2012/06/16

グロワーズゲート シラーズ 2010(ブラインドテイスティング:外す)

グロワーズゲート シラーズ 2010(1)カベルネ・ソーヴィニヨン54%、メルロー26%、タナ7%、マスカット・ベーリーA4%、甲州4%、ノートン3%、その他2%(日本:山形・上山、栃木・大平町、栃木・足利、長野・高山村、山梨・勝沼、埼玉・熊谷、群馬・赤城:10)\1715
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ペイ・ドック:10)\1180
(3)シラーズ(豪:南オーストラリア:10)\980
(4)テンプラニーリョ40%、モナストレル40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(スペイン:DOバレンシア:07)\898

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:極端に薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:タバコ、樽香、コーヒー、チョコレート、カシス、ブラックベリー、生木のようなグリーン香、赤味の肉
香りの印象:木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:まろやか
バランス:肉厚な、心地良い
タンニン分:柔らかい、強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
濃縮し、力強い

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
濃くて若々しい外観からは、シラーズかラングドック。

香りは、樽香が中心で品種の特徴がつかみづらい。
ただ、グリーン系の香りは強く、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象がある。

味わいは、柔らかく、ほんのり甘みがある点ではシラーズ候補。
全体的にはチリカベのイメージで、ニューワールドテイスト。

スパイス感を取るか、グリーン香をとるか。

あらためて香りを嗅ぐと、やっぱりこれはカベルネ・ソーヴィニヨンかな。

ここでちょっと日本のワインの可能性を検討。
やたら樽香が強いので、これはちょっと違う?

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

おっと、シラーズでした。

【総評】
グロワーズゲート シラーズ 2010
GROWERS GATE SHIRAZ 2010

オーストラリア:南オーストラリア
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:シラーズ

イオンで、980円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円でやや高評価。

樽香がやたら強めなので、嫌いなタイプかと思いきや、そうでもないみたい。

今日の晩御飯は薄切り牛肉のカツ。
オージー・ビーフとオーストラリアのシラーズでこれはバッチリって思っていたら、まあ、そこそこ。

ころもの印象が肉の味を薄めるので、間に何か入ってるような感じですね。
ダイレクトにビーフとシラーズがからまないので、やや消化不良。

食事が終わっても、ワインだけで十分楽しめますね。

飲み進むとだんだん樽香は気にならなくなってきました。

香りも強くて華やかさもあって、14.5%という強いアルコール度も気になりません。

コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。

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