2013/03/10

シャトー・グラン・フェラン 2008 (ブラインドテイスティング:外す)

シャトー・グラン・フェラン 2008
(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)シラー80%、カリニャン20%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:05)\1176
(3)シラー、メルロー、テンプラニーリョ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(4)メルロー65%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:08)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや厚め
粘性:強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:硫黄、生木のようなグリーン香、酸の印象、ブルーベリー、赤い果実、スパイス
香りの印象:やや酸化熟成が進んでいる

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:しっかり、フレッシュ
バランス:やや軽めで、心地良い
タンニン分:弱め、サラサラした
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮した)

【評価】
濃縮感があるが、スッキリとしたまとまり

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
見た目は若さがあって、かなり濃い。
この段階ではまだ分からない。

香りは酸化熟成が進んでいる印象。
見た目は若さがあるが、香りはやや熟成した印象。

なめし革のような印象があって、伝統産地のイメージがある。

味わいは、やや甘みがあり、タンニンが控えめで、ニューワールド的。
スッキリと飲みやすい感じは、伝統産地の印象もある。

ちょっと紹興酒っぽい印象とスパイシーさ。
これはひょっとして、カルメネールの特徴?

ファイナルアンサーで、カルメネール
で、ブー

ボルドーでした。

【総評】
シャトー・グラン・フェラン 2008
Chateau Grand Ferrand 2008

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー65%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%

DSKワインの通販で、6本セット3980円、1本あたり663円で購入。
参考価格は、980円。

確かに、しっかり熟成感があって、2010年のワインではないですね。

ネタバレしてみると、マイルドな飲みくちがボルドーっぽい感じ。
でも、香りは、華やかさが無くて、ミネラルっぽいというか、ケミカルな印象があります。

今日の晩御飯は、ミートボールのトマトソース。
豚ひき肉を使っているので、ちょっと甘い感じで、このワインだと、微妙に違和感がありますが、バランス的にはちょうどいい感じ。

カミさんに感想を聞くと、「軽いけど、悪くない感じ。980円くらい?」という感想。
ミートボールのトマトソースには、良く合った、という感想。

食事が終わって、ワインだけになっても、全然問題ありません。
このワイン、ボルドーなのに、食事がいらないタイプみたい。

ナッツとかに合わせても、気さくに受け入れてくれるような印象があります。

これといって個性はありませんが、安定感があって、コストパフォーマンスは高いと思います。

■イオンのネットショップへのリンク


シャトー・グラン・フェラン 2008



※サイトより引用
●2010年リヨン国際ワインコンクール金賞受賞(2008年産)。メルロー主体の、なめらかで丸みのあるシルキーなワイン。繊細でいながら豊かで、とてもバランスの良い味わいです。
●赤 ミディアムボディ
●料理との相性:パスタ料理、ハムやソーセーに合います。

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