2012/12/31

ミニミニワインアンケート:今年のボージョレ・ヌーヴォーどうでした?

50年に一度の不作となった2012年のボージョレ・ヌーボー。

収穫量は減ったけど品質は例年通り、という評価や、生産者によっての差が大きく出た年、などさまざま評価がありますが、みなさんに感想を聞いてみました。

【質問】

今年のボージョレ・ヌーヴォーどうでした?

【回答】

美味しい 4 (25%)
■■■■

まあこんなもん 4 (25%)
■■■■

相変わらず高い 3 (18%)
■■■

イマイチ 2 (12%)
■■

飲んでない 2 (12%)
■■

頑張ってる 1 (6%)


軽い 1 (6%)


生産者による 1 (6%)


濃い 0 (0%)
(無し)

リーズナブル 0 (0%)
(無し)


ボージョレ・ヌーボーの評価ってなかなか難しいですが、個人的に美味しかったのは、マルセル・ラピエールとルー・デュモンでした。
毎年安定して美味しかった、ジョルジュ・デュブッフがイマイチだったのが気になる点ですね。

来年も美味しいボージョレ・ヌーボーに期待しましょう。

グレイス グリド甲州 2011 (ブラインドテイスティング:当てる)

グレイス グリド甲州 2011
(1)ソーヴィニヨン・ブラン88%、セミヨン12%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\2680
(2)甲州(日本:山梨県:11)\1800
(3)シルヴァーナー(仏:アルザス地方:AOCアルザス:10)\1280

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:微かにグリーンがかった、グレーに近い、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:厚め
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、極端に淡い色調

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ミネラル、酵母、レモン、グレープフルーツ、白い花、白い実の果実
香りの印象:控えめながら、上品な印象

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やか、シャープ
バランス:スリムな、溌剌とした
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでクリーンな味わい、フレッシュ感を楽しむ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
極端に淡い外観からは甲州が候補。

香りもモダンな甲州に良くある、柑橘系の味わいと、日本のワイン独特の酵母の香り。

味わいはスリムでフレッシュで、クリーン。

ファイナルアンサーで、甲州。
で、ピンポン

甲州はさすがに当たりますよね。

【総評】
グレイス グリド甲州 2011
GRACE GRIS DE KOSHU 2011

日本:山梨県
アルコール度:12%
ブドウ品種:山梨県産甲州

伊勢丹で、1800円で購入。

これはいい甲州ですね。

フレッシュで、クリーンで、爽やかな風が吹き抜けるような爽やかさがあります。
グライスワインらしい、さすがの安定感。

チャーミングなフルーツ感が後味に残りますが、グレイスワインの甲州の中では、ちょっとフルーツ感が強めかもしれません。

今日の晩御飯は、海老天そばと、ブリの刺身。
大晦日の年越しメニューです。

このワイン、刺身にも、海老天にも、そばにも、問題なく合います。
ワインの他に、ビールと焼酎も用意しましたが、この甲州に手が伸びますね。
和食との相性は抜群です。

ブリーとスモークのチーズにも合わせてみましたが、これはワインが軽いので負けてしまいました。
おつまみだったら、ポテトスナックや、ナッツくらいの方が合いそうですが、ワインの良さは活かせませんね。

一番合いそうな料理のイメージは、白身魚や野菜の天ぷら、くらいでしょうか。

クリーンな味わいなので、あれこれ食べて口の中がもったりしてくると、ワインが美味しくなくなってきます。

このワイン、ちょっと「箱入り」ですね。
きれいな水じゃないと生きられない魚、みたいな感じ?
実に繊細です。

刺身も合わなくはないけど、生臭さが口に残るとワインが美味しく無くなりますね。
一番悪いのはスルメ。
生臭さでワインが台無しになっちゃいます。

このワイン、美味しく飲むには結構気を使うかも。
合わない食べ物は極力避けた方がよさそうです。

カミさんに価格感を聞いたら、「日本のワインって高いんだよね。2380円。」
感想を聞いたら、「これ美味しいね。ワインだけでも美味しく飲めるのがいい。」という答え。

繊細なワインですが、間口は広いので、多くの人に受け入れられる、完成度の高いワインだと思います。

軽めでカジュアルな味わいなので、1800円という価格については、若干高い感じもありますが、日本のワインへのご祝儀だと思えば、高くないかと。。

一度飲んでみることをオススメします。

■楽天ショップへのリンク

グレイス グリド甲州 [2011] 【中央葡萄酒】

※サイトより引用
勝沼町産甲州種を主体に使用し、料理との相性を第一に考え、親しみやすい味わいのワインに仕上がりました。
ポンカンをそのまま絞ったようなフルーティーさと、仄かな甘みと苦み、そして旨味が調和したコクのある味わいです。
いろいろな料理にアクセントを与える、オールマイティーなワインです。
グリドの名称は、甲州種の果皮の色を表すGris(仏語:ピンクがかった薄灰色)と、De(...の)から名付けられました。

■グレイスワインサイトより

グレイス グリド甲州 2011 販売価格(税込): 1,800 円

※サイトより引用
-Tasting Note-
輝きのある淡いレモンイエローの色調。黄リンゴや白桃の香り、アサツキやポロネギのような植物的な香り、白コショウなどスパイス香も控えめながら感じる。
口に含むと、フレッシュでやわらかな果実味と活き活きとした酸味がきれいに広がり、味わいの後半には、ブドウの果皮から引き出されたほろ苦さを僅かに感じる。
甲州ブドウの旨味を素直に感じる、飲み心地の良い辛口の白ワイン。(金子克憲)

2012/12/30

シャトー・ラネッサン 2009 (ブラインドテイスティング:外す)

シャトー・ラネッサン 2009
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー36%、プティ・ヴェルド4%(仏:ボルドー地方:AOCオー・メドック:09)\2980
(2)グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー (仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ:09)\1780
(3)ガルナッチャ・ティントレラ70%、モナストレル30%(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOアルマンサ:08)\1280
(4)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:09)\1280

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
ディスク:薄め
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カシス、ミネラル、グリーン系スパイス、タバコの葉
香りの印象:温度が低いので香りが立たない、木樽の印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:強さがあって、心地良い
タンニン分:力強い、やや荒い感じ
アルコール度:強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)

【評価】
濃縮し、力強い

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【判定】
若々しく、とても濃い外観。
2009年と2008年しかないが、もっと若い印象。

香りは温度が低いせいか、たってこない。
濃縮感のある果実と、グリーン香が特徴。
閉じている印象もあるが、価格は安めのイメージ。

味わいは、スッキリと軽いアタックから、中盤から力強さがグッと出てくるタイプ。
タンニンもしっかりしていて、カベルネ・ソーヴィニヨンのイメージ。
でも果実味のある甘い印象が、ガルナッチャかも。

時間がたっても香りがたってこないので、飲み口の印象で判定。

ボルドー系品種とローヌ系品種で分けると、ローヌ系。
シャトーヌフ・デュ・パプかスペインかで考えると、カジュアルなスペイン。

ファイナルアンサーで、ガルナッチャ・ティントレラ、モナストレル
で、ブー

なんと、オー・メドック。。

【総評】
シャトー・ラネッサン 2009
Chateau Lanessan 2009

フランス:ボルドー地方:AOCオー・メドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー36%、プティ・ヴェルド4%

町田の蔵家さんで、2980円で購入。

とにかく温度が低く、ワインが開いてなかったのが、外した要因のひとつでしょうか。(言い訳)

このワイン、濃縮感と果実感を強く出すタイプのボルドーですね。
以前飲んだボルドーの中では、シャトー・ド・ヴァランドローとか、シャトー・ブラネール・デュクリュが似てるかも。

デキャンタージュしようかと思いましたが、果実感の強いカジュアルな印象なので、もう少し様子を見ることにしました。

3年熟成したワインですが、まだまだ若々しいので、まだ飲み頃に到達してない感じ?
今開けるのは、ちょっともったいないのかもしれません。

だいぶ時間が経ってから、ようやくヴァニラの甘い香りが出てきました。
温度も上がってくると、飲み口もまろやかになってきて、少し華やかさが出てきましたね。

でも果実感が重くて、個人的にはあまり好みじゃないかも。

良いワインで、一定の品質はあるので、あとは好みの問題でしょうか。
私的には、もう少しクリーンさとか、クールさが欲しいんですよね。

カミさんに価格感を聞いたら、1980円。
2980円と伝えたら、香りが弱いので、もう少し安いかと思ったとのこと。
でも、果実感があって美味しいという評価でした。

今日の晩御飯はメンチカツ。
中濃ソースと粒マスタードをつけると、まあまあ良く合いました。

しっかりしたメドックですが、合わせる料理の幅は広そうです。
チーズは、ブリーにもスモークチーズにも良くあいました。

時間が経つと、まろやかに飲みやすくなってきましたが、香りはやっぱり良くなってきませんね。

次の日に残ったワインを飲んでみましたが、少し華やかさが出てるものの、茎っぽいグリーン香が中心で、それほど良くはなってませんでした。

2980円はちょっと高いかなって感じ?

■楽天ショップへのリンク

シャトー・ラネッサン[2009]年・AOCオー・メドック・シャトー元詰(ブーティエ家元詰)Chateau LANESSAN [2009] AOC Haut Medoc (Domaine Bouteiller)

※サイトより引用
ボルドー・オー・メドック愛好家大注目!大人気オー・メドック・フルボディ赤ワイン愛好家大注目!サンジュリアンに隣接し、シャトー・ベイシュヴェルとシャトー・デュクリュ・ボーカイユの畑に囲まれている究極シャトー!しかもボルドーのスーパーグレイトヴィンテージ!世紀のヴィンテージと言われ、1982年や2005年を凌ぐとまで言われる最高!満点5つ星年!!五大シャトーのすべてが10万円以上になると言われるスーパーグレイトヴィンテージ![2009]年!R.パーカー氏をして「アペラシオンの中でも、傑出したワインの1つ。おそらく5級のシャトーの地位。真剣に検討されるワインである。」とベタボメ、ロバートパーカーは3~4つ星生産者に挙げ、なんと!この[2009]年で過去最高!ワインアドヴォケイト90~92点の高評価!(WA#188)獲得!ベタンヌ&ドゥソーヴ[2012]年でもこの2009年で16/20点の高評価!シャトー自ら10~15年の熟成のポテンシャルを持つ!と絶賛する、カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー36%、プティ・ヴェルド4%で造られる究極フルボディ辛口赤ワインがスーパーグレイト[2009]年で極少量入荷!

