2013/12/29

トラディション グラーヴ・ブラン NV

トラディション グラーヴ・ブラン NV
(1)セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:05)\1980
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル、ソーヴィニヨン・グリのどれか(仏:ボルドー地方:AOCグラーヴ:NV)参考価格2835円
(3)シャルドネ(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\1698

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:小さな気泡がびっしりと内側に着く、若々しい

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:石灰のようなミネラル、柑橘系、麦わら
香りの印象:ミネラル感のみ強く、他の要素がほとんど感じられない

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽い
酸味:シャープ、強め
苦味:爽やかさを与える
バランス:ライトでドライ、やや痩せた印象
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ミネラリー

【評価】
ライトでドライでスッキリしているが、やや痩せた印象がある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
微発泡かと思うくらい、小さな気泡が内側にびっしりとつく。
キラキラした輝きがあるので、ちょっとスパークリングみたい。

香りは弱めで、ミネラル感が主体。
麦わらのようなグリーン香と、柑橘系の印象も何となくあるような。
この段階では、ソーヴィニヨン・ブラン。

味わいは、ライトでドライで、やや痩せた感じ。
ボリューム感は無く、スッキリ爽やか。
ただ、ちょっと安い感じ。

もうこの段階でシャルドネは消えて、ボルドーの2本に絞られるが、ほぼソーヴィニヨン・ブランで、ミネラル感はグラーヴって感じ。

ただ、価格の印象は1500円くらい?

ファイナルアンサーで、グラーヴ
で、ピンポン

これは、グラーヴらしいのか?

【総評】
トラディション グラーヴ・ブラン NV
Tradition Graves Blanc NV

フランス:ボルドー地方:AOCグラーヴ
アルコール度:不明
ブドウ品種:不明

いただきものなので、価格は不明。
リンベルの通販では、ボルドー紅白ワインセットで5,670 円です。

このワイン贈答用専門みたいで、市販のワインとは価格設定がちょっと違うみたい。

外観は、炭酸を多めに含んでいて、グラスの内側にびっしりと小さな気泡が付着します。
ただ、輝きがあって、キラキラしているので、それはそれで、スパークリングみたいでキレイですね。
色合いはグリーンが強く、いかにも若い感じ。
このワイン生産年が記載されていないので、酸化してないか気になっていたのですが、そこは問題無さそう。

香りは弱めで、石灰のようなミネラル感が強め、ソーヴィニヨン・ブランと思われるスモーキーさとグリーン系の印象もあります。
ただ複雑性とか、上質感は無く、ちょっと安い印象かも。

味わいは、ライトでスッキリしていて、ドライ。
ボリューム感や上質感はありませんが、爽やかなまとまりで、これはこれで美味しいですね。

ただ、やや痩せた感じなので、高そうな感じではありません。
グラーヴってことを隠して飲んだら、1000円くらいかなー。
グラーヴと分かっていても、1500円くらいまで?

ラベルもちょっと安っぽいし、あまり高級感はありませんが、すっきり爽やかな飲みくちは好印象ですね。
余韻に残るフルーツ感がまた絶妙な感じ。
良い意味で、ちょっとドライなチューハイのような印象もありますね。
時間とともに樽の香りも出てきました。

今日の晩御飯は、年末でカニ鍋。
このワインは合いそうだと思っていたら、カニに完全に負けてしまいました。
ワインの軽さというか、薄さが炙りだされて、完全に取り残されます。

カミさんに何も伝えないで価格感を聞いたら、980円。
やっぱりそれくらいの印象かな~。

もらいものとしては、美味しいと思います。
自分で買うものではないので、それはそれでいいのかもね。

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