2013/06/29

シャトー・メルシャン 勝沼甲州 2012 (ブラインドテイスティング:当てる)

シャトー・メルシャン 勝沼甲州 2012
(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:10)\2260
(2)甲州(日本:山梨県甲州市勝沼地区:12)\1550
(3)シュナン・ブラン、シャルドネ(仏:ロワール地方:AOCソーミュール:11)\1180
(4)シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーラン他(仏:ラングドック・ルーション地方:IGPセヴェンヌ:11)\1080
(5)グルナッシュ・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:IGPアルディッシュ:11)\798

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ほぼ無色に近い、グレーイエロー
濃淡:淡い
ディスク:薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:ややしっかり感じられる
特徴:酵母、ミネラル、レモン、グレープフルーツ、柑橘系、白い花
香りの印象:シュール・リーのような酵母の印象

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープ、強い
バランス:スリムで、ドライ
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
ミネラリー

【評価】
スリムでドライ、後味がかなり辛め

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
ほぼ無色に近い外観からは、甲州が候補。

香りはシュール・リーのような酵母感が強く、日本の酵母の独特な香りがする。

味わいは全体的には軽めだが、意外と辛くて、後味が強めに残る。
ただ、これは甲州以外には考えられない。

ファイナルアンサーで、甲州。
で、ピンポン

甲州はさすがに外さないですよね。

【総評】
シャトー・メルシャン 勝沼甲州 2012
Chateau Mercian KATSUNUMA KOSHU 2012

日本:山梨県甲州市勝沼地区
アルコール度:12%
ブドウ品種:甲州

リカーランドトップで、1550円で購入。

外観は甲州らしい、ほぼ無色に近いグレーっぽいイエロー。

香りも甲州らしい、グレープフルーツやシュール・リーのような酵母の印象。
ちょっとシャンパーニュ的な感じというか。
時間がたっても上品な柑橘系の印象は弱くならず、しっかりした印象があります。

口当たりは、ライトですっきり。
ボリューム感はなく、スリムな印象だが、じわっと旨味が沁みる感じ。
後味は、意外と強めで、辛い感じと、えぐ味が残ります。

甲州の中でも、やや主張のある、ヤンチャな感じのまとまりですね。
上品で繊細なタイプではありません。

今日の晩御飯は、自家製の焼き鳥。
タレはライトな照り焼きダレ。

さすがにワインが負けるので、合いません。
もっと繊細で上品な料理じゃないとダメですね。
白身魚の天ぷらとか合いそうです。

食事が終わって、ワインだけになっても、すっきりしていて、飲みやすい。
基本的にはドライですが、ほんのり甘い印象もあって、全体的なバランスがいいんですね。
旨味も十分にあります。

コストパフォーマンスはいいのではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

シャトー メルシャン 勝沼 甲州10P06jul13

※サイトより引用
甲府盆地の中でもブドウの色づきの良い勝沼地区の甲州ブドウを使用し、瓶詰め直前まで貯蔵タンク中で澱と接触させ育成(シュール リー製法)することで、しっかりとしたうまみと厚みのある辛口ワインに仕上げています。和洋折衷、さまざまなメニューが登場する日本の食卓におすすめのワインです。

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