2013/09/29

タレン シャルドネ 2010

タレン シャルドネ 2010
(1)ピノ・ビアンコ100%(伊:トレンティーノ・アルト・アディジェ州:DOCアルト・アディジェ:11)\1250くらい
(2)コルテーゼ100%(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ:11)特売\1206(元値1340)
(3)シャルドネ100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン:10)\1000くらい

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、濃いイエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若いが、やや酸化熟成を感じさせる

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:熟した果実、カリン、リンゴの蜜、白い小石のようなミネラル、百合のようなフローラル、青っぽいハーブ
香りの印象:弱めながら、複雑で、ローカル品種の印象

【味わい】
アタック:柔らかい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:おだやか、なめらか
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやか、ふくよか
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
濃縮感のあるフルーティ

【評価】
上品で華やかな香りと、まろやかな味わい。

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
オレンジかがった、ちょっと個性的な色調は、シャルドネでは無さそう。
輝きや粘性は強め。

香りは、弱めだが、熟した果実や、ミネラルやハーブ、フローラルな印象もあり華やか。
時間が経つと、樽熟成の要因も出てきた。
しっかり丁寧に造られた印象。

味わいは、まろやかなアタックで、ふんわりした優しいフルーツ感がある。
ネクターのようなトロ味のある、おだやかな口当たり。
とてもやさしいバランスで、まとまっていて、完成度が高い。

シャルドネはすでに切り捨て。
ピノ・ビアンコは、単一でのワインは飲んだことがないが、あまりリッチな品種では無いような気がする。
このリッチ感でいくと、ガヴィの方か。

ファイナルアンサーで、ガヴィ
で、ブー

あれー、シャルドネでした。

【総評】
タレン シャルドネ 2010
Talent Chardonnay 2010

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ100%

酒本舗はな、の通販で、6本セット6000円、1本あたり1000円で購入。

ちょっとこのオレンジかがった色調が、熟成したシャルドネって判断すれば良かったんですね。
ネタバレしてみれば、香りもやや熟成した、南仏のシャルドネって感じです。
これは、ガヴィでは無いですね。

外観はギラギラした輝きのある、熟成が始まっている印象の、オレンジがかった色調。

香りも、熟成による、第3アロマが感じられます。
最初は、熟成感のある南国系の果実香に、ちょっとシードルや、リンゴの蜜のような印象もあります。
南仏独特のハーブ香もありますね。
このあたりが熟成感と相まって、個性的な香りになっています。

口当たりは、とにかくなめらか。
トロトロしたフルーツ感が、とても幸せな感じ。
ふわっとしたボリューム感があって、後味は、ちょっとえぐ味が残りますが、余韻もフルーティで、次のグラスに手が伸びます。

このくらいフルーティだと、食事に合わせるのがちょっと難しそう。

温度が高めだとトロトロ感が出ますが、温度低めだと若干バサバサした印象になって、このワインの良さがあまり活きてこないみたいです。

今日の晩御飯は、クリームシチュー。
ライスとパンと、両方あります。

このワイン、フルーツ感が強めですが、意外と食事に合います。

ちょっと痩せた感じがあって、そこが食事とのつなぎになっているような気がします。
カジュアルなフルーツ感を食事に加えますが、変な方向に持っていくことはなく、意外と控えめに食事をフォローします。

ホワイトシチューというのも良かったのかもしれませんね。
和食にはちょっと難しいかも。

安い白ワインは、3年前くらいまでが限界で、4年前になるともう飲み頃を過ぎていることが多いですが、このワインはまだイキイキとしています。

ワインセットに、あまり古いワインが入っているような業者さんは要注意で、通常、3年前の白ワインが入っていると、売れ残り入れたな、って思ってしまいますが、このワインは大丈夫です。

1000円くらいだとコストパフォーマンスも高いのでは。
しあわせ感の強いワインだと思います。

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※サイトより引用
超!!コストパフォーマンスに優れ、数多くの金賞ワインを生み出すフランスの名門生産者!!
1962年設立。コート・デュ・ローヌ地方の52栽培農家、13の栽培組合と契約を結び、栽培から厳密な指導を行っています。
その内容は畑の土壌、構造、特徴によって細かく規定されており、そのため栽培者達は自分達の畑と最良の栽培方法を熟知しています。
そうして採れた高品質なブドウだけを使用して、年間1800万本のワインを造っている名門生産者です。
低価格で、品質が良くて美味しい、さらに数量もたくさんあるビオロジック…の自然派ワイン。
これはとても難しいことで、この条件で成功している生産者はとても少ないのが現状です。
しかし、今回ご紹介させていただく『ラ・コンパニー・ローダニエンヌ社』は、長年培ったノウハウで、それを可能にしてくれました!!
なんと言ってもこの生産者のワイン造りに対する姿勢は、自然にも消費者にもすごく生真面目な造り手なんです。

コストパフォーマンスに優れ、数多くの金賞ワインを生み出す生産者!
厳選された契約農家からのブドウから、数多くのワインを生産している比較的規模の大きな生産者です。秀逸なのはそのコストパフォーマンス。リーズナブルなワインながら、彼らの生み出すワインは様々なコンクールで金賞を獲得しています。
グレープフルーツのようなフレッシュな香りとアーモンドやヘーゼルナッツを想わせる香ばしく甘い香りが織り交ざる、ストレートでいきいきとしたシャルドネです。

