2012/03/07

ヴェガ・リブレ 赤 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

ヴェガ・リブレ 赤 2010
(1)シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール:08)\1220
(2)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(3)ボバル、テンプラニーリョ(スペイン:バレンシア州:DOウティエル・レケーナ:10)\680
(4)カルメネール(チリ:セントラル・ヴァレー:DOマウレ・ヴァレー:11)\598

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、ルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:ブルーベリー、鉄、血液 なめし革、メントール、シダ、樹脂
香りの印象:閉じ気味、落ち着いた(控えめな)

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:フレッシュな、強さのある
バランス:軽い、サッパリした
タンニン分:控えめ、弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
軽くて、カジュアル、気軽に楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しくて、やや透明度のある外観。
この中では安いスペインあたりか。

香りは弱めで、鉄の印象が強め。
スペインのモナストレルにこんなのがあったような。
どちらにしても、グローバル品種の印象ではない。
閉じていて固めの印象。

味わいは、超ライト。
ワンコインワインくらい。

タンニンはとても弱く、酸味が何とか救ってる感じ。
この中では安いスペインかな。

ファイナルアンサーで、ボバル、テンプラニーリョ
で、ピンポン

このワイン、後味にちょっとゴム臭があるかも。

【総評】
ヴェガ・リブレ 赤 2010
VEGA LIBRE TINTO 2010

スペイン:バレンシア州:DOウティエル・レケーナ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ボバル、テンプラニーリョ

イオンで、680円で購入。

頼りないボディに、ケミカルな匂い。
後味に収斂性が残って、ちょっとゴムっぽい感じもあります。

第一印象は散々です。
398円でも高い、って感じ。

でもひょっとしたら、これから良くなってくるかも・・と期待して、貧乏ワインラヴァーは、多少まずくても、我慢してワインを飲みます。

カミさんに価格感を聞いたら、「鼻が詰まってて香りが良くわからないけど、780円くらい?」との感想。
生っぽい感じが気になる、と言ってましたが、割と好きなタイプだったみたいで、たくさん飲んでました。

飲み進むと、最初に感じたゴム臭もだんだん落ち着いて、軽くて飲みやすくなってきました。

今日の晩御飯は自家製の麻婆豆腐。

ワインが軽めなこともあって、割と良く合いました。
ちょっとクセのある感じがコクになって、味わいを深めてますね。

軽いながらもワインの深みを感じさせます。

最初の飲み口は、落ち着いてて、やや暗めの、ちょっと哲学的なタイプですが、生搾りジュースみたいな印象もあり、後味はチャーミングな果実感があります。

でも、悪くないけど、あまり良いポイントもない?
680円という価格も微妙ですね。
もっと安くて美味しいワインがあるし、みたいな。

我が家的にはリピートするタイプではないかも。

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