2012/12/29

テッレ・ダ・ヴィーノ バローロ 2008 (ブラインドテイスティング:当てる)

テッレ・ダ・ヴィーノ バローロ 2008
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー36%、プティ・ヴェルド4%(仏:ボルドー地方:AOCオー・メドック:09)\2980
(2)ネッビオーロ(伊:ピエモンテ州:DOCGバローロ:08)\2380
(3)グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー (仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ:09)\1780

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:わずかにオレンジのさした、落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、濃縮感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:スミレ、華やかなフローラル、カシス、黒い果実、シナモン、血液や鉄サビ
香りの印象:開いている、酸化熟成の段階にある

【味わい】
アタック:おだやか
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:強い(突出した)、収斂性がある
アルコール度:強め
余韻:長い

【フレーヴァー】
フルーティで、スパイシー

【評価】
やや熟成した、強めの味わいで、タンニンがキツめ。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【判定】
やや落ち着いた色調。
深い透明感があって、底がうっすらと見える。
この段階では判断できない。

香りは、スミレのような華やかなフローラルな印象。
普通に考えるとボルドー。
ただ、スパイス系の強く、ローヌの可能性も十分ある。

飲み口は、ドライでややキツめ。
タンニンがかなり強い。
最近、ネッビオーロって飲んでないけど、ちょっとイタリアっぽい感じもある。
舌にいつまでも残るこの強いタンニンはネッビオーロのような気がする。

ファイナルアンサーで、ネッビオーロ
で、ピンポン

やはりこの強めのタンニンがネッビオーロですね。

【総評】
テッレ・ダ・ヴィーノ バローロ 2008
TERREDAVINO BAROLO 2008

イタリア:ピエモンテ州:DOCGバローロ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ネッビオーロ

町田の蔵家さんで、2380円で購入。

とても華やかさのある味わいで、後味の強い渋みが個性になってます。

後味はちょっと渋いけど、ワインだけでも結構飲めるタイプです。

でもこれはしっかりした牛肉に合わせたいですね。
食事と一緒で活きるタイプだと思います。
シンプルなステーキには絶対合いますね。

でも、今日の晩御飯は、アジのひらき・・・
晩御飯に合わせるのはやめておきました。

食事が終わって、イタリアの生ハムに合わせてみたら、良く合いました。
しっかりしたステーキが合いそうと思ってましたが、飲み口が軽めなので、生ハムくらいでも合いますね。

チーズのコンテやブリーにも、よく合いました。
バローロにしては、やや軽めのアタックなので、いろいろ合わせやすそう。

時間とともに後味の渋みが和らいで、飲みやすくなって来ました。

バローロで2380円というのはお買い得ですが、ワイン一般で考えると、コストパフォーマンスはイマイチかな~。
ちょっと軽めで飲みやすいというのが、長所でもあるのですが。

■楽天ショップへのリンク

バローロ[2008]テッレ・ダ・ヴィーノ【ワイン 通販 シーザーワインカンパニー】

※サイトから引用
テッレ・ダ・ヴィーノ社は1980年に農家と生産者組合によって、イタリアのピエモンテに作られました。
高品質な“バルベーラ”ワインを作る目的で、「スーパー・バルベーラ計画」をスタートし、有名な醸造家を多く輩出しているトリノ大学からもアドバイスを受け、
「葡萄が完熟状態になってから収穫すること」
「1haあたりの収穫量を抑える低収穫」
この二つのことを徹底しました。
計画スタート当初はわずか18だった契約葡萄栽培農家が、現在では2,500になり、契約農家が増えた分、より安定した品質での提供が可能になり、イタリア国内外で高い評価を得ています。
2000年にイタリアワインの王様といわれる“バローロ”にセラーを移転し、ピエモンテ州でNO.1を誇る3,000樽ものバリックでワインを熟成させています。
テッレ・ダ・ヴィーノの特徴は、一般的な作り手に比べ収穫量を抑え、また完熟状態で収穫をするために、凝縮感のある味わいが楽しめます。
例えば、バローロでは、一般が75hl/haに対し、テッレ・ダ・ヴィーノでは僅かに40hl/haまで収獲量を厳しく抑えます。

ビーニャ・ルディ アルバリーニョ 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

ビーニャ・ルディ アルバリーニョ 2010
(1)ソーヴィニヨン・ブラン88%、セミヨン12%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\2680
(2)アルバリーニョ(スペイン:ガリシア州:DOリアス・バイシャス:10)\2380
(3)シルヴァーナー(仏:アルザス地方:AOCアルザス:10)\1280

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル(フチの気泡が消えない)
外観の印象:若々しい、艶のある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:マスカット、石灰のようなミネラル、柑橘系の皮、白い花、モモ、バタークリーム
香りの印象:第1アロマが強め、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、シャープな
バランス:厚みのある、溌剌とした
苦味:爽やかさを与える
アルコール:強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(アロマティック)

【評価】
力強く、濃厚な果実感がある。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
強い輝きのある外観。
色味は中庸。
フチの泡がいつまでも消えないのが特徴的。
この段階では判断出来ない。

香りはアロマティックで果実香中心。
トロンテスとか、ヴィオニエくらいのイメージ。
グラスを回すと、ヴァニラの香りもしてくる。
力強さがあるので、シルヴァーナーでは無さそう。
ソーヴィニヨン・ブランか、アルバリーニョ。

味わいは残糖があって、ほんのり甘い。
強さはあるが、ボディはシャープ。
アルコール度は強め。
やはりヴィオニエのような味わい。
これはアルバリーニョか?

ファイナルアンサーで、アルバリーニョ
で、ピンポン

ヴィオニエっぽいタイプのアルバリーニョですね。

【総評】
ビーニャ・ルディ アルバリーニョ 2010
Vina Ludy Albarino 2010

スペイン:ガリシア州:DOリアス・バイシャス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:アルバリーニョ

町田の蔵家さんで、2380円で購入

厚みのある果実感で、濃厚なフルーティさが特徴です。

少し甘みがあって、やや重い鈍調な飲み口ですが、全体のバランスは悪くありません。

ややベッタリした甘みのある、厚みのある果実感ですね。
後味にちょっとエグ味が残るタイプ。

でも、トロッとした、ネクターのような果実感が、クセになりそうです。

今日の晩御飯は、アジのひらきに、めんたいこ。

さすがにこれは合わないだろうと思っていたら、そうでもないですね。
意外と懐が深いワインかも。
でもまあ、あえて合わせようとは思わない取り合わせですが。

時間が経つと、このトロトロした濃厚な果実感がさらに良くなってきます。

イタリアの生ハムに合わせてみたら、良く合いました。
コンテとブリーのチーズにも良く合います。

カミさんに価格感を聞いたら、1680円。
2380円と伝えても、まあ納得という感じで、このワインは美味しいという評価でした。

最初に感じた後味の重さも、飲み進むとあまり気にならなくなってきました。

リッチなシャルドネタイプの味わいですね。
アルバリーニョの個性という点ではちょっと「?」な印象はありますが、とても良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

アルバリーニョ/ビーニャ・ルディ

※サイトより引用
「ビーニャ・ルディ」は、リアス・バイシャスを代表するワイナリーのひとつ、「ボデガス・ラ・バル」が提供するブランドです。
マドリードにある魚介料理レストランの最高峰「ポルトノーボ」のオーナーでもあるホセ・リメーレスが、1985年に出身地リアス・バイシャスに拓いたこのワイナリーは、貴品種アルバリーニョにとってとりわけ優れたテロワール(南方にあり日照量が多い、70%が小石で占められた沖積土壌等)を有するとされる、「アランテイ」、「タボエサ」、「ペクセゲイロ」の3つの名畑を所有することで知られます。尚、「ビーニャ」はぶどう畑、「ルディ」は創業者ホセ・リメーレスの奥さんの名前です。
「リアス・バイシャスには約7000軒の栽培農家があり、この地域のワイナリーは、ぶどうをこうした農家から購入しているところが多いのですが、私たちは、100%自家栽培を貫いています。これによって毎年のワインの品質を安定させることができるのみならず、収量を低く抑え、アリバリーニョに分厚いボディを与えることができます」(醸造家チェーマ・ウレータ)。
このワインが、世界中のVIPが訪れる先述のレストラン「ポルトノーボ」のハウスワインとして供されていることは、言うまでもありません。
DOリアス・バイシャス。アルバリーニョ100%。ワイナリーが誇る、「アランテイ」、「タボエサ」、「ペクセゲイロ」の3つの名畑より。平均樹齢は20年。ステンレスタンクで醸造。低収量の凝縮ぶどうを使用しているため、この品種特有のレモンのような爽快なアロマに加えて、完熟したリンゴやパイナップルを思わせるような甘みもお楽しみいただけます。

2012/12/28

レオン・パルディガル レ・コリン キュヴェ・グラン・レゼルヴ ロゼ NV

レオン・パルディガル レ・コリン キュヴェ・グラン・レゼルヴ ロゼ NV
レオン・パルディガル レ・コリン キュヴェ・グラン・レゼルヴ ロゼ NV
Leon Perdigal Les Collines Cuvee Grande Reserve Rose NV

フランス:IGPメディテラネ
アルコール度:不明(ラベルが破れて分からなくなった)
ブドウ品種:シラー、グルナッシュ

町田の蔵家さんで、780円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:サーモンピンクの、穏やかな色調のロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若いが穏やかな色合い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:赤い果実、アセロラ、ハーブ、香りがとても弱く特徴がつかめず
香りの印象:弱い

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:おだやか、フレッシュ
バランス:弱めだが、辛さが突出した
タンニン分:後味に残る感じ
アルコール度:弱め
余韻:やや長め

【フレーヴァー】
ミネラル感のある

【評価】
軽めの口あたりで香りも弱いが、アルコールが突出している

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
これは、とっつきにくいロゼですね。

味わいが薄くて、とげとげした辛さがあるというか。
のどにひっかかるような、後味のエグ味もあります。

と、いきなり文句言ってますが、全体的な印象は、そんなに悪くありません。

かなり冷えた状態で飲み始めましたが、グイグイ飲めるタイプではないですね。
少し温まってくるとまた印象が変わるかも。

今日の晩御飯は、ホワイトシチューを改造して作ったチキンドリア。
このワイン、とても良く合いました。

食事と合わせると、飲み口のトゲトゲしさが無くなって、すっきりとした、凛とした、クールな飲み口になります。
控えめな果実感がとても凛々しい感じ。

口をサッパリさせるだけではなくて、クールな果実味を加味してくれて、とても爽やかな印象になりますね。
とても良いです。

でも食事が終わって、ワインだけになると、またトゲトゲしたアルコール感が顔を出してきました。
なんでしょうか、ちょっと蒸留酒くらいの感じの強さ?

