2013/07/23

カソーナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012

カソーナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
カソーナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
CASONA CABERNET SAUVIGNON 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、500円で購入。

【外観】
清澄度:濁った
輝き:弱め
色調:落ち着いた紫の、黒っぽいガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若い、よく熟した、力が無い感じ

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:パンのようなイースト香、食べ物の傷んだ香り?、セメダイン、タール、茎のような青臭い印象、悪臭
香りの印象:傷んだような印象、悪臭がある

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:なめらか、シャープ
タンニン分:弱め、サラサラした
バランス:ライトだが、アルコール感が突出している
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
あえていえばスパイシー

【評価】
シンプル、バランスが悪い、品質が悪そう

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は紫がかった若い色調ながら、くすみがあって、輝きもなく、期待感は低め。
パッと見は、ハズレ、って感じ。

香りはさらにハズレ。
最初は、イースト香の印象だったが、そこから糞尿系や傷んだ食べ物の印象、さらにタールやセメダインのような化学系の悪臭。
悪臭オンパレード、って感じ。
はっきり言って、飲むのをちょっと躊躇するくらい。

味わいはライトなアタックから、フルーツ感が広がり、傷んだ感じは無い。
ただ、非常にバランスが悪く、ギスギスした口あたりにアルコールが突出した感じ。
生ぶどうジュースのような、ワインになりかけ感があって、それがマイナスに出ている。

この段階で、別のワインを開けるかどうか、迷うくらい、第一印象は悪い。

でも勇気を出して、もう少し飲み進んでみることにします。

時間が経つと、カビの印象が出てきた。
これは本格的にやられてるかも。。。

他のワインを開けるのももったいないので、ビールで口直し。

このワイン、グラスに入れたら、ぶん回して、とりあえず香りを飛ばすところから始める必要があります。
ある程度香りが飛べば、普通の出来の悪いワインって感じ。

今日は自家製のチャーシュー。
甘辛だれです。

合わせると、ワインが負けますね。
なんか、存在感の無いワイン。

試しに煮玉子に合わせると、硫黄の香りが強調されてダメ。
ゆで玉子はワインに合わない、代表的な食材ですからね。

昆布の佃煮もダメでした。

食事に合わせると、後味の苦味(渋みではない)が強くでますね。

時々ある、大外れ赤ワインの特徴は、この後味の強い「苦味」。
薬のような苦味ですね。

でも、このワイン、食事なしだと、後味はそんなに悪くはありません。

ただ、香りが最悪なので、グラスに入れてから、ぶんぶん回して、ちょっと時間を置かないと飲めないですね。
デキャンタージュするといいのかも。

まあ、リピートしようとはまったく思わないワインです。
これはダメだ。

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カソーナ カベルネ・ソーヴィニヨン [2012] <赤> <ワイン/チリ>

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