2013/10/30

甲州勝沼のワイナリーが醸(つく)った食事によく合うワイン 白

甲州勝沼のワイナリーが醸(つく)った食事によく合うワイン
甲州勝沼のワイナリーが醸(つく)った食事によく合うワイン 白

日本:輸入ぶどう果汁使用
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

肉のハナマサで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡め
粘性:強い
外観の印象:若々しい、艶のある

【香り】
豊かさ:やや刺激的
特徴:酵母、硫黄、火薬、柑橘系
香りの印象:硫黄やミネラルの印象が強い

【味わい】
アタック:弱め、甘い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:爽やか、やわらか
苦味:弱め
バランス:甘い、やわらか、まろやか
アルコール:やや弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
ミネラリーというか火薬っぽい

【評価】
残糖を多く残したやや甘口、まろやかな味わいだが、後味があまり良くない

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【総評】
淡めながら、艶っぽさと粘性の強さがあります。
安いわりには、意外としっかりしてる感じ。

香りは、硫黄と酵母と、なんだか不思議な香り・・と思ったら、火薬。
硫黄が原因なのか分かりませんが、時間が経つと火薬っぽい香りは減ってきます。
果実系の香りは少なく、ナッツや、パンのような印象。

飲みくちは、甘め。
かなり残糖を残した、やや甘口、くらいの甘さ。
何というか、、一昔前の、出来の悪かった頃の国産ワインのイメージ??
何というか、いまどきこれ?って感じ?
全体に飲みやすいのですが、妙なフレーバーが後味に残って、舌にワックスのように残るえぐ味がやや気持ち悪いですね。

第一印象は、完全にハズレ。
食事と合わせたり、飲み進むと変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
このワイン、くだくだになります。

ワインらしくないというか、日本酒っぽいというか。
というより、やっぱりジュースっぽい。

甘みを残して、和食には合わせやすいのかもしれませんが、いわゆるワインに合うメニューには合わない?

柿ピーにはよく合いました。

飲む進むと、最初に気になった火薬のような香りは無くなって、飲みやすくなってきたけど、でもこれだったら、メルシャンビストロとかでいいかな、って感じです。

リピートする事はないかな~。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)


2013/10/29

ラウカ・シャルドネ 2012

ラウカ・シャルドネ 2012
ラウカ・シャルドネ 2012
Lauca Chardonnay 2012

チリ:中央渓谷地方:マウレ・ヴァレー地区
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ100%

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、598円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:ちょっと熟成しかけてる、大人しい印象

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:石灰のようなミネラル、柑橘系、やや熟した果実、ちょっと傷んだ果実系の腐臭、グリーン系のハーブ
香りの印象:硫黄の影響、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープで鋭い
苦味:コク(深み)を与える
バランス:力強い、ドライな
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ、スパイシー

【評価】
力強さがあるが、アルコールがやや浮いている

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
ちょっとオレンジっぽい色調が気になります。
輝きはそれほど強くないけど、粘性は強め。

香りは、硫黄の影響と思われるミネラル感が最初にきて、そのあとに熟した果実香、ちょっと傷んだ果実のような腐臭の要素もちょっとある。
複雑性はなくて、シンプルです。

今日の晩御飯は、自家製の中華丼。
からまないけど、わりと料理に寄り添って、悪い気はしない、って感じ?

美人だけど、地味なオジサンにも親切にしてくれる、いい人みたいな・・

ワインだけだと、アルコールの強さがもあって、ドライな印象ですが、食事が入ると、フルーツ感がグッと出てきます。
食事と合わせても心地よい感じで、印象は悪くありません。

スナック系に合わせると、カジュアルな感じがぐっと活きてきますね。
飲み会ワインでしょうか。

メリハリのある味わいなので、みんなでワイワイ飲むときに良さそう。
合わせる食事も気を使わないし、しっかりワインらしいので、ワイン好きな女子にも受けがいいのでは。

最初に感じた腐臭は、グラスに注いだ時にはやっぱりありますが、だんだん気にならなくなります。
ってことは、最初にデカンタージュした方がいい?
まあ、安いワインにそんなことをする人はいないでしょうけど、パーティだったら、余興でやってもいいですね。

グラスに入れて時間が経つと、厚みが出てきていい感じになります。

アルコール度高めで、飲みやすいので、飲み過ぎ注意ですね。
安いと思って平日に開けると、次の日、二日酔いで仕事にならないかも。

■楽天ショップへのリンク

【送料無料】【ケース販売(12本入)】ラウカ ソーヴィニヨン・ブラン

※サイトより引用
「ラウカ」のぶどう畑とワイナリーは、チリ中央部の美しい自然に広がるマウレ・ヴァレーにあります。
アンデス山脈と太平洋の間に位置するこの地は日夜の寒暖の差が大きく、地中海性気候。雨は主に6~8月に降ります。
土壌は沖積層、水はけの良い地は、ぶどうの育成には欠かせない条件です。
このワイナリー”チリアンワインズカンパニー”は4世代100年に渡って、グェラ家によって受け継がれてきました。
665ha(甲子園球場の約500倍)の広大なぶどう畑とワイナリーを所有しています。
グェラ家には長年ぶどう畑とワイン造りを見守る「ラマ」がいます。
南米アンデス地方に多く住み長いまつげとパッチリした目が愛らしい動物です。
ラマはLauca(ラウカと発音)と名づけられ、グェラ家が所有する広大なぶどう畑を駆け巡りワイナリーの象徴となりワインのモチーフとして描かれています。
樽熟成され少しハチミツがかった色合い。ピンクグレープを連想させる果実由来の甘みとほのかなビターさが味わいに奥行きを与えています。アフターには軽いミネラルも感じられるふくよかな辛口白ワイン。

2013/10/27

カンティーナ・ボルツァーノ サンタ・マッダレーナ ピノ・ビアンコ 2011

カンティーナ・ボルツァーノ サンタ・マッダレーナ ピノ・ビアンコ 2011
(1)ピノ・ビアンコ100%(伊:トレンティーノ・アルト・アディジェ州:DOCアルト・アディジェ:11)\1250
(2)コルテーゼ100%(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ:11)\1206
(3)シャルドネ100%(チリ:中央渓谷地方:マウレ・ヴァレー地区:2012)\598

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、淡いイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若い、色づきが弱め、輝きがある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:柑橘系、ミネラル、白い実の果実、ややフリンティ、白い花、爽やかなハーブ
香りの印象:弱い、第1アロマが強め、軽い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やわらか、スムーズ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:ふくよかな、まろやかな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
軽めのまとまりながら、厚みのある果実感があり、ちょっとリッチタイプ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
淡くて、輝きがある外観からは、イタリアの2本で、特にガヴィが候補。

香りは弱め。
厚みのある果実感とかミネラル感、ちょっとスモーキーな印象がシャルドネっぽい。
これはチリのシャルドネ?

味わいは、軽めながら、やや厚みがあって、リッチ感のある味わい。
残糖も多めで、カジュアルなフルーツ感も、ニューワールドっぽい感じ。

ファイナルアンサーで、チリのシャルドネ
で、ブー

なんと、ピノ・ビアンコ

【総評】
カンティーナ・ボルツァーノ サンタ・マッダレーナ ピノ・ビアンコ 2011
Cantina Bolzano St. Maddalena Pinot Bianco 2011

イタリア:トレンティーノ・アルト・アディジェ州:DOCアルト・アディジェ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ピノ・ビアンコ100%

酒本舗はな、の通販で、6本セット6000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1250円。

色づき弱めで淡い外観で、ギラギラした金属質な輝きがあります。

香りは弱めですが、複雑性と、リッチな果実感があって、シャルドネっぽい感じ。
ローカル品種っぽい感じじゃありません。

味わいは、軽めのアタックながら、厚みとボリューム感があります。
フルーツ感もリッチで、ニューワールドっぽい、フレンドリーで飲みやすい感じ。
いわゆる一般的なイタリアの白って感じではありません。
イタリアワインも最近変わってきているのかもしれませんけど。