2013/09/28

ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 2011

ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 2011
ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 2011
LOUIS LATOUR BOURGOGNE GAMAY 2011

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・ガメイ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガメイ主体、ピノ・ノワールブレンド

リカーランドトップで、1680円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた黒っぽい紫の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若いが落ち着いた色調、艶っぽさがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ドライフルーツ、プルーン、かび?、カラメル、キャンディ、シナモン、ちょっとエーテル
香りの印象:ひょっとしてブショネ?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:はっきりした、収斂性がある
タンニン分:弱め、さらさらした
バランス:アタックはライトだが、芯はしっかり、アルコールが強め
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ドライフルーツ

【評価】
ブショネのような嫌な香りがある。ケミカルで硫黄っぽいので、時間が経つと取れるか?
味わいはシンプルでソリッドだけど、深い旨みを残す。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
色味はちょっと落ち着いた印象ながら、粘性も強く、艶っぽさもあって、期待感はあります。

香りは、ガメイらしい、ドライフルーツやプルーンのような加熱された果実の印象。
ただ、そのあとに、カビ?

鼻を突く、ちょっと嫌な印象がありますね。
ケミカルで、硫黄っぽいので、時間とともに取れるかも。

味わいは、ライトなアタックからまったく膨らまずにそのままストレートにフィニッシュ。
ドライで素っ気ない味わいながら、飲み終わりに、何とも言えない旨みを残します。
ボリューム感はないけど、旨みが広がるような感じですね。

カビっぽい香りはなかなか取れません。
これは、久しぶりの、キレイなブショネかも。

以前、ブショネでまったく飲めなかったのが、ニコラ・ジョリーのサヴニエール。
これがブショネです、って感じの教科書的なブショネでした。

サヴニエール ニコラ・ジョリー 2003

良い生産者ほど、ブショネもハッキリ、キレイに出る気がしますね。

今日の晩御飯は、自家製の餃子。
酢醤油につけるとさすがに合いませんが、餃子だけで合わせると、ワインの香りが餃子とシンクロして、ちょっとスペシャルな印象の料理に昇華します。

オリーブオイルとかちょっとたらすとか、スパイスを加えると、さらに良くなるのかもしれませんね。

このワイン、食事を引き立ててくれるみたいですね。
良いスパイスになる感じ。

食事が終わって、ワインだけになっても、軽めなので問題なく飲めます。
最初に感じたブショネも、特に問題無さそう。

おつまみでストリングチーズに乾燥バジルをふったものを合わせると、おつまみが物足りません。
食べ物を適当に合わせてもダメみたいですね。

ガメイ独特な、干しぶどうのような香りが、個性でもあるし、食事との相性を決定付けるポイントにもなりそうです。

1000円台で買える、ルイ・ラトゥールとしては貴重なワインではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

【お取り寄せ】アサヒビール/ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 750ml

※サイトより引用
■ルイ・ラトゥール(Louis Latour)
ワインの産地としてボルドー地方とともに賞されるブルゴーニュ。「ルイ・ラトゥール」は、この地で家族経営を守り続けている世界的に著名なワインメーカーです。その歴史は、1731年に一族がブルゴーニュの中心コート・ド・ボーヌでぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培と樽づくりを手がけたことに始まります。
フランス革命直後の1797年に、醸造家かつネゴシアン(ワイン仲買人)としてルイ・ラトゥール社を創設。まだ残る革命の余波をもろともせず、徐々に自社畑を広げていきました。
また成功への大きな契機となったのは、4代目当主による大胆な改革でした。19世紀後半、彼はヨーロッパのぶどう畑がフィロキセラ(畑を食い荒らす害虫)で壊滅状態になった際、従来のピノ・ノワール種に替え、コルトンの丘にそれまで誰も想像さえしなかった、シャルドネ種の苗木を植樹し、後にブルゴーニュの2大白ワインのひとつと謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させたのです。こうした努力と成功を経て、「ルイ・ラトゥール」は現在、コート・ドール最大規模のグラン・クリュ(特級畑)を所有するブルゴーニュ屈指の造り手にまで成長を遂げています。
クリュ・ボージョレのガメイ種を主体に、ピノ・ノワール種をブレンドしています。みずみずしい果実味が感じられます。ほのかに樽香があり、甘い果実やコショウのニュアンスがあります。

プラティノ・モスカート(白) NV

プラティノ・モスカート(白) NV
プラティノ・モスカート(白) NV
PLATINO MOSCATO NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:7%
ブドウ品種:モスカテル

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、680円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
泡立ち:時間が経っても、ちいさな気泡が立ち上がってる
外観の印象:若々しい、フレッシュな印象

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:マスカット、ライチ、アカシア、樹脂、グリーン系ハーブ
香りの印象:アロマティック、華やか

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュ、しっかり強め
苦味:爽やかさを感じる
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュ、フルーティ

【評価】
フレッシュでフルーティで華やか、泡立ちも優しい

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、輝きは弱めながら、健全な若々しさを持っていて、泡立ちの持ちは意外と良いみたい。

