2011/12/09

ロンボ 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

ロンボ 赤 2010
(1)シラーズ(豪:南東部:10)\780
(2)モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ(伊:モリーゼ州:IGTオスコ:10)\580
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\580
(4)品種不明(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:10)\480

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
やや落ち着いた色調の、明るめのルビー。
明るい色だが、色味は黒っぽく、若干オレンジっぽい。
透明感があり、底がしっかり見える。
粘性は中庸。

【香り】
風邪気味でかなり怪しい状態なので、細かい香りは分からない。
ケミカルさのある、なめし革のような印象。
やや生木のようなグリーン香。
グラスを回すと還元香のようなケミカルなような鼻をつく印象が強くなる。
香りは弱め。

【味わい】
残糖をやや多めに感じるセック。
ライトボディ。
軽くて、ほんのり甘く、フレッシュな飲み口。
酸味はしっかりあり、果実のようなフレッシュさがある。
タンニンは弱く、乾く感じがほとんど無い。
アルコール度は低め。
後味にほんのり乾く印象が残るが、ジューシーさが強い。
余韻は少し続く。

【判定】
かなり明るい外観からは、イタリアかスペイン。

香りはケミカルな印象が強く、ちょっと野趣のある動物香も感じる。
テンプラニーリョよりは、サンジョヴェーゼっぽい。

味わいはライトで、フレッシュ、ジューシー。
かなり軽くて、日本向に仕立ててあるような印象なので、品種の特定は難しい。

日本でボトリングされる国産ワイン的な、人工的な印象はあるが、1本筋の通ったバランスの良さ、のようなものは感じる。

何となく、サイゼリアのハウスワインみたいな飲み口。
軽やかでちょっと華やかさとか、楽しさみたいなものがあって、スペインよりはイタリアっぽい?

ファイナルアンサーで、モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ
で、ピンポン

心地よい軽さの、イタリアワインです。

【総評】
ロンボ 赤 2010
Rombo Rosso 2010

イタリア:モリーゼ州:IGTオスコ
アルコール度:12%
ブドウ品種:モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ

西友で、580円で購入。

軽くて、ほんのり甘みがあって、キレイに整えられた感じが、ちょっと人工的で、いわゆる国産ワインのような印象が最初ありましたが、飲むにつれて、じわじわ良さが出てきました。

フレッシュさと、後味のスッキリ感がいいですね。
とても良い余韻が残って、ワインだけで飲んでても十分おいしい。

今日の晩御飯は中華風の肉団子。

軽いので、合わせる料理の幅も広そうです。
自家製の肉団子にも問題なく合いました。

おつまみで買ってきたビーフジャーキーだと、ワインが負けてしまいますが、後味をスッキリしてくれるところはいいですね。

軽い中に旨みがあるワインです。

料理にも合うし、スナック菓子とかにも合いそうな、パーティタイプ?

コストパフォーマンスの高い、デイリーワインだと思います。

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