口当たりの良さと、馴染みやすい果実感で、ワインだけでもどんどん飲めてしまいます。
ちょっとセーブしようって思うくらい。

ちょっと気になるのは、舌に残るワックスみたいな感触。
でも、いつまでも残る感じではないので、特に問題ないかな。

今日の晩御飯は、炊き込みご飯と、おでんと、キャベツのかき揚げ。

このワイン、甘みとフルーツ感で、和食には合わないみたい。

一番合いそうな食事のイメージは、キーマカレー。
酢豚とか、中華系も合うかも。

ピノ・ビアンコって、フランスでいうピノ・ブランですが、あまり飲んだことが無くて品種の個性がイマイチつかめてません。

Wikipediaでは、
・アルザス発祥
・評価は高い
・柑橘系の爽やかな香り
・強い酸味
・適度な苦味
・イタリアではスパーリングに使われることが多い
とのこと。

確かにスパーリング向きかも。

このワイン、万人受けするタイプだと思います。
コストパフォーマンスも高めで、オススメですね。

■楽天ショップへのリンク

カンティーナ・ボルツァーノ・サンタ・マッダレーナ・ピノ・ビアンコ[2012]年・カンティーナ・ボルツァーノ・DOCズュートティロール・アルト・アディジェSt. Magdalena Weissburgunder Pinot Bianco [2012] Cantina Produttori Bolzano DOC Sudtirol Alto Adige

※サイトより引用
イタリア辛口白ワインファン!北イタリアは白ワインの銘醸地アルト・アディジェから、リーズナブルなピノ・ビアンコ(ヴァイス・ブルグンダー)登場!!造り手はアルト・アディジェでも指折りの優良協同生産者組合「カンティーナ・ボルツァーノ」!ヒュー・ジョンソン氏や各ワイン専門誌大注目!ガンベロ・ロッソ誌ではクリュの上級ピノ・ビアンコが「2年連続ガンベロ・ロッシ誌最高評価」!ピノ・ビアンコ100%をステンレスタンクでマロ発酵&6~7ヵ月熟成!レモンやシトラスの柑橘系のアロマ!果実味豊かでとろりとした舌触り&キリッとした酸&ミネラル感の究極辛口白ワインが少量入荷!

2013/10/26

サントネージュ リラ 赤 NV

サントネージュ リラ 赤 NV
サントネージュ リラ 赤 NV 320ml
Ste. Neige Rela Rouge NV 320ml

日本:輸入ぶどう果汁使用
アルコール度:10%
ブドウ品種:不明

セブンイレブンで、298円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:落ち着いたルージュの、明るめのルビー
濃淡:やや淡い
粘性:弱い
外観の印象:透明感がある、落ち着いた色調

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カラメル、ジャム、プルーン、丁子のようなオリエンタルスパイス、グリルした肉
香りの印象:やや人工的、特殊な品種が入っている感じ

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:やわらかい、後味に強めに出る
タンニン分:弱い、軽い
バランス:ライト、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
国産ワインらしい、シンプルで、人工的なまとまり。

【供出温度】
10度以下、11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
落ち着いた色調で、フルーツゼリーくらいの輝き。明るく透明感があって、底がハッキリ見えます。

香りは、カラメルや火の入った果実の印象。
キャンベルアーリーのような、キャンディっぽい、アロマティック品種の印象ですね。
膨らみや複雑性はありません。

味わいはライトで、ほぼジュース、というかワインカクテルって感じ?

今日の晩御飯は、おでん。

合わせてみると、どのネタも合いません。
ジュース飲みながらおでん食べてるみたい。

食事が終わってワインだけでも十分飲めるのだけど、ワインらしくはありません。
香りがジュースっぽくて、食事と合わせにくいんですよね。

でも、この価格と適切な容量が、平日に、ちょっとワイン気分を味わいたい、って時には好さそう。

ペットボトルで扱いやすいし、気軽に楽しめるのがポイントですね。

■楽天ショップへのリンク

【アサヒ】サントネージュワイン サントネージュ リラ 赤 320ml 日本のワイン 02P01Sep13

※サイトより引用
一人でも気軽に飲める、小さくて軽いペットボトルに入ったワイン。やさしい甘みで、口当たりのよい、飲みやすい味わいです。ワインをこれまでは日常的に飲んでいなかったお客様にも、気軽に自由に楽しんでいただけるような、味わいとパッケージにしました。日常の中の、ひとりでのんびりしたい時やリラックスしたい時に、ゆっくりとお楽しみいただけます。爽やかな甘みで軽い口あたりの赤ワイン。
●タイプ:赤・ライトボディ/やや甘口
●生産者:サントネージュ

デビッドストーン・ヴィンヤーズ シャルドネ NV

デビッドストーン・ヴィンヤーズ シャルドネ NV
(1)ピノ・ビアンコ100%(伊:トレンティーノ・アルト・アディジェ州:DOCアルト・アディジェ:11)\1250
(2)コルテーゼ100%(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ:11)\1206
(3)シャルドネ(アメリカ:カリフォルニア州:セントラル・ヴァレー:NV)\680
(4)シャルドネ100%(チリ:中央渓谷地方:マウレ・ヴァレー地区:2012)\598

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡め
粘性:強め
外観の印象:若い、色づきが弱め、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:バタークリーム、ミネラル、酵母、ナッツ、柑橘系、麦わら
香りの印象:木樽のニュアンス、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:穏やか、アタックでは弱いが後味に強く残る
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、コンパクト
アルコール:弱め
余韻:やや長く続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
全体的に軽い仕上がりだが、作りこまれたしっかり感がある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
淡めの外観で、輝きは強め。
ちょっとグレーっぽくて、ギラギラした感じ。

香りは木樽の影響が強く、品種の特徴がつかみづらいが、柑橘系の爽やかなイメージ。
価格は高めの印象。

味わいは、少し残糖を残した、ほんのり甘いタイプ。
ライトで、アルコール度も低く、力も弱い。
柑橘系のさわやか系と、ほんのり甘みと、木樽のしっかりした香りが、ややアンバランス。

ちょっとドイツワインのようなイメージ。
この中では細長ボトルの、ピノ・ビアンコか。

力の無いローカル品種の印象。

力のない品種を木樽でフォローした感じ。

ファイナルアンサーで、ピノ・ビアンコ
で、ブー

おおっと、アメリカのシャルドネでした。

【総評】
デビッドストーン・ヴィンヤーズ シャルドネ NV
DAVID STONE VINEYARDS CHARDONNAY NV

アメリカ:カリフォルニア州:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ100%

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、598円

なるほど、この樽感はアメリカですね。
香りの印象はちょっとシャブリっぽかったのですが、味わいで間違ってしまいました。

ちょっと淡めでギラギラと金属質の輝きがある外観。
粘性も強めです。

香りは樽香が中心で、バターリィでリッチな香り。
そこにミネラルと柑橘系の印象が混ざって、なかなかいい感じですね。
これは久しぶりに良いワイン、って期待感があります。

味わいは軽めで、残糖があってほんのり甘め。
ボリューム感も無く、すーっと流れて、ジュースっぽい味わいでフィニッシュ。

一昔前のニューワールドって感じのまとまりですね。

今日の晩御飯は、おでん。

このワイン、イマイチ合いません。
樽香が強すぎるからでしょうか。

樽香強いのに、ジュースっぽいという、非常に子供っぽいワインですね。
子供にメークしたみたいな感じのまとまり?

