度 アルコールがしっかりしているので温度高めの方がワインが活きそう 

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、マゼンタやピンクに近い鮮やかなフチの色でほぼ黒に近く、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、濃縮感のある果実香で、カシスやブルーベリージャム、揮発性のあるユーカリオイルやメントール、シナモンのようなスパイス香、時間が経つとやや生っぽいグリーン香に変わってきました。

味わいは、柔らかくソフトなアタックから、スムーズで流れるような心地良い酸味とタンニン、ややふっくらとボリューム感があるかと思ったら、アルコールがグッと主張して、最後はカラカラに乾くような辛いフィニッシュ。

ものすごく二面性のあるワインで、最初のアタックの優しく流れるようなスムーズさと、凶暴なアルコールの強さが、二重人格のような印象ですね。
ただ、グラスに入れて時間がたつとアルコールがだんだん馴染んできて、全体的に飲みやすくなってきました。
もう少し様子を見てみよう。

温度低めだとまろやかさが無くなって、後味の辛さが際立つので、ちょっと温度高めの方が良さそうだけど、きゅっと締めてくれる酸味がやや弱いので、冷やしたくなりますね。

時間が経つと、後味の辛さがあまり気にならなくなってきました。
スパイシーでピリピリするような味わいがこのワインの個性で、後味の辛さも個性の一つって感じに思えますね。

今日の晩御飯は、韓国の蒋(ジャン)で味付けした牛肉の炒めもの。
しっかり辛くて、甘い味付けです。

このワイン、ほんのり甘い感じがジャンの甘みとフィットして、辛さもうまく包み込んで馴染みます。
エスニックな料理に、よく合いそうです。

タイやベトナム料理とかでも甘辛いものがありますが、このワイン結構いけそうですね。
辛さをワインがうまくフォローしてくれる感じ。

おつまみで、ポリッピーの胡椒味に合わせると、これは微妙に合わない。
ワインの辛さがこしょうの辛さとぶつかって、さらに辛くなるような感じですね。

食事が終わってワインだけになっても大丈夫。
最初に感じた辛さもおとなしくなってきて、あまり気にならなくなってきました。

ワインだけでも美味しく飲めて、ひとクセある感じが面白いですね。
なかなか魅力的なワインだと思います。

カミさんの評価も上々でした。

■楽天ショップへのリンク

メスタ・テンプラニーリョ[2010]ボデガス・フォンタナ【赤】

※サイトより引用
ボデガス・フォンタナ社は、30年以上の経験と歴史を持つ家族経営のボデガです。経営にあたるカンタレーロ・モラレス・ファミリーは、安定した高い品質のワインを生産することに尽力しています。500ヘクタールにも及ぶ自社のブドウ畑が最高の品質のワインを追及するボデガの基盤を支えています。消費者とワイン愛好者に新たなワインのコンセプトを提供し、ワインの世界を代表するような堅実な経営基盤を持つ新しいボデガです。
現在の醸造責任者であるロドリゴ・エスピノーサ(Rodrigo Espinosa)氏はロバート・モンダヴィ社でのインターンシップ経験を経て、2003年スペインに移住し、現在のボデガス・フォンタナにおいてワイン造りを始めました。過去数年でより良い畑を選別し、リーズナブルで安定した品質のワインを次々と生み出しています。
このメスタはフルーティーで飲み易く、冷やしても美味しい赤ワインです。ベリー系フルーツの様なフルーティーなニュアンスときめ細かいタンニン、スッキリとした余韻を持っています。

2014/06/07

コノスル ピノ・ノワール ヴァラエタル 2012

コノスル ピノ・ノワール ヴァラエタル 2012
コノスル ピノ・ノワール ヴァラエタル 2012
Cono Sur Bicicleta Pinot Noir 2012

チリ:セントラル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール 100%

バッコスの通販で、6本セット5600円、1本あたり933円で購入。
参考価格は、756円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若さがあるが、少し落ち着いた印象のルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若い、透明感がある、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:べっこう飴、燻製肉、なめし革、ドライハーブ、血液、赤い果実、まだ若干閉じた印象
香りの印象:やや閉じている

【味わい】
アタック:ソフト
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:やわらか、はっきりした
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっとケミカルで、ゴムっぽい後味が残る

【評価】
ソフトでやさしいアタック、マイルドな味わい

【供出温度】
11-14度 ワインが大人しいまとまりなので、ちょっと冷やした方が美味しく飲めそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さはあるがやや落ち着いた色調で、深い透明感と輝きがあり、美しい外観です。

