2012/10/27

ビウルコ・ゴリ アルバンタ 2009 (ブラインドテイスティング:外す)

ビウルコ・ゴリ アルバンタ 2009
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)テンプラニーリョ100%(スペイン:北部地方:DOリオハ:09)\990
(4)マスカット・ベーリーA(日本:長野産:NV)\980
(5)メルロー(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\798

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる。
特徴:カシス、タバコ、黒胡椒、茎っぽいグリーン香、燻製肉
香りの印象:木樽からのニュアンス、やや刺激的

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:強め、少しトゲトゲしい
バランス:強さがあるが、肉厚な印象ではない
タンニン分:それほど強くないが、後味に残って収斂性を感じる
アルコール度:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
スパイシー、アンピルマティック

【評価】
強さがあるが、ボリューム感がなく、辛い印象

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しくて、色は濃いが、輝きは弱めで、ちょっと安めのイメージ。

香りは、木樽からの要素が強く、ちょっと鼻を突く感じ。
グリーン香が強く、カベルネ・ソーヴィニヨンのイメージがあったが、選択肢に無い。

この中では、テンプラニーリョかモナストレル。
メルローも違う気がする。

味わいは、キツめで、やや粗雑な感じ。
ドライで、厚みが無く、余韻も短い。

価格的には、680円とか、780円くらいの印象。

木樽からの印象が強すぎて、品種の特定はなかなか難しい。

スペインに絞ると、鉄サビや血液の印象が強いとモナストレル。
動物香が強いとテンプラニーリョ。

そういう点では、鉄サビの印象が強いかな。

ファイナルアンサーで、モナストレル
で、ブー

リオハのテンプラニーリョでした。

【総評】
ビウルコ・ゴリ アルバンタ 2009
Biurko Gorri Rioja Arbanta 2009

スペイン:北部地方:DOリオハ
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ100%

リカーランドトップで、990円で購入。

ネタバレしてみると、かすかな熟成感があって、2011年(去年)のワインでは無い。

本来なら1980円するところを半額の990円というセール品だったのですが、第一印象では、990円でもちょっと高いかな、って感じです。

ボリューム感とか、厚みがなくて、余裕のない、ちょっとギスギスした印象。
香りも樽の印象が強すぎて、魅力を感じません。

食事と合わせると良くなるタイプかもですね。

今日の晩御飯は、鶏肉のねぎマヨポン炒め。
マヨネーズとポン酢が入ってますが、どちらも主張してなくて、思ったより落ち着いた味わい。

七味とかカラシをつけると、このワインにも良く合います。
主張の弱めのワインなので、割と和食にも馴染みそうです。

それにしても、時間がたっても、香りは良くなってきませんね。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
このワイン価格感がつかみづらい、という感想。

食事が終わってワインだけで飲んでると、何か食べ物が欲しくなります。
やっぱり食事を合わせた方が活きてくる印象でしょうか?

飲み進んで、かなり時間が過ぎたあたりで、ちょっと香りが開いてきた感じ?
デキャンタージュとかして開かせると美味しかったのかも。

これは、ちょっと評価の難しいワインですね。

次の日、ボトルに少し残ったワインを飲んでみたら、まだまだ大丈夫そうで、煮詰めたブルーンのような、ちょっとオリエンタルスパイスを感じさせるような、独特の香りになっていました。
飲み口もフルーティさが残ってましたが、後味にワックスのような収斂性が残って、トータルではイマイチな印象でしょうか。

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※サイトより引用
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ビウルコ・ゴリ
シエラ・カンタブリア山脈の山裾、バルゴータという街にあるワイナリー。何世代にも渡ってジョレンス家による家族経営が続いており、現在は3人兄弟によって運営。標高600メートルの高地にガルナッチャ、グラシアーノ、テンプラニーリョで合計30ヘクタールを自社所有、その他80~90ヘクタール分のぶどうを契約農家から購入している。近代的な醸造設備のポテンシャルをフルに使いながらも、リオハに代々継承された伝統的でオーソドックスな醸造法を採用している。販売先はスペイン国内のレストランがメイン。アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、スイスなどに輸出されています。

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