2012/10/06

プイィ・フュイッセ 2008 ルイ・ジャド

プイィ・フュイッセ 2008 ルイ・ジャド
プイィ・フュイッセ 2008 ルイ・ジャド
Pouilly-Fuisse 2008 Louis Jadot

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCプイィ・フュイッセ
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ100%

リカーランドトップで、3900円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:オレンジがかったイエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し熟成感がある、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ミネラル、ヴァニラ、ナッツ、モモ、バナナ、スモーク、白い花、ミントのようなハーブ
香りの印象:木樽の印象、濃縮感のある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:シャープな、豊かな
バランス:厚みのある、溌剌とした
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:ヴォリュームのある
余韻:長い

【フレーヴァー】
フルーティ、ミネラル感のある

【評価】
濃縮し、力強い

【供出温度】
8-11度

【グラス】
中庸

【総評】
半年以上開かずに、うちでずっと眠っていた、ルイ・ジャドのプイィ・フュイッセ。

ハズレだったらどうしようと、ドキドキして開けましたが、第一印象は、さすが、って感じ。

ベースはしっかりしていて、それでいてチャーミングな果実感と軽やかさがあって、余韻に深みが残ります。

香りはやや樽香の印象が強めなのが気になりますが、時間をかけてゆっくり味わいたいと思います。

グラスに入れて時間が経つと、どんどん樽香が強くなってきました。
う~ん、ちょっと強すぎる樽香。これは我が家的には苦手なタイプかも。

今日の晩御飯は海鮮丼。

そのままでは合わないので、刺身を少しイタリアンドレッシングで、カルパッチョ風にしてみました。
マスタードや粗挽きコショウを足してスパイシーさを出すと、このワインにとても良く合います。

お刺身の時は、イタリアンドレッシングのカルパッチョは手軽に出来てなかなか良いかも。

生の魚は、生臭さとワインとの戦いになりますが、このワインは強いので、当たりでは負けません。
さらにスパイスを加える事で、ワインにしっくりと馴染みますね。

このワイン、とてもしっかりしてて、安定感があります。

ピスタチオに合わせると、深みがグッと増して、ピスタチオの料理ソースになってしまったみたい。
深みと広がりが、さすがに高級ワイン?

ドライフルーツに合わせても、ワンランク上のレイヤーに持って行ってくれますね。

合わせる食事を、上に上に持って行ってくれる感じがさすがです。
良いワインと、安いワインの決定的な違いがそこにあるのかも。

プイィ・フュイッセって、昔から好きで、記念日なんかは良く買ってましたが、その当時の印象は、クセのある果実感。
まだシャブリなどがキンキンに辛い時代、プイィ・フュイッセのキーワードは果実感だったんですよね。

ある意味時代を先取りしていたのかも。

カミさんに価格感を聞いたら、2480円。

3900円と伝えたら、「それは高い、後味に、ちょっとカルピスみたいなエグ味が残るので、後味がキレイに消えれば価格なりって感じなのに。」という感想でした。
プイィ・フュイッセは、果実感はあるけど、後味はスッキリというのがカミさんのイメージみたいです。

しっかり出来てたワインなので、あとは好みの問題になりますが、我が家的には、この3900円はちょっと高いかも。

■プイィ・フュイッセの特徴
フランスAOCワイン事典より

マコン市より10km南にあるAOC。
その南にはクリュ・デュ・ボージョレの村々が続く。
いくつかの区画(クリマ)に分かれていて、主なものは、レ・ヴィーニュ・ブランシュ、シェル・ラ・ロッシュ、レ・プレシーなどがある。
擦った火打石のミネラル、アーモンドやヘーゼルナッツ、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類、パイナップル、白桃などの白い果実、菩提樹やアカシア、パン、ブリオッシュ、蜂蜜など異なる系統の複雑なアロマが香りを構成している。
骨組みは豊満で堅固。フィネスと品位を備え、豊かな風味に富んだおおらかなワインで、テロワールが多彩な味わいをもたらしている。
調和があり、エレガントで魅力に満ち、若いうちに飲む事も、長熟させることもできる。
土壌は一様ではなく、東側はジュラ紀中期後期の石灰岩と泥灰岩、西側は花崗岩の基盤上に広がる粘土質。
粘土質と砂岩質層の上の泥土層もある。粘土と石灰岩が入り混じった土壌である。


大きな地図で見る

■楽天ショップへのリンク

【6本~送料無料】プイイ フュイッセ 2009 ルイ ジャドPouilly Fuisse 2009 Louis Jadot[フランスワイン]

※サイトより引用
黄金の反射光を持つプイイ・フュイッセはとても繊細なワインです。土壌の性質が、ヘーゼルナッツや煎ったアーモンドのような香りを増幅させます。数年以内に飲まれるのも良いですが、さらに熟成させると香りの複雑さが広がります。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事