2012/03/31

エル・ミラクレ・アート 2009


エル・ミラクレ・アート 2009
EL MIRACLE ART 2009

スペイン:地中海地方:DOアリカンテ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:モナストレル25%、ピノ・ノワール20%、シラーズ20%、メルロー20%、テンプラニーリョ15%

イオンで、1280円で購入

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、黒っぽい、ガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブラックベリー、スミレ、燻製肉、タバコ、ミネラル
香りの印象:やや閉じた印象、華やか

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:円みのある
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:、サラサラとした、強め
余韻:長い

【フレーヴァー】
フルーティー、華やかな

【評価】
濃縮感があり、強さのあるが、おだやかな口あたり

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸、大ぶり

【デカンタージュ】
必要なし、飲む直前

【総評】
スミレのようなフローラルな香りで、華やか、ボルドーっぽい印象です。
ボディはしっかりしてて、飲み口は軽めだけど、ややアルコールがちょっと浮いてるかな。

でも上質感があって、ワンランク上の印象ですね。
ちょっと良いボルドーを飲んでるみたい。

後味はやや乾く感じだけど、口に含んだ時のフルーツ感はチャーミング。
ちょっと粉っぽいようなミネラル感がありますが、それが良いのが悪いのか、今のところ分かりません。

モナストレル、ピノ・ノワール、シラーズ、メルロー、テンプラニーリョって、なかなか無いセパージュですが、バランスよくまとまっていると思います。

今日の晩御飯はチキンのソテー。
和風のステーキソースです。

合わせると、ちょっとワインが辛く感じますね。
アルコールが強い出る感じ。

和風ソースじゃなくて、ガーリックトマトソース、とかだったら良く合ったかも。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
1280円と伝えたら、それはちょっと高いかな、という評価でした。
やや軽く感じる味わいと後味の辛さがマイナスポイントだったのかも。

食事が終わって、ミックスナッツに合わせてみると、アーモンドとかピスタチオに良く合います。

飲み進んでも、ヒンヤリした口あたりと、フルーツ感が持続して良い感じです。

後味がちょっと乾く感じがあるけど、おつまみがあると大丈夫。

ラベルはアート作品がモチーフで、数種類のパターンが売り場に置いてありました。
何だか、パッケージも味わいも意欲的で、パワーを感じますね。

2012/03/30

ロス・モリーノス 赤 NV

ロス・モリーノス 赤 NV
ロス・モリーノス 赤 NV
LOS MOLINOS RED NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、ガルナッチャ

セブンイレブンで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱い
色調:かすかにオレンジっぽい、ルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚め
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきの弱い

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:チェリー、イチゴ、燻製肉、タバコ、硫黄
香りの印象:やや閉じ気味、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:強い、シャープな
バランス:軽い
タンニン分:、強い、収斂性のある
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(ライトな)

【評価】
軽くてカジュアル、シンプル

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
このシリーズ、白ワインがあまり良くなかったので、恐る恐る開けたのですが、シンプルでライトな、嫌味のないタイプです。

ただ、ものすごくライトで、水っぽさもあるので、いいワインって感じではありませんね。

それから後味に強い、ギューッと締め付けるような収斂性があって、舌にワックスのような感覚が残ります。

やっぱり赤もイマイチ?

白ワインの時もそうでしたが、何か気になるんですよね。

ほとんどのワインは、飲むと気分が上がるのですが、このワインは上がって来ません。
何故だろう?
何かワインらしくないのかな?
水で薄めたワインみたいだからかな?

今日の晩御飯はコンビニのミートソースパスタ。

軽すぎてやっぱりダメみたい。
ワインとしての役割をはたしてくれません。

食事と何もひっかからないで、スルッと流れてしまう感じ?
ジュースと合わせてるみたいです。

しかも舌に残るワックスっぽい感じは変わらず。

食事に合わせると、軽さが強調されて、ホントに水割りワインみたい。

温度低めの方が美味しいかと思って、冷蔵庫で冷やしてみたら、さらに水割りっぽい味わいが強くなってしまいました。

食事が終わって、チーズ味のスナックに合わせると、あーこれだ、って感じ。
水っぽさが気になりませんね。

このワイン、食事よりもおつまみに合わせる方がいいですね。

ちなみに、一緒に飲んでた、50代男性は「このワイン、酒飲みをなめてる。100円でももったいない。」という感想でした。。

半年くらいしたら、また試してみようかな。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2012/03/29

ヴァーサス レッド 2011

ヴァーサス レッド 2011
ヴァーサス レッド 2011
VERSUS RED 2011

南アフリカ:ウエスタン・ケープ地方:WOウエスタン・ケープ
アルコール度:13%
ブドウ品種:品種不明

マルエツで、499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきは弱め

【香り】
豊かさ:やや軽め
特徴:石けん、ケミカル、硫黄、チェリー、なめし革、燻製肉、樹脂
香りの印象:閉じている、固い

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:なめらかな
バランス:軽い、心地良い、優しい
タンニン分:、サラサラとした、控えめ
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
若く、軽いが、深みがある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
軽くて、ほんのり甘みがあって、優しい飲みくちで、ジワッと深みをもってて、後味はタンニンがしっかり残ります。
でも、それほど乾かず、ジューシーさがあります。

若干舌に残るものがありますね。
ワックスっぽい感じに、鉄っぽい感じが、舌に残ります。

今日の晩御飯は、スーパーのハンバーグ弁当。
石井のミートボールみたいな味のハンバーグですが、とても良く合います。

軽いのもそうですが、ほんのり甘いのもポイントかも。
お弁当の、微妙にレトルトっぽい味わいを、ワインがスーッと洗ってくれます。

ただ、香りがとにかく弱くて、ちょっとマイナス要因があります。
ケミカルだったり、硫黄系の印象だったり。

ピーナッツブロックチョコに合わせると、ワインが完全に負けるけど、フルーティさとかフレッシュさが加わって美味しくなりますね。
油脂分が多いチョコなので、ちょうど合うのかもしれません。

このワイン、軽いようでも、アルコール度が13%もあるので、飲み過ぎ注意ですね。

食事とは合わせやすいのですが、ワインだけだとちょっとイマイチ。

まあ、ワンコインとしては、良い方でしょうか?

■関連リンク(マルエツのワイン)

2012/03/26

フラマン 赤 NV

フラマン 赤 NV
フラマン 赤 NV
FLAMAN Rouge NV

フランス:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:カリニャン、サンソー、グルナッシュ

イトーヨーカドーで、458円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:ニュートラルな赤身の、濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきが弱め

【香り】
豊かさ:それほど強くない
特徴:ブラックチェリー、ブルーベリー、イチゴ、燻製肉、なめし革、樹脂、メントール
香りの印象:やや閉じ気味、弱い

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:弱い
バランス:ライトで、弱々しい
タンニン分:弱いが収斂性がある
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー(落ち着いている)

【評価】
軽いが、ナチュラル感がある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
相当軽いタイプです。
ちょっと水っぽさがあって、フルーティさや甘みも少なく、ちょっと素っ気ない飲み口。

ただ、伝統産地のテーブルワインって感じがあって、力の抜けた感じはいいですね。
余計なものは入れてない感じの、自然体な味わいです。

ドライで、後味にしっかり渋みが残るので、日ごろワインを飲まない人には、飲みにくいタイプかも。

なめし革っぽい感じと、後味のギューッと締まるような収斂性が、ちょっとピノ・ノワールっぽくて、ちょっと通向け?

一口目がちょっと軽すぎても、飲み進むとだんだん落ち着いてくるタイプですね。

今日の晩御飯は麻婆豆腐。
合わせてみると、ロゼっぽい合い方をしますね。

とても軽くて、ワインが主張しないので、家庭の食事には合わせやすいのかもしれません。
全然料理の邪魔をしません。

でも引き立てるというよりは、タンニンで口をフレッシュにしてくれる、お茶みたいな感じなのかな?
そう考えると、このワイン、お茶っぽい。

すっきりとライトな飲みくちで、後味に渋みがのこって、キュッと締めるみたいな。

食事が終わって、このワイン、何か欲しくなるので、ミックスナッツに合わせてみました。

ピスタチオ、アーモンドは、OK。
くるみ、カシューナッツは渋みが強く出ます。

ロースト香が強く出てて、油脂分が多い方が合うみたいですね。

続いて、ストリングチーズにバジルをふったおつまみ。
う~ん、バジルの香りが強すぎて、ワインが負けてしまいます。
相当控えめですね、このワイン。

香辛料強めの食事には合わないかも。

バジルのかかってないチーズには、地味に良く合いました。

ワンコインワインって、ニューワールドが多いので、こういったしみじみしたタイプが少ないので、これはこれでありかも。

オレゴンワインセミナー ソムリエ協会関東支部 第1回例会セミナー


ソムリエ協会関東支部の第1回例会セミナーのテーマは「オレゴンのピノ・ノワール」。
日頃あまり飲まないジャンルなので、楽しみにしていました。

ピノ・ノワールの世界3大生産地と言われてる、アメリカ、オレゴン州。

価格も高めで、なかなか口にする事のないオレゴンワイン、さらにそのピノ・ノワールを集中して飲めるというのは嬉しい限り。
まあ、勉強なんですが、こんな勉強は大歓迎です。

■セミナー概要

<協力>
(株)ベイシス・オレゴン州ワイン生産者協会 OWB-Oregon Wine Board-

<開催日>
平成24年3月13日(火)

<時間>
14:00~16:00(受付13:30~)

<会場>
グランドプリンスホテル高輪 地下1階「プリンスルーム」
東京都港区高輪3-13-1

<講師>
オレゴンのワイン生産者 Joe Dobbes氏他
石田 博 氏
(社)日本ソムリエ協会 理事/レストランアイ シェフソムリエ
第10 回世界最優秀ソムリエコンクール 第3位

■ピノ・ノワールのみ7種類テイスティング

オレゴンのピノ・ノワールのみ7種類という、豪華なテイスティングでした。
4つは複数の畑をブレンドしたもの、3つは単一畑のワイン。
ブレンドの特徴、シングル・ヴィンヤードの特徴を味わうというものでした。