香りは、アロマティックで、ライチやマスカットの香りが最初にあり、そのあとに、アカシアやキンモクセイのような花の印象、ミネラルやハーブの印象もあって、華やかです。

飲みくちは残糖を残した、ほんのり甘いフルーティなアタック。
ライトな飲みくちに、やわらかい泡立ちで、カジュアルに楽しめます。
後味は、ややえぐ味が残りますが、ジューシーさがあって、悪くありませn。

後味に残るグリーン系のハーブの印象が、ただのジューシーなワインとは違って、アクセントになってますね。

第一印象は良いですね、美味しいです。

今日の晩御飯は、自家製の餃子。
食事に合わせると、さすがにワインの香りが強すぎて、ちょっと合いません。

もうちょっと、ハーブとかスパイスが効いた食事じゃないとダメでしょうね。

ストリングチーズに、乾燥バジルをふったおつまみに合わせると、まあ、何となくフィットします。

ピザとか、オードブル系にはよく合いそうですね。
唐揚げとか、ポテトフライとかも大丈夫そう。

1000円以内で買える「泡もの」では十分なコストパフォーマンスではないでしょうか。

フルーツ系の香りが強いので、パーティワインですが、ワインだけでも飲みやすいので、気軽に自宅で開けるのも良さそう。

アルコール度も低めですね。

■楽天ショップへのリンク

ハウメ・セラ プラチノ モスカート

※サイトより引用
シャンパンを除くベストスパークリングでNo.1バリューに選出されるなど特にアメリカで評価の高いワイナリー”ハウメ・セラ”社が造りだすマスカットから生まれた癒し系のスパークリング。
伝統的なCHAMAT製法で作られた高品質スパークリンワイン、プラチノ・モスカート。
自然な甘さで、アルコールも7%とやさしい飲み心地。
上品な泡触りをお楽しみください。
クリアーで淡い黄緑が印象的なカラー、表現豊かで生き生きとした果実味、そして口に含むとバランスの取れた甘い果実味が口いっぱいに広がります。
アルコール度数を7%に抑え、飲みやすく仕上げられたモスカート、金賞も納得の旨さです。
◆産地:スペイン
◆葡萄品種:モスカート85% セミヨン15%
◆白 やや甘口 発泡性

2013/09/27

ポッジオ・アル・ザーレ ソアーヴェ 2012

ポッジオ・アル・ザーレ ソアーヴェ 2012
ポッジオ・アル・ザーレ ソアーヴェ 2012
POGGIO AL SALE SOAVE 2012

イタリア:ヴェネト州:DOCソアーヴェ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガルガネーガ90%、トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェ10%

セブンイレブンで、698円で購入(500ml)

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:ちょっと複雑な色味、酸化してる?

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:白桃や梨のような白い実の果実、柑橘系、クリーム、白い花、カラメル
香りの印象:イタリアらしい、陽気なイメージ

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:シャープ、フレッシュ、ちょっと酸化のイメージ
苦味:弱め
バランス:ライトでシンプル
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュなフルーツ

【評価】
シンプルで、爽やか、やや酸化のイメージ

【供出温度】
7度以下、8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーン系にちょっとオレンジがさしたような、複雑な色味。
管理が悪くて、ちょっと酸化してる?って感じでもあります。

香りは、弱めながらモモや梨、柑橘系、クリームっぽい甘い印象、白い花のような華やかさがあり、陽気なイメージですね。

味わいは、ライトなアタックから、強めの酸味が広がり、ほぼ酸のイメージでフィニッシュ。
後味は悪くなく、ジューシーな印象が残ります。
フルーツ感は控えめで、ドライでシンプルな印象。

素っ気ない感じだけど、後味が悪くないのと、じわっと旨みが残る感じが悪くありません。
というか、結構好きかも。

買った時は温度高かったので、冷蔵庫で冷やしてみると、飲みやすくなって、イキイキとしてきました。
フレッシュ感がいいですね。

このワイン、赤がイマイチだったので期待してなかったのですが、白は好きなタイプです。

今日の晩御飯は、コンビニのパスタ、エビのトマトクリーム。
パスタがイマイチ美味しくないけど、ワインはさっぱりしてくれる合い方をします。

食事と合わせると、フルーツ感が強くなりますね。

食事が終わって、堅揚げポテトに合わせてみると、カジュアルによく合います。

ワインだけで飲んでも、フレッシュな酸味の強いチューハイ飲んでるみたいな、爽やかな美味しさがありますね。

もちろん、チューハイよりはナチュラルで、ワインらしい味わいなので、飲んでて安らぐ感じがします。

酸味の強いワインに慣れてることが前提になりますが、このワインはオススメですね。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2013/09/26

ポッジオ・アル・ザーレ キアンティ 2012 (500ml)

ポッジオ・アル・ザーレ キアンティ 2012
ポッジオ・アル・ザーレ キアンティ 2012
POGGIO AL SALE CHIANTI 2012

イタリア:トスカーナ州:DOCGキアンティ
アルコール度:13%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ95%、カベルネ5%

セブンイレブンで、698円で購入(500ml)

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかったルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:落ち着いた色調で、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:赤い酸味の強い果実、なめし皮、赤い花、ちょっとドライフラワー、ハーブ
香りの印象:ややケミカル、酸味の強い感じ

