2011/11/26

ムルソー メゾン・サン・ニコラ 2009(ブラインドテイスティング:外す)

ムルソー メゾン・サン・ニコラ 2009
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCムルソー:09)\3200
(2)ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%(仏:ボルドー地方:AOCペサック・レオニャン:07)\2980
(3)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(4)ソーヴィニヨン・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・ブラン・セック:09)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
ほんのりオレンジがかった、中庸なイエロー。
色味はグリーンっぽさと、オレンジっぽさが両方ある?
グレーがかった、金属質な輝き。
輝きは強め。
粘性は強め。

【香り】
石灰のようなミネラル。
甘い、熟した果実香。
パイナップルやカリン。
蜜。
グラスを回すとミネラル感が強くなる。
ハーブやフローラルの印象もあって華やか。
香りは強めで、ボリューム感がある。

【味わい】
ほんのり残糖を感じるセック。
残糖以上に甘みとフルーツ感のあるアタック。
ボディは軽やかに感じるが、かなりしっかりしている。
アルコール度も強め。
酸味は穏やかで上品。
果実っぽい苦味を持っている。
口に含んだ感じとキレイに消える後味はかなり高めな印象。
余韻は長めに続く。

【判定】
外観はグリーンっぽさとオレンジっぽさがあり複雑。
強い輝きもあり、高そうな印象。

香りは甘いフルーツ感が中心ながら、複雑な要素があり、上質感を感じる。
どちらかというとボルドー系?

味わいは甘みを強く感じながらフルーティで上品。
やや抵抗感のある苦味がアクセントになっているが、後味はキレイに消える。

まだ少し閉じている感じ。

これはボルドーの高い方か?

ファイナルアンサーで、ペサック・レオニャン
で、ブー

とほほ、ムルソーでした。

【総評】
ムルソー メゾン・サン・ニコラ 2009
Meursault Maison Saint-Nicolas 2009

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCムルソー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、3200円で購入。

ブルゴーニュとボルドーを間違えると、精神的なショックが大きいですね。。。
ここのところ激務でろくに寝てなくて、さらにちょっと風邪気味なので・・(言い訳)

久しぶりのムルソー。
まあムルソーにしては安かったので、ほどほどに期待していた1本です。

ブラインドテイスティングで飲んでもそれなりの品質感を感じましたが、でも、何だか、ちょっと、う~ん、って感じ。

カミさんに価格感を聞いたら、1780円。
さすがにムルソーで、1780円はありませんが、フツーにブラインドで飲んだら、確かにそれくらいの品質感かも。

期待感の強いワインって、それなりに厳しい評価になってしまうのですが、このワイン、期待からはちょっと下ですね。
3000円にしては、ちょっと痩せた感じなんですよね。

今日の晩御飯はおでん。
一応合わせてみましたが、どのネタも、さすがに合いませんでした。

このワインはちゃんとした料理に合わせてあげないと、なかなか評価が難しいかもしれませんね。

逆に言うと家で飲むにはちょっと難しいワインかも?
ポテンシャルは感じるけど、活かし方が難しい、って感じでしょうか。

ワインだけで飲むにはちょっと気難しいんですよね。

飲み進むと、だんだん良くなってきました。
リッチじゃないけど、品質感は感じますね。

口当たりが荒っぽいのが、マイナスポイントだけど、素性はいいですね。
気がつくとボトルが残り少なくなってました。

リッチ感が無くて、アタックの印象が荒いけど、ベースはしっかりしているワイン、でしょうか。

ただ、3000円超えることを考えると、個人的にはオススメできなかな~。

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