2014/01/03

ドメーヌ・ド・ラ・プレット ブルゴーニュ・ルージュ コルヴェ・オ・プレートル 2008

ドメーヌ・ド・ラ・プレット ブルゴーニュ・ルージュ コルヴェ・オ・プレートル 2008
(1)ピノ・ノワール100%(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ:08)\2480
(2)ピノ・ノワール(仏:ヴァン・ド・フランス:10)\1680
(3)グルナッシュ、カリニャン、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方AOCコート・デュ・ローヌ:00)\1580
(4)ガルナッチャ60%、カリニェナ20%、シラー20%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:12)\1200

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがさした、落ち着いた色調の、やや明るいルビー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しいが落ち着いた色調、明るく透明感がある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:なめし革、赤い果実、やや生臭香、若干腐臭?、鉱物の印象、アルコール香
香りの印象:まだ閉じているのか、固い印象と、やや悪臭系の要素がある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:弱い、サラサラした
バランス:軽い、力のない
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ライトなフルーティ

【評価】
シンプル、ライト、力の弱い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
落ち着いた色調と、明るい外観からは、ピノ・ノワールが候補。

香りは弱く、まだ閉じているのか、固く還元的な印象。
ただ、開いたとしても、あまり良くないと思われる。
この段階で、安い方のピノ・ノワール。

味わいは、ライトなアタックで、シンプル、力も弱い。
ボリューム感もなく、痩せた感じ。

ファイナルアンサーで、ヴァン・ド・フランスのピノ・ノワール
で、ブー

まさかのブルゴーニュ・・

【総評】
ドメーヌ・ド・ラ・プレット ブルゴーニュ・ルージュ コルヴェ・オ・プレートル 2008
Domaine de la Poulette Bourgogne Rouge La Corvee au Pretre 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%

町田の蔵家さんで、2480円で購入。

外観はまだ若さを感じる、落ち着いた色調の、輝きのある美しいルビー色。
見た目はとてもキレイです。

香りは閉じているのか、まったく膨らみがなく、悪臭系の要素を感じますが、5年前のワインなので、もうちょっと開くのを待つようかも。
というか、デキャンタージュした方がいい?
いやいや、それをすると一気に香りが飛んで、目も当てられない事になりそうなので、グラスでじっくり開かせるのが一番ですね。
ちょっと華やかさが出てきましたが、まだまだ固く閉じてます。

味わいは、ライトでシンプル、痩せぎすな感じで、ボリューム感は皆無。
フィニッシュがとてもキレイで、スーッと消えていきますが、余韻が水っぽいのがちょっと気になります。

このワイン、お正月ワインの中でも期待していた1本だったのですが、第一印象はハズレ。
気むずかしいブルゴーニュですが、それにしてもこれは無いだろうって感じの、荒っぽさを感じます。
飲み進むと変わってくるかな?

飲み進んで、時間が経って、ようやく香りが開いてきました。
フローラルな華やかな感じと、醤油とかオリエンタルスパイスのような深みが出てきましたね。

味わいは変わらず超ライトで、水のような後味ですが、グラスに長時間入れてても酸化した感じは出てこないので、きっと良いワインなんだと思います。

なんというか、ライト過ぎて水っぽいのですが、とても良い湧き水みたいなクリーンな印象があります。

いや・・・
飲み終わった後のアフターのフレーバーに嫌な傷んだ果実のような印象が残りますね。
なんでしょうか、この嫌なフィニッシュ。

やっぱり、このワインハズレ?

今日の晩御飯は、チキンカツ。
マスタードと中濃ソースをかけて、合わせると、実によく馴染みました。

ワインが控えめなので、赤ワインでも裏方に回る感じですが、しっかりと下支えしますね。
ワインだけで飲んだ時に感じたマイナス要素も、食事と一緒だと大丈夫。

おつまみで、アーモンドに合わせてみると、渋みが喧嘩するものの、ナッツの油脂分とこのワインの相性は悪くありません。
ミルクチョコレートに合わせると、ワインが完全に消えてしまいました。
ビーフジャーキーは、まったく絡まず、お互いに干渉しません。

残ったワインを、次の日に飲んでみましたが、ちょっと酸っぱくなったくらいで、印象はほとんど変わりませんでした。

嫌いじゃないんですよね、この味。
でもちょっとマニアックな美味しさなのかも。

悪くないワインだとは思うけど、2500円近くするのはちょっと高い?

■楽天ショップへのリンク

ブルゴーニュ・ラ・コルヴェ・オー・プレートル・ルージュ[2008]年・蔵出し・ドメーヌ・ド・ラ・プレット元詰・AOCブルゴーニュ・ピノ・ノワールBourgogne Rouge La Corvee au Pretre [2008] Domaine de la Poulette AOC Bourgogne Pinot Noir

※サイトより引用
ブルゴーニュ辛口赤ワイン愛好家垂涎!入手困難!ヴォーヌ・ロマネ村でとれた別格のピノノワール100%のみを使用した究極AOCブル!そのほとんどがフランスの熱狂的な赤ワイン愛好家とスイスのワイン愛好家に直行!非常に入手困難なワイン!しかも飲み頃!5年熟成バックヴィンテージ!造り手は18世紀から歴史のある、伝統的な造り手として有名なドメーヌであり、1995年から毎年アシェットガイドに掲載!!なんと2012年版の「Dussert-Gerber Guide Vins」でなんと、「1er Grand Vins Classes」に選出!R.V.F誌も 1996年から多数掲載!「ギド・ベタン・エ・ドゥソーヴ」誌注目!ブルゴーニュワイン評論家の大御所でM.Wのセレナ・サトクリフ女史の「ブルゴーニュ」の中でも「全ての伝統的醸造法を守るドメーヌ!フランスにはここの熱烈な愛好家がいる」と大絶賛させた、ドメーヌ・ド・ラ・プレット!による、オーク樽熟成12~13ヶ月!チェリーやハイビスカスの花などの綺麗な香り。しっかりとした酸!果実味とタンニンのすばらしいバランス!まさにヴォーヌ・ロマネともいうべきスパイシーな印象を感じさせる究極ACブルゴーニュが、限定で極少量入荷!

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