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープで強い
タンニン分:やや当たりが強く、収斂性を感じる
バランス:ミディアムでドライ、スッキリとした
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
シンプルで、ドライな味わい。やや素っ気ない。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
落ち着いた色調で、底がうっすらと見えるくらいの透明感。
輝きは弱めで、大人しい感じ。

香りは、最初ケミカルで、赤い果実やなめし皮の印象。
グラスを回すと、ややワイルドな動物香が出てきて、その後に、フローラルやハーブのような、ちょっと香水っぽい感じがでてきます。

味わいは、ミディアムボディで、ドライ。
軽めのフレッシュなアタックから、まったく膨らまず、そのままストレートな余韻が長めに続いて、タンニンの乾く感じを残してフィニッシュ。

ニューワールドとは違う、ライトなのにちょっと飲み難いという、伝統産地のテーブルワインって感じ。
でも、こういうワインが食事に合わせやすかったりします。

今日の晩御飯は、コンビニのミネストローネパスタ。

食事に合わせるととたんにアルコール感が強くなりますね。
何だか、急によそよそしい感じ。

ミネストローネの酸味と、ワインの酸味が当たって、ちょっとケンカするんですよね。
まあ、酸味がつなぎにもなっているのですが。

このワイン、シェリーとかポートの酒精強化ワインのような、火の入ったアルコール、みたいな感じがあります。
酸味はシャープだけど、あまりフレッシュ感が無いのは、ちょっと酸化したような印象があるから?

後味は、酸っぱ渋い感じで、重さがあります。

なんでしょうか?このワイン、ちょっと扱いにくいオヤジみたい?
コストパフォーマンスもイマイチですね。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2013/09/23

バランス 赤 カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー 2011

バランス 赤 カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー 2011
バランス 赤 カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー 2011
Balance Cabernet Sauvignon Merlot 2011

南アフリカ:WOウエスタン・ケープ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

カルディコーヒーファームで、10%引き774円で購入。
元値は、869円。

【外観】
清澄度:少し濁った
輝き:やや強め
色調:若さのある紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、色味は落ち着いた感じ

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:黒いベリー系果実、ややケミカルななめし皮、茎っぽいグリーン香、黒胡椒のようなスパイス
香りの印象:ややケミカルで、青っぽいグリーン香が気になる

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュ、シャープ
タンニン分:弱め
バランス:まろやかで、心地良い
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
チャーミングなフルーツ感をカジュアルに楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は深い透明感があって、キラキラとした輝きを持っているます。
色味は若々しいものの、ちょっと落ち着いた紫色です。

香りは、弱めで、ケミカルだったり、青っぽかったりで、あまり良くありません。
生臭いような感じもちょっとありますね。

味わいは、フルーツ感たっぷりのアタックで、残糖の甘みがじわっとひろがり、しあわせ感のある味わい。
酸味がしっかりと締めていて、タンニンは弱め。
後味はフレッシュなジューシーな酸味が残る。

ワインだけで、どんどん飲めるタイプですね。

今日は家族で外食だったので、食事無しで飲むには、ちょうどいい感じ。

時間が経つと、香りは、カラメルやキャンディのような、甘い感じになってきました。
青臭い感じも落ち着いてきて、薬箱っぽいハーブの印象に。

飲みくちは相変わらず、チャーミングなフルーツ感が続きます。

このワインはいいですね。
白ワインも良かったけど、赤もいい。

最近、南アフリカのワイン、当たりが続きているかも。
ちょっと南アフリカ産ワインの印象が変わってきました。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)

2013/09/22

コルテソーレ・ソアーヴェ NV (2013年2回目)

コルテソーレ・ソアーヴェ NV
コルテソーレ・ソアーヴェ NV
CORTESOLE SOAVE NV

イタリア::ヴェネト州:DOCソアヴェ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ガルガーネガ

セブン-イレブンで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、ツヤがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:南国系果実、蜜、石灰のようなミネラル、白い花、グリーン系のハーブ
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:シャープ、爽やか
苦味:爽やかさを与える
バランス:スリムでドライ、コンパクト
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
スリムでドライ、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
グリーン強めで、若々しく、輝きのある外観。
艶っぽい感じです。

香りは、最初に南国系の果実香で、その後に蜜のような印象、そこからフローラルやハーブの印象に変化します。
弱いながらも、悪い感じはありません。

味わいは、価格なりのライト。
ドライでサバサバした素っ気ない印象。
ただ、温度高めで飲み始めているので、ちょっと冷えると変わってくるかも。

まあ、素っ気ないけど、悪くはありません。
フレッシュな柑橘系の味わいなので、食事によっては合わせやすそう。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
このワイン、ちょうど良く合いますね。

ちょっとレモンを絞るような合い方で、ワインがやや控えめに後ろに回って、バランスよく合います。
コンビニ食に良く合うタイプみたい。

しかもこのワイン、価格が下がってますね。
今年の1月に買った時は、598円でしたが、なぜか100円も下がってる。

薄皮付きピーナッツに合わせても、問題なし。

このワインは、しっかり冷やして飲んだほうが美味しいですね。
ちょっと炭酸含んでて、爽やかさがあります。
軽いけど、すっきりと嫌味のない味わいで、合わせる食事の幅は広そうです。
魚介系全般に合わせやすそう。

