2012/12/29

テッレ・ダ・ヴィーノ バローロ 2008 (ブラインドテイスティング:当てる)

テッレ・ダ・ヴィーノ バローロ 2008
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー36%、プティ・ヴェルド4%(仏:ボルドー地方:AOCオー・メドック:09)\2980
(2)ネッビオーロ(伊:ピエモンテ州:DOCGバローロ:08)\2380
(3)グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー (仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ:09)\1780

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:わずかにオレンジのさした、落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、濃縮感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:スミレ、華やかなフローラル、カシス、黒い果実、シナモン、血液や鉄サビ
香りの印象:開いている、酸化熟成の段階にある

【味わい】
アタック:おだやか
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:強い(突出した)、収斂性がある
アルコール度:強め
余韻:長い

【フレーヴァー】
フルーティで、スパイシー

【評価】
やや熟成した、強めの味わいで、タンニンがキツめ。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【判定】
やや落ち着いた色調。
深い透明感があって、底がうっすらと見える。
この段階では判断できない。

香りは、スミレのような華やかなフローラルな印象。
普通に考えるとボルドー。
ただ、スパイス系の強く、ローヌの可能性も十分ある。

飲み口は、ドライでややキツめ。
タンニンがかなり強い。
最近、ネッビオーロって飲んでないけど、ちょっとイタリアっぽい感じもある。
舌にいつまでも残るこの強いタンニンはネッビオーロのような気がする。

ファイナルアンサーで、ネッビオーロ
で、ピンポン

やはりこの強めのタンニンがネッビオーロですね。

【総評】
テッレ・ダ・ヴィーノ バローロ 2008
TERREDAVINO BAROLO 2008

イタリア:ピエモンテ州:DOCGバローロ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ネッビオーロ

町田の蔵家さんで、2380円で購入。

とても華やかさのある味わいで、後味の強い渋みが個性になってます。

後味はちょっと渋いけど、ワインだけでも結構飲めるタイプです。

でもこれはしっかりした牛肉に合わせたいですね。
食事と一緒で活きるタイプだと思います。
シンプルなステーキには絶対合いますね。

でも、今日の晩御飯は、アジのひらき・・・
晩御飯に合わせるのはやめておきました。

食事が終わって、イタリアの生ハムに合わせてみたら、良く合いました。
しっかりしたステーキが合いそうと思ってましたが、飲み口が軽めなので、生ハムくらいでも合いますね。

チーズのコンテやブリーにも、よく合いました。
バローロにしては、やや軽めのアタックなので、いろいろ合わせやすそう。

時間とともに後味の渋みが和らいで、飲みやすくなって来ました。

バローロで2380円というのはお買い得ですが、ワイン一般で考えると、コストパフォーマンスはイマイチかな~。
ちょっと軽めで飲みやすいというのが、長所でもあるのですが。

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バローロ[2008]テッレ・ダ・ヴィーノ【ワイン 通販 シーザーワインカンパニー】

※サイトから引用
テッレ・ダ・ヴィーノ社は1980年に農家と生産者組合によって、イタリアのピエモンテに作られました。
高品質な“バルベーラ”ワインを作る目的で、「スーパー・バルベーラ計画」をスタートし、有名な醸造家を多く輩出しているトリノ大学からもアドバイスを受け、
「葡萄が完熟状態になってから収穫すること」
「1haあたりの収穫量を抑える低収穫」
この二つのことを徹底しました。
計画スタート当初はわずか18だった契約葡萄栽培農家が、現在では2,500になり、契約農家が増えた分、より安定した品質での提供が可能になり、イタリア国内外で高い評価を得ています。
2000年にイタリアワインの王様といわれる“バローロ”にセラーを移転し、ピエモンテ州でNO.1を誇る3,000樽ものバリックでワインを熟成させています。
テッレ・ダ・ヴィーノの特徴は、一般的な作り手に比べ収穫量を抑え、また完熟状態で収穫をするために、凝縮感のある味わいが楽しめます。
例えば、バローロでは、一般が75hl/haに対し、テッレ・ダ・ヴィーノでは僅かに40hl/haまで収獲量を厳しく抑えます。

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