■ニューワールドでも「テロワール」を感じられるオレゴン

ニューワールドは「ブドウ品種=ヴァラエタルワイン」というイメージがありましたが、最近ではニューワールドでも「テロワール」を重視している生産地が増えているそうです。

フランスでも、ボルドーよりはブルゴーニュがより「テロワール」の影響が大きいように、アメリカでは、ナパやソノマよりも、オレゴンの方が「テロワール」の影響が大きいと言われています。

■小規模、少量生産で、高品質を保つ

オレゴンのワイナリー数は、アメリカで2番目に多いのですが、生産量はそれほど多くありません。(全米第4位)
小規模、少量生産のワイナリーが多いためです。
メガワイナリーが無いというのは、ニューワールドでは珍しいとのこと。
ピノ・ノワールという繊細な品種で、高品質を保つためには、小規模や家族経営という生産方法が向いていて、サスティナブル農法や、バイオダイナミック農法に取り組んでいる生産者が多いのも特長だそうです。

■異なる畑のブレンドと、単一の畑のシングル・ヴィンヤード

畑ごとに異なる特徴を考慮し、ブレンドする事で、理想的なピノ・ノワール像を追求する事ができる、というのが、ブレンドの良さ。
シングル・ヴィンヤードは、その畑の「テロワール」を表現できるが、ワインメーカーにとってはチャレンジングだそうです。

■オレゴン ピノ・ノワールの、個人的な印象

フルーティで穏やか、フレンドリーな飲み口が特徴でしょうか。
カリフォルニアよりは、フルーティさが落ち着いていて、深みを持っているような気がします。
ブレンドの4品種は、バランスが良くて、誰にでも好まれそうな味わい。
シングル・ヴィンヤードは複雑性、個性、クセがあって、今でも飲めるけど、熟成したら美味しくなりそうな印象でした。
優しくて強い、包容力のある人、みたいな感じ。
ブルゴーニュはもっとわがままで、人を突き放すような感じがありますが、オレゴンはあくまで社交的な印象があります。

■供出されたワイン

Firesteed MV Pinot Noir Bryan Croft
ファイアスティード・ウィラメット・ヴァレー・ピノ・ノワール


<目指した造り>
ウィラメット・ヴァレーのピノ・ノワールのエレガントで熟成する、豊かで十分な果実感、バランス、タンニン、程よいアルコール分を全てもつワイン。
<フレーバー>
チェリー、すぐり、プラム、ブラックベリーの風味、さらにトリュフ、チョコレートの風味も感じられる。
<樽熟成・醗酵>
樽熟成16ヶ月
新樽率20%
小型の発酵槽で、1-3日間自然放置、プレスまで7-12日間、パンチダウン(櫂突き)した。

Adelsheim Elizabeth's Reserve
アーデルスハイム ヴィンヤード ピノ・ノワール エリザベス・リザーブ


<目指した造り>
ヴィンテージと畑を反映した「ベスト・オブ・ワイナリー」ともいうべきリザーブワイン。大半のぶどうにはチェハレム・マウンテン5カ所にある自社畑産、それぞれに土壌、クローン、微小地気候、醗酵槽のサイズ、樽の特徴をもたらす。
<フレーバー>
赤いラズベリー、新鮮なオレゴン産のイチゴ、茶色のスパイスと杉のアロマ。口中ではエレガントでバランスが取れ、タンニンが絹のように滑らかで余韻が長い。
<樽熟成・醗酵>
樽熟成10ヶ月
新樽率30%
手摘みし除梗、開放発酵槽で4-5日間コルド・ソーク(低温浸漬)後、培養酵母を加え、発酵期間(6日)中、日に2-3回、パンチダウン(櫂突き)をした。


Domaine Drouhin Oregon WV Pinot Noir
ドメーヌ・ドルーアン オレゴン ウィラメットバレー ピノ・ノワール

<目指した造り>
目指すのは真のピノそしてオレゴン本来、さらにはドルーアン・スタイル、すなわち、調和、フィネス、余韻の長さが強調されたワイン。
<フレーバー>
クラシックなダンディー・ヒルズ・スタイル、赤い果実の風味を思わせ、チェリー、ブラックチェリー、スパイス、野イバラのような野生ハーブの花を思わせる。
<樽熟成・醗酵>
新樽率20%
短期間のコールドソーク(低温浸漬)、天然酵母で醗酵。


Dobbes Family Estate Griffin's Cuvee
ドブス・ファミリー・エステート グリフィンズ・キュヴェ
<目指した造り>
熟成するワイン、6カ所の畑のさらにロット、樽をブレンド。
<フレーバー>
空気に触れるにつれフランベしたブラックチェリーと夜の大地の香りが強調される。赤いリコリス、熟したチェリーとダークチェリーの風味をもつ。
<樽熟成・醗酵>
樽熟成10ヶ月
新樽率60%
85%除梗、SO2を70ppmを添加、5日間コールドソークを実施。


Rex Hill Jacob-Hart Vineyard 2009
レックス・ヒル ピノ・ノワール ジェイコブ・ハート・ヴィンヤード 2009

<目指した造り>
ビオディナミ農法が、さらにウィラメット・ヴァレー内にみられる各種土壌が混在する畑の土壌特性が複雑で豊かな風味をもたらす。豊かでみずみずしく、2009年の力強く凝縮し熟したタンニンを感じさせる。余韻の長さに熟成の可能性を感じさせる。
<フレーバー>
プラム、濡れた石、黒スグリ、ブラックチェリー、オーク、シナモンのアロマ、さらにブルーベリー、大地、トリュフ、杉、つぶした胡椒、鉛筆の削りくず、野鳥の風味が現れる。
<樽熟成・醗酵>
樽熟成11ヶ月
新樽率55%
野生酵母で醗酵、SO2は最小限使用。オーク製開放槽で7-10日間コールドソーク、発酵中は日に1-3回パンチダウン。醗酵温度は摂氏31-33度。


Sokol Blosser Estate Cuvee 2009
ソーコル・ブロッサー エステート・キュヴェ ピノ・ノワール 2009

<目指した造り>
その年最上の樽を基にしたユニークなブレンドがエステート・キュヴェ。角が取れ調和し熟成するピノ・ノワールをつくるため、注意深く試飲し、際立った味わいとアロマをもった樽を選びだす。
<フレーバー>
ジョリー土壌の風味と香り、大地、チェリー、コーラ、モカ、ラズベリー。
<樽熟成・醗酵>
樽熟成16ヶ月
新樽率50&、1年樽50%
1ないし3トン容量の開放槽で9日間、日に2回パンチダウン。醗酵前2日間、発酵後は23日間、果帽浸漬し、合計34日間発酵槽においた。発酵時の最高温度は27.8度。


St.Innocent Shea Vineyaed 2009
セント・イノセント ピノ・ノワール シェイ・ヴィンヤード 2009

<目指した造り>
シア・ヴィンヤードは、とてもクラシックなスタイルのピノ・ノワールを育み、エレガントで素晴らしい酸、バランスの取れた風味、凝縮した果実味をもつ。さらに畑の環境を反映した微妙な風味をもつ。常に当社でもっとも複雑で味わいの重なりがあるピノ・ノワール。
<フレーバー>
深い赤い果実の香りがあり、甘い花の香りが際立つ。わずかにカラメルの香りも。口中では熟した果実の風味が豊かで、甘いスパイス、夏の花、わずかに赤いドライフラワーが後に続く。
<樽熟成・醗酵>
樽熟成16ヶ月
新樽率32%
収穫時SO2は添加せずコールドソークもしていない。発酵槽で12日間、日に1-2回パンチダウン、0.9気圧で軽くプレス。3日間静置しオリを下げ樽に移す。自然に任せた乳酸発酵後、最初のSO2を添加し、瓶詰時までフリーSO2を20-35ppmに保つようにした。




2012/03/25

ミニミニワインアンケート:バレンタイン、ホワイトデーに贈るワインの予算は?

もうすっかり時期はずれになってしまいましたが、バレンタインとホワイトデーの予算をアンケートしましたので、結果報告です。

<バレンタイン>

【質問】

バレンタインに贈るワインの予算は?

【回答】

□□□■ 10000円以上 1 (25%)
□□□□ 5000円~10000円 0 (0%)
□□□□ 3000円~5000円 0 (0%)
□□□■ 2000円~3000円 1 (25%)
□□■■ 1000円~2000円 2 (50%)
□□□□ 1000円以下 0 (0%)

<ホワイトデー>

【質問】

ホワイトデーに贈るワインの予算は?