ワインだけになっても飲めるますが、個人的にはこのタイプはダメですね。

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【送料無料】【シリーズ12本入】デビッド・ストーン 3種シリーズ(代引手数料・クール代別途)

※サイトより引用
カリフォルニアの中でも最大の生産量を誇るセントラル・ヴァレー産。
太陽の恵みをいっぱいに受けたぶどうから造られています。
低価格ながら安定した品質で、親しみやすい果実味に溢れ、コストパフォーマンス抜群のデイリーワインです。
パイナップルの風味、ふくよかなコク旨
パイナップルやシトラスフルーツの風味がたっぷりと感じられ、口当たりはまろやか。厚みのあるしっかりしたボディに果実由来の甘みもありカリフォルニアらしいシャルドネです。

2013/10/22

アレグレメンテ カベルネ・ソーヴィニヨン NV

アレグレメンテ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
アレグレメンテ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
Alegremente Cabernet Sauvignon NV

チリ産:日本でボトリング
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

セブンイレブンで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:鮮やかな紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:赤い果実、硫黄、なめし革、赤身の肉、ケミカル
香りの印象:硫黄のようなケミカルな印象が強い

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:強い、サラサラした
バランス:固い、強さを感じる
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
シンプル、ドライで固い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
鮮やかな色調で、紫がかったフチの、やや濃い目の色調。
深い透明感があって、底がうっすらと見えるくらいで、粘性は弱めです。

香りは硫黄の印象が強め。
時間が経つと、赤い果実とカラメルの印象が混ざって、キャンディのようなイメージになりますが、香りはイマイチ。

味わいは、シンプルでドライ。
固い感じで、ボリューム感は無く、すーっと流れて、やや余韻が続きます。
酸味、タンニンともに強めで、メリハリの効いた印象があり、悪くありません。
後味はえぐ味がありますが、ジューシーなフィニッシュですね。

地味で、生真面目で、遊びが無く、飲んでもあまり気分が上がるタイプではありません。

今日の晩御飯は、コンビニのミートソース
ミートソースの甘みとワインの辛さに、ややギャップを感じるものの、ドライなので、特に問題なし。

コンビニ食の脂っこさを洗い流すという点では、ちょうどいいですね。

質実剛健というか、無駄をそぎ落とした感じというか、最低限のワインの品質を保ってる感じ。
抑えたフルーツ感が大人な印象で、ワインだけでも十分飲めます。

いろいろなおつまみにもよく合いそう。

ライバルは同価格帯の国産ワインって感じですが、こっちの方がちょっとワインらしいかな。

398円ワインとしてはありだと思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/10/20

レ・オート・ド・ベレール 2011

レ・オート・ド・ベレール 2011
(1)ガルナッチャ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%(スペイン:北部地方:DOカンポ・デ・ボルハ:03)\2000
(2)メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー:2011)\1980
(3)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し紫がかったルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、深い透明感と、輝きがある。

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カシス、ブラックベリー、なめし革、黒胡椒、プルーン、カラメル、グリーン系ハーブ
香りの印象:やや弱め、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:緻密、軽め
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
シンプルでストレート、ドライなまとまり

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
深い透明感があり、輝きがある。
まだ若いので、この中ではボルドー。

香りは控えめで、スパイシーな印象が強め。
フルーツ感は弱く、硫黄の影響のようなミネラル感もある。
カベルネ・ソーヴィニヨンのグリーン香を感じる。

味わいは、ミディアムボディで、ドライで、ソリッド。
固い印象で、ボリューム感は無い。
フルーティさも少なく、伝統産地のイメージ。

3択で、10年前のワインが外れて、オーストラリアのシラーズと、ボルドーという2択。
少なくともオーストラリアのシラーズでは無い。

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ピンポン

シンプルで、素直な印象のボルドーです。

【総評】
レ・オート・ド・ベレール 2011
LES HAUTS DE BEL AIR 2011

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、1980円。

深い透明感があって、底光りした輝きのある外観。
色味は若々しいですが、紫色は控えめで、キレイな色調です。

香りは、あまり強くありません。
果実感は控えめで、スパイスやミネラルの印象が強め、時間が経つとカラメルのような樽の印象が出てきます。
華やかさがなく、地味なタイプですが、悪くはありません。

味わいは、ミディアムボディでシンプル。
軽めで爽やかなアタックから、ふくらまずに、すーっと爽やかに流れて、じわっと旨みを残して、ややエグミをもった後味でフィニッシュ。
乾く感じはなく、フレッシュな印象ですね。

シンプルでドライ、素直で、清潔感のある素直な味わいですが、ちょっと真面目すぎる?

今日の晩御飯はロールキャベツとピラフ。
ロールキャベツはトマトソース付きです。

このワイン、シンプルな味わいなので、ぴったり合うわけではありませんが、特に問題ありません。
トマトソースがつなぎになります。

やや地味な雰囲気、固いイメージがありますが、実直で素直なワインですね。

でも、このワイン、2000円近くする印象はまったくなくて、せめて1000円くらいのイメージなんですよね。

時間が経っても変化もなく、逆に力が落ちてくる感じは、1000円でもちょっと高い、って感じ?

きらいじゃないけど、オススメできるワインではありませんね。

2013/10/19

ペナソル・ブランコ NV 1000ml

ペナソル・ブランコ NV 1000ml
ペナソル・ブランコ NV 1000ml
PENASOL BLANCO NV 1000ml

スペイン:内陸部地方:バルデペーニャス
アルコール度:12%
ブドウ品種:アイレン主体

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、550円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しいがオレンジっぽいのは品種の特徴?

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:白い花、メロン、エーテル香、爽やかなハーブ、熟した(やや傷みかけた)果実
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、強め
苦味:爽やかさを与える
バランス:スリム、痩せた、アルコールが浮いている
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ、アルコールの印象が残る

【評価】
ライトでフレッシュながら、荒いまとまりで、アルコールが浮き気味

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
オレンジっぽい色調で、輝きはやや強め。
酸化しているのか、品種の特徴か、微妙な感じの色みです。

香りは、果実香が強めで、揮発性のあるメロンのような印象と、熟し過ぎた果実のような印象があります。
白い花のような、ハーブのような印象もあって、全体的にはシンプルで弱め。

味わいは、ライトで、ちょっと荒い口当たり。
酸味の強い果汁が入っているような感じで、まったく膨らまず、ストレートに流れるけど、途中で果汁とアルコールが別れるような、ギクシャクした味わいですね。
これは、不味いかも・・1000mlもあって、どうしよう・・

料理酒行きがちらほらと頭に浮かぶ。

カミさんに「このワインハズレだ、新しいワイン開けようか?」と聞いたら、「今日は体調悪いから飲まない。」と退路を断たれてしまいました。
もう少し我慢して飲んでみよう。

まあ、なんというか、開き直ったら、まあそんなにまずくない?

今日の晩御飯はサンマの塩焼き。
これは、まったく合いません。

このワイン、欠点があるので、食事と合わせたら活きるかと思ったら、そうでもない。
食事にも合わせにくいかも。

我慢してのんでみたもののやはり美味しくありません。
カミさんも少し飲んで、美味しくないと言ってました。

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【送料無料】【ケース販売(12本入)】ペナソル・ティント(代引手数料・クール代別途)

※サイトより引用
実店舗で年間9万本売れる!ベストセラーワイン、ペナソル
白はアイレン主体のフルーティーなタイプ、スクリューキャップで開けやすい!
しかも1Lの大容量!リピート率が非常に高い飲み飽きしないワイン。

2013/10/16

タングルド・ツリー ロゼ 2012

タングルド・ツリー ロゼ 2012
タングルド・ツリー ロゼ 2012
Tangled Tree Rose 2012

南アフリカ:ブレーダ・リヴァー・ヴァレー地方:ロバートソン地区
アルコール度:9.5%
ブドウ品種:マスカット・フロンティニャン100%

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、680円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:やや黒っぽい、少しオレンジっぽい、濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:強め
外観の印象:色づきが良い、ディスクが厚め

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:グリーン系のハーブ香、赤い果実、薬箱、ちょっとアニス、赤いベリー
香りの印象:開いている、強いハーブ香が個性的

【味わい】
アタック:やさしい、ほんのり甘い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:ロゼとしてはしっかりある方、緻密で、やや収斂性あり
バランス:心地よい、まろいやか
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
優しくマイルドながら、個性的な香りで、バランスも良い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
黒っぽい落ち着いた色調で、輝きはあまり強くありませんが、ディスクは厚めで、粘性も強めです。

香りは、まずハーブやスパイス。
ちょっと薬箱っぽい感じもありますが、悪くありません。
鼻を突くユーカリオイルのような揮発性のある印象や、グリーン系のスパイス、アニスのようなオリエンタルスパイスのイメージもあって、華やかで個性的です。
赤い果実の印象もありますが、ちょっとクセのある、普通じゃ売ってないような果実のイメージ?
香りはとても楽しめますね。

味わいは、残糖がやや多めで、甘さを感じる、マイルドで優しいアタック。
中盤、酸味が支配的になり、後半はやや収斂性とえぐ味を残して、ジューシーな印象でフィニッシュします。

飲みやすくて個性的ですね。
後味はややえぐ味が残るのが気になりますが、とても美味しいと思います。

ちょっとライトでほんのり甘いので、ワインだけで、どんどん飲んじゃいます。

今日の晩御飯は、自家製のカツ丼。
合わせると、不思議な味わいになりますが、でも悪くないかな。
ワインが、料理の雰囲気をちょっと変えますね。

赤ワインに近い感じだけど、豚肉にも良く合うみたい。
ワインの甘みと豚肉の甘みがフィットするので、スパイスを効かせた豚肉のソテーとか、とても良く合いそうです。
つけダレにもよりますが、甘みの強い豚肉のしゃぶしゃぶとかも合うかも。
あとはロールキャベツのトマト煮込みとか?

