2012/02/18

ドメーヌ・デュ・マス・ブラン 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

ドメーヌ・デュ・マス・ブラン 2007
(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール:08)\1220
(3)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(4)グルナッシュ40%、カリニャン40%、シラー10%、ムールヴェードル10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCサン・シニアン:07)\980
(5)ピノ・ノワール(チリ:DOセントラル・ヴァレー:10)\880

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、黒っぽい、少し熟成した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:干しプラム、タバコ、血液、燻製肉、丁子、腐葉土、ジビエ、ナツメグ、甘草、チョコレート
香りの印象:落ち着いた(控えめな)、熟成感が現れている

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか、豊かな
酸味:まろやかな
バランス:心地良い、豊満な、流れるような
タンニン分:控えめ、ヴィロードのような
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)、スパイシー

【評価】
成熟度が高く、豊か

【供出温度】
11-14度、15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【判定】
ちょっと落ち着いた感じの、とても濃い外観。
2007年、2008年あたりが候補。

香りは、干しプラムのようなプルーンのようか香り。
サンジョヴェーゼっぽい?

この中ではプティ・ベルド?

飲み口は軽めでやはり熟成感がある。
何となく、ローヌ南部っぽい雰囲気もある。

熟成したシャトーヌフ・デュ・パプっぽい感じもちょっと。

これはグルナッシュかも。

ファイナルアンサーで、2007年のグルナッシュ、カリニャン、シラー、ムールヴェードル
で、ピンポン

2007年にしては随分と熟成感がありますが、管理上の影響もありそう?

【総評】
ドメーヌ・デュ・マス・ブラン 2007
DOMAINE DU MAS BLANC 2007

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCサン・シニアン
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ40%、カリニャン40%、シラー10%、ムールヴェードル10%

リカーランドトップで、ワゴンセール980円で購入。

優しい飲みくちで、熟成感による深い味わいを持っている。

後味にジワッと残るフルーツ感は、シャトーヌフ・デュ・パプをイメージさせる?

深みがあるけど、フルーティって感じがなかなか良い感じです。

香りは個性的で、中華系のスパイスや、和風のダシ?のような印象があるんですよね。

今日の晩御飯は、自家製のチャーシュー。
表面の焼けた、香ばしい部分がとても良く合いました。
ちょっと醤油っぽい感じがあって、和食にも良く合うのでは。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
ワゴンセールで、980円だったのですが、元値は1500円くらいだったので、まあほぼ正解でしょうか。
でもちょっと、ザラザラした口あたり気になる、とのこと。

食事が終わって、ワインだけになっても、フルーツ感があって美味しく飲めますね。

最初から熟成感が強かったので、あまり印象が変わらないみたいです。

ローヌ南部の、グルナッシュを使った上質ワイン印象で、美味しく、飽きずに飲めますね。
熟成感もいい感じです。

■サン・シニアンのぶどう品種(ソムリエ協会教本より)
主要:グルナッシュ、ラドネ・ペリュ、ムールヴェードル、シラー(主要品種が合計で70%以上、グルナッシュ、ラドネ・ペリュ単独または合計で20%以上、ムールヴェードル、シラー単独または合計で20%以上)補助:カリニャン、サンソー ※主要品種を含む2種類以上のブレンド

■楽天ショップへのリンク
サン・シニアン・ドメーヌ・デュ・マス・ブラン[2007]年限定品・(ベルルー生産者組合元詰)・ヴァル・ドルヴューセレクション・(キュヴェ・ミティークと同じ経営)・AOCサン・シニアン

※サイトより引用
あの“キュヴェ・ミティーク”で大人気のヴァルドルヴューによる、さらにAOCを限定したセレクション!ドメーヌ・デュ・マス・ブランを生産するベルルー・ワイナリーはサン・シニアン村の北にあります。収穫は手摘みで行われ、南仏特有の葡萄品種から造られたワインをブレンドしています。MAS BLANCは南仏の伝統的な白い家を意味し、ラベルに描かれているオオカミはベルルーの語源と言われるVerluporum(オオカミの春の意)に由来しています。
▼ テイスティングコメント
色は深いパープルカラー、香りは南仏のガリーグの大地に咲く花のスパイス、ココア、コーヒーのニュアンス。口中に含むとたっぷりのボディか感じられ、力強さと滑らかさのバランスのとれた深い味わいのワインです。

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