【解凍】

□□□□ 10000円以上 0 (0%)
□□□■ 5000円~10000円 1 (11%)
■■■■ 3000円~5000円 4 (44%)
□□□■ 2000円~3000円 1 (11%)
□□■■ 1000円~2000円 2 (22%)
□□□■ 1000円以下 1 (11%)


母数があまりないので、傾向とまで言えませんが、バレンタインにワインを贈る女性よりも、ホワイトデーにワインを贈る男性の方が多いのかもしれませんね。

女性が贈る場合は旦那さんで1000円台の普段飲みワイン。
男性が贈る場合は気のある同僚で、見栄張って、3000円以上。

と、勝手に想像してしまいました。

ホワイトデーにワインをもらったら、女性がどう感じるのか知りたいところですね。

2012/03/24

ラ・ラ・ヴァン 赤 NV

ラ・ラ・ヴァン 赤 NV
ラ・ラ・ヴァン 赤 NV
LA LA VIN RED NV

日本:輸入ワイン使用(チリ産テーブルワイン)
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

ローソンで、328円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、ルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、やや明るい

【香り】
豊かさ:軽め
特徴:カラメル、トースト、オリエンタルスパイス、プルーン、タバコ、メントール
香りの印象:こげ臭が強すぎる

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:弱い
バランス:ライトで頼りない
タンニン分:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
こげ臭が強すぎる、人工的

【評価】
ライトで、気軽に飲む

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
小ぶり、ボトルのまま飲む

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
グラスに移して飲むと、香りがとにかく異様な感じです。
カラメルやトーストなどの、アンピルマティックの香りが強すぎて、ワインの香りがしません。

ボディは弱く、酸味もタンニンも貧弱な感じ。
ワインとしては、完全にアウト、でしょうか。

ただ、このワインのコンセプトは、オシャレなアルミボトルからそのまま飲む、だと思うので、グラスに移しての評価は、ちょっと的外れかも。

ボトルからそのまま飲むと、香りの欠点は気にならなくなります。
でも、ちょっとギスギスした味わいは同じですね。

カミさんに感想を聞いたら、水で薄めたような味、だそうです。

缶なので、すぐに温まるかと思ったら、意外と冷えた状態が続いてますね。
まだ寒いからかな。

飲み進むと、やっぱり焦げ臭い感じが気になってきました。
ドライフルーツと合わせると、欠点を埋めてくれるので、やっぱり食事と合わせるのが良さそうですね。

コンビニの、ミートソースパスタと合わせたら、ちょうど良さそうな気がします。

この量と価格は意外と魅力的なんですが・・・でもやっぱり美味しくないかも。

■関連リンク(ローソンのワイン)

グラン・ティエラ レセルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン 2009(ブラインドテイスティング:外す)

グラン・ティエラ レセルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン 2009
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)デラウェア(日本:山梨県:10)\1320
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:中央渓谷地方:DOマウレ・ヴァレー:10)\840
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:09)\500くらい (6本セット@664円で購入)
(5)シャルドネ、セミヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:グレープフルーツ、マンゴー、モモ、レモン、ミネラル、グリーンっぽい花、グリーン系のハーブ
香りの印象:開いている、若々しい、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:シャープな、爽やかな
バランス:力強い、ドライな、スリムな
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)、ミネラル感のある

【評価】
力強くシンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
外観は淡くて若々しい。
輝きもやや強め。
ソーヴィニヨン・ブランかデラウェア。

香りは複雑なフルーツの印象。
南国系の香りの後に、グレープフルーツの柑橘系の香りが残る。
最初はデラウェアかと思ったが、落ち着くとソーヴィニヨン・ブラン。

味わいは、かなりドライ。
強さをもっているが、少し物足りない感じ?

シンプルでシャープな印象だけど、余韻が無いというか。

ほぼソーヴィニヨン・ブランだけど、独特な石灰のようなミネラル感が迷うところ。

時間が経つとヴァニラも少し香る。

そんなに安くないのかも。

デラウェアがやっぱり気になる。
ちょっと日本のワインっぽいんですよね。

アロマティック品種っぽいフルーツ感もあるし。
後味のドライでちょっと素っ気ない感じも日本のワインっぽい。

ファイナルアンサーで、デラウェア
で、ブー

チリのソーヴィニヨン・ブランでした。

【総評】
グラン・ティエラ レセルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン 2009
GRAN TIERRA SAUVIGNON BLANC 2009

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

セラー専科の通販で、6本セット3980円、1本あたり664円で購入。
参考価格は、500円。

素直にソーヴィニヨン・ブランって答えておけば良かった。
ネタバレしてみると、完全にデラウェアではありません。

ニューワールドにしては、ドライな感じがあって、ちょっと迷いましたね。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
後味が辛くて、アルコールの香りが強い、という感想です。

今日の晩御飯は親子丼
イマイチ合わないけど、まあ、邪魔しない感じ。

子供が夜食で食べ残したインスタントの和風パスタに合わせると、こちらの方が合いました。

このワイン、ちょっと味わいがシンプル過ぎて、もっと余韻というか膨らみというか、もう一味欲しい感じですね。

食事無しだとイマイチ進みません。
何かおつまみ欲しくなるタイプ。

でもすっきりとキレイにまとまっていて、いいワインですね。
基本はしっかりしてる印象があります。

ちょっと張りのある、ミネラル感のある、ソーヴィニヨン・ブランで、ミントっぽい香りがあって、シャルドネっぽさがあります。
チリは75%で品質表示できるので、残りの25%でシャルドネが入ってるかも。

おつまみで、ドライフルーツとナッツに合わせてみると、ちょうどいい感じで合いました。
急にペースが上がります。
カジュアルな飲み会ワインとしてはいいかもしれません。

アルコール度も軽めで、あまり酔わないですね。
500円くらいで買えればお買い得なワインだと思います。

2012/03/23

サンタ・ヘレナ アルパカ カベルネ、メルロー 2011(ブラインドテイスティング:当てる)

サンタ・ヘレナ アルパカ カベルネ、メルロー 2011
(1)モナストレル25%、ピノ・ノワール20%、シラーズ20%、メルロー20%、テンプラニーリョ15%(スペイン:地中海地方:DOアリカンテ:09)\1280
(2)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン50%、シラー50%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950
(4)グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\820
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブルーベリー、メントール、シナモン、針葉樹、赤身の肉、ジャム
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:なめらかな
バランス:心地良い、優しい
タンニン分:、サラサラとした、控えめ
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
濃縮感があるが優しいまとまり

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しい青っぽい紫色の濃い外観。
ただ、若干透明感がある。
カベルネよりはグルナッシュ?

香りは、濃厚フルーティな中に茎っぽい青い香りがあって、カベルネっぽいが、動物系の香りがモナストレルやカリニャンのような感じも受ける。
ただ、あまり強くないので、安めの感じ。

味わいも見た目よりライトで、甘みを残したフルーティさが、ニューワールドの印象。
価格も500円以上、1000円以下って感じ?

軽いながらもまとまりがよく、飲み口も優しいので、チリカベは違うかな。

そうなるとペイ・ドックのグルナッシュが候補になる。
でもちょっと、スペインのモナストレルがやや気になる。

で、もう少し飲んでみると・・・あれ、何だかだんだんボディが萎んできたような。

味わいも優しいアタックではあるものの、いたってシンプル。
後味も水っぽい感じだし、やっぱりワンコインのカベルネかな。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
で、ピンポン

柔くて優しい飲みくちのワイコインワインです。

【総評】
サンタ・ヘレナ アルパカ カベルネ、メルロー 2011
ALPACA CABERNET MERLOT 2011

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

リカーランドトップで、498円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
498円って教えると、それは値頃感がある、という評価でした。

軽めながらも優しく、上品にまとまっているので、飲みやすい印象。
私も850円のグルナッシュと迷いました。

いわゆるチリカベとは全然違いますね。
ラングドックのワインって言っても通りそうな感じ。

今日の晩ご飯は豚丼。
豚肉と玉ねぎを甘辛味で炒めて、海苔と、七味唐辛子のトッピング。

ワインが、わりと優しい味わいなので、それなりに合わせてくるかと思いきや、ツンとそっぽを向いてしまいました。

七味唐辛子の辛さとタンニンがケンカしたのかな?
和食系は難しそうですね。

食事が終わって、ストリングチーズにバジルをふったおつまみ。
バランスはちょうどいい感じ。

ワインもチーズも、穏やかに微笑んでるようなカップリングです。

ビーフジャーキーに合わせてみたら、ワインが負けるかと思いきや、意外な頑張りを見せて、真っ向から合わせていく感じ。
これもいいですね、ちょっと情熱的なカップリングです。

このワイン、やっぱり肉系ですかね。
穏やかなようでも、やっぱり肉食系みたいです。

後味に苦味がやや残りますが、それもまあ個性の1つみたいな。

ワンコインのわりに、いろいろと楽しめそうな、いいワインだと思います。

■Amazonへのリンク



■関連リンク(サンタ・ヘレナ アルパカ)

2012/03/22

ラ・ラ・ヴァン 白 NV

ラ・ラ・ヴァン 白 NV
ラ・ラ・ヴァン 白 NV
LA LA VIN WHITE NV

日本:輸入ワイン使用(チリ産テーブルワイン)
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

ローソンで、328円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱い
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:酵母、ミネラル、硫黄、レモン、オレンジ、白い花、キャンディ、ラムネ
香りの印象:開いている、若々しい、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:控えめ、弱い
バランス:スリムな、弱々しい
苦味:控えめ
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
弱々しく、人工的

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
300ml入りで、328円なので、100mlあたり109円。
750mlのフルボトル換算では、820円ですね。

フルボトル800円だと、そこそこの品質を期待してしまいますが、一口目の印象は398円ワインくらいです。

パッと見200mlくらいのサイズで328円なので、ビールとかチューハイと比べてもかなり高めな印象。
ワインらしい味わいを期待したのですが、残念ながら期待はずれ。

全体に弱々しいバランスで、後味が水っぽくて、さらに香りは人工的。
ワインとしては、イマイチです。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
合わせてみても、あまり良くならないですね。

このワイン、酸味がちょっと尖ってて、レモンチューハイ飲んでるみたいです。

ただ今までの感想は、グラスに注いで飲んだ感想なので、缶からそのまま飲んでみると・・
酸味がスッキリしたライトなアルコール飲料で、やっぱりレモンハイみたい。

でもグラスに注いだ時よりもフレッシュ感が強くなって、これはこれでありかな、って感じがします。

軽めで、グイグイ飲めるように仕上がっているんですね。
缶のデザインも上質感があるので、これはグラスに入れないでそのまま飲むタイプかも。

ガラスのボトルじゃなくてアルミ缶なので、すぐに温まってしまう事を考えると、これくらいの量がちょうどいいのかもしれません。

なるほどねー・・・
何となくこのワインのコンセプトが分かってきました。

やや少なめな量と、軽めの仕上がりと、おしゃれな缶のデザイン。
カジュアルに、缶のまま、普段の食事に気軽に合わせるというイメージですね。
ある意味、新しいワインの楽しみ方かもしれません。

飲み進むと、軽めながら嫌味がなく、雑味も無く、飽きてきませんね。

それこそコンビニでパスタ買ってきて、ボトルのままグイグイ飲んで、食事終わりでちょうど無くなる、位の感じでしょうか。

今日は飲むぞ―というよりは、食事に合わせるのに、ビールとかチューハイじゃちょっと合わない、というメニューを狙ってますね、これは。

でも、それでいうと、この価格はやっぱり高いかも。。
せめて298円だったら、って思います。

確かに最近のコンビニのパスタは美味しくなってきてるので、ビールよりはワインを合わせたいですからね。
需要はありそうです。
というか、これ冷やして売ってないとダメじゃないの?