飲むシーンを選ぶワインですが、コストパフォーマンスは高いのでは。

■重松貿易株式会社のサイトより

※サイトより引用
レ・コリンは、フランス語で“丘”を意味します。ラベルにも丘に広がるブドウ畑の先にシャトーヌフ・デュ・パプ(法王の新城)の史跡が描かれており、その麓にあるOGIERのセラーでつくられています。シャトーヌフ・デュ・パプで生まれ、このローヌヴァレーから如何にエクセレントなワインを生み出すか、それを知り尽くしたOGIERだからこそその誇りと威信を注ぎ込みつくられました。

2012/12/24

フレシネ セミセコ ロゼ NV ハーフボトル

フレシネ セミセコ ロゼ NV
フレシネ セミセコ ロゼ NV ハーフボトル
Freixenet Semi Seco Rose NV 375ml

スペイン:DOカバ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガルナッチャ30%、トレパット70%

グルメシティで、798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:オレンジがかった、サーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
ディスク:やや厚め
粘性:弱い
泡立ち:発泡性(泡はすぐに消える)
外観の印象:落ち着いた色調、残糖の粘性を感じる

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カラメル、ハーブ、グリーン香、赤い果実、蜜
香りの印象:甘い印象

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、なめらか
バランス:軽くて、心地良い
タンニン分:軽めで微かに感じる
アルコール度:弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミングな)

【評価】
ライトでフルーティ、スッキリ飲みやすい。

【供出温度】
7度以下

【グラス】
フロートグラス

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
カバの甘辛表示は、

<辛口>
ブルット・ナトゥーレ
エクストラ・ブルット
ブルット
エクストラ・セコ
セコ
セミ・セコ
ドゥルセ
<甘口>

となっていて、セミセコは「やや甘口」。

甘いスパークリングって、ものによってはベタベタした甘さのものがありますが、このワインはすっきりした甘さで、素直に美味しいです。

発泡も控えめ、甘さも控えめ、アルコール度も低めですが、とてもいいバランスでまとまってます。

それでいて、ほんのりグリーン系のハーブのような特徴があって、スパイスも効いてますね。
なるほど、これは人気があるわけだ。

ワインを飲み慣れてない人も、ワイン好きな人も、どちらも取り込めそうな完成度です。
泡嫌いなカミさんも、これは飲みやすい、と好評でした。

ただ、こういった甘みがあって飲みやすいタイプって、飲み進むと飽きてくるんですよね。
そこがこのワインのポイントかも。

今日の晩御飯はローストチキン。
醤油ベースの甘口タレと、マスタードベースのソース。

このワイン、カジュアルな味わいで、どちらのソースにも良く合いました。
食事にも合わせやすそう。

時間がたって気が抜けてしまっても、それなりに美味しく飲めるのも、カジュアル飲みには重要なポイントですね。

飲み進んでも、飽きてくる事はありませんでした。
安定感のある、安心して飲めるロゼのスパークリングですね。

■楽天ショップへのリンク

【エレガントな泡立ち♪】フレシネ セミセコ ロゼ 正規 750mlSPRK【YDKG-tk】【楽ギフ_包装】

※サイトより引用
フレシネは年間8500万本(2008年フレシネブランド総生産量、750ml換算)も生産され、150カ国以上で愛されている世界No.1のスパークリングワインブランドです。カヴァは、スペインで造られるシャンパン(シャンパーニュともいいます)と同じ伝統的な瓶内二次発酵で手間ひまかけて作られるスパークリングワインの事です。世界中の人々に愛されるフレシネの秘密は、140年以上にわたるカヴァづくりへの情熱と品質へのこだわりにあります。カヴァは、カタロニア語で「洞窟」を意味し、1986年に、スペインの特別D.O.ワイン(原産地呼称)に認定され、産地と葡萄品種、製造法が規定されています。フレシネ社のカヴァは、シャンパンと同様の伝統的な「瓶内二次発酵法」を用いて丹念に製造されており、世界中で愛飲されています。フレシネ社は『良いワインは良い葡萄から』という理念のもと、収穫の際には葡萄を傷つけないよう、全て手摘みで収穫を行います。1997年10月にはISO9002(クオリティマネジメント)、1999年10月には、ISO14001(環境マネジメント)をスペイン国内のカヴァメーカーとしては、初めて取得しています。
ブレンド比率の高いカタルーニャ地方原産の黒葡萄・トレパットのバランスの良い酸味とエレガントなロゼカラー。 瓶内熟成1年以上。
黒葡萄の落ち着いたタンニンが口の中で消えていくような 自然な甘さが、熟したいちごの酸味と程よくマッチ。 特に相性の良い料理はポークソテー、空豆と小海老の中華風炒めなど。

ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ 2008 (ブラインドテイスティング:当てる)

ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ 2008
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー36%、プティ・ヴェルド4%(仏:ボルドー地方:AOCオー・メドック:09)\2980
(2)ピノ・ノワール100%(仏:ブルゴーニュ地方:AOCオー・コート・ド・ニュイ:08)\2380
(3)ネッビオーロ(伊:ピエモンテ州:DOCGバローロ:08)\2380
(4)グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー (仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ:09)\1780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:微かにオレンジのさした、ルビー
濃淡:やや淡め
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、明るさのある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:スミレ、イチゴ、赤い果実、張りのあるなめし革、グリーン系スパイス
香りの印象:酸化熟成の段階にある、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:軽やかさがあり、心地良い
タンニン分:緻密、サラサラとした
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フローラル

【評価】
軽めの口あたりだが、華やかさがあり、芯が強い。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前?

【判定】
グラスの底がしっかり見えるくらいの透明感。
この段階では、ピノ・ノワール。

香りも、フローラルとなめし革で、上質なピノ・ノワールの印象。

飲み口も軽めでフレッシュ、キュッとある後味の渋みもピノ・ノワールらしい。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

久々に、いいブルゴーニュって感じ。

【総評】
ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ 2008
Domaine Michel Gros Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCオー・コート・ド・ニュイ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

町田の蔵家さんで、2380円で購入。

華やかさがあって、特別な日って感じのする、ワインらしいワイン?です。

カミさんに感想を聞いたら、「ピノ・ノワールらしくて、素直で飲みやすい。2980円くらい。」という評価。

そうですね、最初温度が低かったので、分からなかったのですが、ヒンヤリとしたクールな印象がありますね。
さらに飲み終わりも、スッキリとキレイに消えます。

飲めば飲むほど美味しいブルゴーニュですね。
これはいい。

今日の晩御飯は鶏もも肉のグリル。
塩コショウしてオーブンでじっくり焼いて、醤油と蜂蜜と砂糖の甘辛だれで仕上げたものです。

ちょっとタレに甘みがあるせいか、このワインとはイマイチ馴染みませんでした。
どちらかというと、牛肉の方が合うかも。

チーズのコンテがあったので、合わせてみると、これはジワッと馴染む感じで、悪くありません。

このワイン、ブルゴーニュらしさがありながら、クリーンでクリアでフレッシュ感があって、ワインだけでも爽やかに飲めます。

赤ワインでこれだけ爽やかさを感じるワインは珍しいかも。

良いワインですね。
何もなくても、どんどん進みます。

なんでしょうか、温州みかんを食べてるみたいな、フレッシュ感がありますね。
スイスイ飲んでしまって、このワイン、危ないぞー。

このワイン、常備したいくらい、スゴイ美味しいです。
飲めば飲むほど美味しくなってきました。

グラスに残し少しになっても、香りは強く、しっかりしてます。

これはいいワインですね。
お買い得だと思います。

■楽天ショップへのリンク

【ミッシェル グロ】 ブルゴーニュ オート コート ド ニュイ [2005] 750ml・赤 []

※サイトより引用
グロ家のワイン造りの歴史は、ニュイ・サン・ジョルジュの近郊ショーという村で1804年に生まれたアルフォンス・グロに始まり、息子のルイ・グロによってその礎が築かれます。
ルイ・グロから畑の一部を引き継いだ息子のジャン・グロは、多くの改革を行いその後のドメーヌの発展に大きく貢献、グロファミリーを世に知らしめました。
その後ジャンの畑は相続により分割されましたが、ジャンの後継者となったのは長男であるミッシェル・グロです。
ミッシェルはボーヌ大学で醸造学を学び、1979年にオート・コート・ド・ニュイの2ヘクタールの畑から初めてのワイン造りをスタート、自身のドメーヌ名で伝統の名に恥じぬすばらしいワインを造り続けています。

2012/12/23

パトリック・ピウズ プティ・シャブリ 2010 (ブラインドテイスティング:外す)

パトリック・ピウズ プティ・シャブリ 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(2)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\780

の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:硫黄、ミネラル、パイナップル、バナナ、フローラル、ヴァニラ
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:ややキツイ、シャープ
バランス:シャープで、収斂性がある
苦味:収斂性がある
アルコール:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(ちょっと酸化した)

【評価】
フレッシュなまとまりだが、酸化した印象や収斂性がある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【判定】
色付きが良いので、シャブリよりはラングドック。

香りは過熟した果実の印象が強く、低価格の印象。
さらに南のイメージがある。

味わいは、シャープだが、酸化した感じと、後味の収斂性があって、品質があまり良くない印象。
これはラングドックの方みたい。

ファイナルアンサーで、ラングドックのシャルドネ
で、ブー

な、なんとプティ・シャブリ。。

【総評】
パトリック・ピウズ プティ・シャブリ 2010
Patrick Piuze Petit Chablis 2010

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、1790円で購入。

ネタバレしてみると、たしかにシャブリっぽさがありますね。
飲みにくいタイプのシャブリです。

酸味が強く、収斂性があって、最初の印象はあまり良くありません。
でも飲み進むと、じわっと広がる味わいがあって、大人なワインって感じ。

飲み口の荒さも一つの個性に感じてきますね。

そういえば、昔のシャブリってこんな感じだったな~、って思い出しました。

ニューワールドのような、誰が飲んでも美味しく飲めるタイプじゃなくって、ワインが人を選ぶような味わいがシャブリだ、って感じ?
飲みたくなければ飲むな、的な。

今日の晩御飯はカニクリームコロッケ。
悪くないけど、やっぱり口当たりのキツさは消えません。

魚介のグリルみたいな、シンプルなものがいいのかな?

