2012/07/18

プエンテ・ネグロ 赤 2011

プエンテ・ネグロ 赤 2011
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(2)シラー35%、カリニャン25%、サンジョヴェーゼ19%、メルロー17%、カベルネ・ソーヴィニヨン4%(米:カリフォルニア:10)\950
(3)カベルネ・ソーヴィ二ヨン85%、メルロー15%(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\500
(4)品種不明(チリ:地理的表示無し:NV)\398

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、透明感のある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、黒い果実、針葉樹、茎のようなグリーン香、血液、燻製肉、硫黄
香りの印象:やや閉じた印象、木樽のニュアンス

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:やわらかい、しっかり効いた
バランス:やや肉厚、心地良い、アルコールが浮いた感じ
タンニン分:やさしい、緻密、収斂性がある
アルコール度:やや尖っている
余韻:やや長め

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮した)

【評価】
ほどよい濃縮感で、やわらかい飲みくち、アルコールの辛さが残る

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しくて、やや透明感のある外観からは、安いチリの2本が候補。

香りは意外としっかりしていて、やや青臭さが強い。
カベルネ・ソーヴィニヨンの印象。
香りの強さからは1000円弱くらいのイメージ。

味わいは、まろやかで飲みやすく、フルーティでほんのり甘い、ニューワールドタイプ。
軽めなので、印象では500円程度。

ただ、ちょっとアメリカっぽい(クセが無さすぎてジュースっぽい)感じがある。

香りの印象はカベルネ・ソーヴィニヨンだが、飲みくちがほんのり甘い。
残糖の甘さの印象で、シラーっぽい甘さではないので、アメリカでは無いかな。

そうなると500円のチリカベ?

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィ二ヨン85%、メルロー15%のチリ
で、ピンポン

いわゆるチリカベとは、ちょっと違う傾向です。

【総評】
プエンテ・ネグロ 赤 2011
Puente Negro Cabernet Sauvignon Merlot 2011

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィ二ヨン85%、メルロー15%

びっくり酒店の通販で、6本セット2980円、1本あたり497円で購入。
単品価格は、500円。

カミさんに感想を聞いたら、「このワインは微妙・・880円?」と、意外と高めの評価。
500円と伝えると、それは安い、という感想です。

ライト寄りのミディアムボディで、口あたりはまろやか。
というか、まろやか過ぎてちょっとジュースっぽい印象。
でも香りは、そこそこ主張した感じですね。

今日の晩御飯はひき肉のオムレツ。

ひき肉主体の具だけだと、アルコールの強さが出てきて、イマイチ。
玉子とケチャップがつなぎに入ると、何か騙された感じで、まあ、そこそこ合います。

香りがやや強めなので、家庭料理に合わせるにはちょっと気を使うタイプですね。

も和食系には合わなさそう。

ただ、ミディアムボディで軽めの味わいなので、家庭料理の洋食には、よく合いそうです。

焼き鳥とか、照り焼き系でも合うかな。
カレー風味のものは、よく合いそうな気がします。

食事が終わって、バタビーと合わせてみると、急にひざを崩して、カジュアルになる感じ。
ギリギリ持ってたワインのプライドを投げ捨てるような感じ?でしょうか。

急にフレンドリーになりますね。
やっぱりこのワインも飲み会ワインでしょうか。

ワインだけになっても、スイスイ飲んでしまいます。

アルコール度はそれほど高くないですが、飲み口が軽いので、気が付くと結構酔ってますね。

時間が経つと、青臭さは少なくなって、カラメル香が出てきました。
グラスに少なくなっても、しっかり香ります。

香りはやや荒っぽい感じですが、トータルで、ワンコインワインとしては、納得感のある1本では。

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プエンテ・ネグロ 赤 7804386000929

※サイトより引用
チリ コルチャグア産の上質のぶどうを使用して造られました。
完熟したぶどうのみを見極めて、全て手作業にて収穫した生産者の愛情溢れるワインです。
<テースティングノート>
完熟したカシスやベリーなどの赤い果実の芳醇な香り。口に含むと、角のないまろやかなタンニンと上品な酸がバランス良く調和し口中を豊かに満たします。果実から生まれる味わいのハーモニーは、愛らしいまでに心地良い後口へと続きます。

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