ちなみに、柿ピーのワサビ味にも問題なく合いました。

350mlで100円ちょっとで飲めるチューハイとどう勝負するかですが、やはり集まって飲むシーンとか、週末で、ちょっとくつろぎたいとか、プチ贅沢感でしょうか。

でもまあ、大事な人と飲む時に選ぶものではないかな。

パッケージとしては、面白いと思います。

また買う事もあるかもね。

■関連リンク(ローソンのワイン)

2012/03/21

平成24年度 ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート 呼称資格認定試験

ワインエキスパートバッジ 今年も、ワインエキスパート試験の案内がやってきました。

スケジュールは以下の通りです。

■募集要項配布期間

平成24年4月23日(月)~7月6日(金)

■申し込み締切り

平成24年7月13日(金)

■一次試験

平成24年8月27日(月)

■二次試験

平成24年9月24日(月)

スケジュールは変わったりすることもあるので、詳細は日本ソムリエ協会HPでご確認ください。
http://www.sommelier.jp/

今年から、出題範囲は公表されない、という記載がありました。
2012年度版の日本ソムリエ協会教本すべてが出題範囲って事ですね。
果たしてドイツは出るのでしょうか??

ちなみに試験の案内に、過去3年間の合格率が出てました。

2009年 会員:34.2% 一般:31.5%
2010年 会員:39.1% 一般:30.7%
2011年 会員:39.7% 一般:34.7%

受験に失敗した人がソムリエ協会会員になって、2年目に合格、というケースがあるからだと思うのですが・・まさか、会員の方をひいきしてる、って事ではないでしょうね。

ワインエキスパート 呼称資格認定試験とは
ワインエキスパート 呼称資格認定試験の流れ
ワインエキスパート 呼称資格認定試験:かかる費用
ワインエキスパート 呼称資格認定試験:勉強方法

第5回全日本ワインエキスパートコンクール予選

第5回全日本ワインエキスパートコンクール予選のご案内が届きました。

簡単に言うと、ソムリエコンクールのワインエキスパート版ですね。
参加料は無料ですので、申し込んでみると面白いかも。

<2015年7月12日>
第6回全日本J.S.A.ワインエキスパートコンクール予選、受験してきました!

■開催日

平成24年5月27日(日)

■会場

全国12会場
札幌、盛岡、仙台、東京、長野、名古屋、大阪、広島、高松、博多、鹿児島、沖縄

■出場資格

1.社団法人 日本ソムリエ協会 会員でワインエキスパート有資格者
※ワインエキスパート資格のみ
2.会員登録の所属支部にて予選を行い全国の成績上位より、決勝進出者最大6名を選出

■参加料

無料

■スケジュール

12:10  開場・受付
12:20~12:30 オリエンテーション
12:30~13:30 デギュスタシオン・筆記試験
(タイムスケジュールは変更する場合もあります)

■申込み締切

平成24年5月10日(木)必着

<公開決勝>

平成24年10月15日(月)
ホテルメトロポリタン盛岡

詳しくは、日本ソムリエ協会HPまで。
http://www.sommelier.jp/honbu/article/102143/

サンタ・リタ 120(シェント・ベインテ)オーガニック カルメネール 2010(ブラインドテイスティング:外す)

サンタ・リタ 120(シェント・ベインテ)オーガニック カルメネール 2010
(1)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(2)カルメネール(チリ:DOセントラル・ヴァレー:10)\980
(3)グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\820
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブラックベリー、タバコ、シナモン、チョコレート、燻製肉、丁子、針葉樹
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな
酸味:フレッシュな、まろやかな
バランス:豊満な、力強い
タンニン分:力強い
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)

【評価】
濃縮し、力強い

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【判定】
青みの強いバイオレットで、とても濃い外観。
この中では、チリのカベルネ・ソーヴィニヨンかカルメネール?

香りは、濃縮したフルーツ感の中に、茎っぽい青みがあり、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象。

味わいは甘みを残したフルーツ感がニューワールド的で、さらに強く重いタンニンが、カベルネ・ソーヴィニヨンらしさを感じる。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

おっと、カルメネールでした。

【総評】
サンタ・リタ 120(シェント・ベインテ)オーガニック カルメネール 2010
Santa Rita 120 Organic Carmenare 2010

チリ:DOセントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カルメネール主体

リカーランドトップで、980円で購入。

飲み終わりの強い渋みで、カベルネ・ソーヴィニヨンと間違えてしまいました。

ネタバレしてみると、アタックとか、香りが少し優しい印象で、なるほどカルメネールか、って感じがします。
でも、このワインを完全にブラインドで飲んでカルメネールって当てるのは難しそうですね。

チリのカルメネールって安定感があって、いままでに不味いワインに当たった事はほとんどありません。

このワインも、濃厚フルーティで好きなタイプではありませんが、美味しく飲めますね。

強いタンニンが、後味をギューッと締め付けるので、ワインだけで飲んでると、だんだんつらくなってきますが、それでもグラスに手が伸びるので、体は美味しいって感じてるのかも。

今日の晩御飯は、肉そぼろ丼。
合わなくはないけど、ちょっと違うでしょ、って感じ。

ビーフジャーキーにも合わせてみましたが、醤油味がついてるコンビニのビーフジャーキーだと、もうひとつ合わないみたい。

合わせるとしたら、やっぱりストレートなお肉、でしょうね。
塩コショウだけのステーキとか、合いそうな印象です。

カミさんに価格感を聞いたら、850円。
ちょっと濃いかなー、という感想でした。

飲み進むと、ちょっとワイルドな、濡れた犬系の香りがあります。

全体的に男っぽい感じでしょうか?
あまり華やかさや上品さはありません。
肉食わせろ―!って感じ。

野外で、焼いた肉のかたまりにかぶりつくってイメージがありますね。

やたら濃くて、ちょっと一昔前のいわゆるチリカベみたいな印象はありますが、嫌味やクセは無くて、飲みやすいワインです。

ただ、オーガニックって感じはあまりしませんね。
オーガニックって優しいワインって印象がありますが、これは結構暴れん坊タイプ。

タンニン強めで後味が渋いので、食事と一緒に楽しむタイプですね
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、いいワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

3月14日(水)新発売!サンタリタ 120(シェント・べインテ)オーガニック・カルメネール1本980円1ケース12本入のケース販売になります。今ならうれしい送料無料!

※サイトより引用
カルメネール種主体。
有機JAS認定を受けた葡萄のみを使用したオーガニックワイン。
熟したカシスやイチゴ、ヴァニラやシナモン、黒胡椒などのアロマが感じられ、溢れる果実味と柔らかいタンニンのバランスが優れています。

2012/03/20

ヴァルムーラン アントル・ドゥ・メール 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

ヴァルムーラン アントル・ドゥ・メール 2010
(1)デラウェア(日本:山梨県:10)\1320
(2)ソーヴィニヨン・ブラン70%、ミュスカデル20%、セミヨン10%(仏:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール:10)\850
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:中央渓谷地方:DOマウレ・ヴァレー:10)\840
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:09)\500くらい (6本セット@664円で購入)
(5)シャルドネ、セミヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:マスカット、オレンジ、洋ナシ、白い花、レモン、石灰、ミネラル、ミント、ヴァニラ
香りの印象:開いている、若々しい、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:爽やかな、シャープな
バランス:スリムな、溌剌とした
苦味:穏やか
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
淡い色調からは、ソーヴィニヨン・ブラン。
デラウェアという選択肢もある。

香りは甘い果実香が中心。
デラウェアが浮上。

飲み口は軽くてドライ。
甘みが少ない点で、デラウェアは消える。

かなりドライなので、ニューワールドというよりは、フランス?
ニューワールドなら500円くらいのボディだが、ボルドーなら800円くらいの印象。

香りはだんだん落ち着いてきて、ミネラル感とかすかな青草香が中心になる。

軽めだが、後味の辛い感じはボルドー・ブランっぽい。

ファイナルアンサーで、ボルドーのソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

ライトでフレッシュなボルドー・ブランです。

【総評】
ヴァルムーラン アントル・ドゥ・メール 2010
VALMOULIN ENTRE-DEUX-MERS 2010

フランス:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン70%、ミュスカデル20%、セミヨン10%

リカーランドトップで、850円で購入。

かなり軽めなのですが、フレッシュ感が心地よい飲みくちです。

後味がスッキリしているのもいいですね。

食事無しでもスイスイ飲めてしまいます。
後味がいいのか、次々にグラスに手が伸びます。

これは、あっという間に無くなるタイプのワインかも。
軽くてアルコール度も低い感じがいいですね。

今日の晩御飯は、サーモンのムニエルに、チーズマスタードソースがけ。

これは合いそう・・と思って合わせてみると、何か合わない。
ワインが悪いのか、料理が悪いのか。。

このワイン軽すぎて、魚の匂いに勝てない、という点も合わないポイントかも。

ちなみに、明太子にも合わせてみましたが、これにはまったく合いません。

未だかつて、明太子に合うワインはありませんね。
カズノコと同じですね。

食事が終わって、ワインだけ飲んでると、だんだん飽きてきました。
深みがないというか、シンプル過ぎるのかも。

単調で飲み進んでも印象が変わらないんですよね~。

カミさんに価格感を聞いたら、780円といい線でした。

悪くは無いけど、あまり印象に残らないタイプのワインかも、ですね。

2012/03/18

インドミタ グラン・レセルバ ピノ・ノワール 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

インドミタ グラン・レセルバ ピノ・ノワール 2010
(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)モナストレル25%、ピノ・ノワール20%、シラーズ20%、メルロー20%、テンプラニーリョ15%(スペイン:地中海地方:DOアリカンテ:09)\1280
(3)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(4)ピノ・ノワール(チリ:アコンカグア地域:カサブランカ・ヴァレー:10)\980 (6本セット@664円で購入)
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン50%、シラー50%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:黒っぽいルージュのルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、やや明るい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ドライフラワー、丁子、甘草、ドライフルーツ、針葉樹、燻製肉、血液、シナモン、ブルーベリー
香りの印象:開いている、第2アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:フレッシュな、シャープな
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:緻密、サラサラとした
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
ライトなまとまり、深みのある

