2011/11/27

シャトー・メルシャン アンサンブル 藍茜 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

シャトー・メルシャン アンサンブル 藍茜 2009
(1)メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ボルドー地方:AOCサンテミリオン・グラン・クリュ:06)\1699
(2)メルロー、マスカット・ベーリーA、ベーリー・アリカントA(日本:山梨県:09)\1350
(3)カステラン、カマラーテ、ティンタ・ミウーダ(ポルトガル:リスボア地方:DOCアレンケール:07)\1280くらい(6本セット@902円で購入)
(4)シラーズ(豪:南東部:10)\780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
若々しい色調の、濃いルビー。
色調は、青っぽいバイオレット。
深い透明感があり、ルビーのような輝きがある。
粘性は弱め。

【香り】
黒い果実。
香木のような印象。
ガリーグ?
ケミカルな要素があり、なめし革の印象。
グラスを回すと、スパイス系の香りが強くなる。
グリーン系の印象が強い。
香りはそれほど強くないが、腰の強さのようなものを感じる。

【味わい】
ほとんど残糖を感じないセック。
ライトからミディアムボディ。
爽やかさのある、クールで、上品なフルーツ感を持ったアタック。
酸味はフレッシュで優しい。
タンニンは弱めで、ほとんど乾く印象が無い。
心地よいクールさのあるアタックからあまり膨らまず、そのままスーっとフィニッシュになる。
後味はジューシーで、キレイに消える。
余韻はわりと長めに続く。

【判定】
外観はかなり青味の強い色調で、わりと透明感がある。
2010年が有力で、2009年までギリギリ入る?

香りは香木のような印象が強く、南フランスっぽい?
でもこの中では、オーストラリアのシラーズか、日本のメルロー、マスカット・ベーリーA 。
シラーズではなさそう。

この生木のような印象はちょっとローカル品種っぽさがあって、日本のワインが有力。

味わいはライトで、キレイなフィニッシュ。
何となく日本っぽい。

タンニンがとても弱いのも日本っぽい。

ファイナルアンサーで、メルロー、マスカット・ベーリーA、ベーリー・アリカントA
で、ピンポン

このワイン、いいですね。

【総評】
シャトー・メルシャン アンサンブル 藍茜 2009
Chateau Mercian ENSEMBLE AIAKANNE 2009

日本:山梨県:甲州市
アルコール度:12%
ブドウ品種:長野産メルロー、山梨産マスカット・ベーリーA およびベリー・アリカントA

リカーランドトップで、1350円で購入。

カミさんの第一印象は、日本のワインにしてはしっかりしてる、という評価。

軽いんだけど、キレイに消える上質感があって、チャーミングな果実感があって、とっても美味しいです。
さらに和食にもよく合いそう。

これは久しぶりのヒットですね。
また買ったみたいと思わせるワインです。

ワインだけでもほのぼの美味しく飲めます。
優しい味わいで、体に良さそう。

今日の晩御飯は豚肉の中華風おこわと、昨日の残りのおでん。

このワイン、控えめな性格なので、どの料理にも良く合います。

おこわも問題なく合ったのですが、おでんの牛すじにピッタリ。
これはおせち料理にも合いそうですね~。

ちょっと雅な味わいも和食向きだし、ラベルも豪華な印象だし、年始のご挨拶で訪問するときに持って行くワインとしては最適なのではないでしょうか。
このシリーズの白よりはこっちの赤の方が、いいですね。

力が無さそうだけど、グラスに長く置いてても、しっかりしてる印象です。
軽いながらにしっかりしたベースがある感じ?

ライトなワインと日本のワインが好きな人は、結構はまると思います。
我が家的にはかなり高評価なワインですね。

<その他のシャトー・メルシャン>
シャトー・メルシャン アンサンブル 萌黄 2009
シャトー・メルシャン ももいろメルロー 2007
シャトー・メルシャン 勝沼甲州2007年
シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2006年

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メルシャン シャトー・メルシャン アンサンブル 藍茜(あいあかね)税込 1,380 円 送料別

※サイトより引用
メルロー主体の赤ワイン。
キメ細やかでなめらかなタンニンとしっかりとしたボディのメルローを主体に、滑らかなテクスチャーと華やかな香りのマスカット・ベリーAをバランスよくブレンドする事で、濃厚な味付けの料理から繊細な味付けの料理まで楽しむ事ができる「日本の食」と合わせて楽しみたいワイン。
チェリーやブラックベリーなどの果実香に加えて、ほのかなスパイスや土を思わせる香りがきれいに香る。
しなやかでバランスの良い上品な味わい。

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