カミさんに感想を聞いたら、「これはフツーに美味しい、安心して飲める。1980円くらい。」という高評価。

やはりワインを飲み慣れている人(酒飲み)には美味しく感じるタイプみたい。

ちょっとクラシックなタイプですね。

イマドキの、フルーツ感があって飲みやすいタイプではありませんが、ベースがしっかりしたワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

パトリック・ピウズ(シャブリ)

※サイトより引用
ただひとつの品種、シャルドネ種だけで、世界中を魅了するワインを造り出す地、シャブリ。
大手から小規模ドメーヌまで、様々な造り手がシャブリを手掛けていますが、名声を得た地だからこそ、土地の入手の難しさなど、様々な要因があり、他の地域ほど、新たな造り手の登場が少ない地域です。
が…、
現れたのです!シャブリに降り立った新星が!!
その名は、パトリック・ピウズ。
彼が今に到るには、まるで運命に導かれたようなストーリーがあります。

2012/12/22

ベソ・デ・ヴィノ マカベオ 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

ベソ・デ・ヴィノ マカベオ 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(2)マカベオ(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:10)\880
(3)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\780

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡め
ディスク:厚め
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、艶のある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カリン、熟した果実、リンゴ、シードル、オリエンタルスパイス、ハーブ
香りの印象:ちょっと酸化の印象、やや熟成感?

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:ちょっと酸化、収斂性
バランス:やや厚みのある、アルコールが浮いた感じ
苦味:コクを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(やや酸化の印象)

【評価】
シェリーのようなクセのある味わい

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
やや淡めの若々しい外観。
この段階では判別出来ない。

香りは、果実香が中心で、シードルのような酸化のイメージが特徴的。
シャルドネでは無さそう。

飲み口はドライで、ちょっと酸化したような独特な印象。
ドライ・シェリーのような感じ。

ときどきスペインの白にシェリーっぽいタイプがあるけど、これもそれっぽい。

ファイナルアンサーで、マカベオ
で、ピンポン

【総評】
ベソ・デ・ヴィノ マカベオ 2010
Beso de Vino Macabeo 2010

スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:マカベオ

イオンで、880円で購入。

シェリーのような独特な酵母感とか、シードルっぽい、独特の味わいがあります。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブランとは違う、個性を持ったワインですね。

辛くて、強めの飲み口なので、グイグイ飲めるタイプではありません。
ちょっと焼酎っぽい雰囲気もあるので、和食にも合うかも。

今日の晩御飯はカニ。
毛ガニと、タラバと、ズワイの3種類食べ比べセット。

どのカニも合いましたが、ちょっと甘みのある毛ガニが一番合いました。

夜食には生ハムのハモンセラーノ。
これはピッタリ!

両方スペインですからね、スーッと馴染みます。

ドイツの燻香の強い生ハムにも合わせてみましたが、トマトと一緒に食べると美味しくなります。

いろいろな食事に合わせやすい辛口ですが、食事無しでも、大丈夫そうです。
余韻に、じわっと果実感が残る感じがいいんですね。

最初はちょっと酸化した印象が気になりましたが、飲み終わりくらいでは、大分慣れてきました。
飲み口は相変わらずややキツめですが、後味がスッキリとクリーンなので、それほど飲みにくさはありません。

個性がしっかりしているワインなので、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランは飲み飽きた、という人にはいいのではないでしょうか。

■コルドンヴェールのサイトより

※サイトより引用
《醸造方法》葡萄の新鮮さとアロマを保持するために、早朝に収穫します。直ちに15℃以上にならないよう酸素を除いて果汁を発酵させます。発酵後、ワインは”シュール・リー”(発酵終了後のワインを澱と接触させておく)によりワインに豊かさと食感を供給します。
《商品特徴》ミネラルやシトラス、特に新鮮なライムのアロマ。はっきりとして風味のある、バランスのとれた味わいが12~18カ月お楽しみいただけます。和食や魚介料理と一緒に。
《適温》6~11℃
《受賞歴》2009年産:パーカーポイント88point取得
2010年産:パーカーポイント87point取得

2012/12/19

ロックブルック カベルネ・ソーヴィニヨン 2010

ロックブルック カベルネ・ソーヴィニヨン 2010
ロックブルック カベルネ・ソーヴィニヨン 2010
ROCK BROOK CABERNET SAUVIGNON 2010

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

グルメシティで、580円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、硫黄、なめし革のような動物香、茎っぽいグリーン香、黒い果実
香りの印象:木樽のニュアンス、ややケミカル

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:なめらか、弱め
バランス:弱め、やわらかい
タンニン分:軽い、サラサラした
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでジューシー。カジュアルに楽しむ。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
見た目は濃いのですが、香りは弱めで、飲み口も弱め。
ライトでジューシーで飲みやすいのですが、ワインとしては物足りないかも。

カミさんに感想を聞いたら、「安っぽい味がする、480円くらい。」という評価。

飲み進むと、意外と素直な味わいで、だんだん良くなってきました。
最初、樽香がキツめかと思ったけど、そうでもないですね。

デイリーワインとしては飲みやすいタイプかもしれません。

ただ、580円という激戦区の価格帯で考えると、個性が弱くて選ばれるポイントがちょっと見当たらない感じ。

今日の晩御飯は、肉巻きおにぎりと、こんにゃくの味噌田楽。

田楽の味噌は、ほんのりゆずの香り。
これは合わないだろうと思ったらそうでもありません。
少し甘い感じのベースが合って、ゆずの香りにワインの香りが乗っかる感じ。
面白い組み合わせです。

肉巻きおにぎりも、醤油ベースの甘辛だれに以外とフィット。
ちょっと七味唐辛子をふると、さらにオリエンタルな合い方をしますね。

ただ個人的には、豚肉と赤ワインって相性が悪いと思ってて、ちょっと豚肉臭さ、みたいなものが気になるんですよね。

このワイン、素直な感じが、食事に合わせやすいみたい。
食事に合わせると、ジュースっぽさもあまり感じません。

結構、グビグビ飲んじゃいますね。

飲み進むと、だんだん良くなってきました。
和食に合いやすいし、ワインだけでも、気軽に飲めます。

ボトルとラベルの印象は、ずんぐりむっくりで、イマイチ良ありませんが、ちゃんと750ml入ってるし、ボトルも軽くてエコだと思えば問題なし。

意外と万能タイプで、これはいいかも。

もうちょっと見た目が良ければ、文句ないんですけどね。

■イオンショップへのリンク

ロックブルックカベルネソーヴィニヨン

※サイトより引用
価格:680円(税込)
お値打ち価格のカリフォルニアワイン。滑らかな味わいです。
●赤 ライトボディ

2012/12/16

ル・ルカ・ボルドー・ブラン 2010 (ブラインドテイスティング:外す)

ル・ルカ・ボルドー・ブラン 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:AOC不明:10)\1480
(3)マカベオ(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:10)\880
(4)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりグリーンの、色味の強いイエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、艶のある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ミネラル、火打石、フリンティ、硫黄、柑橘系、レモン、グリーン系ハーブ
香りの印象:やや閉じてる?第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やわらか、なめらか
バランス:ふくよか、柔らか
苦味:コクを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)

【評価】
やや軽めだが、ふっくらしたボリューム感がある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
外観は若々しくて、強めの輝きがある。

香りはミネラル感が強く、シャブリっぽい。
ただ、ちょっと甘い印象なので、南部のシャルドネか。

味わいは、残糖がやや多めの甘みのあるタイプ。
シャブリでは無さそう。

普通だとラングドックのシャルドネ。
でもマカベオをちょっと検討。

シャルドネにしては、ややボディが弱めか?
ちょっと甘めだし、マカベオもありそう。

ファイナルアンサーで、マカベオ
で、ブー

なんと、ソーヴィニヨン・ブラン。

【総評】
ル・ルカ・ボルドー・ブラン 2010
LE LUCAT BORDEAUX BLANC 2010

フランス:ボルドー地方:AOC不明
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

イオンで、1480円で購入。

これ、ソーヴィニヨン・ブランですか!?
セミヨンが入ってたら、まあ納得ですが、イオンのサイトを調べてもソーヴィニヨン・ブランとしか出てない。

確かにボルドーブランって感じはあります。
ちょっと後味が重めのやつ。

イマドキのタイプじゃなくて、ちょっとクラシックな感じでしょうか。
というか、クリーンさが無いかも。

飲んでると、時々フッと傷んだ果実のような香りが出てくるんですよね。
全体に重めで、鈍調な印象です。

う~ん、食事と合わせると活きてくるでしょうか?

