2011/10/22

ファブリツィオ・ピンソリオ ロエロ・アルネイス 2007(ブラインドテイスティング:外す)

ファブリツィオ・ピンソリオ ロエロ・アルネイス 2007
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCムルソー:09)\3200
(2)ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%(仏:ボルドー地方:AOCペサック・レオニャン:07)\2980
(3)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(4)ヴェルメンティーノ(伊:サルディーニャ州:IGTイゾラ・ディ・ヌラーギ:07)\1260
(5)アルネイス(伊:ピエモンテ州:DOCGロエーロ・アルネイス:07)\1050

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
ほんのりオレンジがかった、濃いめのイエロー。
色調は落ち着いた印象の、オレンジがかった黄色だが、黄金色まではいかない感じ。
輝きは弱め。
粘性は弱め。

【香り】
洋なしのような甘い果実香。
ミントのような清涼感。
グラスを回すとグリーン系のハーブ。
ミネラルっぽさと炭酸の印象。
香りは弱めで、カジュアルな印象。

【味わい】
残糖をかすかに感じるセック。
ボディは細身。
シャープで強い酸味のアタック。
やや水っぽさもある。
舌の真ん中が抜けるようなちょっと頼りない味わい。
少し過熟した印象。
後味は苦味とエグ味が残る。
余韻は短い。

【判定】
オレンジがかった色調は熟成感よりは、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランじゃないローカル品種のイメージ。

香りも独特な甘さやカジュアル感があって、イタリアっぽい。
やや酸化した熟成感があって、4~5年前くらいの印象。

味わいは強烈な酸味。
ボディは薄めで、シャープ。
酸化した感じと、ちょっと水っぽさがある。

イタリアは同じ年で2本。
ピエモンテ州とサルディーニャ州。

アルネイスは以前飲んだことがあるが、まったく記憶に無し。
色も濃く、南の感じかな。

ファイナルアンサーで、ヴェルメンティーノ
で、ブー

アルネイスの方でした。

【総評】
ファブリツィオ・ピンソリオ ロエロ・アルネイス 2007
PINSOGLIO ROERO ARNEIS 2007

イタリア:ピエモンテ州:DOCGロエーロ・アルネイス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:アルネイス

伊勢丹で、1050円で購入。

飲み進むと、良さが出てきました。
気になる点はあるものの、飲み終わったときの余韻が良いですね。

モモというか、オレンジというか、甘い果実感が残って、またグラスに手が伸びます。

元々はもっと高いワインで、そろそろ下り坂になってきたので、特売の1080円になった、って感じ。

今のコンディションだと価格なりな感じですが、ポテンシャルの高さを感じますね。
ホントは、もっと出来る人なのよ~、って感じ。

後半良くなってきましたね。
完熟したフルーツのような、オレンジのような、甘い果実感がいい感じ。

ただ、ワックスのような感じが口の中に残って、ちょっと気になるかも。

このワイン、もう少し若い時に飲んだらもっと美味しかったでしょうね。
一番美味しい時期のものを、もう一度飲んでみたいかも。

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