香りは、ケミカルななめし革や燻製肉、血液、カラメルやべっこう飴のような甘い焦げ臭、ドライハーブやドライフラワー、の印象があり、時間とともに香りが強くなってきました。
ちょっとケミカルな印象が気になりますが、これはまだ閉じているからかもしれません。

味わいは、カドのとれたマイルドな口当たりで、ほんのり残糖の甘さと、チャーミングな果実感が優しく広がりますが、後味にはえぐ味とケミカルな印象を残してフィニッシュ。

いかにもニューワールド的なピノ・ノワールって感じですね。
マイルドで万人受けするまとまりですが、エッジがたってなくて、ピノ・ノワールの繊細さが失われてるイメージです。

しかも後味の、ちょっとゴムっぽい味わいが気になります。

とはいえ、飲みやすいので、どんどんグラスに手が伸びますね。

今日の晩御飯は、自家製の鶏のトマト煮込み。
ちょっとサラッとしたタイプで、味がタンパクなので、ワインが勝ち気味ですが、悪くありません。

でもちょっとジュースっぽくなるかな。

カミさんに感想を聞いたら、ピノ・ノワールっぽくないけど、まずくない、という評価。

次の日に飲んでもやっぱり後味のゴムっぽい感じがありました。
う~ん、全体的には悪くないのですが、後味がすべて台無しにしてる感があって、これはちょっとイマイチかも。

■関連情報(コノスルのワイン)



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【送料無料】【お買い得】世界のデイリーワイン 6本セット(赤ワインセット) re-6set-sf【ワインセット】【smtb-KD】【YDKG-f】【bwsdr】【楽ギフ_包装】

※サイトより引用
2011年が ワイン・スペクテーター 85点獲得!!
鮮烈なチェリー、プラム、苺の香りに、なめし皮や煙草のニュアンスが複雑性を与える。
中庸な酸味とタンニンのバランスが良く、複雑で豊かな味わいのワイン。
僅かにスパイシーな後味が楽しめる。
【合う料理】 しゃぶしゃぶ、和風ハンバーグ、鰻の蒲焼など。

ヴィニウス シャルドネ 2010

ヴィニウス シャルドネ 2010
ヴィニウス シャルドネ 2010
VINUS CHARDONNAY 2010

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ100%

バッコスの通販で、4本セット3600円、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1069円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:少し酸化熟成が進んでいる、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:南国系の果実、カリン、ヴァニラ、シードル、木樽の印象
香りの印象:酸化熟成を感じさせる、木樽のニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや控えめ
酸味:シャープ、酸化の印象
苦味:コク(深み)を与える
バランス:厚みと強さがある、溌剌とした
アルコール:強め
余韻:少し長めに続く

【フレーヴァー】
酸化したシードルの印象があるが、個性の範囲で悪くない

【評価】
濃縮感と強さがあり、やや酸化熟成が進んでいる

【供出温度】
8-10度、11-14度 強さがあるので温度高めでも大丈夫そうだが、酸化熟成の影響がどうでるか分からない

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジかがった、酸化熟成を感じさせる、濃い目のイエロー。

香りは、酸化熟成をイメージさせるリンゴやシードル、南国系の果実、木樽の印象やヴァニラ、ちょっとボルドーブランの印象があって、時間が経つとバタークリームのようなこってりした印象が出てきます。

味わいは、やや酸化が進んでいるものの、悪くありません。
爽やかさのあるしっかりした力強いアタックから、酸化熟成した酸味が強めに出て、あまり膨らまずに辛い印象でフィニッシュ、余韻が少し長めに続きます。

しっかり作られたブルゴーニュって感じもありますが、やや酸化熟成が進みすぎているのが残念かも。
もうちょっと若いと美味しいでしょうね。

今日の晩御飯は、鶏のトマト煮込み。
自家製で、サラっとしたタイプです。

バタールと、ガーリックトーストにつけて合わせると、そこそこ合います。
もともと濃縮感があって厚めの味わいなのと、熟成による深みがあるので、肉料理にも合わせやすいですね。