今日の晩御飯は、アジフライと、サーモンのカルパッチョ風サラダ。

食事に合わせると、マイナスポイントが消えて、クリアなフルーツ感が活きてきました。
特にサーモンのカルパッチョ風サラダには良く合います。

なるほど、食事と合わせると活きてくるタイプみたいです。

カミさんに感想を聞いたら、「食事と合わせると美味しい、780円くらい?」という意見。
美味しいといいながらも、ほぼ半額の780円。

トータルの印象は、そんなに悪くないものの、なかなか良さを探すのが難しい感じ。

香りも味わいもイマイチ感があって、コストパフォーマンスも良くないかも。

2012/12/15

エレマン・テール カベルネ・ソーヴィニヨン 2009 (ブラインドテイスティング:外す)

エレマン・テール カベルネ・ソーヴィニヨン 2009
(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー (仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ:09)\1780
(2)カリニャン60%、グルナッシュノワール30%、シラー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCフィトゥ:08)\1239
(3)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:09)\1280
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:09)\1124
(5)ピノ・ノワール(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット(ほとんど黒)
濃淡:とても濃い
ディスク:薄い
粘性:強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、石けん、フローラル、茎のような青草香、ブラックベリー、香りがとても弱い
香りの印象:とても弱い、閉じている?

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:フレッシュ、爽やか
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:軽い、サラサラした
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトな口あたりで、フレッシュ。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
外観はとても濃くて、若々しい。

その割に、香りはとても弱い。
まだ閉じているのか、温度が低いのか。
やや生木っぽいグリーン香があるが、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象ではない。

味わいもフレッシュで軽め、タンニンも優しく、後味もスッキリ。
見た目とまったく違う。

グルナッシュやカリニャンの印象。

フィトゥーとシャトーヌフ・デュ・パプが候補だが、価格的には1000円前後の印象。

ファイナルアンサーで、カリニャン、グルナッシュノワール、シラーのフィトゥー
で、ブー

なんと、カベルネ・ソーヴィニヨン。

【総評】
エレマン・テール カベルネ・ソーヴィニヨン 2009
Element Terre Cabernet Sauvignon 2009

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

酒のやまいちの通販で、5本セット4980円、1本あたり996円で購入。
参考価格は、1124円。

こんなにひ弱なカベルネ・ソーヴィニヨンは初めて?
ちょっとニューワールドっぽくもあります。
ひ弱なのですが、口あたりは良くて、後味もスッキリしていますね。

飲み進むと、角が取れすぎてつまらないタイプ?

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
悪くない、という評価。

今日の晩御飯は角切りビーフのちょっとリッチなカレー。
合わせてみると、さっぱりしてくれて、爽やかさを出してくれて、とても良く合います。

カレーにちょうどいいですね、このワイン。
ライトでスッキリした飲み口も辛いカレーに合う要因かも。
飲み過ぎには要注意です。

自家製のシュトーレンにも、スーッと馴染んで良く合いました。

ただ、食事が終わると、やっぱりちょっと素っ気ないんですよね。
香りもイマイチ良くなってきませんね。

悪くないけど、つまらない?

何か食べ物があった方が美味しく飲めるタイプです。

■楽天ショップへのリンク

■ヴィニョーブル・ジル・ルーヴェ エレマン・テール カベルネ・ソーヴィニヨン[2010](750ml)赤【出荷:7〜10日後】

※サイトより引用
有機栽培ブドウを使った南フランスの果実味たっぷりのカベルネです。まろやかな口当たりで、程よい凝縮感があり、バランスの取れた赤ワインです。
農法:ビオロジック
土壌:粘土石灰質
Awards: (2010)コンクール・ギド・ジルベール・ガイヤール 2010 金賞

フォリス・ヴィンヤーズ・ワイナリー スワロー ゲヴュルツトラミネール 2009

フォリス・ヴィンヤーズ・ワイナリー スワロー ゲヴュルツトラミネール 2009
フォリス・ヴィンヤーズ・ワイナリー スワロー ゲヴュルツトラミネール 2009
Foris Vineyards Winery SWALLOW Gewurztraminer 2009

アメリカ:オレゴン州:AVAログ・ヴァレー
アルコール度:13.6%
ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール

町田の蔵家さんで、1380円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、グレーっぽいイエロー
濃淡:淡い
ディスク:厚い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ライチ、柑橘系、レモン、グリーンっぽい爽やかなハーブ、強い花の香り
香りの印象:アロマティック、開いている

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か、残糖の甘さ
酸味:爽やか、なめらか
バランス:まろやかで、力強さがある
苦味:コクを与える
アルコール:強い
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃厚な)

【評価】
濃厚な果実感で力強さがある。アルコール度が高すぎる印象。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
ボトルのデザインがとても良かったので、期待していた1本です。
何となくありますよね、見た目で惹かれるワインって。

ニューワールドのゲヴュルツトラミネールという点では、コノスルのヴァラエタルと、ついつい比べてしまいますが、飲んでみた第一印象は、コノスルに完敗。

ちょっとベタッとした甘さがあって、アルコールが浮いた感じがあります。
後味もやや重く、アメリカンな感じ?

パッケージの上質な印象と、ギャップがあって残念ですね。

カミさんに感想を聞いたら「のどにつっかかる感じが苦手、880円くらい?」という評価。

今日の晩御飯は、角切りビーフのちょっとリッチなカレー。
ゲヴュルツトラミネールとカレーって相性が良いので、今回合わせてみたのですが、このワインは甘さが浮いてしまって、イマイチ。

うちで焼いたシュトーレンがあったので合わせると、今度は苦味が立ってくる。
グレープフルーツのような強い苦味。
これは合うかと思ったのに。

ピーチメルバのクリームチーズには良い相性でした。
ワインの後味の苦味をチーズがフォローしてくれます。

このワイン、食べ物との相性が難しそう。
ワインだけで飲んでたほうが美味しいタイプです。

甘くてくどい感じが、個人的にはおすすめできないタイプかな~。

■楽天ショップへのリンク

スワロー・ゲヴュルツトラミネール[2009]年・フォリス・ヴィンヤーズ・ワイナリー元詰・オレゴン州・ログ・ヴァレー・AVASWALLOW Gewurztraminer [2009] Foris Vineyards Winery

※サイトより引用
アメリカ・オレゴン州産、驚きの超コスパ!人気やや辛口白ワイン!オレゴン州の冷涼な気候が生み出す、スパイシーで深い果実味が口中に広がる見事なゲヴュルツ!造り手は各品評会での高評価!航空会社でオンリストなど注目度の高い家族経営の生産者!1971年(40年前)に現地オーナー“ガーバー氏”がオレゴン州のはずれ南西部のログ・ヴァレーAVAに土地を購入したのがルーツ(95年自社瓶詰めスタート)の名門フォリス・ヴィヤーズ&ワイナリー!ヒュージョンソン氏は「ピノ・ブランとクラシックなピノ・ノワール、州南部で最良のもののひとつ」★~★★Wスターと大注目!ピリっとした柑橘類の花、マンゴー、アジアのスパイスの香りが漂う、厚みとボリューム感のある口当たりで長い余韻が大人気のオレゴン産のグッド バリューなやや辛口白ワイン!ゲヴュルツ ファンにも朗報!オレゴン産ゲヴュルツがお買い得プライス!で限定入荷!

2012/12/12

グランドック ソーヴィニヨン・ブラン 2010

グランドック ソーヴィニヨン・ブラン 2010
グランドック ソーヴィニヨン・ブラン 2010
grain d'Oc Sauvignon Blanc 2010

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

イオンで、660円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡め
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、金属質な

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、スモーキー、青草香、ハーブ、白い花
香りの印象:第1アロマが強い、アロマティック

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープな、強い
バランス:スリムでドライ、力強さがある
苦味:後味に強く残る
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(スパイシーな)

【評価】
スリムでドライで強さがある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
外観は金属質で硬い印象なのですが、飲み口もシャープでドライな、強い味わいです。

かなり辛口なので、ワインだけだとちょっと進みませんね。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
外観は甘そうなのに、辛かった、という感想。

今日の晩御飯は、つくね。
つけだれは、辛醤油。

これはまったく合わないだろうと思っていたら、案外いけますね。
というか、良く合う?

フルーティさが抑えめで辛口なので、焼酎か日本酒のような印象で合うみたいです。
大根サラダも問題ありません。

食事と合わせると、フレンドリーな印象が出てきますね。
しかも家庭料理に良く合います。

アルコール度が13.5%もあるので、気をつけないとすぐに酔っ払います。

食事が終わって、ワインだけになると、またぶっきらぼうな感じで、何かおつまみが欲しくなります。
素揚げ落花生があったので合わせてみると、これもバッチリ。

なんか、人当たりは悪いけど実はいいやつ、みたいなワイン?

ベースがしっかりしている、良いワインですね。
コストパフォーマンスも高いと思います。

■コルドンヴェールのサイトから引用
《セパージュ》 ソーヴィニヨン・ブラン:100%
《醸造》ナイトハーヴェストを行なった後スキンコンタクト(10℃で12時間を行い圧搾。低温(13~16℃)にて醗酵後、澱とともにねかせバトナージュを行なう。
《色彩》かすかに緑がかった淡い黄色
《香り》ソーヴィニヨン種独特のシトラスやリンデンのような香りやパッションフルーツの香りも感じられ複雑味の豊かな香り。
《味わい》爽やかで新鮮な味わい。口に含むとまずシトラスのような爽快感が広がり、後からパッションフルーツのようなトロピカルフルーツのようなふくよかな味わいが広がる。
《相性の良い料理》スズキの塩釜焼き、小エビのグリル、鶏のから揚げ

2012/12/11

センシィ・カント・ビアンコ NV

センシィ・カント・ビアンコ NV
センシィ・カント・ビアンコ NV
SENSI CANTO BIANCO NV

イタリア:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ他

マルエツで、528円(クーポンで20円引き:元値は548円)

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、艶のある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:石けんのようなミネラル、カリン、パイナップル、蜜、シロップ、飴、やや重めのハーブ
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やわらか、豊かな
バランス:ふくよかな
苦味:コクを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)

【評価】
軽めながら、ふくよかな果実感。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
軽めの口あたりながら、濃厚でふくよかな果実感があります。

ただ、温度高めで飲み始めたせいか、やや後味が鈍調なイメージ。
というか、余韻がスパっと切れるんですね。
後味にやや収斂性が残る感じもあります。

香りやファーストアタックは良い感じの果実感ですが、余韻はやや酸化した印象でしょうか。

全体的な雰囲気は悪くないのですが、ちょっと飲み口の荒っぽい感じが気になりますね。

今日の晩御飯はコンビニのカルボナーラパスタ。
なんだか、ワインの酸っぱい感じが強調されるみたい。

カルボナーラのソースが、なんだか甘くて、若干気持ち悪いのですが、このワインもなんだかちょっと微妙な気持ち悪さがあって、何とも微妙な取り合わせ。
食事に合わせるのに、ちょっと気を使いそうな感じ。

