2013/12/08

リンカーン・エステイト シラーズ 2012

リンカーン・エステイト シラーズ 2012
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPヴァン・ド・ペイ・ドゥ・レロー:10)\1260
(2)テンプラニーリョ100%(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:12)\990
(3)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ややピンクっぽい鮮やかな紫色の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ガリーグのようなハーブ香、グリーン系スパイス、黒い果実、ミネラル感、樽香による焦げ臭
香りの印象:やや閉じた印象、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:キメ細やか、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや高め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュなフルーティ

【評価】
軽めでフレッシュ、フルーティな飲みくちだが、アルコール度が高く、バランスが悪い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
鮮やかな若々しい色調で、やや透明感がある外観。
このなかでは2012年の2本か。

香りは温度低めなので、あまり立ってこないが、南仏のガリーグのような印象がある。
スパイシーなので、シラーズの可能性もあるが、ラングドックのカベルネ・ソーヴィニヨンが一番近い?

味わいは、軽めでフレッシュ、フルーティなアタック。
でもアルコール度は高めで、やや浮いた感じ。
ほんのり甘い感じが、カベルネ・ソーヴィニヨンよりはシラーズ。

テンプラニーリョの印象ではない。

ファイナルアンサーで、シラーズ
で、ピンポン

オーストラリアのシラーズって、とっても濃いイメージがありましたが、最近ちょっと淡めになってきてますよね。

【総評】
リンカーン・エステイト シラーズ 2012
LINCOLN ESTATE SHIRAZ 2012

オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ100%

酒本舗はな、の通販で、6本セット6000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、850円。

鮮やかなピンクっぽい紫色のフチで、テラテラした艶があり、深い透明感のある、美しい外観です。

香りは、温度低めのせいもあるけど、最初は閉じた印象。
グラスを回すと、南仏のガリーグのようなハーブ香がしてきますが、もう少し時間が経つと、黒胡椒のようなシラーズ独特なスパイス香に変わってきます。
ユーカリオイルのような揮発性のある印象やミネラル感もあり、さらに樽の影響の焦げ臭も出てきました。

味わいは、フレッシュでフルーティな、やや軽めのアタックで、そのあとにしっかりした酸味が広がり、爽やかな果実感があります。
でも、アルコール度が高いのか、そのあとにやや浮き気味にアルコールのアタックがありますね。
最終的な後味は、ややえぐ味が残るものの、酸味とフルーツ感が勝って、ジューシーな印象。

第一印象は、ちょっと荒っぽい印象ながら、フレッシュ感が悪くない、って感じ。

今日の晩御飯は、肉団子。
フルーティさが強いので食事との相性がイマイチかと思ったら、意外と良く合いました。

肉団子の甘辛だれと、ワインの甘みが調度良かったのかも。
中華系にも良く合いそうですね。
肉料理系には全般的に良く合いそう。

食事が終わって、ワインだけになってもカジュアルなフルーツ感が良くて、問題なし。

ほんのり甘みがあって、スッキリとしているけど、フルーティさもある、というのがこのワインのポイント。
飲み進んでも飽きてきませんね。

1000円弱だったらお買い得ではないでしょうか。

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※サイトより引用
可能な限りコストを削減してプレミアムワイン用に栽培されたブドウから驚異のコスパワインを生み出すワイナリー、リンカーン・エ
ステイト・ワインズ。1997年よりプレミアムワインを造るべくブドウ栽培を始め、当初は『ペンフォールド』等のプレミアムワインの造り手に良質なブドウを供給。2003年に入り、初めて念願の自社瓶詰めを行いました。 ワイナリーの名前となっているリンカーン港(ポートリンカーン)はオーストラリア屈指の漁場として知られ、マグロの養殖等が盛んに行われている産地。海洋性の気候と恵まれた日照量から農作物の宝庫としても知られています。
ブドウ栽培のモットーは、手間隙を惜しまずかけること。使用されるブドウはシャルドネの一部以外すべて自社畑(ペニンシュラズG.I.)で丹精込めて栽培されます。
「もっとカジュアルに手頃な価格で」という市場の要望に応えるべく、使用する瓶、ラベル、パッケージ、キャンペーン費など、抑えられるコストをすべてカットし、驚きの価格設定でプレミアムワインを瓶詰めしています。 成長期の気温はマイルドで日照量に恵まれ、降雨量も非常に少なく、ブドウの木にとって理想的な環境。そんな環境下で成熟したブドウは、ミネラル感豊富なテロワールが表現された良質なブドウとなるのです。
■気候:冷涼な地中海気候
■土壌:鉄分の豊富な粘土質土壌
■気温:1月(真夏)の平均気温 25~15度(夜)
■畑から海までの距離:12km
ジューシーな黒ベリーやハーブの複雑なアロマ、深く落ち着いた味わいが魅力のシラーズです。

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