498円なら、リピートありですね。
リッチなシャルドネタイプとは違う存在感があります。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2013/09/21

カサ・マシーニ ネグロアマーロ NV

カサ・マシーニ ネグロアマーロ NV
カサ・マシーニ ネグロアマーロ NV
CASA MASINI NEGROAMARO NV

イタリア:プーリア州:IGTプーリア
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ネグロアマーロ

肉のハナマサで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:オレンジがかって黒っぽい落ち着いた色調、ややレンガ色
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:落ち着いた、熟成感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:加熱された果実、プルーン、ケミカル、なめし皮、ドライフラワー、スパイス
香りの印象:やや酸化の印象、熟成感もある

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:弱め
バランス:ライト、シンプル、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸っぱい感じ

【評価】
ライトでドライで素っ気なく、やや酸化の印象

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、ややオレンジっぽくて黒っぽい、レンガ色の印象。
底がちゃんと見えるくらいの透明感があります。

香りは、酸化の印象が強く、ケミカルさと動物感が加わります。
最初に、プルーンのような加熱された果実の印象があって、それが飛ぶと、酸っぱい赤い果実の印象に。

味わいは軽めのアタックから、すぐに酸味が広がり、やや収斂性のある、酸化の印象を感じるフィニッシュ。
ワインだけではちょっと飲みづらい感じ。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの牛肉のボロネーゼ。
ワインがドライ系なので、脂分をすっきりと洗い流してくれるような合い方をしますね。

このワイン、色調が個性的で、若々しいんだけど、落ち着いた感じ。
ネグロアマーロという品種が落ち着いた色なんでしょうね。
ローカル品種の印象ですが、全体的な雰囲気が、何となくガメイと似てる感じがします。

食事が終わってワインだけになると、やはりギスギスした飲みくち。
酸味が強く、キューっと締まる、収斂性がありますね。
ちょっとゴムっぽいようなケミカルな感じも気になるかも。

安いワインなので、冷やすと欠点は隠しやすいのですが、素っ気ない感じになって、美味しいって感じではありません。

ワンコインでももう少し美味しいワインがあるので、まあ、リピートはしないでしょうか。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)


2013/09/18

カサ・マシーニ グリッロ NV

カサ・マシーニ グリッロ NV
カサ・マシーニ グリッロ NV
CASA MASINI GRILLO NV

イタリア:シチリア州:IGTテッレ・シチリアーネ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:グリッロ

肉のハナマサで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:黄金色に近い、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:色づきが良い、少し熟成感がある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:南国系果実、クリーム、梨、白い花、ハーブ、炭酸のようなミネラル感
香りの印象:とても弱い、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:シャープな、やや強め
苦味:爽やかさを与える
バランス:スリムな、ちょっと尖った酸味
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュなフルーツ感

【評価】
シンプルでフレッシュながら、やや酸化の印象

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観はちょっとオレンジっぽい色調で、黄金色に近い印象ながら、これはちょっと酸化してる?って感じもあります。

香りはとても弱いですが、南国系の果実の印象があって、炭酸のような、ラムネのような、ちょっと甘い、安いイタリアワインに良くある香り。
フローラルやハーブの印象があって、爽やかさもあります。

味わいは、とてもライトで、ドライ。
ちょっと酸味が尖ってて、いかにもローカル品種のテーブルワインって感じ。
ボリューム感はなく、飲むと酸味が口に広がり、後味はややえぐ味が残ります。

食事があったほうが美味しいタイプみたいだけど、軽いので、ワインだけでもまあそこそこ飲めますね。

今日の晩御飯は、コンビニのミネストローネパスタ。

食事と合わせると、甘い果実感が顔を出してきて、ちょっとイキイキしてきます。

う~ん、コンビニのパスタにとても良く合います。
ダメ男とダメ女の、マリアージュのパターンですね。

ワインだけになると、ちょっと酸味と収斂性がきつく、飲みくちが荒い感じになりますが、こういったタイプは個人的にはきらいじゃなかったりします。

ワンコインの中では、グローバル品種とは違う個性を持っているという点で、存在感がありますね。

飲み進むと体に馴染んでくる、昔ながらのワインのタイプです。
グイグイ飲めるタイプじゃないけど、じわじわと美味しい。

ワンコインだったら十分で、個人的にはリピートしたいワインですが、ただちょっとクセがあるので、人にはすすめられないかも。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)


2013/09/14

リオ・アルト クラシック ロゼ 2012

リオ・アルト クラシック ロゼ 2012
リオ・アルト クラシック ロゼ 2012
RIO ALTO CLASSIC ROSE 2012

チリ:アコンカグア地方:アコンカグア・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー

カルディコーヒーファームで、10%引き585円で購入(元値650円)

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤味の強いルージュ色の、やや濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては少し濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、ツヤのある外観

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:赤い果実、イチゴ、キャンディ、グリーン系ハーブ、石灰のようなミネラル、炭酸の印象
香りの印象:開いている、やや硫黄の印象が強い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、強め
タンニン分:ロゼとしては強め、後味に残る
バランス:やや荒いまとまり
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
トゲのある強さのある、ドライなまとまり。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
アセロラゼリーのような艶っぽい外観。
粘性も強く、力強さを感じます。

香りは、最初に赤い果実、そこからハーブ、ミネラルの印象に変わって、なんだかケミカルな感じになります。
最後に硫黄の印象がくるってのは、珍しいタイプですね。
香りの要素がすべて飛んでしまった後に、二酸化硫黄の要素だけ残るのでしょうか?

