2013/10/12

シャトー・ラフォレ・ピムゲ 2009

シャトー・ラフォレ・ピムゲ 2009
(1)ガルナッチャ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%(スペイン:北部地方:DOカンポ・デ・ボルハ:03)\2000
(2)メルロー主体(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\1200
(3)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:落ち着いた紫の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:まだ若そうだがやや落ち着いた色調、濃くて輝きがあり力強い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:硫黄、ケミカル、ちょっとカビ?、ブラックベリー、なめし革、樹脂、メントール
香りの印象:やや閉じ気味?品種の印象が薄い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープ、やや尖った
タンニン分:なめらか、緻密、収斂性がある
バランス:力強い、固い
アルコール度:強め
余韻:短め

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ドライで、力強さがあり、固い印象

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
力強い輝きがあり、粘性も強い。
まだ若そうな外観だが、色味はやや落ち着いている。

香りは、やや弱めで、ケミカルな印象が強く、閉じている感じ。
これから開いてきそうだが、今の段階ではなかなか品種固有の印象がつかみづらい。
ちょっとカビっぽい、ブショネ系の印象が気になる。

味わいは、強さがあるが、辛くて、固い感じ。
あまり膨らまず、ドライでシンプルな印象で、後味はやや乾く。
ニューワールドのシラーズの印象は皆無なので、まず候補から外れる。

あとはスペインの2003年と、ボルドーの2009年。
2003年ってことは無いだろうと思うが、醸造所でしっかり寝かせてから出荷した場合は、そうそうに瓶詰めされて熟成したものとは印象がまったく違うので、要注意。

それにしても、このワインブショネっぽい。
ちょっと嫌なかび臭さが後に残る感じ。

これといって決め手も無いが、素直なクセの無い感じがメルローっぽい。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ピンポン

ちょっとブショネっぽさが気になるかも。

【総評】
シャトー・ラフォレ・ピムゲ 2009
Chateau Laforet Pimouguet 2009

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー主体

酒本舗はな、の通販で、6本セット6000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1200円。

まだ若さを感じさせますが、ちょっと落ち着いた紫色の色調。
液面のツヤがあって、粘性も強く、深い透明感をがあります。

香りは、閉じているのか、ケミカルで、ブショネっぽいカビの印象。
ちょっとチョコレートっぽい、カラメルのような香りもありますが、他の要素はあまり感じられません。

味わいは、ドライでシンプル。
膨らみはなく、ストレートで、固い真面目な印象です。
時間が経つと変わってくるかも。

今日の晩御飯は、チキン南蛮と枝豆。
このワイン、ちょっと軽めなので、チキンにも良く合いますね。

ワインのドライでシンプルな感じが、食事との相性を良くしてるみたい。
枝豆も悪くありません。

食事が終わって、ビーフジャーキーと合わせてみると、イマイチ。
味が強すぎるのかも。
ピスタチオは、油脂分が強調されて、青い香りにもフィットして、良い感じ。

時間が経つと、味わいがまろやかにまとまってきて、旨みが出てきました。
1000円前半のボルドーとしては良い方かも。

香りは時間が経っても弱く、変化もありませんが、素直に美味しいワインだと思います。

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シャトー・ラフォレ・ピムゲ 2009

※サイトより引用
なんと、フランス国内最大級のワインコンクール、その名も[パリ農業コンクール Concours General Agricole Paris]において、二年連続して金賞に輝く不動のチャンピオンボルドーが本日登場いたします!!!!
さらにボルドー地方では非常に珍しい自然派農法を取り入れている、超手間ヒマかけた極上の味わいにして1180円!!
さらにさらに!!、
本日のご紹介は2008年ヴィンテージ、2009年ヴィンテージと二年連続の金賞受賞となったうちの、二度目の受賞となった2009年ヴィンテージをご紹介いたしますが、そうです!!、2009年のボルドーと言えば、言わずと知れた数百年に一度と言われる歴史的超大当たり年!!
ボルドー市の東、ガロンヌ河とジロンド河に挟まれたその名も『二つの海の間』を意味するアントル・ドゥー・メール地区の東端で、お隣りのサント・フォア・ボルドー地区とのちょうど境界に位置するペルグリュの村で造られるボルドーでは非常に珍しい自然派ワイン。
サント・フォア・ボルドー地区と言えばボルドー地方の東端で、通称【黒いワイン】などで有名なカオールを産するシュッド・ウェスト地方(西南地方)との境にあるのですが、ここはかつて歴史の波に翻弄されながら政治的な取引によって[AOCボルドー]を名乗ることを許された場所なんです。
16?17世紀、ユグノー派(プロテスタント)の街として栄えたこの地区ですが、宗教戦争で相対したカトリック派によってすっかり破壊され、住民の大部分も逃げ出してしまいワイン造りが一切消え失せるなか、ブドウ栽培の復興に乗り出したのがカトリック教会最古の修道会【ベネディクト会】。
あのロマネ・コンティがかの有名なコンティ伯爵の所有となるより以前にその畑を所有し、またシャンパーニュ地方においてその製法を発見したとされるシャンパーニュの父ドン・ペリニョン修道士が属する修道会としても知られる一大勢力です!!
フランスワインの歴史的に見ても、ロマネ・コンティをはじめ修道会の所有となっていた畑は、のちに世界的な銘醸ワインの畑となるものが多く存在し、そのポテンシャルを見抜く眼力は随一だったと思われますので、このサント・フォア・ボルドー地区はいまだ未知なるポテンシャルを秘める地として近年注目されているんです!!
そんな土壌ポテンシャルを最大限に引き出すために、減化学物質、減農薬の自然派農法に挑戦しているのが本日ご紹介の[シャトー・ラフォレ・ピムゲ]、そしてその本来のポテンシャルを証明するかのように二年連続の金賞受賞という素晴らしい金字塔を打ち建てたというわけなんです!!
『カシスやベリーなどの赤果実を想わせる果肉の風味がダイレクト!!最大限に果実味を引き出すために低温発酵されたブドウの良く熟したフルーティーさが堪りません!!
まさに天然ブドウ液!!これぞ自然派!!身体に染み入る極上の風味と味わいなんです!!』

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