冷やしてみると、スッキリ感がでて、ちょっと飲みやすくなりました。
チャーミングなフルーツ感があって、ワインだけでも、それなりに楽しめますね。

イタリアワインが好きかどうかで、全然評価が変わってきそうですが、ワインコインだったら十分な品質ではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

センシィ カント ビアンコ 750ml[センシィ イタリア(ワイン) ケンコーコム]

※サイトより引用
「センシィ カント ビアンコ 750ml」は、イタリア トスカーナのワイナリー・センシィ社がプロデュースした気軽に楽しめるワインです。
柑橘系果実のフルーティな香り、爽やかな酸味が特徴のイタリア辛口白ワイン。

■関連リンク(マルエツのワイン)

2012/12/09

アントニー・バルトン ボルドー・ブラン 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

アントニー・バルトン ボルドー・ブラン 2010
(1)ソーヴィニヨン・ブラン100%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:10)\1880
(2)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(3)ゲヴュルツトラミネール(米:オレゴン州:09)\1380

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかったイエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きのある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:レモン、グレープフルーツ、青草香、ミネラル、クリーム、爽やかなハーブ、白い花
香りの印象:第1アロマが強い、おとなしい

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:スリム、溌剌とした、シャープ
苦味:爽やかさを感じさせる
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
すっきりシャープな飲み口だが、アルコール度はしっかりある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
若々しい、グリーンがかった外観はソーヴィニヨン・ブランが候補。

香りはやや控えめながら、ソーヴィニヨン・ブランの特徴が出ている。

飲み口はほんのり甘みがあって、アタックは爽やかで軽いが、アルコール度がしっかりあとから効いてくる感じ。

普通に考えるとソーヴィニヨン・ブランなのだが、価格感が2000円近い感じではない。

ゲヴュルツトラミネールを検討するが、あの特徴的なライチ香は感じられない。
シャープな飲み口という点では、シャブリも候補だが、香りがやはりソーヴィニヨン・ブラン。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

いやー、これもうちょっと期待してたのに。

【総評】
アントニー・バルトン ボルドー・ブラン 2010
Anthony Barton Bordeaux Blanc 2010

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

町田の蔵家さんで、1880円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
1880円と伝えると、それは高い、という評価。
軽くて、ちょっと酸化したような酸っぱさがあるので、安く感じる、という感想でした。

ボルドーブランって、伝統的に酸化したリンゴのような印象があったりしますが、このワインはちょっと違って、何となく味気ない感じの酸味なんですよね。

軽くて、ボリューム感が無くて、ちょっとアルコールが浮いてる感じで、第一印象はイマイチ。

ちょっとワインの温度が低いのかもしれません。
食事と合わせたり、時間が経つと変わってくるかも。

今日の晩御飯は、鶏の唐揚げにピリ辛ダレをかけたもの。

ボルドーブランには合わなさそうなメニューですが、案の定、いまいち馴染みません。
サバのみりん干しに合わせてみましたが、これもやっぱりイマイチ。

ちゃんとワインに合うメニューじゃないとダメみたいですね。

時間が経っても、あまり変化はありません。
香りもあまり強くならないし、ボディもちょっとひ弱?

なめらかな口あたりや、すっきりした飲み口は良い感じで、クリーンで、すーっと体に入っていく感じは上品さを感じます。

ですが、全体的にはやや物足りないんですよね。
後味の苦味もややキツめで、爽やかさが無い。

このワイン、ちゃんとした料理に合わせないと活きてこないタイプみたいですね。
家庭で良さを引き出すのはちょっと難しそう。

コストパフォーマンスもイマイチかな~。

■楽天ショップへのリンク

【あす楽対応】2010 アントニー・バルトン ボルドー・ブラン

※サイトより引用
ンスのボルドー、サン・ジュリアン村にあるシャトー・レオヴィル・バルトン(第二級格付)とシャトー・ランゴア・バルトン(第三級格付)のオーナー、アントニー・バルトンがボルドーのアペラシオンの典型的な特徴を具えたワインを厳選してつくり上げた酸と果実味が見事なバランスを保っているエレガントな白ワインです。
15haのLangoaと45haのL ovilleの土壌は粘土質の下層土を持った砂利質で、最高の品質を得る古樹が高い比率 を占めています。葡萄品種は両シャトー共にカベルネ・ソーヴィニヨン 72%、メルロ 20%、カベルネ・フラン 8%と同じ比率で、醸造法も全く変わりません。ワインは共に非常にバランスのとれたSaint-Julienの典型で、洗練されたブーケとフレーバーを具えています;エレガントさとフィネスをパワーや抽出よりも重視して葡萄が完全に熟した状態で収穫し、醗酵を30/32℃の温度にコントロールして行ない、過度の抽出を避ける為に適切な時点で果汁を果皮から離すようにします。
Ch teau LangoaとL oville Bartonは魅力的な深い色、素晴らしいストラクチャーと十分なタンニンを持った長期熟成型のワインです。現代的な醸造法によって以前よりも若い段階で楽しむことができるようになりましたが、偉大なヴィンテージのワインは25年から30年以上かけて熟成します。その為軽いヴィンテージのワインを適正な時点で飲む方が偉大なヴィンテージのワインを成熟期に達する前に飲むよりもずっと楽しむことができます。
Lady LangoaはCh teau LangoaとL oville Bartonのセカンド・ラベルです。その名前は1821年にCh teau Langoaを購入したヒュー・バルトンの娘、スーザンに因んで付けられました。
【テイスティング・ノート】
グレープフルーツやパイナップルを思わせる清清しい香り、セミヨンから来る白い大きな花のフレーバーが実に優雅。しっかりとした果実味があり、あまり冷やさず、ゆっくりといただきたい香りを楽しむためのワイン。

2012/12/08

サラダ フュージョン 2009 (ブラインドテイスティング:当てる)

サラダ フュージョン 2009
(1)カリニャン60%、グルナッシュノワール30%、シラー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCフィトゥ:08)\1239
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:09)\1124
(3)ガルナッチャ・ティント、モナストレル、シラー、プティ・ヴェルド(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:アルマンサDO:09)\980
(4)ピノ・ノワール(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット(ほとんど黒)
濃淡:とても濃い
ディスク:薄い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブラックベリー、タバコ、グリーン系スパイス、ブルーベリージャム、ユーカリオイル
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:肉厚な、心地良い
タンニン分:力強い、緻密
アルコール度:強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃厚な)

【評価】
濃縮し、力強いが、チャーミングな印象もある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【判定】
ほとんど黒に近い、濃い外観。
フチは紫で若々しさがある。
ピノ・ノワール以外は候補。

香りは香木のようなグリーン香と、揮発性のあるユーカリオイルのような印象がある。
生肉のような動物香があって、時間とともにカラメルっぽさも出てくる。
この段階ではなかなか判断がつかない。

味わいは、ヒンヤリしたクールな口あたりがとても好印象。
果実感もチャーミングで、フルーティで飲みやすい。
ほんのり甘みもある。

グルナッシュのような果実感なので、ここはスペインとフィトゥに絞る。

フィトゥだとカリニャンが60%なので、もう少しクセがありそう。
そうなるとスペイン?

ファイナルアンサーで、ガルナッチャ・ティント、モナストレル、シラー、プティ・ヴェルド
で、ピンポン

このワイン、美味しいです。

【総評】
サラダ フュージョン 2009
Sa_Ra_Da FUSION 2011

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:アルマンサDO
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ・ティント、モナストレル、シラー、プティ・ヴェルド

酒のやまいちの通販で、5本セット4980円、1本あたり996円で購入。
参考価格は、980円。

ものすごく濃い外観に、ちょっとビビってたのですが、飲み口は優しく、フルーツ感はチャーミング、後味も程よく渋みが残って、爽やかな印象。

完全にフルーツ感中心なのですが、複雑な香りや、しっかりしたタンニンがワインの深みを出してる感じ。

ガルナッチャの良さが活きてます。
ローヌ南部のシャトーヌフ・デュ・パプあたりに通じるものがありますね。

チャーミングなフルーツ感と深みというか。

カミさんに感想を聞いたら、「フルーツ感が濃厚で美味しい、1280円くらいの印象」とのこと。

今日の晩御飯は、焼肉。

焼肉のたれって、ちょっと甘みがありますが、このワインなら大丈夫。
フルーツ感を加えてくれる役割と、脂っぽさを抑えてくれる、2つの効果があります。

なかなか良い感じで肉もワインも進みますね~、美味しい。

食事が終わって、ワインだけになっても問題なし。

いろいろなシーンで活かせそうです。

フレッシュなフルーツ感をうまく出している、イマドキのワインの見本のような味わいです。
これはオススメ。

■楽天ショップへのリンク

サラダ フュージョン

※サイトから引用
パーカー88点!ベルリン・ワイントロフィー金賞!
FUSIONという名前・・・・
JAZZ、ROCK、LATINを融合して生まれた音楽のようにアルマンサの地ブドウ ”ガルナッチャ・ティントレラ”スペイン果実味系の王道 ”モナストレル”南仏系濃厚ワインを生み出す ”シラー”そして、ボルドー系に力強さを加える ”プティ・ヴェルド”どれも個性的なメンバーが、ひとつにまとまり、しなやかなハーモニーを奏でます。
紫がかった濃い赤色が印象的。ラズベリーやバラ、スミレの香りにシナモン、クローブ、コショウやミントのスパイシーさも特徴です。口に含むとまろやかでいて、心地よいタンニン、長い果実味のある余韻が残ります。

ワイン・メン・オブ・ゴッサム ソーヴィニヨン・ブラン 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ワイン・メン・オブ・ゴッサム ソーヴィニヨン・ブラン 2011
(1)ソーヴィニヨン・ブラン100%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:10)\1880
(2)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(3)ゲヴュルツトラミネール(米:オレゴン州:09)\1380
(4)ソーヴィニヨン・ブラン100%(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、中庸のイエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:石灰のようなミネラル、洋ナシ、パイナップル、ハーブ、グリーン香、やや石油香
香りの印象:第1アロマが強め、アロマティックな印象

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:スリムで溌剌とした
苦味:コクを(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(力強さのある)

【評価】
スリムでシャープなボディだが、芯がしっかりしている。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
グリーンがかった、若々しさのある外観。
輝きも強め。
どれも候補だが、2009年のゲヴュルツトラミネールはやや外れる。

香りはアロマティック。
最初、ゲヴュルツトラミネールのライチのイメージがあったが、グラスを回して空気に触れさせると、グリーン香やミネラルの印象が出てきて、ソーヴィニヨン・ブランが候補になる。

味わいは、フレッシュな口あたりで、酸味がシャープ。
鼻に抜けるグリーン香もあって、ソーヴィニヨン・ブランの印象。

今回、ソーヴィニヨン・ブランが2本ある。
ボルドーか、オーストラリアか。

香りはどちらかというと、ボルドー。
ボルドーブランが持っている、独特の、気のようなというか、木酢液のようなというか、ちょっと酸化をイメージさせるような雰囲気がある。

飲み口は割とドライで、甘みは控えめなので、やっぱりこれはボルドーブランか?

