2013/02/09

メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2008 (ブラインドテイスティング:当てる)

メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2008
(1)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ:08)\1780
(2)ピノ・ノワール(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\1280
(3)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:09)\1280
(4)ティンタ・デ・トロ(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン州:DOトロ:11)\1190
(5)ガルナッチャ・ティントレラ65%、シラー35%(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOアルマンサ:09)\1040

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ややオレンジがかった、落ち着いたルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:厚め
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、透明感がある

【香り】
豊かさ:最初はしっかり感じられるが、だんだん弱くなる
特徴:スミレ、赤身の肉、動物香、ミネラル、黒い果実、プルーン
香りの印象:やや控えめで、華やか

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):上品な甘み
酸味:やさしく、爽やか
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:緻密でサラサラした
アルコール度:やや強め
余韻:長め

【フレーヴァー】
フルーティ(上質でチャーミング)

【評価】
軽めでクールな飲みくち、上質感がある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
底がしっかり見えるくらいの透明感で、ピノ・ノワールが候補。

香りは華やかさのあるフローラルな印象。
やや硫黄の印象が強く、ミネラル感がある。

飲みくちは軽めながら、スッキリとクールな印象で、ブルゴーニュの上質感を持っている。
ただ、たまにボルドーのメルローが近い時があるので要注意。

さらにスペインも伏兵としては要注意。

ただ、素直に考えると、これはブルゴーニュのピノ・ノワール。

ファイナルアンサーで、ブルゴーニュのピノ・ノワール
で、ピンポン

【総評】
メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2008
MAISON ROCHE DE BELLENE BOURGOGNE HAUTES-COTES DE NUITS VIEILLES VIGNES 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1780円で購入。

軽めですが、飲み口がクールで、好印象のブルゴーニュです。
ブルゴーニュは、気難しいタイプも多いですが、これは素直でスッキリとしたタイプ。

ただ、飲みくちはとてもいいのですが、香りがちょっと弱めですね。
これから開いてくるかもしれないので、期待しましょう。

AOCブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイは、AOCブルゴーニュより少し地域が限定されているので、ちょっと高めです。

コート・ド・ニュイはブルゴーニュでもやや北の方、ジュヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネがある地域ですね。

クールでスッキリした印象が、ちょっと寒い地域を連想させます。

飲む進むと、あれ? ちょっと嫌な香りが出て来ました。
何だろう? 傷んだ果実が混ざっているような感じ?
ブショネまではいかないと思いますが、ちょっと気になります。

今日の晩御飯はサーモンフライ。
さすがに合わないだろうと思ったら、意外と合いました。

昨日の残りのカレーがあったので合わせてみると、ワインが負けてしまってこれはダメです。

おつまみのハモンセラーノに合わせると、塩気が強くなってダメ。
アーモンドも、ワインが負けてしまってダメ。
ピスタチオはワインの渋みが強くなってダメ。
カシューナッツは馴染まない。
ビーフジャーキーは味が強すぎて合わない。

このワイン、食事に合わせにくいタイプ?
軽めの赤身の牛肉とかだといいんでしょうかね?

カミさんに価格感を聞いたら、1680円で、まあほぼ正解。
カミさん好みのタイプで、美味しいと好評でした。

今回合わせた食事は、ほぼすべてダメで、ワインだけの方が美味しく飲めましたね。

最初に感じた、ちょっと傷んだような印象は、時間とともに解決しましたが、香りはそれほど強くはなってこないみたい。

次の日に飲んだら、飲みくちはちょっと酸っぱくなってましたが、香りの華やかさは増してました。

1000円台で、AOCブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイが飲めるってのは、とても貴重なワインではないでしょうか。

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※サイトより引用
ドメーヌ・ド・ベレーヌ&ロッシュ・ド・ベレーヌ
ニコラ・ポテル氏がMaison Nicolas POTELから独立し、Maison Roche de Bellene,Domaine de Belleneを新たに立ち上げ、今回特別に彼自らが選び抜いたCollection BELLENUM(コレクション・ベレナム)のワインが入荷してきました。
このCollection BELLENUM(コレクション・ベレナム)は、知りうる限りのドメーヌとコンタクトを取り、状態が良い事は当然として自らのワイン哲学と同じ、つまり「テロワールをきちんと反映したエレガントさ、フィネスが感じられる自然な味わいを持つワイン」を基準に試飲を重ね、納得できる味わいのワインのみを厳選してリリースしております。
昨年ニコラ・ポテル氏が当店に来てくれた時には何も言っていなかったのですが、その後に自ら設立した「ニコラ・ポテル」より急に脱退してしまいました。
理由ははっきりと分からないのですが、現在ニコラ・ポテル社の親会社であるコタン・フレール社の経営方針と生粋のヴィニュロンで芸術家気質のニコラとでは意見の食い違いが多々あったのではないのかと思いました。 そして彼は「ニコラ・ポテル」という商標はコタン・フレール社に権利があり、何とニコラ・ポテル自身が自分の名前を使えず、別の名称で始めなければならない事になりました。
そのような事からニコラ・ポテルは新たに自身のドメーヌとネゴシアン部門を立ち上げました。

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