2013/05/11

コノスル カルメネール ヴァラエタル 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

コノスル カルメネール ヴァラエタル 2011
(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)品種不明(スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ:11)\780
(3)シラー(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
(4)カルメネール(チリ:コルチャグア・ヴァレー:12)\735

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、鮮やかな色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:スミレのようなフローラル、グリーン系のスパイス、カシス、タバコの葉、なめし革
香りの印象:木樽からのニュアンス、開いている

【味わい】
アタック:マイルド
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:強め
アルコール度:強め
余韻:長め

【フレーヴァー】
フローラル、スパイシー

【評価】
軽めのボディながら、香りも、味わいも上質感がある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
かなり濃くて、鮮やかな色調。
フチだけ赤紫で後は黒。
印象はニューワールド

香りはフローラルな印象があり、華やか。
ボルドーやローヌに良くあるタイプ。
カベルネ・ソーヴィニヨンのようなグリーン香があるが、ローヌのシラーのような印象でもある。
多分中にボルドーが入っていたら、ボルドーを選ぶ感じ。

チリの3本に絞られるが、品種の印象はシラー。
カルメネールもグリーン香を感じるが、これほどフローラルでスパイシーなのは、やはりシラー。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ブー

なんと、カルメネールでした。

【総評】
コノスル カルメネール ヴァラエタル 2011
Cono Sur Carmenere 2011

チリ:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カルメネール

ワインダールの通販で、5本セット3980円、1本あたり796円で購入。
参考価格は735円。

このカルメネールも、コノスルマジックがかかってますね。

外観は、鮮やかな色調で濃厚、いかにもニューワールドワインって感じ。
液面の艶とか、フチに見られる輝きは、期待感があります。

香りは、華やかで、第1印象は、上質なボルドー。
フローラルとスパイス、にタバコの葉のようなアンピルマティックな香りが混ざって、複雑性と厚みを感じますね。

味わいは、なめらかに入ってきて、やさしく広がって、余韻が長めに続きます。
こんなに上質感のあるカルメネールは初めてかも。

今日の、晩御飯は、鶏とキャベツの塩炒め。
シンプルな味わいなので、ワインの華やかさとフルーティさががやや勝ち気味。

悪くはないけど、もうちょっと良い取り合わせがありそうです。

グラスに残り少なくなると、さすがに酸っぱくなりますね。
さらに時間が経つと、香りも落ちてきました。
飲み口も、結構サバサバした、素っ気ない感じになってきたみたい。

香りも、最初は良かったけど、時間が経つと、生木っぽい感じが出てきました。
味わいもニューワールドっぽい、濃厚な果実感中心のややジュースっぽい味わいに。

これはなかなか微妙かも。
また次の機会に試してみたいワインです。

■関連情報(コノスルのワイン)



■楽天ショップへのリンク

コノスル カルメネール ヴァラエタル

※サイトより引用
“コノスル”とは「南の円錐」という意味で、南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンをもって1993年に設立されました。
設立後十数年のうちに、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長したコノスルですが、その成長の原動力であり、コノスルの理念でもある「イノヴェーション(革新的であること)」を常に追い求める姿勢は、スクリューキャップの導入、ビオビオやレイダなど新興産地においての自社畑拡大、サステイナブル農法や有機栽培の実践、など、時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みにあらわれています。
リーズナブルな価格で高品質&高コストパフォーマンスのコノスルワインは、各種コンクール等の賞やワイン誌での高い評価を国内外で獲得しており、農夫達のハードワークと有機栽培畑のシンボルである「自転車」ラベルで親しまれています。
コノスル社は、英カーボンニュートラル社を通じて、カーボンオフセット事業のために資金を提供し、CO2削減活動に取り組んでいます。カーボンオフセットとは、ワインの生産から運搬、施設の運営から輸出に関わる際に発生する二酸化炭素(CO2)の排出量を測定し、植林や自然エネルギーの導入などによって実質的に相殺(オフセット)してゼロに近づける取り組みのことです。
コノスル社が認証を受けているのは、「コノスルワインが世界各国に輸送されていく際に排出される二酸化炭素が、実質ゼロになっています」ということを認証する「カーボン ニュートラル デリヴァリー」です。
80%はインナーステーヴ、20%はステンレスタンクで7ヶ月熟成。ブラックペッパーのようなスパイシーな香り、熟したベリー系の果実香、樽熟成に由来するヴァニラ香、コーヒーなどの香り。 フルボディで質の良い酸味、まろやかなタンニンがあり、バランスのよい味わい。余韻は長めです。

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