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、ボルドー
で、ブー

オーストラリアの方でした。

【総評】
ワイン・メン・オブ・ゴッサム ソーヴィニヨン・ブラン 2011
WINE MEN OF GOTHAM SAUVIGNON BLANC 2011

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

町田の蔵家さんで、980円で購入。

ニューワールドのソーヴィニヨン・ブランで、こんなにボルドーブランっぽいのは初めてですね。
アントル・ドゥ・メールあたりの印象です。

ミネラル感なのか、青草香が控えめなのが理由なのか、ボルドーですって出されたら分からないと思います。

ワインだけでも美味しく飲めるタイプですね。
ニューワールドにしては、フルーツ感と甘みが抑えめですが、爽やかさがあって、辛いって感じではありません。

後味は、ちょっとエグ味があるものの、ジワッとフルーツ感が残ります。
素直に美味しいって感じ。

今日の晩御飯は、焼肉。
白ワインはどうかな、って思ってたら、ビールやチューハイ的な感じで良く合いました。

食事が終わって、ピーチメルバのクリームチーズにもピッタリ。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円くらい。
美味しいと高評価でした。

おつまみのポテトチップスにも良く合ったし、フレッシュで、いろいろなものに合わせやすいですね。
良いワインだと思います。

■ゴッサムワインのHPより(ゴッサムワイン公式サイトより引用)
ゴッサムの賢者とは、過重な税金を免れるために村人全員が馬鹿者のふりをしたというイギリスのノッティンガム地方に実際あるゴッサム村の話です。
馬鹿者のふりをした、実は非常に利口な村人たち・・
ワインのラベルはこのゴシックなテーマを用い、雰囲気を作っています。ワイン・メン・オブ・ゴッサム(Wine men of Gotham)シリーズはワイズ・メン・オブ・ゴッサム(Wise men of Gotham)をもじったものです。低価格ながら非常にレベルの高いワインをめざす・・
それがGothamのワインなのです。

2012/12/07

ザ・リトル・ペンギン シラーズ 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ザ・リトル・ペンギン シラーズ 2011
(1)ピノ・ノワール(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980
(2)シラーズ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(米:カリフォルニア州:10)\580

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、力の無い印象

【香り】
豊かさ:鼻を突く強さ
特徴:ケミカル、硫黄、ミネラル、カシス、木のチップ、茎っぽいグリーン香、ミント
香りの印象:まだ閉じている印象、木樽のニュアンス

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、なめらか
バランス:ライトで弱々しい
タンニン分:控えめ
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(ジューシーな)

【評価】
ライトでフレッシュ。弱々しいボディ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
濁りがあり、弱々しい外観。
かなり低価格な印象。

香りは鼻をつくケミカル臭と人工的な樽香。
印象としてはカリフォルニア。
カベルネ・ソーヴィニヨンの青臭みもしっかりある。

飲み口はライトで、半分くらいジュースが混ざっているような印象。
ワインとしての完成度が非常に低い。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

あれれ、シラーでした。

【総評】
ザ・リトル・ペンギン シラーズ 2011
the Little Penguin Shiraz 2011

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラーズ

グルメシティで、780円で購入。

ピノ・ノワール、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンの主要3品種のブラインドで外すってのは、ちょっと反省が必要です。。
\(_ _ ;)

しかも、不味いとカリフォルニア、というのも失礼な話です。(すみません・・)

それにしてもネタバレしてみても、ジュースが混ざってるような印象で、品種の特徴は感じられません。
これは、かなりハズレワインかも。。。

カミさんに感想を聞いたら、「ちょっと甘いね、でも晩御飯には合うかも、680円。」という答え。
私はすっかり500円くらいの印象でした。

なんでしょうね~、このジュース飲んでるような感じ。

飲み口は、アルコール度が極端に低い印象ですが、実は13%もあります。
この調子で飲んでるとあっという間に酔いつぶれそう。

しかし、飲み進んで口が慣れてくると、グラスに手が伸びますね。

なんだか、頭を空っぽにして、何も考えないで飲めるワインって感じ。
気軽に、何も考えずに楽しむのがワインですよ、って諭されているかのようです。

今日の晩御飯は、自家製デミグラスソースのハンバーグ。

ソースは赤ワインが効いていて、普通に良く合います。

サイドディッシュのサラダで、意外と良かったのが、アボカド。
しかも醤油をつけると良く合いました。

アボカドの青臭さを醤油が抑えて、赤ワインとの相性を良くしてるみたい。
さらに、醤油の塩気をアボカドの油脂分が抑えてくれるのもポイントですね。

このワイン甘いので、マヨネーズを使ったポテトサラダにも問題なく合います。

第一印象では完全にハズレと思ったこのワインですが、意外といいやつみたい。

完成度が極端に低いと思いましたが、実は超進化系なのかも。

昔は、酸っぱかったり渋かったりで、慣れないと美味しくないワインが多くありましたが、最近はワイン慣れしてなくても、フルーティで美味しい、というタイプが主流になってきました。

「フルーツ感」ってのが、モダンなワインには重要なポイントですね。
今のワインブームも、フルーティで飲みやすくなっている事が一つの要因ではないでしょうか。

このワインは、お酒を飲んだことがない人でも、最初から美味しく飲めるのでは、ってくらいお酒感がありません。

まるでジュースなのですが、飲み進んで飽きてこない完成度を持ってます。
ワインの進化を感じますね。

フレンドリーで誰でも飲みやすい、万人受けするワインでしょうね。

このワイン、あまりに口当たりが軽いので、カミさんがすっかり酔いつぶれてしまいました。
おそるべし。。

■楽天ショップへのリンク

ザ・リトル・ペンギン・シラーズ 1,767円 (税込)

※サイトより引用
トレードマークはペンギン。滑らかでエレガント、口中を覆う様なベリー類の果実味を持ち、柔らかく余韻の長い後味が続きます。

2012/12/06

ミラモンテ 赤 2012 (2回目)

ミラモンテ 赤 2012
ミラモンテ 赤 2012
MIRAMONTE CABERNET SAUVIGNON MERLOT 2012

チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

肉のハナマサで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
豊かさ:鼻をやや突く感じ
特徴:ケミカル、硫黄、なめし革、ブルーベリー、血液、重いグリーン香
香りの印象:やや閉じてる?ケミカルな印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、なめらか
バランス:弱め、心地良い
タンニン分:控えめ、サラサラした
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでフルーティ。マイルドな味わい。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
肉のハナマサ、ニューラインナップのミラモンテ。

赤は2回目、でも前回は2011年なので、今回とは生産年が違ってます。

2011年産の感想は、素っ気なくて、飲み口が荒くて、最後までケミカル臭と青臭さが抜けない、というひどい評価。

今回は、素っ気ない印象は少なく、わりとフレンドリーな印象。
マイルドな口あたりで、ほんのり甘くてフルーティなので、第1印象は悪くありません。

ケミカル香と青臭さも少しありますが、前回ほどでは無さそう。

ただ何でしょうか、このマイルドさがちょっと気持ち悪いんですよね。
ぬめっとしてる感じというか。

今日の晩御飯はコンビニのチキンカレー、

合わせると、カレーの脂っこさを洗い流してくれる感じで、ちょうど合います。
ちょっと甘いカレーなので、甘みのあるワインに良く合うのかもしれません。

アーモンドに合わせると、ワインに足りない渋みを加えてくれて締まった味わいに、ピーナッツに合わせると、苦味が強くなりますね。

チョコレートは、苦味が少ないので、合わせやすいみたい。

食事が終わってワインだけになると、ちょっと辛くてぶっきらぼうな印象が出てきました。

最後までこの、なんだかネトっとしてる感じが気になるんですよね。
なんでしょうか、これ。

398円なら我慢できるレベルだと思いますが、ワインとしてはイマイチかも。
人工的で、何か添加されてる印象なんでしょうか?

個人的には、あまりリピートしたないタイプかも。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)

2012/12/04

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2011 (2回目)

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2011
フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2011
FINCA LA ESCONDIDA CHARDONNAY 2011

アルゼンチン:クージョ地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、輝きがある

【香り】
豊かさ:最初はしっかりと考えられる
特徴:硫黄、ミネラル、パイナップル、ミント、ヴァニラ、クリーム
香りの印象:第1アロマが強い、開いている

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:シャープな、爽やかな
バランス:スリムで溌剌とした
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
スリムでシンプルながら、長く残る強さがある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
このワイン、2度目です。

シンプルな味わいながら、しっかり感があって、安心感のあるタイプですね。
温度やや高めでも、シャープな酸味があるので、問題ありませn。

飲み口は甘めなのですが、後味はドライで辛い感じ。
アルコール度が13%と高いので、後味は辛めです。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
このワイン、ちょうど良く合いますね。

このワイン、安いなりにワインらしさがあるんですね。
ちょっとクラシックなタイプ?