カミさんに感想を聞いたら、「不味い・・」というそっけない感想。あれれ。
酸化しているワインが嫌いなので、ダメなタイプでしょうね。

でも飲んだ瞬間に不味い、と思う人も多いだろうな~って感じです。

さすがに4年まえのこの価格の白ワインはダメかも。

もうちょっとコンディションの良いワインだと美味しそうです。

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※サイトより引用
『飲む者を魅了するジャン・クロード・マス ワールド』
”ヴィニウス”とはジャン・クロード・マスの自然の摂理に基づいたワイン造りとそれを可能にする自然環境への強い思いを象徴する空想の鳥の名前で、ラベルのメインモチーフとなっています。
南フランス ラングドック地方の、リムー、カルカッソンヌ、ベゼナの葡萄で造られ、オーク樽熟成が基本のヴィニウスは、一部のアイテムを除いて、日本の消費者の嗜好を分析し、その結果に基づいて生産を委託しているスマイルのオリジナルワインです。
2010年より”オーガニック”を発売。ジャン・クロード・マスは、エロー・ヴァレーと地中海に挟まれた”レ・タンヌ”の丘陵地に40haの有機栽培畑(エコセール認定)を所有し、カベルネソーヴィニヨンやシャルドネ、カリニャン、グルナッシュなどの葡萄を栽培。また、50haの有機栽培畑(エコセール認定)とも契約をしており、そこではカベルネ、メルロー、シャルドネが植えられています。
60%をフレンチオーク樽で熟成。樽熟成によるヴァニラやトースト香と、パイナップル、ヘーゼルナッツ、ハチミツなどの香り。ミネラル分が豊富で、柔かく良質の酸が特長。芳醇な味わい。

2014/06/04

カマレロ シャルドネ 2013

カマレロ シャルドネ 2013
カマレロ シャルドネ 2013
CAMARERO CHARDONNAY 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、550円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色づきは弱め

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、柑橘系、南国系果実、白い花、モモのような白い実の果実
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:ふくよかな、ちょっと荒い印象もある
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
南国系の果実感にちょっとアルコールの印象

【評価】
フレッシュで厚みのある果実感だが、ややアルコールが浮き気味で後味が荒い印象

【供出温度】
8-10度 冷えていた方がスッキリ飲めそうだけど、温度高めでも問題なさそうなボリューム感がある

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかった若々しい色調で、輝きはそれほど強くありません。

香りは、最初ミネラル感があって、フレッシュな柑橘系や、熟した南国系の果実感、フローラル、グリーン系のハーブもあるが、さらに時間が経つと、硫黄の印象が出てきてケミカルな印象になってきました。

味わいは、柔らかくボリューム感のあるフルーティなアタックで、そのあとに優しい酸味が広がって、最初は心地よいが、そのあとにアルコールの印象が辛めに出てきて、ちょっと荒い印象でフィニッシュ。

最初の香りとか、一口目の優しい感じはとてもいいのだけど、香りはケミカルな印象になって、味わいはちょっと荒いアルコール感が出てきて、後半印象が悪くなりますね。
なんだかちょっと体に悪そうなイメージ?

今日の晩御飯は、じゃがいもと鶏の炒めもの。
塩味ベースのあっさり味です。

じゃがいもはよく合いますね。
鶏肉はワインの辛さが出て、イマイチフィットしません。
料理の味が地味なので、ワインが浮いてる感じでしょうか。

それにしても、このワイン、やっぱりアルコールが強いんですよね。

食事が終わって、おつまみの、薄皮付きのピーナッツに合わせると、ナッツの油脂分にワインがうまく馴染んでいい感じになりました。
ダブルの水割りと合わせてる、みたい。

いろいろ気になる点はあるものの、なんだかんだで、結構飲んでますね。
結果的に、結構美味しいみたい。

コストパフォーマンスは高いかもしれません。
酔っ払ってきたので良くわからなくなってきましたが。。

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カマレロ シャルドネ チリ 白ワイン 750ml

※サイトより引用
輝くようなゴールドイエロー。トロピカルフルーツのフレッシュな味わいがあり、みずみずしいソフトな口当たりでリッチな味わいが心地よく飲み飽きない味わい。
ワイナリー / ボデガス ヴィニェドス デ アギーレ
ワイン畑はサンチアゴの南方約285km。マウレヴァレーの中心に位置しています。
耕地はおよそ330ヘクタール。地中海性気候で、昼夜の寒暖の差が激しく、冬季は雨が多く、夏季は乾燥している様な風土です。砂質ロームと砂層で構成された火山灰土壌が特徴です。