味わいは、ややトゲのある強めのアタックから、じわっと果実感が広がりますが、後味はドライで、タンニンの収斂性が残り、乾く印象

今日の晩御飯は、豚肉のサテ。タイ料理ですね。
このロゼと豚肉は、ちょうど良く合います。

本格的なサテとは違い、香辛料を控えているので、ちょうど良く合うのかも。
ピーマンとかの野菜の香りとの相性もいいみたい。

ワインだけだと、ちょっと飲みくちが荒いですが、食事があると、うまくバランスをとってくれる感じになります。
ちょっと強めなので、和食よりは、エスニックや中華が合いそうですね。

時間とともに、フルーツ感が出てきて、後半、どんどん良くなってきました。

ワンコインより、ちょっと高い、という価格帯ですが、ちょうどそれくらいの印象です。
1000円まではしないかな、って感じ。

ただ、悪くないんだけど、これといって、魅力は乏しいかも。
おすすめ出来るほどではないかな。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)

2013/09/13

コンドール・アンディーノ マルベック 2012

コンドール・アンディーノ マルベック 2012
コンドール・アンディーノ マルベック 2012
CONDOR ANDINO MALBEC 2012

アルゼンチン:メンドーサ州
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:マルベック

マルエツで、780円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若さはあるが、落ち着いたやや黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:深い透明感がある、落ち着いた色調

【香り】
豊かさ:やや刺激的
特徴:硫黄、なめし皮、スモーク、タバコ、ブルーベリー、血液
香りの印象:最初刺激的だが、時間とともに弱くなる

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽め
酸味:シャープな、ややトゲのある
タンニン分:やや強め、収斂性を感じる
バランス:ドライで、やや固い
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ドライで収斂性があり、固い印象。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しさはあるが、1年前のワインにしては、落ち着いた黒っぽい色調。
輝きやツヤも大人しく、透明感のある、やや明るめの外観です。

香りは、最初に硫黄やケミカル。
そこから時間が経つと、動物系のなめし皮や、血液のような印象になって、さらにジャムのような加熱した果実やキャンディのような要素が出てきます。

味わいは、ミディアムボディで、ドライ、固くて、収斂性があります。
スーッと入ってきてそのまま、さようならみたいな、素っ気ない感じなんですが、あまり嫌な感じはありません。
ただ、後味にタンニンが残って、えぐ味と収斂性があるので、ワインだけだと、ちょっと辛いタイプかも。

スーパーで買ったばかりで温度高めだったので、冷蔵庫でちょっと冷やしてみると、飲みくちは良くなりました。

今日の晩御飯は、コンビニの、モッツアレラチーズとトマトソースのパスタ。
このワイン、食事が入ると、しっかり役目を果たす感じです。

ワインの欠点をトマトソースの脂分が補完してくれて、パスタの強い香りや、脂分をワインがサッパリしてくれる感じ。
食事と合わせた方が活きるワインですね。
脂っこい食事をさっぱりしてくれる、という点では、コンビニ食にちょうどいい感じ。

このワイン、2009年のビンテージを飲んだことがありますが、「マルベックらしい、チャーミングな果実感があって、カジュアルにまとまっているので、パーティ向けのワインだと思います。」という評価でしたが、2012年は「チャーミングな果実感」はありません。
ちょっとタイプが変わってきたみたいですね。

食事が終わって、ワインだけになるとやはり、素っ気なくてちょっと物足りないかも。

ドライで、シンプルながら、それなりの存在感はありますが、コストパフォーマンスはイマイチでしょうか。

コンドール・アンディーノ マルベック 2009

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※サイトより引用
1947年創業のアルゼンチンのトップワイナリー『アンデアン・ヴィンヤーズ』が日本向けに開発したのがこのブランド。年間販売数10万本を超える人気商品です。
アンデアン・ヴィンヤーズは、1000haの自社畑と500haの長期契約畑を所有し、1914年創業のアルゼンチン最大のワイングループに属しています。本拠地はメンドーサにあり、畑はサン・ファンやメンドーサだけでなく、標高が1500mを超えるアルゼンチン北部のカファジャテ、カタマルカなどに拡大し、それぞれの土壌や気候、標高に最適な葡萄を栽培しています。
コンドール・アンディーノのポイントは、「初心者にもアプローチしやすく、またワイン愛好家にとっても毎日飲みたくなるようなワイン。軽やかな果実味を持つ、洗練されたエレガントなスタイルであること」。そのためには、葡萄が過熟してアルコールが高くなりすぎないように、収穫のタイミングをきっちり計ることから始めるといいます。そして低温発酵で香り高い果実味を引き出し、タンニンの抽出は控えめに。樽の風味が強く出すぎないように、樽の使用率は最大でシラーの70%に抑えています。
アルゼンチンの代表品種。濃厚な黒系ベリーの風味が前面に出た、フルーティーなコクのあるワイン。ソフトなタンニンとのバランスもとてもよく、スパイシーな余韻が長く残ります。試飲会でコストパフォーマンスの高さに驚いて導入を決めました。