【供出温度】
11-14度、15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
明るめの外観からは、ピノ・ノワール。

香りも、ドライフルーツやドライフラワー、なめし革の印象などがピノ・ノワール。

味わいは、軽いながらも深みを持っていて、いかにもピノ・ノワールっぽい。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

ニューワールドらしい、ピノ・ノワールです。

【総評】
インドミタ グラン・レセルバ ピノ・ノワール 2010
INDOMITA GRAN RESERVA PINOT NOIR 2010

チリ:アコンカグア地域:カサブランカ・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

セラー専科の通販で、6本セット3980円、1本あたり664円で購入。
参考価格は、980円。

ついこの間、セミナーで、オレゴンのピノ・ノワールを7種類テイスティングしてきましたが、ニューワールドの中でも、オレゴンっぽい感じがしますね。

軽めで飲みやすいのですが、ピノ・ノワールらしい深みを持っているタイプというか。
甘みやフルーツ感も抑えてあって、ただ飲みやすいというよりは、もう少し上のランクを目指した感じがします。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
980円と教えたら、それはお買い得、との評価でした。

ライトな口あたりですが、しっかりと深みを持っていて、たしかに1500円くらいの印象があります。

今日の晩御飯は鶏の手羽元の煮物と、アジの干物。
アジの干物はやめといて、鶏の鳥羽元の煮物に合わせると、ワインの香りが浮く感じ。

食事と合わせると、香り強めなのが分かります。
しっかり華やかな印象なんですね。
時間とともに、フローラルな感じが強くなってきたみたい。

ワインだけでもそれなりに美味しいのですが、ややマイナーで内向きの味わいと、後味の辛さがだんだん気になってきました。

おつまみで、アーモンドと合わせてみると、可愛らしいフルーツ感がふっと顔を出して飲みやすくなりすね。
合わせる食事とか、シチュエーションで、印象がかわりそう。

このワインの本質をつかみきれないまま、ワインが無くなってしまいましたが。このワインはいいですね。

■楽天ショップへのリンク

インドミタ グラン・レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン【YDKG-k】【ky】

※サイトより引用
インドミタは2001年に設立された新進気鋭のワイナリーです。
チリで今最も活気のある産地のひとつである「カサンブランカ・ヴァレー」とチリの銘醸地である「マイポ・ヴァレー」に500haを超える自社畑を有しており、カベルネ、メルロー、カルメネール、シラー、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなど実に多様なぶどうを造っています。
<グラン・レゼルバ>
全て手摘みの収穫で上質なぶどうのみを使用したワンランク上のグラン・レゼルバシリーズ。白は特に優良産地として知られる「カサブランカ・ヴァレー産」赤は「マイポ・ヴァレー産」品種の個性を存分に引き出し、旨みと余韻の長さも秀逸で、1000円以下とは思えない品質を誇ります。

2012/03/17

レックス・ゴライアス シャルドネ NV(ブラインドテイスティング:外す)

レックス・ゴライアス シャルドネ NV
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)デラウェア(日本:山梨県:10)\1320
(3)シャルドネ(米:カリフォルニア州:NV)\980
(4)ソーヴィニヨン・ブラン70%、ミュスカデル20%、セミヨン10%(仏:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール:10)\850
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:中央渓谷地方:DOマウレ・ヴァレー:10)\840

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:グレープフルーツ、レモン、リンゴの蜜、火打石、ヴァニラ、ハーブ
香りの印象:開いている、若々しい、第1アロマが強い、木樽の印象

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな
酸味:爽やかな、なめらかな
バランス:まろやかな、ふくよかな
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
若々しくて、淡い色調。
2010年のソーヴィニヨン・ブランか、デラウェア。

香りはグレープフルーツやリンゴ、ヴァニラの印象もある。
しっかり強めで、ボリューム感のある香り。
シャルドネも、樽熟成のボルドーも考えられる。
どちらかというと、シャルドネ?

味わいは甘みを残して、フルーティ。
ニューワールドタイプの印象。
後味にややエグ味と苦味が残る。
急にアメリカのシャルドネが浮上。

でも、チリのソーヴィニヨン・ブランという線も考えられる。

花粉症で鼻のとおりが悪く、イマイチ香りを嗅ぎ取れないが(言い訳)青草香やパッションフルーツの印象はソーヴィニヨン・ブランか。

ファイナルアンサーで、チリのソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

なんと、アメリカのシャルドネでした。

【総評】
レックス・ゴライアス シャルドネ NV
REX-GOLIATH CHARDONNAY NV

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

イオンで、980円で購入。

ソーヴィニヨン・ブランとシャルドネを間違える事って、結構あるんですよね。
一番大きなポイントは淡い色調でした。
アメリカのシャルドネだから、きっと濃いだろう、って先入観がありました。(言い訳)

でも確かに、トータルでの印象はシャルドネですよね。

このワイン、ラベルに、立派なアメリカンテイストのニワトリが描かれてて、ワインというよりはバーボンとかラムみたいな感じですね。

裏ラベルの説明では、約21kgの世界一大きな雄鶏としてサーカスで人気者だった、伝説のレックス・ゴライアスをモチーフとしているそうです。

フルーツ感がとても強く、アメリカンなテイストですが、ちょっと甘みが重さになっている感じもあります。

ちょっとトロみがあって、ネクターっぽいんですが、モモの印象はありません。
グレープフルーツっぽさもあるけど、何というか難しいかも。

ニューワールドのシャルドネの一つのパターンって感じです。

ただ、フルーツ感に寄り過ぎてて、ちょっとワインとしては物足りないかも?

今日の晩御飯は、手羽元とジャガイモの煮物。
肉じゃが風の味付けです。

フルーティさが強いこのワインとは、いまいち合いません。
邪魔はしないけど、とても違和感があるって感じでしょうか。

フルーツ感と甘みがあるので、和食には合わなさそうですね。

食事が終わって、ミックスナッツに合わせみると、アーモンドに良く合いました。

カミさんに価格感を聞いたら、「ファストフードに合いそうな味、680円。」とのこと。
まあ、酒飲みのカミさんにはウケないタイプですね。

ボリューム感はしっかりありますが、リッチ感とはちょっと違います。

気軽に、食事がなくても飲めるという点がポイントでしょうか。
我が家的にはリピートしないタイプかな。。

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※サイトより引用
なんと2002年本格始動という、まだ本当に生まれたてホヤホヤのブランド『レックス』。にもかかわらずの造りの見事な品質には驚かされるばかりですが、実はこのレックスは“USAワイナリーガイド”【最高評価★★★★★獲得】、現地ウォールストリートジャーナル誌【テイスティング2位・Best Buy!! 獲得】という既にカリフォルニアでは不動の人気と高い実力を兼ね備えて大成功を収めている『ハーン・エステイツ』のセカンド・ライン的存在として誕生したブランドなのです。

2012/03/16

リサーナ 赤 2005(ブラインドテイスティング:外す)

リサーナ 赤 2005
(1)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(2)メルロー、モナストレル、プティ・ヴェルド、シラー(スペイン:バレンシア地区:ヴィノ・デ・メサ:05)\1080 (6本セット@664円で購入)
(3)ピノ・ノワール(チリ:アコンカグア地域:カサブランカ・ヴァレー:10)\980 (6本セット@664円で購入)
(4)グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\820

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄い
粘性:強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、濃縮感がある

【香り】
豊かさ:力強い
特徴:カシス、ブラックベリー、タバコ、血液、燻製肉、黒胡椒、シナモン、チョコレート
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:フレッシュな、シャープな
バランス:心地良い、爽やか
タンニン分:サラサラした、突出した
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)、フレッシュな

【評価】
濃縮し、力強い、フレッシュ

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸、大ぶり

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【判定】
若々しくて、濃い外観からは、2010年のグルナッシュ、シラー。

香りの印象は、濃厚で、スパイシー、木樽の印象。
シラーやグルナッシュのイメージ。

味わいは、意外と軽めで、フレッシュ感が強い。
やはり若い印象と、よく熟した果実の印象。
複雑性もあり、複数の品種が混ざってるような感じ。
フルーティで甘みもあるけど、後味がドライで、タンニンがしっかりしている点はフランスっぽい。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ、カリニャン、シラー、メルロー
で、ブー

何と、2005年のスペイン

【総評】
リサーナ 赤 2005
Lixana 2005

スペイン:バレンシア地区:ヴィノ・デ・メサ
アルコール度:13.6%
ブドウ品種:メルロー、モナストレル、プティ・ヴェルド、シラー

セラー専科の通販で、6本セット3980円、1本あたり664円で購入。
参考価格は、1080円。

7年前のワインとは思えないフレッシュ感。
ネタバレしてみると、確かに香りに熟成感を感じます。

飲み口はとてもフレッシュで、果汁の印象がピチピチしてます。
でもやっぱり、後味に残る余韻が確かに熟成感をもってますね。

何となく不思議なバランスで、ちょっとチグハグ感もあるのですが、それが逆に魅力になっている感じ?

今日の晩ご飯は、塩こうじの鶏の炒めものと、揚げ出し豆腐。

揚げ出し豆腐に合わせてみると、熟成感とダシの甘みがつなぎになって、そんなに悪くありません。

塩こうじの鶏の炒めものは、塩気とタンニンがちょっとぶつかります。
でも、問題はありませんね。

週末なので、レトルトのボロネーゼパスタも作って合わせてみました。
ハインツの大人向けパスタ、「黒毛和牛と赤ワインのボロネーゼ」です。

ワインと合わせると、お互いに助かる感じで、傷を舐めあってる感じ?