このワイン、合わせる食事のイメージがとても広がりますね。
家庭料理でも、ワインが活きるタイプじゃないでしょうか。

飲み口のマイルドさと、ほんのりある甘み、それに個性的なハーブ香が、とても良いバランスでまとまっていて、ぜひまたリピートして飲んでみたいワインです。

温度低めの方が飲みやすいのですが、キンキンに冷やしても、アフターフレーバーでハーブの香りがたってくるので、大丈夫なんですよね。
なるほど、このロゼ、キンキンに冷やしてもハーブ香がしっかりたつような設計になっているみたい。

このワイン、とても良いですね。

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※サイトより引用
レッド・ミュスカデル100%で造られるこのロゼは、ジューシーな果実味と優しい甘みが特徴。バラのような香りがとても華やかです。よく冷やして食後に、またサンドイッチなど軽めのお食事とご一緒に。

2013/10/14

デビッドストーン・ヴィンヤーズ ピノ・ノワール NV

デビッドストーン・ヴィンヤーズ ピノ・ノワール NV
(1)ガルナッチャ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%(スペイン:北部地方:DOカンポ・デ・ボルハ:03)\2000
(2)メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー:2011)\1980
(3)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850
(4)ピノ・ノワール100%(アメリカ:カリフォルニア州:セントラル・ヴァレー:NV)\680

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:少し落ち着いた紫の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若いが、ちょっと落ち着いた色合いで、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:赤い実の果実、ミネラル、なめし革、ヴェジェタル、青ピーマン、メントール、香水のようなフローラル
香りの印象:開いている、複雑性があり、華やか

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:なめらか、フレッシュ
タンニン分:ヴィロードのような、弱め
バランス:心地よい、まろやか
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
フルーティでシンプルながら、香りは複雑性があり、華やか

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
まだ若いが、少し落ち着いた色調で、やや透明感がある。
輝きと粘性は弱め。
この中では、アメリカのピノ・ノワールが候補。

香りは、赤い果実に硫黄の印象のミネラル、揮発性のあるメントールやユーカリオイルのようなハーブ香。
南仏のがリーグをイメージさせるが、品種の特定は難しい。
ピノ・ノワールっぽくはない。

味わいは、滑らかでスムーズなニューワールドテイスト。
残糖も多く、少なくとも伝統産地のものとは思えない。

そうなるとオーストラリアのシラーズも候補になるが、このジュースっぽさは、どちらかというとアメリカっぽい。
ピノ・ノワールらしいかというと、まったくそんなことは無いのだが、ひょっとしたらちょっとお化粧されてる可能性もあるかも。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

これはまったくのブラインドで飲んだら当たらないタイプのピノ・ノワールです。

【総評】
デビッドストーン・ヴィンヤーズ ピノ・ノワール NV
DAVID STONE VINEYARDS PINOT NOIR NV

アメリカ:カリフォルニア州:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、680円

色は鮮やかで、若さを感じますが、紫色ではなくて赤っぽい色調なので、少し落ち着いた印象です。
深い透明感があって、底光りするような輝きがあります。

香りは、まず香水のようなハーブや、フローラルの印象。
ちょっと何か足してる?って感じ?
ピノ・ノワールだと、ドライフルーツやドライフラワー、なめし革のような印象があるのですが、このワインはとにかくハーブ香が強めですね。
その奥に、カラメルのような甘い印象があります。

味わいは、ちょっと気持ち悪いくらいの滑らかさ。
角が取れすぎてて、ワインじゃないみたい。
ぬるっと入ってきます。
メリハリが無いのも、ちょっと気持ち悪い原因かも。

冷やすと飲みやすくなるかもしれません。

今日の晩御飯は、鶏の唐揚げ。
ワインがジュースっぽくなって、食事がジャンキーな感じになりますね。

でもワインが単体でまとまっているので、破綻することはありません。

キュウリとワカメの酢の物に合わせても、全然関係ないって感じ。
やっぱりジュースと合わせてるみたい。

カミさんに感想をきたら、「このワイン美味しいね。」という意外な回答。

ちょっと甘いんだけど、ちゃんとワインらしい味わいで、バランスがいい、という評価。
価格感を聞いたら、1280円。

なるほど、かなりこのへんは人によって評価が分かれそうです。
ファストフードに合いそうなワイン、という点では、意見が一致しました。

ピスタチオには最高に良く合いました。

食事が終わってからがこのワインの真骨頂?
おつまみが何もいりません。

確かに、ジュースっぽいんだけど、おなかにたまるような感覚はあまりなくて、ちゃんとお酒してるんですよね。

このワインは評価が難しいですね。

個人的にはあまり好きなタイプではないのですが、多くの人に受け入れられる、万人受けする要素を持ってます。
バランスも悪く無いし。
という点ではコストパフォーマンスも悪く無いと思う。

何か憎めない感じで、まあこういうのもありかなと思うのですが、でも個人的にはリピートしたいとは思わないタイプなんですよね~。

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※サイトより引用
カリフォルニアの中でも最大の生産量を誇るセントラル・ヴァレー産。
太陽の恵みをいっぱいに受けたぶどうから造られています。
低価格ながら安定した品質で、親しみやすい果実味に溢れ、
コストパフォーマンス抜群のデイリーワインです。
イチゴのようなジャミーな果実味。
カリフォルニアの太陽を存分に浴びて育ったピノ・ノワールはフレッシュな酸味といちごのようなジャミーな果実の旨味もたっぷり!スルスル飲める気取らないデイリーピノ!

2013/10/13

タングル・ド・ツリー トロピカル ソーヴィニヨン・ブラン 2012

タングル・ド・ツリー トロピカル ソーヴィニヨン・ブラン 2012
(1)ピノ・ビアンコ100%(伊:トレンティーノ・アルト・アディジェ州:DOCアルト・アディジェ:11)\1250
(2)コルテーゼ100%(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ:11)\1206
(3)ソーヴィニヨンブラン90%、コロンバール10%(南アフリカ:ブレーダ・リヴァー・ヴァレー地方:ロバートソン地区:2012)\680
(4)シャルドネ(アメリカ:カリフォルニア州:セントラル・ヴァレー:NV)\680
(5)シャルドネ100%(チリ:中央渓谷地方:マウレ・ヴァレー地区:2012)\598

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、グレーっぽいイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:淡い色調で、輝きは強め

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:柑橘系、レモン、白い実の甘い果実、グリーン香、爽やかなハーブ
香りの印象:弱めだが、上品で、繊細な印象がある

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やか、スムーズ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやか、ふくよか、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
シンプルなフルーティさだが、厚みとまろやかさがある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
淡くて、グレーっぽい色調で、ギラギラして輝きを持っている。
この段階では、ピノ・ビアンコあたりが候補。

香りは、まず柑橘系、そこに甘いフルーツ、そして青草香。
ソーヴィニヨン・ブランの要素が揃っている。

味わいは、アルコール度高めで、フルーティで残糖の甘みがあり、ニューワールドのまとまり。
酸味がキリッとしているのも、ソーヴィニヨン・ブランっぽい。

ファイナルアンサーで、南アフリカのソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

素直なテイストの、しっかり強さのある味わいです。

【総評】
タングル・ド・ツリー トロピカル ソーヴィニヨン・ブラン 2012
Tangled Tree Tropical Sauvignon Blanc 2012

南アフリカ:ブレーダ・リヴァー・ヴァレー地方:ロバートソン地区
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨンブラン90%、コロンバール10%