2014/06/01

ブラジリアン・ソウル メルロー 2013

ブラジリアン・ソウル メルロー 2013
ブラジリアン・ソウル メルロー 2013
BRAZILIAN SOUL MERLOT 2013

ブラジル:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

町田の蔵家さんで、税込1080円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチの黒っぽい、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:黒い果実、腐臭に近い悪臭系の印象が少し、赤味の肉、香水っぽいフローラル、ミントのようなハーブ香
香りの印象:少し悪臭系の印象があったが、品質が悪いイメージではない

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:やや控えめながらシャープな印象
タンニン分:軽め、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな赤い果実と、スパイス香

【評価】
ライトでフレッシュ、ドライでシンプルな味わい

【供出温度】
8-10度、11-14度
ワインが軽いので、冷やしてカジュアルに飲んだほうが美味しそう
※最終的に香りが良くなってきたので、温度高めの方がおすすめ

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした、黒に近い濃い色調ながら、底光りするような深い透明感を持っています。

香りは、最初腐臭系の印象がありましたが、時間とともに華やかな印象に変わってきました。
カシスのような果実香に、スミレのようなフローラル、カラメルのような焦げた印象もあって、この価格帯とは思えない複雑性があります。

味わいは、ライトでドライでシンプル。
スーッと入ってきて、酸味もタンニンも控えめな心地よい口当たりで、そのまま流れるようにスムーズなフィニッシュ。
全体的に弱めの印象ですが、バランス感は良いのではないでしょうか。

センスの良いまとまりというか、大人なニューワールドワインって感じ?
ブラインドで飲んだら、モダンなボルドーと間違えそうな気もしますね。

美味しいのでワインだけでどんどん飲めちゃいます。
香りも時間とともに良くなってきました。
ひんやりしたクールな口当たりもとても良い。
これはかなり当たりワインですね~。
ワールドカップの日本戦を観ながら飲むんだったらこれかな。

キンキンに冷やしてもそれなりに美味しく飲めますが、ちょっと温度高めじゃないと香りが立たなくてもったいないですね。

今日の晩御飯は、鶏の味噌マヨネーズ炒め。
このワイン、わりと本格的なまとまりなので、ジャンキーな食事にはイマイチ合いません。

食事が終わってデザートで、相模原菓子工房 ら・ふらんすのチーズケーキに合わせてみたら、これが結構合いました。
ブルーベリーのソースが入ってて、チーズの味がしっかりしているので、ワインに合わせやすい味わいですね。

チャーミングさと、しっかり本格的な味わいが共存してて、なかなか魅力的な味わいです。

でも、カミさんに感想を聞いたら、「う~ん・・ちょっと甘いかな。」とイマイチな反応。。

個性的なまとまりなので、人によって評価は違うと思いますが、ワールドカップイヤーに飲んでみて損はないワインじゃないでしょうか。

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【ギフト包装 のし可】[ブラジル] ブラジリアン ソウル メルロー 750ml 1本02P01Jun14

※サイトより引用
ブラジル国内ワイン市場でシェア30%以上を誇るブラジル最大手ワイナリー。
年間ワイン生産量、累計コンクール受賞数、年間ワイナリー訪問者数はいずれも国内NO.1。(2013年9月現在)
設立は1931年。ワイナリーはブラジル最南端のリオ・グランデ・ド・スール州にあり、冷涼な気候がぶどうに好適な環境といえます。(南米の銘醸国チリ・アルゼンチンとほぼ同じ緯度。)
イタリアからの移民である16のぶどう栽培農家が、一緒にワインを醸造しようと事業を起こしたのがはじまりで、ワイナリー周辺のイタリアンレストランにはオーロラのワインが多く扱われており、現地の人々に親しまれています。
世界最大のワイン輸入国であるイギリスがいち早く目を付け、ブラジル産ワインの注目は急速に高まっています。ブラジルのワイン産地を長く視察してきたイギリス人のワインジャーナリスト、スティーブン・スプリエー氏によると、ブラジルのワインは飛躍的な進歩を遂げてきたといいます。「チリやアルゼンチンよりもブラジル南部の方がヨーロッパ諸国の気候に似ているため、ワインの特質にも共通点が多い」と分析。ヨーロッパ系品種を使った高級ワイン造りへと転換の途を日々歩んでいます。

■関連リンク

・リディオ・カラロ フェイス ブランコ 2012 FIFA World Cup 2014公式ワイン

・リディオ・カラロ フェイス ティント 2012 FIFA World Cup 2014公式ワイン

・ブラジリアン・ソウル シャルドネ 2013

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