カミさんに感想を聞いたら、「濃くて、アルコール臭い、980円くらい。」とのこと。

確かにアルコールが強めで、ちょっと浮いてる感じはあります。
後味の辛さもアルコール度が高めだからかもしれません。

食事が無いと飲みにくいタイプでしょうか。
辛さとアルコール感がたまってきて、重くなってきます。

最初の印象は悪くなかったのですが、飲み進むと、だんだん気になるところが出てきました。

ちょっとトゲトゲした感じなんでしょうか。
アルコールが強すぎる印象なんですよね。

2012/03/14

ロス・モリーノス 白 NV

ロス・モリーノス 白 NV
ロス・モリーノス 白 NV
LOS MOLINOS WHITE NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:アイレン100%

セブンイレブンで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:フローラル、香水、石けん、硫黄
香りの印象:閉じている、ケミカルな印象

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さがある
酸味:優しい、頼りない
バランス:弱々しい、鈍調な
苦味:控えめ
アルコール:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
ケミカル

【評価】
シンプル、カジュアル

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
期待して買ってきた、セブンイレブンの398円ワイン。

完全に外れでした。。

甘さはまあ、我慢出来るとしても、香りが人工的で、ケミカルな印象が強いですね。
味わいも、だらしない、頼りない感じ。
軽さも水っぽさになってる印象です。

これだったら、メルシャンビストロとかの、国産ワインの方が美味しいかな。

第一印象はかなり悪いですが、これから変わってくるかも。

アルコール度は低めで、ワインというよりは、ワインカクテルみたいな感じでしょうか。

今日の晩御飯はコンビニのカルボナーラ。
合わせてみると、とてもジュースっぽくなります。。

飲み進んでも、やっぱりいろいろ気になります。
完全に香料が入ってる、って香りがあって、やっぱりこれはワイン風味飲料って思った方がいいかも。

ラベルでは10.5%となってますが、7~8%くらいな感じを受けます。

しかも、何か臭みがあって、それを香料で隠してるような感じがありますね。
いや~、このワイン、何かヤバイですね。

そうとう不味いワインでも、それなりに飲めてしまう、変態ワインラヴァーの私ですが、このワインはダメです。
体に悪そうなものが入ってそう。
「何か」を「何か」で隠してるような感じを受けます。
気のせいかもしれませんが、ガソリンみたいな香りがふっと香ったような。

身の危険を感じるワインですね。
飲むとやばそう。

ボトル半分で断念しました。

このワイン、赤もあったけど、とりあえず買わない事にしようかな。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2012/03/13

シャトー・デュ・リュック コルビエール 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

シャトー・デュ・リュック コルビエール 2008
(1)シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール:08)\1220
(2)メルロー、モナストレル、プティ・ヴェルド、シラー(スペイン:バレンシア地区:ヴィノ・デ・メサ:05)\1080 (6本セット@664円で購入)
(3)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(4)ピノ・ノワール(チリ:アコンカグア地域:カサブランカ・ヴァレー:10)\980 (6本セット@664円で購入)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した、濃厚な

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブラックベリー、タバコ、燻製肉、黒胡椒、針葉樹、チョコレート
香りの印象:開いている、木樽のニュアンス、酸化熟成の段階にある

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:フレッシュな、まろやかな
バランス:心地良い、豊満な
タンニン分:サラサラとした、強い
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)

【評価】
濃縮し、力強い

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む直前

【判定】
若々しくて、かなり濃い外観。
この中では2008年コルビエール? もっと若い感じだけど。

香りは、スパイシーで、濃厚、ここでもコルビエール。

味わいは、意外とスムーズで優しい飲みくちで、シラーっぽい甘みもありながら、タンニンもしっかりしていてい、伝統産地のイメージ。

さすがにピノ・ノワールと、2005年のスペインは無さそうだけど、2007年のプティ・ベルドはある?

香りも複雑性があって、飲み口も味が2段階くらいで変わる印象があるので、やっぱり複数品種が入ってる感じ?

ファイナルアンサーで、コルビエール
で、ピンポン

真っ黒なラベルのイメージ通りの味わいです。

【総評】
シャトー・デュ・リュック コルビエール 2008
Chateau de Luc Corbieres 2008

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他

リカーランドトップで、1220円で購入。

カミさんに感想を聞いたら、「あまりおいしくない、880円。」との評価。

濃いワインが嫌いな人にはダメみたいですね。
一昔前の濃いワインが流行った頃のイメージでしょうか。

飲み口は意外とスムーズですが、後味が重い?

濃いワインでも、後味が軽いと印象が良いですが、このワインは飲み終わった後の余韻がイマイチ。
タンニンが強すぎるのが原因かもしれません。

まあでも、これは食事と合わせると良くなるかも。

今日の晩御飯は、カレー味の肉そぼろを、ソテーしたポテトにかけた不思議な料理。
スパイシーな肉そぼろなので、ワインにも合いそうです。

合わせると、ワインの渋みは和らいで飲みやすく、フルーティになりますが、今度は甘みが気になりました。
意外と甘みがあって、食事に馴染みにくいのかも。

でも、そのまま飲むより、断然美味しいですね。

あれこれ文句を書きましたが、このワイン、何か良さを感じます。

飲んだ瞬間が美味しいんですよね。
でもそのあと、どーんと重くなる。

このワイン、ラベルが真っ黒なのですが、ちょっと重すぎる感じで、カミさんに嫌われて随分と長いこと開きませんでした。
女性受けしないラベルなんでしょうね。
高級感を出そうとして、ちょっと失敗してるデザインです。

ちょっと話しがそれましたが、飲み進むと、やっぱり魅力的な部分があります。

とにかく、口に入れた瞬間がいいですね。
クールでヒンヤリした飲みくちと、質のいいフルーツ感があります。

特にいいのが、肉系を食べたあとで飲んだ時ですね。
とてもフレッシュ感があって、口がサッパリします。

でもワインだけで飲んでると、やはりタンニンと重さが気になるんですよね。

良い点、悪い点、いろいろありますが、フレデリック ロジェという生産者のワインをもう少し飲んでみたいと思いました。

2012/03/11

ロマ・ネコンブ(すこんぶ)


うわさの?ROMA-NEKONBU(ロマ・ネコンブ)食べてみました。
このパッケージ、インパクトありますよね。

一袋のサイズは、10cm四方くらい。
内容量は15gでちょっとひとつまみ、くらいの量です。

パッケージはロマネ・コンティのパロディで、ニヤニヤしてしまいますが、これってワインに興味の無い人にはまったく意味不明でしょうね。

なぜ、ロマネ・コンティっぽい名前とパッケージになっているかというと、昆布を赤ワインビネガーで仕上げてるからなんですね。
という事は、ワインにも合う?

ということで早速食べてみました。

中のすこんぶは柔らかくて美味しいですが、赤ワインビネガーの効果は・・・ほぼ分かりません。

フツーの酢昆布の味なので、まあ合わないだろうとは思いながらも、試しに赤ワインに合わせてみると、まったく合いません。

ワインのおつまみにはなりませんが、ワイン好きな人へのお土産には最高ですね。
もらったワイン好きの、喜ぶ顔が見えるようです。

内容量は割と少なめ。すぐに食べれる量です。

10袋入りを買うと、店頭用のパッケージもついてきました。

■楽天ショップへのリンク

21002【メール便対応】【2セットまで】ロマ・ネコンブ(ロマネコンブ)15gx10袋(すこんぶ)震災前採取品

サントリージャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ 2010

サントリージャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ 2010
サントリージャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ 2010
SUNTORY JAPAN PREMIUM MUSCAT BAILEY A ROSE 2010

日本:山梨県
アルコール度:11%
ブドウ品種:山梨県産マスカット・ベーリーA 100%

リカーランドトップで、1490円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:青みの強い、紫がかった、ロゼ
濃淡:やや濃い(ロゼとして)
ディスク:やや厚め
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、軽い、よく熟した

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カラメル、イチゴ、アセロラ、樹脂、シダ、丁子
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:なめらかな
バランス:心地良い、豊満な、流れるよな
タンニン分:ほとんど感じない
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
成熟度が高く、豊か、カジュアル

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、鮮やかな色調の濃い目のロゼで、フチは透明でディスクは厚め。

香りは弱めですが、赤い果実香に加えて、グリーン系の香りが厚みを与えています。

飲み口はほんのり甘め。
ロゼ・ダンジューくらいの感じでしょうか、裏ラベルにも「やや甘口」と記載されてます。

甘いワインが嫌いなカミさんに、恐る恐る飲ませたら、意外と好反応。

品種は何だと思う?って聞いたら、「ベリーAとか?」とズバリ正解してました。
価格感を聞いたら、「日本のロゼって高いよね~、1980円。」との回答。
品質感は高いですね。

アルコール度も低めで、ほんのり甘いので、食事には合わせにくそうな感じもあります。
後味にちょっとエグ味も残りますね。

今日の晩御飯は、お取り寄せの小籠包。
中華には、ロゼが良く合いますよね。

このワイン、ほのかに甘みがあって、食事と合わせるにはちょっとどうかな、と思っていましたが、丁度いい感じにあいました。

ちょっと軽めなので、気軽に楽しむ飲茶に合いそうですね。

飲んでる時はそれほど樽の影響を感じませんが、グラスが空になると、樽の印象が香ります。

食事が終わっても、ワインだけになっても、問題なし。
ジュースぽさと、ワインらしさのギリギリのラインをいってる感じ?