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、680円。

外観は、ほぼ無色のグレーで、ギラギラした輝きを持っています。
粘性も強めで、テラテラした感じ。

香りは、まず柑橘系と、モモとかナシの甘い果実の印象。
そのあとに、青草香が来て、時間が経つと、シロップや、ペトロール香(石油香)が出てきます。

味わいは、フルーティでほんのり甘みのあるアタックから、アルコールのボリューム感が少し出てきて、じわっとジューシーな酸味が効いた状態でフィニッシュ。
全体的に心地よい飲み心地。

とてもフレンドリーで、素直な印象で、嫌味が無くて、これはいいと思います。

今日の晩御飯は、ブリの照り焼きと、揚げ出し豆腐。
さすがに、どれも合いません。。。

アルコールのボリューム感があるので、和食には合わせにくいタイプみたいですね。

食事が終わって、ピスタチオには良く合いました。

ワインのフルーティさが活かせる食事じゃないと駄目ですね。
フルーツを加えて美味しい食事、ドライカレー、ミート系ピザ、カルボナーラとか合うような気がします。

ソーヴィニヨン・ブランだと魚介系のイメージだけど、このワインはチキンとかカレーの方が合いそうなタイプ。

1000円弱ならお買い得ですね。
だれからも受け入れられそうな、安定感のある、良いワインだと思います。

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タングルド・ツリー ソーヴィニヨン・ブラン

※サイトより引用
タングルド・ツリーはペットボトルなので、軽量で割れる心配もなく、持ち運びに便利。飲み残しても冷蔵庫で保管して、すきな分量をお楽しみいただけます。
またラベルやカートンもリサイクル紙を使用した、エコフレンドリーな商品です。
ソーヴィニヨン・ブランに、コロンバールを10%ブレンド。グアバやメロンなど、トロピカルなアロマが特徴です。味わいはフレッシュでライトボディ。どんな食事にも合う辛口です。

2013/10/12

シャトー・ラフォレ・ピムゲ 2009

シャトー・ラフォレ・ピムゲ 2009
(1)ガルナッチャ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%(スペイン:北部地方:DOカンポ・デ・ボルハ:03)\2000
(2)メルロー主体(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\1200
(3)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:落ち着いた紫の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:まだ若そうだがやや落ち着いた色調、濃くて輝きがあり力強い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:硫黄、ケミカル、ちょっとカビ?、ブラックベリー、なめし革、樹脂、メントール
香りの印象:やや閉じ気味?品種の印象が薄い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープ、やや尖った
タンニン分:なめらか、緻密、収斂性がある
バランス:力強い、固い
アルコール度:強め
余韻:短め

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ドライで、力強さがあり、固い印象

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
力強い輝きがあり、粘性も強い。
まだ若そうな外観だが、色味はやや落ち着いている。

香りは、やや弱めで、ケミカルな印象が強く、閉じている感じ。
これから開いてきそうだが、今の段階ではなかなか品種固有の印象がつかみづらい。
ちょっとカビっぽい、ブショネ系の印象が気になる。

味わいは、強さがあるが、辛くて、固い感じ。
あまり膨らまず、ドライでシンプルな印象で、後味はやや乾く。
ニューワールドのシラーズの印象は皆無なので、まず候補から外れる。

あとはスペインの2003年と、ボルドーの2009年。
2003年ってことは無いだろうと思うが、醸造所でしっかり寝かせてから出荷した場合は、そうそうに瓶詰めされて熟成したものとは印象がまったく違うので、要注意。

それにしても、このワインブショネっぽい。
ちょっと嫌なかび臭さが後に残る感じ。

これといって決め手も無いが、素直なクセの無い感じがメルローっぽい。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ピンポン

ちょっとブショネっぽさが気になるかも。

【総評】
シャトー・ラフォレ・ピムゲ 2009
Chateau Laforet Pimouguet 2009

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー主体

酒本舗はな、の通販で、6本セット6000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1200円。

まだ若さを感じさせますが、ちょっと落ち着いた紫色の色調。
液面のツヤがあって、粘性も強く、深い透明感をがあります。

香りは、閉じているのか、ケミカルで、ブショネっぽいカビの印象。
ちょっとチョコレートっぽい、カラメルのような香りもありますが、他の要素はあまり感じられません。

味わいは、ドライでシンプル。
膨らみはなく、ストレートで、固い真面目な印象です。
時間が経つと変わってくるかも。

今日の晩御飯は、チキン南蛮と枝豆。
このワイン、ちょっと軽めなので、チキンにも良く合いますね。

ワインのドライでシンプルな感じが、食事との相性を良くしてるみたい。
枝豆も悪くありません。

食事が終わって、ビーフジャーキーと合わせてみると、イマイチ。
味が強すぎるのかも。
ピスタチオは、油脂分が強調されて、青い香りにもフィットして、良い感じ。

時間が経つと、味わいがまろやかにまとまってきて、旨みが出てきました。
1000円前半のボルドーとしては良い方かも。

香りは時間が経っても弱く、変化もありませんが、素直に美味しいワインだと思います。

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シャトー・ラフォレ・ピムゲ 2009

※サイトより引用
なんと、フランス国内最大級のワインコンクール、その名も[パリ農業コンクール Concours General Agricole Paris]において、二年連続して金賞に輝く不動のチャンピオンボルドーが本日登場いたします!!!!
さらにボルドー地方では非常に珍しい自然派農法を取り入れている、超手間ヒマかけた極上の味わいにして1180円!!
さらにさらに!!、
本日のご紹介は2008年ヴィンテージ、2009年ヴィンテージと二年連続の金賞受賞となったうちの、二度目の受賞となった2009年ヴィンテージをご紹介いたしますが、そうです!!、2009年のボルドーと言えば、言わずと知れた数百年に一度と言われる歴史的超大当たり年!!
ボルドー市の東、ガロンヌ河とジロンド河に挟まれたその名も『二つの海の間』を意味するアントル・ドゥー・メール地区の東端で、お隣りのサント・フォア・ボルドー地区とのちょうど境界に位置するペルグリュの村で造られるボルドーでは非常に珍しい自然派ワイン。
サント・フォア・ボルドー地区と言えばボルドー地方の東端で、通称【黒いワイン】などで有名なカオールを産するシュッド・ウェスト地方(西南地方)との境にあるのですが、ここはかつて歴史の波に翻弄されながら政治的な取引によって[AOCボルドー]を名乗ることを許された場所なんです。
16?17世紀、ユグノー派(プロテスタント)の街として栄えたこの地区ですが、宗教戦争で相対したカトリック派によってすっかり破壊され、住民の大部分も逃げ出してしまいワイン造りが一切消え失せるなか、ブドウ栽培の復興に乗り出したのがカトリック教会最古の修道会【ベネディクト会】。
あのロマネ・コンティがかの有名なコンティ伯爵の所有となるより以前にその畑を所有し、またシャンパーニュ地方においてその製法を発見したとされるシャンパーニュの父ドン・ペリニョン修道士が属する修道会としても知られる一大勢力です!!
フランスワインの歴史的に見ても、ロマネ・コンティをはじめ修道会の所有となっていた畑は、のちに世界的な銘醸ワインの畑となるものが多く存在し、そのポテンシャルを見抜く眼力は随一だったと思われますので、このサント・フォア・ボルドー地区はいまだ未知なるポテンシャルを秘める地として近年注目されているんです!!
そんな土壌ポテンシャルを最大限に引き出すために、減化学物質、減農薬の自然派農法に挑戦しているのが本日ご紹介の[シャトー・ラフォレ・ピムゲ]、そしてその本来のポテンシャルを証明するかのように二年連続の金賞受賞という素晴らしい金字塔を打ち建てたというわけなんです!!
『カシスやベリーなどの赤果実を想わせる果肉の風味がダイレクト!!最大限に果実味を引き出すために低温発酵されたブドウの良く熟したフルーティーさが堪りません!!
まさに天然ブドウ液!!これぞ自然派!!身体に染み入る極上の風味と味わいなんです!!』

シードルリー・ド・サヴォワ シードル・ブリュット NV

シードルリー・ド・サヴォワ シードル・ブリュット NV
シードルリー・ド・サヴォワ シードル・ブリュット NV
Cidrerie de Savoie Cidre de POMMES & POIRES BRUT NV