食事に合わせると、後味の辛さがグッと主張してきます。

レストランのワインは、そのお店の食事に合うものをチョイスしていますが、コンビニに置いてあるワインはコンビニ弁当に合わないと意味が無い、と勝手に思ってて、そういう点ではこのワインは合格です。

シャルドネらしさも、しっかりありますね。

一緒に飲んでた、60ちかいオヤジにも、安いのに美味しい、と好評でした。

食事が終わって、「ポリッピーしお味」に合わせてみると、ワインは活きてこないけど問題なし。

このワイン、後味の辛い感じが、ちょっとビールっぽい印象なので、ビール的な合わせ方になってしまいますね。

ワインが食事の脂分をさっぱりしてくれて、逆にワインの苦味を食事の脂分がフォローしてくれる、ダメな二人のマリアージュタイプ。
食事があった方が美味しく飲めると思います。

ワンコインとしてはお買い得ではないでしょうか。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2012/12/03

サントネージュ リラ 白 NV

サントネージュ リラ 白 NV
サントネージュ リラ 白 NV
Ste. Neige Rela Blanc NV

日本:輸入ぶどう果汁使用
アルコール度:8%
ブドウ品種:不明

グルメシティで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、淡いイエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル(小さな気泡がグラスにフチに現れる)
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:硫黄、ミネラル、石けん、青リンゴ、セロリ
香りの印象:とても弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、しっかり効いている
バランス:ライトで、ジューシー
苦味:ほとんど感じられない
アルコール:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(ジュースのような)

【評価】
ライトでフレッシュ。ほとんどジュースの印象

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【総評】
びっくりするくらいジュースっぽいワイン。
ワインというよりは、チューハイとかのカクテルに近い感じです。

ただ、素直な味わいで、飲み物としては悪くありません。

グビグビ飲んじゃいますね。
のどの渇きを潤してくれる、ってくらいの軽さ。

カミさんに飲ませたら、「うわっ、なんだこれ、甘い。480円くらい?」という感想。

そうですね、このワイン残糖が多めで甘いです。
チューハイっぽいのもこの甘さがあるからでしょうか。

季節は全然違いますが、このワイン、花見に良さそう。
ペットボトルだし、誰でも飲めそうだし。
とにかく、気を使わせない感じがいいです。

今日の晩御飯は中華丼。

このワイン、まさにジュースを合わせてる感じ。
でも口をさっぱりしてくれて、それはそれで、悪くありません。

しっかり冷やして飲むのがポイントですね。

このワイン、甘みと酸味とフルーツ感のバランスがいいですね。
食事とあわせても、キレイに馴染む印象です。

飲み会用だったら、中途半端に良いワインを選ぶよりも、このワインの方が受けが良さそう。

ただ、ワイン好きな女子には散々な評価でしょうね。
「私、ワイン結構詳しいの。」なんて言っているような女子には、間違っても持って行ってはいけません。

なんだかこのワイン、日本の新酒みたいな印象ですね。
ワインだけになると、さすがにジュースっぽくて飽きてきます。
アルコール度も低いし。

まあ、平日に飲むには、深酒しなくて良さそうです。

このワインのテーマは、「リラックス」なんですよね。
まさにそんな印象で、気負わずリラックスして飲む、というテーマがワイン全体に流れています。

ワインとしてはオススメできないけど、アルコール飲料としては、結構いいかも。
安いし、ペットボトルだし。

残っても、冷蔵庫に入れておけば、次の日大丈夫そうな気がします。

398円だったら、選択肢の一つになりますね。
カジュアルな飲み会とか、平日ちょっとワインが欲しい時とか。

ほとんど1本飲んでしまっても、酔っ払った気がしません。(実は相当酔ってる)

シーンによっては、活躍するワインではないでしょうか。

このシリーズ、320mlの小さいサイズは200円くらいなんですよね。
平日飲むにはバッチリの価格設定。
コンビニに置いてあったら間違いなく買いますね。

■楽天ショップへのリンク

【アサヒ】サントネージュワイン サントネージュ リラ 白 320ml 日本のワイン SS02P02dec12

※サイトから引用
一人でも気軽に飲める、小さくて軽いペットボトルに入ったワイン。やさしい甘みで、口当たりのよい、飲みやすい味わいです。ワインをこれまでは日常的に飲んでいなかったお客様にも、気軽に自由に楽しんでいただけるような、味わいとパッケージにしました。日常の中の、ひとりでのんびりしたい時やリラックスしたい時に、ゆっくりとお楽しみいただけます。 ほのかな甘みで後味すっきりの白ワイン。

2012/12/01

シャトー・タサン 2008 (ブラインドテイスティング:外す)

シャトー・タサン 2008
(1)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:08)\1380
(2)カリニャン60%、グルナッシュノワール30%、シラー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCフィトゥ:08)\1239
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:09)\1124
(4)ガルナッチャ・ティント、モナストレル、シラー、プティ・ヴェルド(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:アルマンサDO:09)\980
(5)ピノ・ノワール(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980
(6)シラーズ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780

の6本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いたルージュの、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し落ち着いた、濃厚な

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:なめし革、鉄サビ、香木のようなグリーン香、かすかにチョコレート、プルーン
香りの印象:やや熟成感がある、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:やや酸化した印象、控えめ
バランス:軽めで、やや弱いボディ
タンニン分:控えめ、口当たりが悪い
アルコール度:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
熟成感のある果実香

【評価】
軽めで熟成感があるが、やや下り坂の印象

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし(したら一気に酸化しそう)

【判定】
やや落ち着いた色調で、底が見えない濃さ。
ひとまずピノ・ノワールは無し。

香りは、なめし革やドライフルーツの印象で、鉄サビやガリーグっぽいハーブ香がある。
印象としては、モナストレル。

味わいはライトで、力の無い品種の印象。
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローではなく、グルナッシュやカリニャンのイメージ。

ファイナルアンサーで、ガルナッチャ・ティント、モナストレル、シラー、プティ・ヴェルド
で、ブー

なんとボルドー・シュペリュール

【総評】
シャトー・タサン 2008
CHATEAU TASSIN 2008

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%

酒のやまいちの通販で、5本セット4980円、1本あたり996円で購入。
参考価格は、1380円。

4年前のボルドーですが、やや下り坂の印象。
通販のセットで買うと、こういうタイプのワインにあたる事が多いような気がします。

やや酸味が立ってて、痩せた印象で、後味が苦辛い感じ。
悪い点ばかりではなく、少しヒンヤリとする口当たりは好印象です。

食事と合わせると変わってくるかもですね。

今日の晩御飯は、すき焼き風の肉豆腐。
さすに合わないだろうと思っていたが、意外と問題なし。

熟成感がしょうゆベースの味に合いやすいみたい。
軽めで主張が少ないのも合わせやすいポイントですね。

焼き鳥とかにも合いそう。

カミさんに感想を聞いたら、「このワイン美味しいね、1680円くらい?」という答え。
食事と一緒だと、熟成感もあって、美味しいかも。

でも食事が終わってワインだけになると、またちょっとイマイチな味わいに。

アーモンドとかカシューナッツ、ジャイアントコーンにもイマイチ合わない。

カミさんも食事が終わって、ワインだけになると、何か水っぽいような感じであまり美味しくないという評価。

素っ気なくて、水っぽい感じで、後味が辛くて、イマイチ魅力に欠けるワインですね。
コンディションの問題もありそうだけど、さすがに人には勧められないかも。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・タサン [2008] <赤> <ワイン/ボルドー>

※サイトより引用
2010年ボルドー・コンクール金賞受賞
とてもフルーティーな果実香に茎などの香り。
エレガントなタンニンで濃密な果実味があふれ、飲みやすいながらもしっかりとした味わい。
ボルドーから東に50km、標高143mの丘の上にあるシャトーで、環境に配慮したブドウ栽培を心がけています。
品種:メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%

オルマリンヌ ピクプール・ド・ピネ 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

オルマリンヌ ピクプール・ド・ピネ 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(2)ピクプール・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコトー・デュ・ラングドック ピクプール・ド・ピネ:10)\980
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\660

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:黄金色に近い、色味の強いイエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:輝きのある、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カリン、洋ナシ、オレンジ、ミネラル、硫黄、グリーン系の爽やかなハーブ、青畳?
香りの印象:第1アロマが強め、アロマティックなイメージ

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、しっかり効いている
バランス:やや厚みがある、溌剌とした
苦味:コクを与える
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(ちょっとグリーン系)

【評価】
軽めながら、やや厚みがある果実感。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
輝きがあり、やや濃い色味。
この中ではピクプール。

香りは果実香が中心でややアロマティック。
グリーン系の香りも強めで、ちょっと青畳のような印象あり。
ソーヴィニヨン・ブランの青草香とはちょっと違うような。

味わいは、軽めだけど、果実感は厚みをもっている。
個性があって、グローバル品種では無さそう。
後味に独特の収斂性が残る。

少なくともシャルドネでは無いので、ピクプールか、ソーヴィニヨン・ブラン。

以前飲んだ時のピクプールの印象は、南国系フルーツの印象と、後味の収斂性でした。
このワインもそんな感じ。

ファイナルアンサーで、ピクプール
で、ピンポン

ピクプールって個性的ですよね。

【総評】
オルマリンヌ ピクプール・ド・ピネ 2010
ORMARINE PICPOUL DE PINET 2010

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピクプール・ブラン

酒のやまいちの通販で、5本セット4980円、1本あたり996円で購入。
参考価格は、980円。

爽やかでフレッシュな果実感があるのですが、後味が苦いというか収斂性があるというか。
これは結構好き嫌いがありそう。

ワインだけで飲んでると、後味が気になるものの、フルーツ感が良いので、グラスに手が伸びるタイプです。
この独特の後味を、個性と捉えられるかどうかがポイントですね。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
後味がちょっと気になるけど、美味しいという評価でした。

今日の晩御飯は、すき焼き風の肉豆腐。
さすがに、牛肉は合いませんが、豆腐はギリギリセーフ。

食事が終わって、ミックスナッツには、よく合いました。

ただやはり、後味のキューッと締まるような収斂性が、一般的ではないかも。
フルーツ感はとても良いんですけどね。

シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランは飽きちゃった、って人にはオススメでしょうか。

閲覧数の多い記事