1490円という価格は微妙に高いかな、という感じはあるものの、安心して飲める品質感はさすがにサントリーでしょうか。

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季節限定・新発売!品種シリーズ マスカット・ベーリーA ロゼ「ジャパンプレミアム」税込 1,550 円 送料別

サントリー ほろよい ワインサワー

サントリー ほろよい ワインサワー
サントリー ほろよい ワインサワー
SUNTORY HOROYOI WINE SOUR

日本:リキュール(発泡性)(1)
アルコール度:3%
ぶどう果汁1%、赤ワイン使用

リカーランドトップで、105円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤味の強いロゼ
濃淡:やや濃い(ロゼとしは)
ディスク:薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:発泡性
外観の印象:若い、人工的な色調

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:リンゴ、アセロラ、オレンジ、ハーブ
香りの印象:人工的なフルーツ感

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:穏やか、心地良い
バランス:軽い、サッパリした
タンニン分:ほぼ無い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
軽くて、カジュアル、気軽に楽しむ

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
見た目は濃いロゼのスパークリング。

注いだ瞬間に泡が1cmくらい現れて、すぐに消えます。
そのあとは、完全にスティルな状態で泡が上がることはありません。

口に含むと、柔らかい発泡感があり、低めのアルコール、かき氷のシロップみたいなフルーツ感と続きます。

ワインと思って飲むと、ものたりないけど、チューハイとしては、なかなか美味しいかも。

ただ、アルコール度が低いのと、フルーツシロップのような甘い人工的な香りで、あまり多くは飲めないですね。
まあ、ちょっと飲んで、ちょっと酔っぱらう、というコンセプトなので、それはそれでいいのかも。

お酒の強い女子には、全然向かないでしょうね。

ただ、喉の渇きをいやすのに、グイグイ飲めるタイプなので、バーベキューとかに持って行くと、お酒の弱い女子に喜ばれそうです。
見た目も、フツーのチューハイよりも、ちょっとオシャレな感じだし。

意外とクセになる感じで、ついつい、グラスに手が伸びます。
香りもちょっとヌーボーっぽさがあって、ワインらしさを感じますね。

感じが良くて、人に好かれそうな味わいなので、これは飲み会にはいいのでは。

2012/03/10

ドメーヌ・ド・ミィレ 白 2010 (ブラインドテイスティング:外す)

ドメーヌ・ド・ミィレ 白 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)コロンバール、ユニ・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コート・ド・ガスコーニュ:10)\980
(3)シャルドネ(米:カリフォルニア州:NV)\980
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:中央渓谷地方:DOマウレ・ヴァレー:10)\840

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:厚い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:グレープフルーツ、レモン、青草香、ハーブ、ミネラル
香りの印象:開いている、若々しい、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:爽やかな、シャープな
バランス:スリムな、溌剌とした
苦味:穏やかな
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
淡くて若々しい外観からは、コロンバールか、ソーヴィニヨン・ブラン。

香りはグレープフルーツに青草香で、典型的なソーヴィニヨン・ブラン。

味わいはやや鈍調な印象があるが、スリムなボディに、甘みとフルーツ感のある飲みくちがニューワールドのソーヴィニヨン・ブランって感じ。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

完全に外れ、コロンバールでした。

【総評】
ドメーヌ・ド・ミィレ 白 2010
Domeine de Millet Blanc 2010

仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コート・ド・ガスコーニュ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:コロンバール、ユニ・ブラン

イオンで、980円で購入。

品種も、生産地も違う、パーフェクトな間違いでした・・
ソーヴィニヨン・ブランにしては、ちょっとボディが弱いかな、とは思ったのですが・・(言い訳)

ネタバレしてみると、コロンバールらしい、独特の香りと味わい。
コロンバールって、アルコール臭が強めに出るというか、ちょっと重さ、みたいなものがありますね。

以前は、安いワインの品種ってイメージがありましたが、最近は南西地方の品質が高いものを良く見かけます。

このワインも、ブドウ品種では格上のソーヴィニヨン・ブランと間違えてしまいましたが、しっかりした味わいを持っています。

カミさんに価格感を聞いてみると、「これ甘いね、こういうタイプって値段が分からないけど、1680円くらい?」という評価。
私はそれほど甘さは気にならなかったのですが、飲む人によっては、ちょっと甘さのあるタイプみたい。

今日は、家族で外食してしまったので、食事無しで飲んでます。
でも、ちょっとおつまみが欲しくなるタイプですね。

朝ごはん用のスコーンがあったので、オリーブオイルをかけて焼いてみました。
このワイン、ちょっとクラシックな味わいなので、普通にパンに合う感じです。
オリーブオイルとの相性もいい。

やっぱり食事があったほうが美味しくなるタイプですね。
アルコール臭とかが消えて、チャーミングなフルーツ感が出てきて、良い感じ。

まあ、でも、何でしょうか?
そこそこソツなくまとまっているけど、これといって魅力も少ない感じ?

コロンバールのワインって、最後の一押しが無いというか、ガンバってもギリギリ、シャルドネとかソーヴィニヨンブランに届かない、みたいな切なさがありますね。

がんばれ、コロンバール!

2012/03/07

シニアワインエキスパート試験、申し込みました

全然勉強が進んでなく、どうしようか迷っていた、シニアワインエキスパート試験。

当たって砕けろの精神で、とりあえず申し込んでしまいました!

これから1ヶ月で集中して勉強だ!!

ちなみに試験日は、4月23日(月)です。

ブルゴーニュの、33あるグラン・クリュなんてすっかり忘れてしまったし、イタリアのD.O.C.G.はそもそも苦手だったし、ドイツにいたっては、まったく抜けてますね。

あー、アメリカのAVAとか、まったく生活に関係ないし。

ちなみに、昨年のシニアワインエキスパート問題を1つ。

【問題】
次の南西地方のA.O.C.の中から主要品種がNegretteで造られているものを1つ選んでください。

【選択肢】
1.Madiran
2.Bergerac
3.Fronton
4.Pecharment

さあ、どれでしょう?
私は全然分かりません・・・

ヴェガ・リブレ 赤 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

ヴェガ・リブレ 赤 2010
(1)シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール:08)\1220
(2)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(3)ボバル、テンプラニーリョ(スペイン:バレンシア州:DOウティエル・レケーナ:10)\680
(4)カルメネール(チリ:セントラル・ヴァレー:DOマウレ・ヴァレー:11)\598

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、ルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:ブルーベリー、鉄、血液 なめし革、メントール、シダ、樹脂
香りの印象:閉じ気味、落ち着いた(控えめな)

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:フレッシュな、強さのある
バランス:軽い、サッパリした
タンニン分:控えめ、弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
軽くて、カジュアル、気軽に楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しくて、やや透明度のある外観。
この中では安いスペインあたりか。

香りは弱めで、鉄の印象が強め。
スペインのモナストレルにこんなのがあったような。
どちらにしても、グローバル品種の印象ではない。
閉じていて固めの印象。

味わいは、超ライト。
ワンコインワインくらい。

タンニンはとても弱く、酸味が何とか救ってる感じ。
この中では安いスペインかな。

ファイナルアンサーで、ボバル、テンプラニーリョ
で、ピンポン

このワイン、後味にちょっとゴム臭があるかも。

【総評】
ヴェガ・リブレ 赤 2010
VEGA LIBRE TINTO 2010

スペイン:バレンシア州:DOウティエル・レケーナ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ボバル、テンプラニーリョ

イオンで、680円で購入。

頼りないボディに、ケミカルな匂い。
後味に収斂性が残って、ちょっとゴムっぽい感じもあります。

第一印象は散々です。
398円でも高い、って感じ。

でもひょっとしたら、これから良くなってくるかも・・と期待して、貧乏ワインラヴァーは、多少まずくても、我慢してワインを飲みます。

カミさんに価格感を聞いたら、「鼻が詰まってて香りが良くわからないけど、780円くらい?」との感想。
生っぽい感じが気になる、と言ってましたが、割と好きなタイプだったみたいで、たくさん飲んでました。

飲み進むと、最初に感じたゴム臭もだんだん落ち着いて、軽くて飲みやすくなってきました。

今日の晩御飯は自家製の麻婆豆腐。

ワインが軽めなこともあって、割と良く合いました。
ちょっとクセのある感じがコクになって、味わいを深めてますね。

軽いながらもワインの深みを感じさせます。

最初の飲み口は、落ち着いてて、やや暗めの、ちょっと哲学的なタイプですが、生搾りジュースみたいな印象もあり、後味はチャーミングな果実感があります。

でも、悪くないけど、あまり良いポイントもない?
680円という価格も微妙ですね。
もっと安くて美味しいワインがあるし、みたいな。

我が家的にはリピートするタイプではないかも。

2012/03/06

ドゥニ・シャルパンティエ メルロー カベルネ・ソーヴィニヨン 2009

ドゥニ・シャルパンティエ メルロー カベルネ・ソーヴィニヨン 2009
ドゥニ・シャルパンティエ メルロー カベルネ・ソーヴィニヨン 2009
DENIS CHARPENTIER MERLOT CABERNET SAUVIGNON 2009

フランス:ラングドック・ルーション地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン

肉のハナマサで、598円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:黒っぽく、紫がかった、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや宇津井
粘性:中庸
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した、濃厚な、凝縮感がある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ブルーベリー、ブラックチェリー、石けん、樹脂、燻製肉
香りの印象:還元状態、落ち着いた

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:なめらかな
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:サラサラとした、緻密
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)

【評価】
成熟度が高い、気軽に楽しむ、落ち着きのある

【供出温度】
15~18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む直前

【総評】
このワイン、コルクがボロボロ。
抜く時に半分に切れて、残ったコルクと取り出すのに、コルククズが大量に瓶内に落ちて、最初の1杯を無駄にしました。

香りは弱めですが、口あたりがまろやかで、軽くて飲みやすい。
軽いながらも、上質感があって、優しい味わいです。

とても飲み心地のいいワインですね。

今日の晩御飯は、コンビニのドライカレーと、冷凍の餃子。

冷凍の餃子は何もつけないで合わせると、良く合います。
キーマソースのドライカレーは、ワインが負けるけど、口をサッパリしてくれるという点ではバッチリ。

コンビニの食事にも、文句を言わずに付き合ってくれますね。

それにしても、なぜか冷凍餃子にとても良く合います。
冷凍餃子の、インスタント臭さ、みたいなものを消してくれて、安心して食べられる感じ。

試しに、ガーナチョコレートにあわせみたら、意外とOK。
ただやっぱり、後味の苦味は増幅しますね。

このワイン、飲みやすいタイプなのですが、やっぱりツマミが欲しくなります。

酔った勢いで、海老味のせんべいに合わせてみたら、撃沈。。
せんべいもワインも不幸になってしまいました。

美味しくて食事にも合わせやすくて、コストパフォーマンス高いワインではないでしょうか。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)

