2013/11/30

フィンカ・エル・プンタル テンプラニーリョ 2011

フィンカ・エル・プンタル テンプラニーリョ 2011
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPヴァン・ド・ペイ・ドゥ・レロー:10)\1260
(2)ピノ・ネーロ(伊:ロンバルディーア州:DOPピノ・ネーロ・デル・オルトレポ・パヴェーゼ:10)\1200
(3)テンプラニーリョ(スペイン:ムルシア地方:11)\1050
(4)テンプラニーリョ100%(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:12)\990
(5)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた黒っぽい色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:少し落ち着いた、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:なめし革、硫黄、ややケミカル、プルーン、干しぶどう、腐葉土、血液
香りの印象:まだ閉じている印象、ちょっと熟成感がある

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:なめらか、優しい
バランス:柔らか、心地良い
アルコール度:やや高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ジャムのようなフルーティさ

【評価】
少し熟成感があるが、フレッシュさとエレガントさがある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
やや黒っぽい落ち着いた色調で、深い透明感を持っている。
輝きと粘性がある。

香りは干しぶどうやプルーンのようなやや熟成感を感じる香り。
ニューワールドのピノ・ノワールでやや熟成したような感じで、ピノ・ネーロが候補。

味わいは、マイルドで、残糖の甘みもあって、個性的。
ニューワールド的ではなく、伝統産地でも甘みのバリエーションが広い、イタリアのイメージ。

ファイナルアンサーで、ピノ・ネーロ
で、ブー

スペイン2011年のテンプラニーリョでした。

【総評】
フィンカ・エル・プンタル テンプラニーリョ 2011
FINCA EL PUNTAL TEMPRANILLO 2011

スペイン:ムルシア地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

ワインショップソムリエの通販で、5本セット4980円、1本あたり996円で購入。
参考価格は、1050円。

黒っぽく落ち着いた色調で、輝きと、深い透明感があります。
底が何となく見えそうなくらい。

香りは、干しぶどうやプルーンのような印象で、シェリーのオロロソのような熟成香があります。
これって、ひょっとしてシェリー樽とかで熟成しているのかも。

2年前のワインでこんなに熟成感を感じる事は、普通ありませんね。

味わいも熟成感のあるマイルドな味わい。
ちょっと酒精強化ワインみたいな感じもありますが、フレッシュ感があって、やはりまだまだ若いワインの印象です。

飲みくちはマイルドでふっくらフルーティですが、熟成感が深みを出してて、第一印象はいい感じ。
ワインだけで、どんどん飲んじゃいますね。

今日の晩御飯は、豚肉の薄切り肉にいろいろな具材を混ぜてフリッターにしたもの。
このワイン、穏やかなので、大人な感じで合います。

熟成感があるので、醤油系の味にもフィットしそうですね。
煮ものとか、照り焼き系のものとか、よく合いそうです。

醤油系の味が強いビーフジャーキーに合わせてみると、負けてしまうものの、フィットします。

ただ、このワイン、ずっと印象が変わらない。
ちょっと飽きてきましたが、安定感はあります。

ほんのり甘い印象がいいみたいですね。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。

個性的で、コストパフォーマンスも高く、良いワインではないでしょうか。

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※サイトより引用
この「カペル」のあるムルシア地方は、マドリッドから南東に400kmあまり、 ヨーロッパ中の人々が「別荘を持ちたい」と憧れる、太陽の国です。
年間の平均気温24℃ほど、年間を通して雨も少なく、果物や野菜作りでも有名な地域。 ブドウ栽培においても例外でなく、乾燥した土地と長い日照時間のおかげで、凝縮度の高い素晴らしいブドウが収穫できます。
カペル社は、このムルシア地方に1956年に設立されました。 目的は地元の協同組合と協力し、「ムルシアの高品質なブドウで コストパフォーマンスの良いワインを造る」こと。
この戦略は大当たりし、 地元スペインだけでなく、広く海外から注文を受けるようになりました。 今でも85%の量が輸出にあてられる程、 その品質は高く評価されています。
カペル工場カペル社の強みは、個々のブドウ栽培家たちとの密接なつながり。
ムルシア地方のブドウ畑は主に石灰質土壌、乾燥した気候と 暑さのため、農薬など科学的な処置はほとんど必要としません。 つまり、栽培はほぼオーガニック!!
また、この恵まれた気候のおかげで、ブドウはしっかりと完熟し、 果実味を持った、飲みやすいワインができます。
ついついグラスを重ねてしまう、スペインならではのコスパ高いワイン!!
ラズベリーやストロベリー、スグリなど印象的なベリー類の香り、滑らかな飲み心地があり、わずかにカカオの香りも感じられます。 重いワインではありませんが、味わいのバランスが取れており、 飲みやすく香りも豊かで毎日の食卓で開けられるコストパフォーマンスの良さが魅力です。
肉料理全般によく合います。気軽にハムやサラミを使ったピンチョス(小さなおつまみ)や、鶏肉のパエリヤなど。 ムルシア地方の伝統料理「カルデロ」を、鶏肉や生ハム切り落とし、サラミなどお肉ベースで野趣あふれる男の料理に仕上げてみるのも◎です。

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