2013/02/14

ノービリ・デル・ボルゴ グレカニコ 白 2011

ノービリ・デル・ボルゴ グレカニコ 白 2011
(1)シャルドネ、セミヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\500
(2)グレカニコ(伊:シチリア州:IGTシチリア・グレカニコ:11)\498
(3)マカベオ、アイレン(スペイン:地理的表示無し:NV)\498

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:ほぼ無臭、ミネラル、柑橘系、ちょっとグリーン
香りの印象:びっくりするくらい香りが弱い

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:弱め、頼りない
バランス:スリムで弱々しい
苦味:収斂性のある印象
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
人工的でケミカルなイメージ

【評価】
非常に弱々しく、バランスが悪く、さらに舌にワックスのようなえぐ味が残る。

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【判定】
ほぼ無色の外観はそれほど珍しくないが、ほぼ無臭のワインはこれが初めてかも。
花粉症が始まっているので、鼻が効かなくなってるかと思って他のものの匂いを嗅いでも大丈夫なので、はやりこのワインが無臭みたい。

味わいは、弱々しくて、人工的な「何か」が入っているような印象。

バランスもとても悪い。

これは品種当てにはならないけど、シャルドネとセミヨンのチリは以前飲んで美味しかったブランドなので、これは違う。

後はイタリアとスペインだが、低価格ワインでの安定感はスペインの方があるので、ここはイタリアか?

グレカニコという聞きなれない品種の特徴なのかもしれない。

ファイナルアンサーで、グレカニコ
で、ピンポン

これは久しぶりの大外れワイン?

【総評】
ノービリ・デル・ボルゴ グレカニコ 白 2011
NOBILI DEL BORGO GRECANICO 2011

伊:シチリア州:IGTシチリア・グレカニコ
アルコール度:12%
ブドウ品種:グレカニコ

スーパーフードワンで、498円で購入。

カミさんに恐る恐る感想を聞いたら、「これ結構美味しいね、880円くらい?」と、予想外の高評価。

あれ?
私の味覚がおかしい?

「でもこれ、何か変な匂いがする。何か入っているよね。」と、やはり変な香りを指摘。

ひょっとして、これは人工的に入れた「何か」ではなくて、グレカニコの品種の個性なのかも。
もう少し飲む進むと、何か分かってくるかもしれません。

でもこれは、冷やして嫌な香りを消さないと飲めないってことで、冷蔵庫で急冷。
冷えると、スッキリとした飲みくちになって、意外とクールでハンサムな印象に変わります。

今日の晩御飯は、かき揚げと、クリームシチュー。
エビと水菜と玉ねぎとちくわが入ってます。

合わせると、すっきりキレイに合います。
天ぷらくらいにちょうどいいですね。

食べ物が入ると、まったく欠点が気にならない、というか、とても美味しくなります。
天つゆにつけても、美味しいですね。
チキンのクリームシチューも合わせてみると、これもバッチリと合います。

タイコモチのように、どこにいっても、持ち上げる、みたいな合い方をしますね。

食事が終わって、子供の食べ残しの、チョコレートウエハースに合わせてみると、これも意外と問題なし。

時間が経つと、慣れてきたのか、酔っ払ってきたのか、最初に感じた欠点は気にならなくなってきました。
それでも、やっぱりすごく個性的な印象は変わりません。

ドライなフルーツ感、クセのあるハーブ香、香りはミネラルというか硫黄?
リピートするかは微妙ですが、個性があって、面白いワインだと思います。

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★文句なしにおいしい!★ノービリ・デル・ボルゴモンテプルチアーノ・ダブルッツォ

※サイトより引用
NOBILI DEL BORGO(ノービリ・デル・ボルゴ)は英語にするとNOBLE PEOPLE OF THE VILLAGE「村に住む高貴な人々」という意味です。 イタリアの小さな村でクオリティの高いワインと供に海の幸、山の幸などの美しい食べ物を楽しむ人々のイメージが名前の由来となっています。
フレッシュで繊細な風味が、イタリアの白らしい味わい。
飲み頃:6-8℃
おすすめマリアージュ:魚料理、チキンやポークなどの肉料理

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