2012/03/04

ジョルジュ・デュブッフ GDレッド 2008(ブラインドテイスティング:外す)

ジョルジュ・デュブッフ GDレッド 2008
(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール:08)\1220
(3)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(4)メルロー、モナストレル、プティ・ヴェルド、シラー(スペイン:バレンシア地区:ヴィノ・デ・メサ:05)\1080 (6本セット@664円で購入)
(5)シラー60%、メルロー40%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:08)\1000くらい (6本セット@664円で購入)

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、若い、濃縮感のある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ブラックベリー、血液、燻製肉、シダ、タバコ、チョコレート、甘草、シナモン
香りの印象:閉じている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽い
酸味:なめらかな、やや弱め
バランス:軽くて、心地良い
タンニン分:サラサラした、控えめ
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)

【評価】
軽めのまとまりながら、味に凝縮感がある。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
少し透明感をもっていて、ちょっと黒っぽい紫。
2008年以降くらいの印象?
3本入っている、シラー系では無さそうな気がする。

香りは、固くて、閉じている感じ。
フルーツ感は少なく、やや地味な、茎系の印象が強い。
グローバル品種ではなく、ローカル品種の印象。

味わいは、かなり軽め。
口当たりよくまとまっている。
後味も良く、上質感を持っている。

価格感では、800円前後で、ローカル品種で、伝統産地のイメージ?

ファイナルアンサーで、プティ・ベルド
で、ブー

ヴァン・ド・ペイ・ドックのシラー、メルローでした。

【総評】
ジョルジュ・デュブッフ GDレッド 2008
Georges Duboeuf GD Red 2008

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー60%、メルロー40%

セラー専科の通販で、6本セット3980円、1本あたり664円で購入。

何となく、ジョルジュ・デュブッフっぽかったので、ちょっと迷ったのですが、シラーもメルローも強い品種なので、こんなに軽くならないだろう、って思ってしまいました。

ネタバレしてみると、ジョルジュ・デュブッフらしい、繊細さを感じます。

全体のパワーを抑えて、軽めのバランスで仕上げているけど、しっかりと味わいがあって、飲みくちがとてもスムーズ。
フェミニンな、女性的な印象がありますね。

それにしても、ちょっと軽すぎる感はいなめないので、人によっては水っぽく感じる人もいるかもしれません。

2008年のワインですが、ちょっと熟成感が強すぎる感じ。
4年の熟成で、すでに下り坂の印象でしょうか。

もっとフレッシュな時に飲んだら、大分印象が違ったでしょうね。

悪くはないけど、ちょっと力が落ちてる印象。
温度が上がると余計感じますね。

カミさんに感想を聞いたら、「軽いけど、華やかな香りがして美味しい。スミレみたいな感じ?」とのこと。

確かに、時間が経って、温度が上がってくると、フローラルな印象が強くなってきます。
やはりジョルジュ・デュブッフといえば、花の印象ですよね。

このワイン、もう売ってないみたいですが、フレッシュな状態で一度飲んでみたいですね。

2012/03/03

ランブルスコ エミリア セッコ NV

ランブルスコ エミリア セッコ NV
ランブルスコ エミリア セッコ NV
LAMBRUSCO DELL'EMILIA NV

イタリア:エミリア・ロマーニャ州:IGTランブルスコ・エミリア
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ランブルスコ

セラー専科の通販で、6本セット3980円、1本あたり664円で購入。
通常販売だと798円くらい。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:やや紫がかった、ルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:中庸
泡立ち:弱発泡性
外観の印象:若い、軽い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ブルーベリー、ドライフルーツ、血液、燻製肉、丁子、シダ
香りの印象:還元状態にある、落ち着いた

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:なめらかな
バランス:軽い
タンニン分:控えめ、サラサラした
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
軽くて、カジュアル、気軽に楽しむ

【供出温度】
8~10度

【グラス】
小ぶり、フロートグラス

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
普段あまり飲まない、赤のスパークリング。
弱発泡なので、炭酸はキツくありません。

軽くて、ほんのり甘い印象もありますが、タンニンはちょっと強めで、後味はドライ。

カミさんに価格感を聞いたら、「出して良い価格だとしたら、680円。でも赤のスパークリングだから、1280円くらいかな?」という評価。
もともと炭酸が好きじゃなくて、渋みが強く、ちょっとギスギスした味わいなのでダメなタイプみたい。

今日の晩ご飯は、とんかつ。
そもそも、とんかつってワインに合いにくいのですが、このワインもイマイチ、ピンと来ない感じ。
でもまあ、そんなに悪くはありません。

ストリングチーズに合わせてみると、ジュースっぽさが顔を出してきます。
ミートソースのパスタとか、ちょっと脂があるものが合いそうです。

カミさんには不評でしたが、赤のスパークリングってちょっと楽しい感じがいいですね。

食事無しで飲む感じなのかな?
でも、タンニンがそこそこあるので、赤ワイン飲み慣れてないと、渋いかもしれません。

ツマミが無いと飲めないという事で、ピザ味のスナックと合わせてみることに。
さすがにスナック菓子の強い味には勝てないけど、飲みやすくはなります。

赤のスパークリングって独特の世界観を持ってますよね。
1000円弱だったら、多少外れてもそれほど気にならないし、一度試してみることをお勧めします。

ストルツェーロ サンニオ・ファランギーナ 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

ストルツェーロ サンニオ・ファランギーナ 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)ファランギーナ100%(伊:カンパーニャ州:DOCサンニオ・ファランギーナ:10)\1480くらい (6本セット@664円で購入)
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:中央渓谷地方:DOマウレ・ヴァレー:10)\840
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:09)\500くらい (6本セット@664円で購入)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:濃い
ディスク:厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、少し熟成感のある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:パイナップル、洋梨、メロン、マンゴー、白い花、タイム、ミネラル
香りの印象:開いている、若々しい、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな、まろやかな
酸味:なめらかな、爽やかな
バランス:ふくよかな、厚みのある
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)

【評価】
成熟度が高く、豊か

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
濃い色調で、わずかに熟成感がある。
2008年くらいか、あるいは、果実がしっかり色づいているパターンか。

香りは、果実香中心で、イタリアっぽい陽気な印象がある。
なんというか、ガムやキャンディみたいな感じ?
シャルドネでも、ソーヴィニヨン・ブランでも無さそう。

味わいは、見た目ほど重くなく、やや荒い印象の口あたり。
ほんのり甘みを残しているが、後味はドライで、ニューワールドの印象ではない。

やはりこれはイタリアか。

ファイナルアンサーで、ファランギーナ
で、ピンポン

ちょっと過熟した感じ?

【総評】
ストルツェーロ サンニオ・ファランギーナ 2010
Struzziero Sannio Falanghina 2010

イタリア:カンパーニャ州:DOCサンニオ・ファランギーナ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ファランギーナ100%

セラー専科の通販で、6本セット3980円、1本あたり664円で購入。
通常だと1000円~1500円くらいするみたいですね。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。

ちょっと過熟したような感じが気になりますね。
フレッシュ感が無いというか。

今日の晩御飯は、とんかつ。
食事を合わせると、ワインの気になる部分が消えて、飲みやすくなります。

飲み進むと、過熟感はあまり気にならなくなってきて、逆に個性的な印象になってきました。
イマドキの、最初から誰でも飲みやすいってタイプではなくて、昔ながらのちょっと飲みにくいワインって感じなのかな?

グラスを開けると、樽香が残りますね。
カラメルのような、こげ臭です。

ちょっと油断したスキに、カミさんにどんどん飲まれて、気が付くと無くなってました。

ファランギーナの特徴もよくわからないままだったので、また飲んでみたいですね。

2012/03/01

ジョルノ・ペル・ジョルノ 赤 NV (3回目)

ジョルノ・ペル・ジョルノ 赤 NV
ジョルノ・ペル・ジョルノ 赤 NV
MONTEMARTE GIORNO PER GIORNO ROSSO NV

イタリア:ウンブリア州:IGTウンブリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明

肉のハナマサで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:黒っぽく、紫がかった、ルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、軽い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ブルーベリー、パン、酵母、ドライフルーツ、血液、燻製肉、シナモン
香りの印象:開いている、第1アロマが強い、控えめな

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:なめらかな、控えめ
バランス:軽い、サッパリした
タンニン分:控えめ、サラサラした
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
軽くて、カジュアル、気軽に楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
超ライトでドライ、サバサバしてる味わいです。

ちょっと生っぽさもありますね。
生ぶどう酒みたいな印象?
炭酸系の印象があって、ちょっとヌーボーっぽさもあります。

今日の晩御飯は、チリトマトヌードルと、ソフトフランスパンにモッツァレラチーズ。
とっても不思議な取り合わせです。

モッツァレラチーズをのせたパンは、なんとも素っ気ない合い方。
アクセントが何もないマリアージュ。

試しに、チリトマトヌードルにモッツァレラチーズを入れて合わせてみると・・・
合うような、合わないような・・う~ん、微妙。

でもこのワイン、合わせられる料理の幅が広そうですね。

軽いけど、味わいがあって、家庭料理にも合わせやすくて、ワインだけでもスイスイ飲める。
ある意味、究極のデイリーワインかもしれません。

超ライトで、水っぽいくらいですが、後味と余韻がいいんですよね。
すでに3回目だけど、まだまだリピート回数は増えそうです。

■過去のテイスティングコメント

ジョルノ・ペル・ジョルノ 赤 NV (2回目)

ジョルノ・ペル・ジョルノ 赤 NV (1回目)

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)

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