2012/11/24

ルー・デュモン ボージョレ・ヌーヴォー 2012

ルー・デュモン ボージョレ・ヌーヴォー 2012
ルー・デュモン ボージョレ・ヌーヴォー 2012
Lou Dumont Beaujolais nouveau 2012

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCボージョレ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ

町田の蔵家さんで、2880円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
豊かさ:最初はしっかりと感じられるが、時間が経つと弱くなる
特徴:ブルーベリー、干しぶどう、プルーン、フローラル、香木のようなグリーン香、カラメル、イチゴキャンディ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):チャーミング
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:控えめ、緻密
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
軽めだが、深い味わいを感じさせる

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
我が家のボージョレ・ヌーヴォーの中で、今年一番期待していた、ルー・デュモン。
やっぱり、美味しいです。

一般的なボージョレ・ヌーヴォーの特徴である、ケバケバしいようなフローラル香やキャンディ香は無く、上品なフルーツ香や、ハーブの印象があります。

口あたりは、とてもマイルド。

ふわっと口に入ってきて、チャーミングなフルーツの印象が、優しく広がっていきます。
後味はスッキリとキレイに消えますね。

外観は、ボージョレ・ヌーヴォーの中でも濃い方ですが、飲み口はとても軽め。
でも深い味わいを感じさせます。

これは今まで飲んだボージョレ・ヌーヴォーの中でも一番美味しいかも。
上質なクリュ・ボージョレーって印象。

カミさんに価格感を聞いたら、「ボージョレ・ヌーヴォーは難しいよね、1980円。」
悪くは無い、って程度の感想で、意外と評価が良くありません。。。
まあ、ボージョレ・ヌーヴォーって、どう評価するか、なかなか難しいですよね。

今日の晩御飯は、メンチカツとパスタサラダ。

メンチカツには、中濃ソースとマスタードをつけて合わせてみましたが、いまいちフィットしない感じ。
やはり華やかな香りがあるので、家庭料理だと合わせにくいのかも。

意外と良かったのが、醤油をつけたアボカド。
中華とか、意外と良いかもしれませんね。

グラスに長いこと置くと、さすがに力が落ちてきて、香りが重くなってきます。

ボージョレ・ヌーヴォーなので、時間とともに力が落ちてくるのはしょうがないですが、でも最後まで、気品というか、味わいの深みがつづきます。
このワイン、ジワッと美味しいんですよね。

ルー・デュモンのワインが、2880円で買えるってのはちょっとお買い得感があるかもです。

来年も買ってみたいと思わせる1本でした。

■楽天ショップへのリンク

ルー・デュモン ボジョレー・ヌーヴォー・ヴィエーユ・ヴィーニュ [2012]750ml

※サイトより引用
ルー・デュモンのヌーヴォー、7年目のリリースです。
樹齢70年以上の樹から生まれる凝縮した小粒のぶどうから、あらゆる点にこだわって造った、「おいしいワイン」をお届けいたします。
「年に1度のお祝いだからこそ」-現代美術家ジェラール・ピュヴィスの特製ラベル、重厚ビン「レジェンド・アンティーク」の使用等、パッケージデザインにもこだわります。
天然酵母のみで発酵、ルー・デュモン定番のニエーブル森産の樽での熟成、瓶詰め時ノンフィルター、最小限のSO2等のオートクチュール醸造。
また、現代美術家ジェラール・ピュヴィスの絵をモチーフにした特製ラベル、重厚ビン「レジェンド・アンティーク」の使用等、パッケージデザインも豪華です。
樹齢70~90年のVV。シスト表土で花崗岩質と砂質土壌。収量50hl/ha。実質ビオのリュット・レゾネ。手摘み収穫時、運搬前、発酵前の3回選果。セメントタンクにて天然酵母のみで6日間のマセラシオン・カルボニック後、空気圧式プレス。30%をニエーブルの森産ベルトランジュ社製樽で3週間熟成(新樽約20%)。澱引き時に粗目の珪藻土フィルター を使用。瓶詰め時はノンフィルター。瓶詰め時に、最小限のSO2を添加。
ラベル背景の文字のどこかに”天・地・人”が入っています。)
仲田さんからのレポートは上記リンク先よりどうぞ。

ルー・デュモンボージョレヌーヴォー2012減農薬栽培(ボジョレー・ヌーヴォー2012)

※サイトより引用
ボーヌの名門ワイン学校CEPPAで学位を取得した日本人「仲田晃司」さんがブルゴーニュで興したドメーヌ。
ラベルに「天・地・人」と描き、太陽の恵みと大地の恵み、そして侍スピリットを持った日本人職人の手により生み出されるワインは、地元でもかなりの評判です。
ドメーヌをジュヴレ・シャンベルタンへ移転した時のパーティで、あのブルゴーニュワインの神様「アンリ・ジャイエ」に、クレマン・ド・ブルゴーニュが絶賛され、 さらに人気に拍車がかかりいまや入手困難な人気ドメーヌに。
今年も彼の造るヌーヴォーは期待できそうです。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

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