■関連リンク(マルエツのワイン)

2013/09/12

酸化防止剤無添加ワイン 赤 NV

酸化防止剤無添加ワイン 赤 NV
酸化防止剤無添加ワイン 赤 NV
UCHI WINE RED NV

日本:輸入ぶどう果汁使用
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

ローソンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:色気のない落ち着いたルージュ
濃淡:淡め
粘性:弱い
外観の印象:力のない印象、淡い

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:イチゴ、キャンディ、カラメル、フォクシー(ブドウの香り)、ヴェジェタル
香りの印象:フォクシーフレーバーのイメージ

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュ、やや強め
タンニン分:軽い
バランス:ライトでジュースっぽい
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ、半分ジュース

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ほとんどブドウジュースの印象ですね。
フォクシーフレーバー満載の、日本ワインって感じ。

外観は底までしっかり見えるくらいの明るさ。
輝きは弱く、ちょっと力ない、弱々しい印象。

香りは、イチゴやキャンディの香りのあとに、いわゆる食用ブドウの香りのフォクシーフレーバー。
キャンベル・アーリーとかに近いでしょうか。

味わいは超ライトなアタックから、まったく膨らまず、ただジュースのようにのどを流れていき、ブドウの果実感がえぐ味になって、のどの奥に残る。
はたしてこれはワインなのだろうか?という疑問が・・・

観光地のおみやげやさんで売ってるタイプのワイン?

国産ワインとしては、昔からあるタイプだけど、これが輸入ワインをベースに造られているのが、何かすごい。

ワインだけで、グイグイ飲めるけど、だんだんおなかにたまってきて、なんだか、ちょっと、何飲んでるんだか、って感じになりますね。
ブドウの香りが強いので、これは食事には合わせにくいのでは。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、茄子とチキンのアラビアータ
合わせてみると、サッパリしてくれて、そんなに悪くありません。

でもやっぱり、ワインが進まない。
食事と合わせるには、甘みと、ぶどうジュースのような香りが邪魔をしてますね。

これに合わせる食事は難しいですね、やっぱり。
後味も良くないし、ワインらしくないし、あまりいいところを感じないですね。

■関連リンク(ローソンのワイン)

2013/09/07

ジャン・リヴァル ブラン NV (2013年購入)

ジャン・リヴァル ブラン NV
ジャン・リヴァル ブラン NV
JEAN RIVAL BLANC NV

フランス:vin de la Communauté européenne(EU構成国の複数のブドウを使用)
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明(ヨーロッパの代表品種を使用)

ローソンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、ツヤがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:硫黄、ミネラル、シードル、ちょっと酸化のイメージ、やや重いケミカル、シナモン?
香りの印象:重い、硫黄が強め、ケミカル

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープ、トゲトゲしい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリム、ドライ、痩せた
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ドライで、ちょっと酸化の印象があって、ギスギスした感じ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若さのある、グリーンがかった中庸なイエロー。

香りは酸化をイメージさせるシードルの印象があって、ちょっと硫黄の影響を感じる。
重いケミカルさがあって、全体に鈍調なイメージ。

味わいは、軽めのアタックながら、ややトゲのある感じで、膨らみはなく、やや刺激的な酸味が広がります。
ちょっとえぐ味が残って、後味はドライ。

ワインだけで飲むと、だんだん辛くなってくるタイプですね。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
オリーブオイルのトッピングがワインとの相性を良くしてます。

このワイン、合わせると、ちょっとチャーミングな果実感が出てきますね。
ワイン単体ではバランスが悪く、味わいも辛口なので、食事が入った方が美味しく飲めます。

温度低めの方が美味しく飲めるみたいなので、冷蔵庫で冷やしておいた方がいいですね。
重さが無くなります。

食事が終わっても、ワインだけだとちょっと辛い。
柿ピーでもある方がいいみたい。

ワインだけでは、やや素っ気ないのですが、傷んでるって感じではありません。
酸化の印象も飲み進むと落ち着いてきました。

香りは最後まで良くならないですね。
冷やすと、フルーティさがありますが、温度が高めだと、ギズギズした感じになるので要注意。

食事との相性は悪くないのですが、おすすめできるってほどでもないかな~。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2013/09/04

王様の涙 白(BLANCO)NV (2013年購入)

王様の涙 白(BLANCO)NV
王様の涙 白(BLANCO)NV
LAGRIMA REAL VINO BLANCO NV

スペイン:原産地表示無し
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:マカベロ・チャレロ・パレリャダ

セブンイレブンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:硫黄、ミネラル、白い果実、白い花、とても弱い
香りの印象:やや閉じてる?弱々しい

【味わい】
アタック:とても弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):とても弱い
酸味:シャープ、フレッシュ
苦味:弱め
バランス:スリムで水っぽい
アルコール:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
水っぽい

【評価】
超ライトで素っ気ないまとまり

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【総評】
1年ぶりに買ってみました、王様の涙。
相変わらず、水っぽいくらいの軽さは健在です。

外観は淡くて、輝きも弱め。

香りは硫黄の印象が強く、鉱物的なイメージ。
かすかに、柑橘系っぽい果実香やハーブやフローラルの印象もあります。
弱いけど、そんなに悪くありませんね。

味わいは、がっかりするくらい、ライト。
飲んだら即終了、ってくらいの余韻。
まるっきり膨らみはなく、酸味だけがじわっと残ります。

このワイン、酸味が特徴的ですね。
フレッシュなグレープフルーツの果汁のような酸味があります。
全体が弱いのを、酸味で何とか持ち上げてるって感じ?