フランス:サヴォア地方
アルコール度:4.5%
原料:リンゴ、洋なし

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、698円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
泡立ち:弱い、コルクも飛ばない
外観の印象:ワインだったら酸化した感じの色調

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:酸化したリンゴ、強い酸の印象、ビネガー
香りの印象:シードルの標準を知らないが、ワインだったらアウトな印象

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:フレッシュ、酸化した感じ
苦味:下に残る収斂性
バランス:ライトで、弱々しく、水っぽい
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ビネガー

【評価】
シードルってこんなだっけ?ってくらい、水で薄めたフルーツビネガーみたい

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【総評】
まず、炭酸が弱い。
というか気が抜けてる?
コルクもまったく飛びませんでした。

色調はオレンジっぽくて酸化した印象だけど、洋なしも入っているみたいなので、その影響もあるのかも。
輝きは強めです。

香りは、フルーツビネガー。
健康に良さそう。。
ワインだったら完全にアウトなレベルですが。

味わいは、アルコール度数の低さもあって、水っぽいくらいの軽さ。
それでいて、お酢のような収斂性がある。
炭酸はグラスに注いですぐに消えてしまいます。

一般的なスパークリングワインとは違うので、単純に比較は出来ないけど、このシードルは、飲み物として美味しくないかな。
キンキンに冷やせばまだ飲めるかも。

今日の晩御飯は、チキン南蛮と枝豆。
このシードル、お酢っぽい感じがあるので、何ともなじみません。

食事が終わって、おつまみでピスタチオに合わせると、これはぴったり馴染みました。
慣れてきたのか、ちょっと美味しく感じてきましたね。

グラスに糖分のベタベタした痕が残りますが、これは洋なしのせいでしょうか。
味わいも、リンゴの素っ気なさを、洋なしがフォローしてるような印象ですね。

このシードル、アルコール度も低いので、お酒飲みたいときは、物足りません。
リピートすることは無いかな~。

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【送料無料】【ケース販売(12本入)】シードル・ドゥー(代引手数料・クール代別途)

※サイトより引用
りんごの爽やかスパークリング
アルプスの麓 サヴォワ地方で造られる珍しいシードル
りんごの「甘酸っぱさ」に洋なしの「まろやかさとコク」が加わりました。
この地方の「シードル」は小さな村でごく少量だけ造られていたため、今までなかなか手に入りませんでした。
フルーティでさっぱりした飲みくちは、食前酒やデザートにも最適!
このシードルはリンゴと洋梨をブレンド。
アルコール度数が低いので、ビールに似た感覚で楽しめますよ。

2013/10/11

アレグレメンテ ソーヴィニヨン・ブラン NV (2013年購入)

アレグレメンテ ソーヴィニヨン・ブラン NV
アレグレメンテ ソーヴィニヨン・ブラン NV
Alegremente Sauvignon Blanc NV

チリ産:日本でボトリング
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

セブンイレブンで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:熟成あるいは酸化した印象

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:硫黄、ミネラル、柑橘系、白い花、せっけん
香りの印象:弱め、微かに熟した印象

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、荒い
苦味:後味が悪い
バランス:痩せた、口当たりが悪い
アルコール:弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ、やや酸化した

【評価】
やや酸化の進んだ、痩せた味わい

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【総評】
淡く、輝きが弱く、さらにオレンジっぽい外観からは、期待感ゼロ。
ソーヴィニヨン・ブランで、こんなにオレンジっぽいのは珍しいけど、酸化してるのでは、って思ってしまいますね。

香りは、まず硫黄の印象で、ミネラルっぽさと、白い花のような印象があり、せっけんっぽい感じ。
弱めで、シンプルで、深みも複雑性もありませんが、嫌な感じではないです。

味わいは、痩せたギスギスした酸味で、これは失敗した、という第一印象。

国産ワインの方がまだ全然良いですね。
酸化した感じがあって、収斂性があって、えぐ味が残って、とにかく荒い味わいです。

最近の398円ワインの中では最低レベルです。

このワイン、温かかったらまったく飲めないかも。
コンビニで冷蔵庫にしか置いてなかったのは、そのせい?

ワインは、飲んだ時に気分が上がってなんぼ、と思っていますが、このワインは、気分もイマイチ上がりませんね。

ただ、この手のワインは、食事と合わせた時に化けるものもあるので、ちょっと期待してみます。

今日の晩御飯は、オリーブオイルのついた、ローソンのボンゴレパスタ。
ワインはセブンイレブンで、パスタはローソンという、贅沢?な組み合わせ。

案の定、食事と合わせると、マイナスポイントがスーッと消えて、フレッシュな果実感が顔を出します。
しかも軽いので、ちょっとレモンハイのような爽やかさが出て、とても飲みやすくなりますね。

これくらい印象が変わるワインも珍しいかも。
食事と合わせた印象では、美味しく感じます。

軽めなので、グイグイと飲めますが、ボンゴレパスタくらいが、ちょうど良く合ったのかもしれません。
コンビニ食の脂っこさとか、味の強さをワインがうまくなだめてくれます。

おつまみで、ストリングチーズのスモークに合わせると、脂分が足りなくて、ワインが暴れる感じ。
うーん、逆にこの暴れる感じは、普通の国産ワインには無い魅力かもしれません。

しっかり冷やすと、それなりに飲みやすくなりますね。
このワインのポイントはしっかり冷やすことでしょうか。

このワイン、だんだん美味しくなってきました。
普通の国産ワインだとここまで印象は変わりませんね。
個性を削ぎ落とされた国産ワインにはない、魅力があると思います。

でもこのワイン、なかなか評価が難しい。
個人的には嫌いではありませんが、人には薦めにくいかな。

<2014年4月3日追記>

このワインまた飲んでみましたが、酸化してる感じなどはなく、前回のワインは管理が悪かったか、ハズレのロットだったのかもしれません。
この価格帯では、十分コストパフォーマンスのあるワインだと思います。


■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2013/10/09

バルデモンテ 赤 NV

バルデモンテ 赤 NV
バルデモンテ 赤 NV
Valdemonte Red NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:14%
ブドウ品種:テンプラニーリョ主体

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。

【外観】
清澄度:濃くてわからない
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した、濃縮感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ブラックベリー、ブルーベリー、メントール、赤い花、なめし皮、赤身の肉、茎っぽいグリーン香
香りの印象:開いている、複雑性がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やさしい、まろやか
タンニン分:キメ細やか、緻密
バランス:まろやか、心地良い、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
シンプルながらバランスが良い、カジュアルに楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、フチだけ若々しい紫色で、透明感がほとんど無い、黒に近い色調。

香りはそれほど強くありませんが、複雑性があります。
黒い果実に、ややフローラル、動物香があって、揮発性のあるハーブの印象。
やや茎っぽいグリーン香があって、南仏のガリーグの印象に近い感じ。

味わいは、ドライながら、なめらか。
膨らみはなく、ストレートに流れて、後味は収斂性とえぐ味が残って、やや乾く感じ。

余韻がいいので、また手が伸びるタイプですね。

今日の晩御飯は、挽肉と野菜のカレー。
トマトが効いている、フレッシュなタイプです。

このワイン、フレッシュつながりではよく合いますが、最後に食事とワインが別れるような感じ。
すぐに意気投合したけど、結局、性格が合わずに別れるカップルみたい?

でもワインがあったほうが美味しく飲めるし、ワインも食事に助けられます。

このワイン、とても誠実で、素直な印象を受けますね。
フルーティに振れすぎず、ドライにも振れすぎず、良いバランスで、シンプルにまとまってます。

高そうでは無いけど、安っぽくもない感じ。

いわゆるパーティワインでは無いので、女性受けはしなさそうですね。
料理によってはとても活きるかもしれません。

何が合うでしょうね。

焼き肉のような味の強いタイプではなくて、シンプルに塩コショウで焼いた、赤身の肉とか合いそう。
軽いので、鶏肉、豚肉あたりもいけそうですね。

またリピートしてみたい、と思うワインです。

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【送料無料】【ケース販売(12本入)】ペニンガイド誌で最高の5つ星!バルデモンテ・レッドスペインワイン フルボディ デイリー 赤ワイン(代引手数料・クール代別途)

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スペインワインガイド「ペニンガイド」にて2年連続、5つ星の満点評価!
驚きのコストパフォーマンスを誇る赤ワイン。地元農家が大切に育てたテンプラニーリョをなるべく手を加えず、ぶどうの美味しさを求めて醸造しました。
果実エキスが豊富で濃縮感のある味わいながら、バランスに優れ飲み心地の良い辛口。
2010年に楽天市場で売れたスペインワイン部門で、グルメ大賞を受賞しました!

