2013/12/01

カサ・デル・セロ 2011

カサ・デル・セロ 2011
(1)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\980
(2)クレレット、ブールブーラン、グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、マルサンヌ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:11)\980
(3)グルナッシュ・ブラン、クラレット(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOPヴァントゥー:12)\800

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:わずかにオレンジがかった、淡めのイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きと粘性が強い

【香り】
豊かさ:最初しっかりしてるが、すぐに弱くなる
特徴:石灰のようなミネラル、スモーキー、柑橘系、南国系の果実、麦わら
香りの印象:やや閉じている?香りが弱い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:強め、シャープ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、ドライな
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ミネラリィ、アルコールの印象

【評価】
ドライで、強め、アルコールが浮き気味

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
ややオレンジっぽい色調が気になる。
印象としては南仏。

香りは最初強めだが、すぐに弱くなって、品種の特定が難しい。
ミネラルの印象が強めで、果実感は弱い。

味わいは、ドライで強め。
アルコールが強く、やや浮き気味。
まったりとした重さがあって、ソーヴィニヨン・ブランの印象ではないので、南仏の2つに絞る。

グルナッシュ・ブランがメインだともうちょっとフルーティになりそうなので、クレレット主体の方かな。

ファイナルアンサーで、クレレット、ブールブーラン、グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、マルサンヌ
で、ブー

なんと、チリのソーヴィニヨン・ブラン。

【総評】
カサ・デル・セロ 2011
CASA DEL CERRO 2011

チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ワインショップソムリエの通販で、5本セット4980円、1本あたり996円で購入。
参考価格は、980円。

色合いは、ちょっとオレンジっぽいかな、と思ったのですが、やっぱりグリーン系みたい。
ギラギラした輝きと、強い粘性を持っています。

香りは、最初は強いのですが、すぐに弱くなってしまいます。
弱いながらも、ソーヴィニヨン・ブランらしい要素はありますね。

味わいは、ニューワールドっぽくない、ドライで硬派な飲みくち。
強めのアルコールが下支えした、しっかりしたボディで、かなり辛い印象があります。

口当たりはキツめですが、ワインとしてはちゃんとしている印象です。
香りが極端に弱いのが、ちょっと気になるポイントですね。

今日の晩御飯は、イカとじゃがいものトマト煮込み。
このワイン、料理が入ると、しゃんとします。

しっかりワインの役目を果たすというか、料理を持ち上げるというか。

強くて辛い感じも、食事と一緒だと無くなりますね。
このワイン、食事と一緒だと活きるタイプみたい。

ワインだけになると、辛くて、ちょっと素っ気ない感じがあるので、なにか欲しくなります。
後味にジワッと果実感があるのですが、でもやっぱり最後は辛さが残ります。

アルコール度がちょっと強いんですね、やっぱり。
後味が重くて、鈍調な感じ。

ワイン自体はしっかりしているので、シーンによっては活きるワインだと思います。

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オーパスワンのような高級ワインが美味しいのは当然の話し。しかもワインに数万円掛けて、日常的に飲めるわけではありません。
しかし、マーティ氏は「ワインというものはこんなに素晴らしいものなんだ!」ということをもっと沢山の人に伝えたいという長年の想いを形にしたいという挑戦に挑んだのです。
ディオニソスワインズが造るヴァラエタル・シリーズ。品種の特性をしっかり表現することをテーマに、チリの特性も活かしたワインのラインナップ。
カサ・デル・セロとは山小屋という意味。 マーティ氏がポテンシャルに惚れ込んで購入した特別な畑”ピルク”と共に描かれるのは、マーティ氏が住む家である。
<田崎真也ソムリエのコメント>
色調はグリーンがかった淡いイエロー。香りは華やかで、グレープフルーツや黄色いりんごのコンポートやセルフイユ、レモングラスなどのハーブにレモンの皮のコンフィ、ほのかに麝じゃこう香の香りなどが調和。味わいはまろやかで柔らかな果実味から、シャープな印象を与える酸味が広がり、余韻もフレッシュ。

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