なんだか、素っ気なくて、寂しい感じですね。

今日の晩御飯はコンビニのクリームトマトパスタ。
食事に合わせると、チューハイっぽい感じで、合います。

ドライでライトなので、食事に合わせやすいですね。

このワイン、ほのかに甘口、と裏ラベルに書いてますが、やや辛口、位の印象です。

食事が終わって、おせんべいに合わせても、大丈夫。

水っぽいくて、個人的には398円くらいなんですが、何か憎めないですよね。
平日に、ちょっとワインっぽい飲み物が欲しいけど、軽いのがいい、みたいなときにはいいのかも。

ライバルはチューハイですね。

この味が好きか嫌いか、でこのワインの価値は変わりますね。
超ライトで水っぽくて、素っ気ないけど、好きな人はわりといるのでは、って思います。

冷蔵庫に入れておけば、次の日でも大丈夫。
ワインとしてはイマイチですが、気軽に飲めるって点では悪くない選択だと思います。

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※サイトより引用
「王様の涙 白 750ml」は、タンニンを抑えた、非常に飲みやすいスペインワインです。
非常にフルーティで、バランスの良く取れた舌触りの良い味が特徴です。
ブドウ品種:マカベロ・チャレロ・パレリャダ

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/09/01

ラ・ガリン ヴィオニエ 2011

ラ・ガリン ヴィオニエ 2011
(1)コルテーゼ100%(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ:11)\1206(10%OFF 元値1340)
(2)ヴィオニエ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\853(10%OFF 元値948)

の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:色づきが良い、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:南国系の果実、リンゴの蜜、アカシア、ハーブ、ミント、麦わら
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやか、ふくよか
アルコール:やや強め
余韻:やや長め

【フレーヴァー】
濃縮感のあるフルーティ

【評価】
カジュアルだが濃縮感がある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
外観は色づきがよく、輝きも強め。
この段階ではヴィオニエ。

香りは南国系の果実香が中心。
そこにフローラルや独特なハーブ香が混ざり、複雑。
これはヴィオニエ。

味わいは濃縮感のある厚みのあるタイプ。
トロトロとリッチな果実感。
ここでもやはりヴィオニエ。

ファイナルアンサーで、ヴィオニエ
で、ピンポン

さすがにこの2択は当たりますね。

【総評】
ラ・ガリン ヴィオニエ 2011
LA GALINE VIOGNIER 2011

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ヴィオニエ

カルディコーヒーファームで、853円で購入。

ちょっとオレンジっぽくて濃い外観は、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランとかとはちょっと違うぜ、って感じを出してます。
ギラギラと輝きもありますね。

香りは最初に、濃縮感のある、個性的な濃い果実香。
蜜のような印象や、アカシアや百合のような、強いフローラルの印象。
とても華やかさがあります。

味わいは、トロ味のあるリッチな印象ながら、ややクセがあって、何かひっかかる感じ。
ボリューム感はそれほどなく、口に含んで、割と早めに消えますね

ちょっと荒っぽい感じはありますが、ワインだけでも美味しく飲めるタイプみたい。
果実感が強いので、逆に食事に合わせにくいかもしれません。

今日の晩御飯は、鶏つくねの酢豚風。
やはりワインが主張して、ちょっと合わせにくいですね。

このワイン、フルーツ感とか香りが強いので、トマトソースやバジルソースを使ったパスタとか、香り強めのものが合いそうです。

香りが特徴的で、一口目が美味しいタイプなので、飲み会ワインとしてもいいかもしれません。
スナック系とかチーズを使ったオードブルとか、華やかなシーンに合いそうですね。

このワインのブドウ品種は「ヴィオニエ」って言ってね~、なんてウンチクを語るのもいいかもしれません。
と、言いながら、ヴィオニエのウンチクは難しいですね。

ちなみにWikipediaでは、
ヴィオニエ(Viognier)は、主にフランス・ローヌ地方で栽培される、強い芳香が特徴の葡萄品種である。主としてフランスのローヌで、コンドリューやシャトー・グリエといった非常に小さな地区で使われる。比較的栽培量の少ない品種ではあるが、近年アメリカやオーストラリアなどでの生産が増えている。酸味が少ないため醸造は難しい方である。シラーズにわずかにブレンドされることもある。
・・・盛り上がらないこと確実ですね。

シャトー・グリエに話しを持って行くと、もう少し話が広がるかもしれませんが、あまりマニアックな話をすると引かれるので要注意。
「ドゥニ・デュブルデュー教授がね・・」なんて話はご法度です。

このワイン、1000円弱だったら、全然ありですね。
コストパフォーマンスは十分だと思います。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)

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