2014/01/02

シャトー マラガール 2005

シャトー マラガール 2005
(1)セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:05)\1980
(2)ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%(仏:アルザス地方:AOCアルザス:11)\2690
(3)シャルドネ(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\1528
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ヴァン・ド・フランス:12)\1470

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、琥珀色に近いイエロー
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:成熟した印象、とても濃い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:樹脂、木の蜜、若い木、白い花、ハーブ、カリン、洋なし、ミント、リンゴ
香りの印象:成熟感がある、木樽のニュアンス

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ライト
酸味:シャープな、しなやかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムなまとまりながら、芯の強さがある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
成熟感があり、スパイシー

【評価】
成熟度が高いが、やや下り坂の印象がある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
かなり濃い、琥珀色に近い色調のイエロー。
輝きがあり、ブランデーやウィスキーのような印象。
このなかでは、8年熟成のボルドー。

香りは、木樽の印象が強く、やや酸化をイメージさせるリンゴやシードルの印象もある。
ボルドーブランらしい香り。

味わいは、思ったよりライトなアタックながら、アルコールが強めでしっかりした芯を持っているが、やはりリンゴの印象があって、ちょっと酸化が進んでいるイメージ。

どう考えても、熟成したボルドーブラン。

ファイナルアンサーで、2005年のボルドーブラン
で、ピンポン

やや力が落ちかけてる印象の、8年熟成ボルドーブランです。

【総評】
シャトー マラガール 2005
Chateau Malagar 2005

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン

町田の蔵家さんで、1980円で購入。

外観は、白ワインとしては最も濃いレベルの、琥珀色に近い色調。
かなりの熟成感があり、ギラギラとした輝きもあります。

香りは、木樽の印象と、ちょっと酸化したの印象。
最初は、花のような印象や、ハーブのような香りもありますが、時間とともに木酢液のような感じが出てきて、ちょっと下り坂のイメージ。

味わいは、軽めのアタックから穏やかな酸味が広がりますが、熟成によるコクのようなものは少なく、やや酸化の印象があって、痩せた感じです。
良いワインだと思うけど、さすがに8年の熟成に耐える力は無かったみたい。

飲み進むにつれて、枯れた印象が強くなってきました。
傷んでいる感じとか、極端に酸化した感じはないので、飲めるレベルではあるけど、魂が抜けた感じというか。
ワインを飲んでる感じがしませんね。

今日の晩御飯は、ブリの塩焼き。
このワイン、熟成感が強いので、魚系には合わないみたいです。
おせちの残りにも合わせてみましたが、どれも合いません。

カミさんはまったくダメなタイプで、一口飲んでもういらないって言ってました。

アーモンドに合うかと思って合わせると、魂が抜けた感じが強調されてダメ。

選ぶなら、もう少し若いビンテージですね。

■楽天ショップへのリンク

【6本〜送料無料】シャトー マラガール 2010 シャトー マラガールCHATEAU MALAGAR BLANC 2010 CHATEAU MALAGAR BLANC[フランスワイン]

※サイトより引用
ノーベル賞作家モーリヤックの生家で造られるワイン。作付はSE70%SB30%。トップノーズに樽に由来するヴァニラやクルミなどのアロマを感じ、ゆっくりとグラスを回すとパイナップルや西洋なしのコンポートなど熟した果実が現れます。ボルドーの白ワインとしては稀な粘着度と、味覚的要素が見事に融合した統一感を愉しめます。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事