2013/10/08

カーサ・スベルカソー シャルドネ 2013

カーサ・スベルカソー シャルドネ 2013
カーサ・スベルカソー シャルドネ 2013
Casa Subercaseaux Chardonnay 2013

チリ:産地不明
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

ローソンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、健全、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:熟した果実、南国系果実、バタークリーム、蜜、爽やかなハーブ香、ミネラル
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、やや尖った
苦味:コク(深み)を与える
バランス:厚みのある、力強い
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
濃縮感のあるフルーティ

【評価】
濃縮感があり、強さがあるが、やや口当たりが悪く、ボリューム感も無い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
グリーンがかった、若々しい、輝きのある、健全な外観。

香りはシャルドネらしい、濃縮感のある果実香と、バタークリームの印象。
ミネラルやハーブ香も揃ってて、シャルドネらしさ全開です。

味わいは、思ったより、シャープな口当たり。
酸味が強めで、ボリューミーではありませんが、この価格でシャルドネらしいリッチ感のある味わいは、十分だと思います。

今日の晩御飯は、コンビニのカルボナーラパスタ。
ローソンのカルボナーラですが、ちょっと掴みどころの無い、ぼんやりした味わいなんですよね。

このワインを合わせると、ワインは揺らがず、でも邪魔しない感じ。
絡む要素がないみたい。

ベーコンだけだと、ちょっと絡みます。
肉の脂分にワインが食い込む感じ?
甘みの感じが似てるのか、豚肉の脂に相性がいいみたい。

食事が終わって、辛口ポテトスナックのカラムーチョに合わせると、意外と良く合います。
このワイン、食事とはあまりからみませんが、どんな食事でも受け入れそうな懐の深さを感じますね。

やはりこれは、飲み会ワインですね。
スナックと合わせると、フルーツ感がジュワッと広がります。

2012年産も同じような、シャルドネらしい感想でしたが、コンセプトはしっかりキープしてて、ほとんど印象が変わらないみたい。

コストパフォーマンスの高い、ワンコインワインだと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2013/10/06

ヴィニョーブル・ジル・ルーヴェ エレマン・テール カベルネ・ソーヴィニヨン 2010

ヴィニョーブル・ジル・ルーヴェ エレマン・テール カベルネ・ソーヴィニヨン 2010
(1)ガルナッチャ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%(スペイン:北部地方:DOカンポ・デ・ボルハ:03)\2000
(2)メルロー主体(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\1200
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950
(4)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、強さがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ブルーベリー、カシス、ガリーグのようなグリーン系のスパイス、エーテル、アルコールの印象
香りの印象:開いている、強いハーブの香り

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:まろやか、はっきりした
タンニン分:キメ細やか、緻密、やや弱め
バランス:まろやか、流れるような、濃縮感がある
アルコール度:やや高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
濃厚で果実感があるが、強いハーブ香と柔らかい飲みくち、で爽やかさを感じる

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
紫色の強い、若々しい、とても濃い外観で、ニューワールドっぽい。
シラーズか、南仏のカベルネ・ソーヴィニヨン。

香りは、強いハーブ香があり、南仏のガリーグの印象。
茎のような青っぽい感じも、カベルネ・ソーヴィニヨン。

味わいは、ドライながら、なめらかでタンニンも優しく、ソフトな味わい。
カベルネ・ソーヴィニヨンっぽくないが、シラーズでは無いだろう・・・
シラーズ独特の甘み、みたいなものが無い。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

いかにも南仏のカベルネ・ソーヴィニヨンって感じ。

【総評】
ヴィニョーブル・ジル・ルーヴェ エレマン・テール カベルネ・ソーヴィニヨン 2010
Element Terre Cabernet Sauvignon 2010

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%

酒本舗はな、の通販で、6本セット6000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、950円。

若々しい、強い紫色のフチをした、ほとんど黒に近い外観。
液面のツヤと粘性があって、力強さがあります。

香りは、最初から強いハーブ香。
カベルネ・ソーヴィニヨンのグリーン香に、南仏のガリーグが混ざったような感じ。
ユーカリオイルのような揮発性の印象もあります。
アルコールが浮いたような印象もちょっとありますね。

味わいは、見た目よりは軽めの印象で、スムーズでソフト、優しくなめらかなアタック。
カベルネ・ソーヴィニヨンとは思えない、控えめなタンニンですが、後味はやや収斂性があって、ちょっと乾く感じはあります。

華やかさがあって、フレンドリーですね。
ラングドックとニューワールドのハイブリッドって感じ。

なんだか、新しい感じがあっていいですね。

今日の晩御飯は、自家製の和風ハンバーグステーキ。
和風ソースには合わないかな、と思ってたけど、意外と大丈夫。

グリルした肉汁と相性がいいですね。
わさびを少し加えても、スパイス感がフィットして、美味しくなります。

付け合せのアボカドには、苦味がケンカして合いませんでした。

焼き肉とかには、よく合いそうです。

食事が終わってワインだけになっても、フルーツ感があるので、問題なく飲めます。
ただ、ちょっと後味が乾く感じで収斂性があるので、何か欲しくなりますね。

繊細さがなくて、荒い感じがあるのですが、グリーン系の青っぽい味わいを、荒いととるか、個性と感じるかで評価が変わりそうです。

ちょっと個性的で面白いまとまりで、個人的には嫌いではないのですが、ぜひリピートしたいというほどでは無いかな・・

■楽天ショップへのリンク

■【12本セット】 ヴィニョーブル・ジル・ルーヴェ エレマン・テール カベルネ・ソーヴィニヨン[2010](750ml)赤【出荷:7〜10日後】

※サイトより引用
有機栽培ブドウを使った南フランスの果実味たっぷりのカベルネです。まろやかな口当たりで、程よい凝縮感があり、バランスの取れた赤ワインです。
(2010)コンクール・ギド・ジルベール・ガイヤール 2010 金賞

2013/10/05

シャトー・デ・ラ・オスト 1996

シャトー・デ・ラ・オスト 1996
シャトー・デ・ラ・オスト 1996
Chateau de la Huste 1996

フランス:ボルドー地方:AOCフロンサック
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー90%、カベルネ・フラン10%

リカーランドトップで、1760円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、テュイレに近い、濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:熟成が進んだ落ち着いた色調、透明感と輝きがあり健全

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ドライフルーツ、スミレ、カシス、干しプラム、なめし皮、甘草、腐葉土、チョコレート
香りの印象:第3アロマが感じられる、華やかで深みがある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽め
酸味:やや酸化の印象、強め
タンニン分:緻密、さらさらした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:長く続く

【フレーヴァー】
熟成によるブーケ

【評価】
熟成感を楽しめるが、やや力がないので、早く飲まないとダメになりそう

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸、大ぶり

【デカンタージュ】
飲む直前

【総評】
澱があったので、デカンタージュしました。
力が無さそうなので、液面が狭い細身のカラフェの方が良さそうですが、無かったので、液面広めのデキャンタに入れました。
すぐに酸化しないといいけど。

外観は、しっかり熟成が進んだ、レンガ色に近い色調。
底がしっかり見えるくらいの透明感があり、輝きがあり、傷んだ様子はありません。

香りは、華やかで深みがあり、熟成したボルドーとしての期待を裏切りません。
最初に、スミレやバラのようなフローラル香と、ドライフルーツ、カシスなどの果実感。
その後に、オリエンタルスパイスや、動物香、腐葉土のような香りが出てきます。
複雑性があり、楽しめます。

味わいは、軽めのアタックで、やや酸化した、酸っぱい印象。
タンニンはキメ細やかで溶け込んでいて、後味に収斂性がちょっと残る感じ。
全体にスムーズで飲みやすいが、強めの酸味をどう評価するかで分かれそうですね。
やや下り坂であることは間違いないと思います。

個人的は許容範囲ですが、でも時間とともに酸化が進んで、飲めなくなる可能性もありそう。

とはいえ、ちょっといいワイン飲んでる感じがあって、2000円弱だったら、お買い得感がありますね。
アフターも華やかで、心地良く、ワインだけで飲んでも、満足感があります。

今日の晩御飯は、熟成したボルドーには有り得ない、サンマの塩焼き・・・
まあ、ちょうど旬で美味しいんですけどね。

恐る恐る合わせてみると、意外と大丈夫!
ワインが大人なので、とっても懐が深いみたい。

拒絶しないというか、どんなものでも受け入れる度量があります。

というよりも、熟成感が、ちょっと醤油のような印象があって、和食との相性を良くしているのかも。

醤油ベースのステーキなんか、よく合いそうですね。
意外とおでんとか、合ったりして。

食事が終わって、ミックスナッツに合わせても、文句言いません。

力が落ちてくるかと思っていたけど、酸味が穏やかになってきて、実に飲みやすくなってきました。
これは当たりかも。

2000円弱でとても楽しめるワイン

カミさんに価格感を聞いたら、「難しい、高いワインだともうちょっと口当たりがいい、2480円くらい?」という評価。
ちょっと酸っぱい、と言いながら、結構飲んでました。

1年後はどうなっているか分かりませんが、ちょうどこの今のタイミングで手に入るようでしたら、オススメです。

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シャトー・デ・ラ・オスト[1996]【あす楽_土曜営業】

※サイトより引用
フロンサックで最も有名なシャトーのひとつ、シャトー・ダレムが所有するシャトー・デ・ラ・オスト。
醸造コンサルタントはシャトー・ダレム同様、 ミッシェル・ロラン氏が行っています。
フロンサックは、ポムロルやサンテミリオンのすぐ西に位置します。
18世紀当時からフロンサックのワインの評判はベルサイユの宮廷まで届いていたといいます。
一方、ペトリュスのオーナーであるクリスチャン・ムエックスは剪定から収穫まで、畑の管理に『完璧』を求める人。
そして彼らは、サンテミリオンやポムロルと同様に、このフロンサックの地にそれだけの事をする価値があるからこそ畑を求めたのです。
しかしながら、現状のフロンサックワインの市場では、経費に見合った価格が付けられませんでした。
(ちなみに・・18世紀当時では、サンテミリオンに匹敵する価格だったそうです。)
そこで、売却に至ってしまいました。
フロンサックのテロワールは本来、若いうちは固く熟成が必要なスタイルなのです。
このシャトー・ド・ラ・ユステ1996は、『まぎれもなく昔ながらのテロワール』を継承するフロンサック。
お見事!と言える
クラシカル・ボルドー熟成の姿です!

2013/10/03

ミラモンテ 白 2012 (2回目)

ミラモンテ 白 2012
ミラモンテ 白 2012
MIRAMONTE SAUVIGNON BLANC-SEMILLON 2012

チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン

肉のハナマサで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、グレーっぽいイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:青草香、ミネラル、柑橘系、レモン、クリーム、ややナッティ
香りの印象:ミネラル感が強い、フレッシュ

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープ、爽やか
苦味:爽やかさを与える
バランス:ドライな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ミネラリィ

【評価】
ドライでさわやか系だが、芯の強さがあって、キツメの味わい

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
このワイン、2回目なのですが、1回目の印象とちょっと違いますね。

1回目は、セミヨン多めの厚みのあるフルーツ感で、やや酸化してる、って感じでしたが、今回は、ソーヴィニヨン・ブラン多め、フレッシュ感が強い印象です。

外観は、若々しい、グレーっぽい淡い色調で、輝きは強め。

香りは、最初に青草香があって、ソーヴィニヨン・ブランのイメージ。
そこにミネラルと、柑橘系のフルーツ。
樽の影響もちょっとあるみたい?

味わいは、フレッシュでドライ。
ほとんど膨らみませんが、厚みのある味わいで、余韻も少し続きますね。
アルコール度は高めで、後味がちょっと乾く感じ。

1回目はボルドーブランのイメージでしたが、今回はニューワールドのソーヴィニヨン・ブラン。
セミヨンの影響が弱めです。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
合わせると、フルーツ感が強めに出てきて、ちょっとなじまない?

ジュースっぽいのか、アサリだけに合わせても、何かなじまなくて、上滑りする感じです。
ワインが強めで、辛いからでしょうか。

とはいえ、食事の邪魔はしないので、問題はありません。

食事が終わって、おつまみの堅揚げポテトに合わせると、塩気だけがちょっと浮く感じ。
なんだか、微妙に食事に合わせるのが難しい印象。

とまあ、気になる点はあれこれあるものの、398円なら十分の品質です。
きっとまた、リピートでしょう。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)


2013/10/01

ラウカ カベルネ・ソーヴィニヨン 2011

ラウカ カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
ラウカ カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
Lauca Cabernet Sauvignon 2011

チリ:中央渓谷地方:マウレ・ヴァレー地区
アルコール度:13.5%

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、598円。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:鮮やかな紫のフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、液面にツヤがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、赤味の肉、野趣のある動物香、メントール、茎のようなグリーン香、タバコ、ヴェジェタル
香りの印象:やや荒っぽい造りの印象

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:強い、収斂性がある
バランス:力強く、濃縮感があるが、やや荒い
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
濃厚で強さがあるが、全体的に造りが荒い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
若々しい鮮やかな紫のフチをしてますが、色はほぼ黒で、透明感はほとんどありません。
粘性は弱めですが、液面はツヤがあります。

香りは、濃厚な果実感の後に、ワイルドな動物香や、青っぽいグリーン香。
最初は強く香りますが、だんだん弱くなりますね。
なんでしょうか、丁寧に作ってない感じがあります。

味わいは、濃厚なフルーツ感のあるアタックから、強めの酸味が広がり、強めのタンニンでフィニッシュ。
強いタンニンを、強い酸味がカバーしてて、バランスは悪くありません。
いわゆる、濃厚フルーティで、ざっくりした造りの、昔のチリカベ、って感じ。

今日の晩御飯は冷凍パスタの、なすとモッツアレラのミートソース。
ワインに合わせやすいように、乾燥バジルをちょっとふってみました。

合わせてみると、ワインがある方が美味しいですね。
タンニンが、冷凍食品の脂っこさを吸収して、実になじみがいい。

冷凍パスタも、ワインがあると、ちょっと食べやすくなります。
というか、料理のレベルが上がる感じ?

ワインも食事も、両方とも安いけど、こうやって美味しく食べられるってのは、なんだかしあわせ感がありますね。
庶民の幸せ、ってやつでしょうか。

このワイン、コンビニ弁当とか、冷食の脂っこいものを流す役目としては最適みたいです。

食事が終わって、ワインだけになっても、慣れてきたのか、そこそこ問題ありません。
というか、結構グビグビ飲めてしまいます。

荒っぽい印象ですが、フルーツ感は良いですね。
カジュアルに楽しむワインですね。

600円くらいだったら、お得だと思います。

■楽天ショップへのリンク

【送料無料】【ケース販売(12本入)】ラウカ カベルネ・ソーヴィニヨン

※サイトより引用
「ラウカ」のぶどう畑とワイナリーは、チリ中央部の美しい自然に広がるマウレ・ヴァレーにあります。
アンデス山脈と太平洋の間に位置するこの地は日夜の寒暖の差が大きく、地中海性気候。雨は主に6~8月に降ります。
土壌は沖積層、水はけの良い地は、ぶどうの育成には欠かせない条件です。
このワイナリー”チリアンワインズカンパニー”は4世代100年に渡って、グェラ家によって受け継がれてきました。
665ha(甲子園球場の約500倍)の広大なぶどう畑とワイナリーを所有しています。
グェラ家には長年ぶどう畑とワイン造りを見守る「ラマ」がいます。
南米アンデス地方に多く住み長いまつげとパッチリした目が愛らしい動物です。
ラマはLauca(ラウカと発音)と名づけられ、グェラ家が所有する広大なぶどう畑を駆け巡りワイナリーの象徴となりワインのモチーフとして描かれています。

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